倉野立人のブログです。

日々の思いを、訥々と。

感染症被害の抜本的原因/長野市域内で新たなコロナ陽性感染者が発生

2020-12-20 | 日記

一気に冬の到来となった長野市内は、やはり一気に銀世界となりました。

市内のメインストリートである 長野中央通りは、朝から「イルミネーション?」と思わせるほど 街路樹が真っ白に彩られていました。

 

 

 

 

この日の朝は 5時の時点で、気温計は-5℃を示していました。寒いワケだ。

 

 

 

 

 

善光寺の境内も すっかり雪化粧です。

(余談ですが、石畳がチョー滑る(@ @)…雪の日の参拝はご注意クダサイ)

 

 

 

 

善光寺本堂も 屋根を白く染め、雪の中に佇んでいました。

 

 

 

善光寺の東を固める「寛慶寺」さんも、額(がく)に入れたくなるほどの美しく白い佇まいとなっていました。

 

 

 

 

・・・雪は 除雪などで難儀な存在ではあるものの、このような情緒ある景色を見るにつけ (水源の涵養などの多面的役割を含め)やはり冬は冬らしくあるべきこと(降るべきときに降ること)を改めて思ったところです。

 

 

 

◇コロナ禍に思う…感染症が蔓延した抜本的な原因

識者の人が 今年の暮れに際し、新型コロナウィルスが社会(世界)に蔓延したことについて その抜本的な原因について見解を示され、なるほど と思わされました。

その人は「新型コロナウィルスは、人間自身が呼び起こしてしまったのではないか。」とおっしゃいます。

「世界においては、これまでも ペストやスペイン風邪、またSARS(サーズ)やAIDS(エイズ)などの流感が起こったが、それらは大概(たいがい) 社会経済の発展に抗(あらが)うように発生している。」

「今回の新型コロナウィルスについても、国際的な輸出入競争を加速させるかの「グローバル化」の経済重視の社会思考(志向)の中、一方でブラジル(アマゾン)やオーストラリアやアメリカ大陸では大規模な森林火災が発生するなど、乱開発に加えての 半ば人災ともいえる火災の頻発、さらには恒常的となってしまった地球温暖化傾向などは、いまや世界規模で発生している。これらの人類の所作が これまでの良好な自然体系や地球環境を狂わせることとなってしまったのではないか。」

 

 

 

「もしかしたら 今回の新型コロナウィルス禍も、人類が慎(つつ)ましく社会活動を行なっていれば、ここまで暴れることは無かったんじゃないか。」

「しかし (コロナウィルスの)連中も 今までは地球の片隅でおとなしくしていたものの、これほど人類が好き放題に地球環境を貪(むさぼ)るものだから、連中にとっての居場所が無くなってきた。だから、ここはいっちょう 人間を利用して世界へ繰り出すか!ってなことになったんじゃないかと思わざるを得ない。」

「そんな中〝世界のグローバル化〟は、人を媒介するコロナウィルスにとって好都合に他ならなかった。今や 人は手軽に全世界を移動する。つまり 人間に乗っかっていれば、コロナウィルスは黙っていても 世界のどこにでもその〝足〟を延ばすことができるというワケだ。」

 

 

 

 

そのうえで 氏は続けます。

「コロナ禍が発生して じき1年になる。この間、人間たちは いわゆる水際対応に追われて、肝心要(かなめ)の、自分たちの無節操な生き方について何ら反省しようとしていない。これでは、コロナ禍は収まるどころか、これまで以上に変異を遂げて、よりしつこい形で人間社会にはびこることになりはしないかと懸念するばかりだよ。」

「今の政治は、国の内外を問わず「ウィズ コロナ」を標榜して、自分たちにだけ都合のイイようにコロナウィルスを分析し 未だに「何とかなる。」と思っている節(ふし)がある。」

「以前、倉野さんが「ウィズ コロナ」を建屋に例え「健康は土台(基礎)。それがシッカリしてこそ、そのうえの壁や屋根(経済)があると言っていたけれど、私もそれに賛成。今はともかく 感染拡大防止に努め、そのうえで経済の再興を果たすべきだと思うヨ。」と述べておられました。

 

新型コロナウィルス禍は、人類が辿っている 偏(かたよ)った思考(志向)と行動の果てに招いた〝ブーメラン〟じゃないか。

だから私たちは、コロナ禍だからこそ 今の野放図な社会活動を抜本的に見直すべきである。

コロナ禍発生から もうじき1年。共々に考えさせられる分析でありました。

 

 

 

 

◇長野市域内で 新たにコロナ陽性感染者が2件(市351~352例)発生

12月19日、長野市域内で2件のコロナ陽性感染者が発生したことが報告されました。

 

 

 

 

その概要は 下記のとおりです。

市351例目:10歳未満女児

↑県(997例目)/20代女性(千曲市在住)の濃厚接触者である 市(345例目)/20代女性の同居者

 12月16日 咳の症状

 12月18日 市(345例目)の濃厚接触者として検査実施⇒「陽性」と判明

 12月19日 入院調整中

  ※濃厚接触者:同居者46名

 

市352例目:50歳代女性

↑県(997例目)/20代女性(千曲市在住)の濃厚接触者である 市(345例目)/20代女性の濃厚接触者

 12月17日 鼻汁の症状

 12月18日 市(345例目)の濃厚接触者として検査実施⇒「陽性」と判明

 12月19日 入院調整中

  ※濃厚接触者:同居者1名(市345例目と共通) 同居以外4名

 

この日の感染者は、さきに千曲市の人に端を発した同居者ならびに陽性感染者数でありました。

 

ただ気がかりなのが、市(351例目)の女児の濃厚接触者の数です。実に46名に上っていることが報じられています。

 

 

 

この関係性については未詳ですが、いずれにしても これから多くの人(友達や級友かも)を更なる濃厚接触者として検査に付することになることから、そのことで〝コロナいじめ〟などが起こらないよう、そちらの面での適切なケアも求められることになります。

今や コロナ感染症は誰でも罹(かか)り得るもの。そのことをキチンと理解・周知させることは、周(まわ)りの大人の重要な責務と申せます。