倉野立人のブログです。

日々の思いを、訥々と。

堤防の築堤状況

2020-12-31 | 日記

12/30 Wed.

 

2020年も 残すところあと数日となったこの日、令和元年東日本台風で大きな被害を受けた千曲川堤防の状況を現認しました。

あれから1年数ヶ月が過ぎ、時間は粛々と経過していますが 一方で復旧・強靱化工事も計画に基づき進行しています。

 

 

 

堤防が決壊した長沼地点においては、河川側堤防のコンクリート護岸工事が継続して行なわれています。

 

 

 

 

私が前回足を運んだときよりも、概ね2区間くらいに亘りコンクリートブロック敷設が進んでいるようでした。

大規模工事とは申せ、基本は手作業の積み重ねです。今後 再び水害に見舞われたときに水の浸入を許すワケにはゆきませんので、おそらくは万全を期しての工事が継続されていることでしょう。

 

 

 

 

現場は 年末年始休業に入ったことから、未着工部分はブルーシートで養生され、年末年始のまとまった降雪による水分浸透に備えておりました。

 

 

 

 

 

 

一方 こちらは、長野市域の上流部で大きな被害を受けた「塩崎地点」です。

 

 

 

 

年度内の完成をめざし、域内最大のカーブ地点における堤防の強靱化に向けた工事が進行しています。

 

 

 

 

こちらの地点は、これまでの自然堤防から「コンクリート護岸」への〝強靱化〟が果たされることとなっております。

現在の河川側の法面は、全面が白い様相に。

 

 

 

 

一見すると、時節柄 雪が積もったように見えますが、実はこれ「ニードフルマット」なる特殊シートが敷き詰められているのです。

 

 

 

 

護岸(土木)技術の向上により、土盛りした上に この特殊シートを貼り、盛土を落ち着かせたうえで、土+ニードフルマット+砂利+コンクリート+コンクリートブロックの〝五層構造〟で堤防の強靱化を実現することとなっています。

 

これまでも何度もお伝えしているとおり、この「塩崎地点」が決壊したら、犀川南エリア全体に甚大な被害が及ぼされることになることから、堤防決壊を招くことの無いよう 万全を期してもらいたい。

 

私も含め、すべての関係住民の切なる願いであります。

 

 

 

 

来る2021年が明ければ再び「信濃川水系緊急治水対策プロジェクト」に基づく整備事業がリ・スタートすることとなっています。

来年の湧水期に間に合うよう、工事の順調かつ確実な進捗が期されています。

 


長野市域内で新たにコロナウイルス陽性感染者が発生

2020-12-31 | 日記

12/30 Wed.

 

長野市域内で 新たに6件(市375~380例)の新型コロナウイルス陽性感染者が発生したことが報告されました。

 

 

 

 

その概要は下記のとおりです。

・市(375例目):30歳代男性→県(1085例目)/20代女性(白馬村)の濃厚接触者

 12月28日 咳・倦怠感の症状

        県(1085例目)との接触者として検査実施

 12月29日 検査の結果「陽性」と判明

 12月26日 入院調整中

  ※濃厚接触者:無し

 

・市(376例目):50歳代女性→感染経路不明

 12月18日 咳・咽頭痛の症状

 12月28日 医療機関を受診

 12月29日 「陽性」と判明

 12月26日 入院調整中

  ※濃厚接触者:同居者2名

 

・市(377例目):40歳代男性

↑市(295例目)/60代女性(鶴賀病院の入院患者)等と接触アリ→同病院の医療従事者

 12月 9日 市(295例目)の濃厚接触者として検査実施⇒「陰性」

 12月20日 検査の結果「陰性」

 12月26日 検査の結果「陰性」

 12月28日 咳の症状

 12月29日 検査を実施⇒「陽性」と判明

 12月30日 入院調整中

  ※濃厚接触者:無し

 

・市(378例目):90歳代女性

↑市(295例目)/60代女性(鶴賀病院の入院患者)等と同じ病棟の入院患者

 12月 8日~21日の間に5回検査実施⇒「陰性」

 12月27日 咳の症状

 12月28日 検査を実施⇒「陽性」と判明⇒法的入院

  ※濃厚接触者:無し

 

・市(379例目):10歳未満女児→感染経路不明

 12月27日 38,2℃の発熱

 12月28日 医療機関を受診

 12月29日  検査の結果「陽性」と判明

 12月26日 入院調整中

  ※濃厚接触者:同居者3名(その他調査中)

 

・市(380例目):40歳代女性→感染経路不明

 12月23日 38,3℃の発熱・咳などの症状

 12月28日 医療機関を受診

 12月29日  検査の結果「陽性」と判明

 12月26日 入院調整中

  ※濃厚接触者:同居者3名 同居以外1名

 

 

この日 報告された陽性感染者のうち、3名は 感染経路が明らかになっていますが、半数の3名の経路が判っておらず、私は こちらの方(ほう)が懸念すべき事案ではないかと思う(憂慮する)ところです。

自粛ムードの醸成により、人と人との対面による「飛沫感染」はそれ相応の予防が図られているとは思いますが、不特定多数の人が出入りする施設内の共用部分などを手指で触れ、それ(手指)が口元に触れることによって感染する「接触感染」のリスクが存外に高いことが関係者からも指摘されているところであり、それ(接触感染)に対する予防行動(手指の消毒・手洗い等)が大切であることを再認識したいところであります。

 

それについて 私は「手袋(普通の)の着用」が効果がある…とは言い切れないものの、素手でいるよりはマシなのでは、と思っています。

例えば階段やエスカレーターの手すり、エレベーターのボタン、共用施設のドアノブ など、どうしても触らなければならない部分については、手袋をしていれば〝直接感染〟を それ相応に防げるのではないか。

この行動については 厳密に言うと効果のほどに賛否があることは承知していますが、私は 特に手すり等に頼らざるを得ない高齢者の人などは、寒さ対策も兼ねて着けてみればどうかと思います。

各位ごと 参考までになさってクダサイ。

 

 

 

※年末年始のコロナウィルス感染相談⇒長野市役所に直接電話をかけてください

年末年始(1月4日の8時30分まで)の間に体調不良となり「コロナかも…」と思った人は、保健所は「留守番電話」がトーキーで返事するだけで二度手間になってしまいますので、直接 長野市役所に電話してください。

長野市役所(守衛)に照会すると、件数までは未詳ですが、日に多くの相談電話がかかっているとのことで、その都度 転送を行なっているとのことです。 

この対応について功罪があることを ことここに至って認識したところではありますが、いずれにしても 現下(年末年始)における〝長野市コロナ相談窓口〟は長野市の代表電話のみでありますので、少しでも心配の向きがありましたら、迷うことなくお電話いただきますよう ご案内申し上げます。

 

 

 

長野市コロナ相談窓口 ⇒ ☎026-226-4911 (24時間対応)

「はい、長野市役所 警備員室です。」と出ますので、体調不良の向きをお伝えください。直ちに関係機関につなげます。