おはようございます。
さて、選考会まで3週間を割ってきましたので、
少し、真面目な話しを。
『数字』の話です。
『数字』に惑わされることはよくあります。
それは『絶対客観』であるような気がするからです。
昨日の日本経済新聞の1面から。
『大卒採用13.7%増』
あぁ、ええことやんと思うのですが、
じっと読んでみると、
理工系採用予定数:22,466人 19.9%の増。
文科系採用予定数:11,553人 11.0%の増。
上記二つの数字を平均化すると、13.7%
おお、採用数増やがな・・ラッキー。
・・・・であるとは言い切れないのがこの数字のマジック。
まず、理工系の方々は元々就職活動中の『母数』が少ない、これに対し『採用数』約20%の増。
これは就職が非常に楽になる可能性があると言っても良いでしょう。
しかし、文科系の方々は就職活動している人数がそもそも多い。
にたいして、『採用数』10%の伸びがあるといっても体感的には変化があるとは思えない。
つまり、
採用数を『採用されるであろう方々が人数的に10%増える予定だ。』
イコール、
就職活動している文科系の方々全員に対し、10%増えるわけではない。
という事が考えられます。
なんだかなぁ~と思ったのは田中だけなのでしょうか?
この数字、
クセモノです。
そして、もう一つ、
環太平洋経済連携協定、TPPですが、
これにに参加すると、
農業生産額4.1兆円の減、また高関税に守られたコメはどうなる?
とかいった話を聞きますが、
その、4.1兆円の減の根拠って何?
スーパーで中国産と日本産のモノが並んでいて
値段は数倍違いますが、セレクトするのはどちらか、
という問題に加え、
本当に、価格だけで決まるなら中国産に駆逐されているはずです。
そして、
高価格でも美味いものは売れます。
10kg1万円のコメは買わなくても、4000円あれば充分良いものが買えます。
少し前に、雨&冷夏によるコメ凶作時、タイ米を食べましたが、
安い、不味い(正確には日本人の口に合いにくい)といった事実を忘却しているとしか思えない。
そして、コメを原料とした酒、日本酒やマッコリ等があり、
軽いため現在結構マッコリを口にすることも多いですが、
日本酒の吟醸香もワインに負けるものではありません。
つまり、マッコリは日本市場を攻略中で、
かなりのマーケティング力を感じます。
今、日本酒の海外戦略ってそういった工夫をしているのでしょうか?
ちょっとした工夫で海外でワインブランド同等人気を持って販売することも可能なような気もします。
時と状況によって『選択肢』が増えるだけで、
4.1兆円もの、減産になるとは思えないんやけどなぁ~と考えられます。
『悲観的に考え、楽観的に実行・行動する』が目的であれば、この数字は有効なんでしょうね。
しかし、デモ行進まではしなくてもええんやないの?と思います。
むしろ、アジアの富裕層に対するブランド構築などすればかえって商売チャンスが増えそうな気がするのは田中だけでしょうか。
よう解かりません。
数字が意味するコト、どこかで解説してる本があれば見てみようとおもいます。
ああ、そういえば、
襟を立てて作業服コスプレしてた、
『埒外』議員が言ってましたね。
スパコン1位に感銘?
悪意ありありの『2位じゃだめですか』のあの人ですが、
オンリーワンを目指して欲しい意味をこめてなんていってました。
そんな善意に見えへんかったけどな~。
ま、どいつもこいつも往生際が悪く気分悪いです。
あん時はすんまへんでしたなぁ~とにこっとしたらええのに。
しかも、どういったオンリーワンを目指して欲しかったのでしょう?
そこを聞きたい田中です。
ま、往生際が悪いのは、酔っ払った私もその一人ですが、
めっさ反省します。
1番、これもクセモノの数字の絡んだ日本語なんでしょうね。
何にせよ、解かりやすい客観的な数字で表示して欲しい。
そう思う田中でした。
本日も脳天気に参りましょう~。
共和産業株式会社
総務部 採用担当
田中
〒550-0005
大阪市 西区 西本町 1-8-20
Tel 06-6532-3171
fax 06-6532-6366
Mail soumu@kyowa-sangyou.com
URL http://www.kyowa-sangyou.com/
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今年に入ってからTPPという単語を授業でもよく聞くようになりました。
確かに中国産に関しては品質管理の悪いイメージなどもあって、国産も負けていませんね。
ただ近年の不況で消費者志向が「高品質で高価格」より「低品質でも低価格」に向いている気もします。
4.1兆円という数字の根拠は私もわかりませんが、短期的ではなく長期的に見ると、
関税撤廃で日本のマーケットでも商品が売れるとわかる→当然日本向けの(日本人の口に合った)商品が低価格で生産される。
と、なると「高価格でも美味いものは売れます。」と言うのがいずれ通用しなくなりそうで怖いですね。
ただしこれはあくまでも農業分野に限って見た場合で、他の分野から見ればTPPに参加するメリットが沢山あるので本当に難しいと思います。
そして襟立て議員さんは本当に笑わせてくれますね
新聞で読みましたがスパコン開発者の方々は本当に最高です。
いずれまた中国が追い抜いてきそうですが、負けないよう頑張って欲しいですね!
毎度コメント有難うございます。
正直、この記事の更新をして、コメントを頂いたときは何故か『やっぱりコメント来たやん!!関大生さん!!』と思いました(笑)。
お、現在研究中なのかな?とかも思いました。
この問題は議論尽きせじ、って感じですね。
そうかぁ、『日本人の口にあったモノを低価格で・・』そういう考え方、あんまり無かったですね、なるほどそれは脅威や、と考えさせられました。普段勉強してないのがバレバレです。
ただ、コメ(日本酒もですけど)に関してはブランド化とマーケティングをしっかりすれば、『輸出品』になると思ってるんですよね。
正直、がさつな田中には訳のわからない『文化』が絡んでくる部分もあると思うので。
また、品種改良という競争が始まってもっと美味しいものができるという期待も持てますしね。
子供が出来て初めて思ったのですが、
野菜の表示部に聞いたことも無いような防腐剤や防虫剤、防カビ剤がずらりと並んでいると、少し怖く、安いといっても野菜で価格差が1品150円以上の差は出ないことが多いので基本は国産を買うようにしています。
電化製品は価格差が大きくなる為絶対国産や、とはいえなくなるのが小心者ですが。
この薬剤は安全ですよ=原発は安全ですよ。
みたいな部分はなきにしもあらずやなぁ、と思ってしまうので。
輸入して、採れてから時間のたったものが青々としてるってのがどうも気に食わない性格からかもしれませんが!!田舎に住んでるもんで(笑)。あの4兆円の減産ってなにがどう4兆円なんでしょうね~。また勉強しておきたいところです。
とある関大生様、勉強のネタを頂きました、有難うございます。
そう、疑問に思って色んな議論がったら、その辺の書籍や情報を集めにいけるのも当社の良さです。激務なんてありえませんもん。
あの『埒外(らちがい)』議員のことは無視するとして、
あのスパコンの人達ってホンマに格好良いですよね。仕事人として。
JAXAの『はやぶさ』ともども頭が下がります。
当社も中小企業である以上世界No.1は望めないですが、
『GIANTKILLING』する楽しさはそこらじゅうに転がってますよ~。
では面接でお会いできること楽しみにしています。
田中でした。