ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ 情報収集と意見交換してきました~金曜日・・・

2010年04月23日 | トリプルスターの日常

  
しかし、良く降ります
寒さを感じて、冬の身支度に戻ってしまいました。
今朝は、これ以上ないと言うくらいの手際良さで犬達のお世話を済ませました。
上京し、11時には人と会わなければならなくなったからなのですが、、、こういう時(日)ほど気をつけて
犬達の飼育管理に当らなければなりません。
「急いては事をし損じる」、犬達に何かがあってからでは悔やみきれませんからね~。
動物の飼育の現場は難しく、少しでも目を離すと言うことは大きなリスクを抱える事になるからです。
念入りに全ての部分にチェックを入れて、冷たい雨の中電車に飛び乗ったのでありました。


     
◇今日会ったのは、動物の飼育に係る分野に明るい方(専門家)でした。
話題としたのは、今問題となっている牛の事がメインとなってしまいましたが、終り近くなってから犬の話しに本題を移し中身の濃いお話し
が出来て、犬のためには良い情報が得られました。
◇酪農の分野ではここ数年牛の受胎率の低下が問題視されていて、農家の収益に大きな打撃を与えていると言うこと。
人工授精による全国平均の受胎率は、乳牛が49%、肉牛が59%と、15年前よりそれぞれ13%、8%低下しているという結果が出てい
るそうです。
近年、飼料費等の高騰が影響し健全な経営を行う上で大きな打撃を受けている畜産農家においては、受胎率低下への問題解決が急務と
なっているそうです。
原因は、泌乳能力の向上に伴って分娩後のエネルギー不足が深刻化していることとか、餌の面からはラップサイレージの普及も、受胎率
の低下に悪影響を及ぼしているといった難しい話が続きましたが、犬を飼育(繁殖)する上でも大いに参考になるお話でした。
※そう言えば、近年犬の受胎率ってどうなっているのでしょうか?研究している(統計をとっている)人って居るのでしょうか??
受胎率の向上(回復)のための妙案は、牛の行動を「よく観察」して、「快適な飼養環境」と「安全で美味い餌」を与へ、「ストレスの少ない環
境」を整えてあげると言うことらしいですね。 なんと、犬の飼育にも全くあてはまる事ですね~。
◇そして、今一番深刻な問題は。
「毎日新聞」
宮崎県の畜産農家で家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」感染の疑いが強い牛が相次いでいる問題で、1例目の牛から確認さ
れたウイルスが、4月に韓国で発生したものと同じO型と判明したため、農林水産省は23日、口蹄疫感染と確定した。国内発生は00年以
来10年ぶり。
口蹄疫は、牛や豚などひづめが二つに割れた偶蹄(ぐうてい)類の動物にウイルス感染する。感染すると元気がなくなり、口中粘膜のかいよ
うや発熱などの症状が出る。発育不良や運動障害のほか、生乳収量が減ったり子牛が死ぬなど、生産効率が低下する。感染力が強く、輸
出も制限されるため経済的影響は大きい。感染源としては飼料の輸入麦ワラや人の移動などが疑われてきたが、断定するには至っていない。
宮崎市で00年に起きた口蹄疫も特定はできなかった。過去の経験から、県内の畜産農家は日ごろから消毒に気をつけているといい、畜産
関係者は「なぜ」と首をひねる。
と言う記事の内容が話題となって、ここでも「飼育の問題点」が指摘されていると言う話になりました。
      上野駅中央改札口
◇本題は、犬の飼育に関して~去勢や不妊手術の問題点や手術の手法などに関してのお話をしたかったのですが、、、、、、。
      去勢済みの若牡
◇今週行った、二頭の10カ月になる牡の去勢手術は、要望通り二通りの方法で行って戴きました。
成長してからの去勢手術では、毛細血管からの出血が原因で、一時的に陰嚢の腫れが起こります。(ビックリするくらい大きく腫れる事
もある。)其れを防ぐための手術方法をとって戴いたのですが、、、、今のところ両方の方法ともに心配はなさそうです。(腫れてはいない)
      
◇去勢のメリット
飼主さん側の問題はさておき、何らかの事情で愛犬をお預かりする側の問題として、以下のような事があげられます。
○未去勢の♂をお預かりする場合:
犬舎で生まれた個体に関しては殆んど問題を起こすことはありませんが、発情犬(♀)の存在如何では取扱に気をつかうこととなります。
アルファ傾向を強く示す個体の存在がありますが、そう言う牡を群れに入れた場合、支配するか(率いるか)服従するか(従うか)、常に
不安定な状況(心理的)が続く場合があります。
一触即発ということは滅多にあることではありませんが、群れの社会構造を不安定にさせるため、他の犬達と一緒に遊ばせる事が難し
くなり、いつも単独で遊ばせなくてはいけず、それだけでも結構な手がかかります。
      
◇去勢に関しての考え方
      
◇食の安全とは
     


 皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
毎日の出来事などを、これからものんびりと綴ってまいります。気楽に観て頂けたら幸いです。
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