シロオビモンキアゲハの比較

今朝方に羽化したシロオビアゲハとモンキアゲハのハイブリットですが、先ほど展翅が終わったので通常のシロオビアゲハと比較してみました。
※左が通常のシロオビアゲハで右がハイブリット。
まぁ、確かに後翅に見られる白帯に双方の特徴が出ているようですが、先に羽化したシロオビとクロアゲハのハイブリットとは違って、その見かけは目クソ鼻クソって感じかな？

今後のためのサイズ測定

蛾ネタが続きますが、これは飼育を終えたオオシモフリスズメの蛹たち。
で、これらの蛹は下敷きに方眼スケールを入れて撮影しているので大まかなサイズは測り知ることが出来ますが、これらは正確なサイズではない。
そこで今日は、今後のためにとデジタルノギスで正確に蛹を測り、その平均値を記しておく事にしました。

で、その平均値はと言うと･･･
51.60ｍｍ
ただ、これは46.2mmと極端に小さな蛹を含んでいるので、この小さな一個の蛹を外した数値はというと51.48mmとなりました。
確かタイ産のヨナグニサンの(♀)蛹が平均で53mmでしたので、さすが日本最大のスズメガってところでしょうか。
と、言うこで･･･
測定も終わったので、これから越夏・越冬をするために専用の容器へと移すのですが、その内容については次の機会にでも･･･

2頭を残して・・・

これまで飼育していた蛾の幼虫も蛹化近い2頭のオオスカシバを残して終えようとしています。
なーんて事を言っても、最初に蛹化したオオスカシバたちは既に羽化が始まってますけどね。
しっかし、数匹のオオスカシバを育てるために、その数は餌替えの度に次々と増えていき、ふと気付くと20蛹近くを得ていました。
そして･･･

オオミズアオの幼虫はと言うと、数日前から桜の葉っぱを綴りながら営繭をはじめ今では立派になマユの中に納まっています。
いやぁ･･･
このオオミズアオなんてナイトパトロール(灯火採集)をすれば、そこそこの数が得られるのですが何分にもマユのサンプルを一つも持ってなかったんですぅ。
いったい、そんなマユをどうするんだ？
なーんて思われるかもしれませんが、この仲間のマユって比較してみると意外と個性的なんですよ。
しっかし、チョウに比べると蛾の飼育は心が折れそうになるくらい長いっす･･･

シロオビモンキアゲハが羽化しました

先のシロオビクロアゲハに続き、今朝はシロオビアゲハとモンキアゲハを掛け合わせたハイブリット第二弾となるシロオビモンキアゲハが遂に羽化しましたぁ。
ん･･･
ノーマルのシロオビアゲハに比べると帯の太さが違うけど、おっ！っと言うような極端な違いは認められない。
まぁ、こいつも展翅して並べてみると先のシロオビクロアゲハのように違いが分かるんだろうけど、この画像だけでは･･･ ねぇ。
って事で･･･
翅を十分に硬化させ、取り込んだ後に展翅を終えたら再度UPしてみますね。

普通種なんだけど・・・

突然ですが、このオオモモブトスカシバって知ってますぅ？
一見するとクマバチのような姿をしていますが、こいつの正体はナント！蛾なのです。
それも、そんなに珍しくもない普通種。
だけど･･･
思ったようには見かけない。
いや、いても直ぐに飛び去ったり、四六時中、捕虫網を持ち歩くなんて事は無いので何時も捕獲の機会を失ってしまう･･･
だから、普通種でありながら標本を確保する事がままならない。
しかーし！昨日は違った。

何を間違えたのか、このオオモモブトスカシバが自ら温室へと飛び込んできてブンブン飛んでいたんです。
こうなると、全ての窓を閉めれば絶対に逃げられない。
その間に捕虫網を用意して逃げられることなく捕獲しちゃいました。
いやぁ･･･、正に棚からボタ餅、瓢箪から駒って奴ですよ。
そして、何度も言うようだけど、こいつはタダの普通種なんですよねぇ･･･
しっかし、こいつは展翅してもハチにしか見えない。

いやぁ･･･ 参った (-_-;)

ここ福岡県南部では、一昨日まで大雨・洪水警報に加え土砂災害警報なんてものが発令され、市内の一部では避難勧告がだされました。
そんな事から、近所の川は濁った水で満たされた上に排水溝からは大量の水が勢いよく排出されていた。
が！
が、ですよ････

それから一夜明けた昨日はと言うと、前日までの雨は嘘のような天気で晴渡り雨の湿気によって蒸し暑い。
そして、この蒸し暑さはCherryの体へ相当な負担をかけてくれて、ちよっとした熱中症の状態ですよ。
いやぁ･･･ マジで参った！ (-_-;)
これから梅雨が明けると、毎日、こんな殺人的な日々が続くと思うと本当にゾッとしますよ。