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ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ 男のたしなみ「儀式」~水曜日・・・

2010年04月21日 | トリプルスターの日常

 
今日21日は、春の土用「丑の日」です。
今年一番の「鰻を食す会」を同好の志と行う予定でいましたが、ポンコツの都合がつかず結局不調に終わってしまいました。
残念です、男の嗜みとして実行しようと思っていただけに、、、、誠にざんねんです、、、、、、。
丑年のK子さんは鰻が嫌いなので何処吹く風でしたが、「一年の計」として予定していた事が実行できず少し落ち込んだ爺でした。

     
◇ケビンとカール、10か月になる二頭の牡を動物病院へ連れて行きました。 
既に譲渡先が決まっているケビンとカールの仲良し兄弟、今日は男のたしなみ「去勢手術」をしにやって来たというわけです。
     
◇二頭の牡は、既に自分の身に何かが起こる事を予測しています。
私達の考えている事(去勢手術をしますよ)がある種のエネルギーとなって、何日かのうちに既に二頭に伝わっているからです。
     
◇病院に着いて、ツバメの巣のある入り口を前にして、少し躊躇したように見えたケビンとカールでしたが其処は男ですね~、
堂々と歩いて、色々な犬や猫の待つ広いロビーに入って行ったのでした。
(この場合、堂々と歩かせると言うことが非常に大切なことです。彼らのリーダーである飼主が、彼らを堂々とした態度で扱うことが
彼らを安心して堂々と行動させることに繋がります。最初の成功は、後々全ての自信につながることとなりますから大切ですね。)
     
◇混雑していた犬待ちのエリアを避けて、比較的空いていた猫待ちの椅子に座って待ちました。
二頭に緊張感などを与えないために、多少の悪戯などは多目に見てあげます。
じゃれ合いなどは、不安感や恐怖感などを取り去って余裕を生む効果もありますから、下手にたしなめずに上手に遊ばせておくと犬達は
安心して待てるようですね。
     
◇11時過ぎに待合に入り、11時半過ぎに診察室に入りました。
先ず体重を計って、担当のM先生から問診を受けます。
今日行って戴きたい事(去勢手術・レントゲン撮影・マイクロチップの装着等々)や、二頭に関しての新しいデータなどを明確に伝えます。
(口頭だけに頼らず、丁寧に書面に認めて渡すことで治療の確実さを増す事に繋がります。どんな治療にも疎かにしない事ですね。)
     
◇二頭は既に9ヶ月齢の時点でレントゲン撮影を済ませてあります。
(通常は、三ヶ月齢~六ヶ月齢~九ヶ月齢~12ヶ月齢と撮影し、12ヶ月齢の写真をBVAに送ります)
今回の撮影は、新しい飼主さんにお渡しする為の現時点(10ヶ月齢)での股関節他の写真です。
フィルムからは、骨端線の有無や、骨格の形成状態、主要筋肉の発達具合など多くの身体的情報が見てとれます。(読影)
飼育の係わる情報は多ければ多いほど(飼主さんの)安心に繋がります。
情報を沢山与えると言うことで飼育指導も具体的に行えますから、両者の信頼関係も良好な関係が構築される事になりますね。

  左 カール君                                  右 ケビン君
◇良くお話することなのですが、
「どんなに状態の良い股関節であっても成長期の無理な運動などにより、容易く良くない関節に変わってしまうことがありますよ。」
と言う飼育に関してのアドバイスがあります。
何回かの実験によって、どんなに優秀な股関節であっても「連続した垂直飛び」「頻繁なボール投げ」「ドッグランなどでの他の犬との疾走」
「過労時の外出・散歩」などを不注意に行うと、かなり早い時期(数週間から数カ月)に関節に障害が発生する事が判っています。
残念ながら、一度壊れてしまった関節は二度と良い状態の関節には戻りません。
特にラブラドールの場合、良い「関節を作る時期」と言うものが有って、その時期が、素人目には「運動をさせなければ」と思う時期と一致
することに問題があります。
つまり一般の飼主さんが良かれと思って(ラブラドールの飼育書などに書かれている事を鵜呑みにして)行っていることが、実は「股関節な
どへの形成不全を促しているという事実」が、ポンコツの知る限りでも本当に多く存在することなのです。
飼育、特に「仔犬からの飼育」を行う方は、現代のラブラドールを熟知した「飼育の専門家」からのアドバイスを受けながら、其れを行うこと
が「良いラブラドール」を作り上げる、正しい手法であると思っています。
◆犬の心理学⇒愛犬の本当の気持ち(シーザー・ミラン著Cesar's Way より抜粋)
「犬の長所は、心の問題を抱えた人間の場合と違い、うしろを振り返らずに前進するところです。
人間には良くも悪くも想像力と言うパワーがあります。想像力は科学や芸術、文学、哲学の高みまで私達を高めますし、また心の中のあり
とあらゆる闇の部分や恐ろしい場所へも連れて行きます。
犬は今を生きているので、人間のように過去にこだわりません。犬は子犬のころに自分に何があったのかを理解しようとあがいたり、何
年にも及ぶ心理療法を受けたりする必要はありません。
人間が犬に強さや一貫したリーダーシップを示しているかぎり、犬は前へ進み、どんな恐怖心もほとんど乗り越えられるのです。」
◆ここで言われている、「強さ」とは何か?また、「リーダーシップ」とは何か?若し、本当にラブラドールと言う犬種を正しく飼いたいと思っ
たならば、二つの言葉の意味を理解できるまで何ヶ月でも何年でも考えてみるのも良い方法です。
考える人には必ず道が拓かれますから、決して損はありませんよ。


 皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
毎日の出来事などを、これからものんびりと綴ってまいります。気楽に観て頂けたら幸いです。
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コメント (2)
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