資産1000億を目指すブログ

2065年までに1000億目標。株式投資についてつらつらと。誤字脱字錯誤に計算間違い多数。補正・修正は読み手側でして。

無成長だが安定業績の低PER銘柄は10年もってたら儲かるのか?

2024-04-30 23:43:09 | 投資日記
結局、ケースバイケース。
ということで、ケースを作ってみる。

現在、過去一の低PER(平均値の半分)。業績は安定。配当性向は3割、利回りは4%。
正直これをずっと持っていてすごい儲かるかというと、そうでもない。まぁ配当分あれば良しとしよう、的なレベル。

低PERなので益回りは非常に良い。ただそれも株主還元される分についてのみ。上記でいえば3割分は良いがそれ以外はダメ。
なぜならば留保された7割が何も生まない。ROEで回らない。

内部留保(リターン0%)されるか、
利益を生まない既存事業い投資されるか(リターン0%以下)、
糞みたいな投資案件に消費される(リターン0%以下)か、
借金返済(リターン2-3%)に充てられる。

低PER(高益回り)も片手落ち。もしくは片手落ち以下。
そういうことを知らないバリュー投資家が買ってくれるまで待つ。
ただそれだけ。ほんと、それだけなんだよな。
まぁそれでも配当利回り分は入ってくるので、それで当面の糊口を凌うって感じ。

さて、結論。バイ&ホールドできる銘柄か?というと。答えはノー。
先にも書いた通り、良くて配当利回り程度のリターン。

不動産投資でいえば、転売用物件という感じか。
不況期に地方の表面利回り高いアパート仕込んで、不動産投資が盛り上がったときに売る手法みたいな感じ。
インパクトのある表面利回りで釣る。釣れるまでは配当で我慢する。
結局目先の安さで買う人は一定数いるわけで。そういう人が買ってくれればそれでいいのかなと。。
ババ抜きみたいなものだから。。

まぁなんだかんだ、蓋然性は高めな話かなとは思う。
蓋然性の低い成長株をやるよりはね。損をしない投資って意味ではこれはあり。

因みに上記のケースは手持ちのトーホーね。

トーホーは過去四半世紀にわたって内部留保した資金を買収やら事業拡張やらに使ってたんだけど、ことごとく利益を生まなくてね。
利益率(ROE)がガンガン減ってたんだよね。
結局十数年にわたりリターンは配当金のみ、みたいな状態。
それでコロナが来て、赤字になって、「コスト削減するぞコスト削減するぞ」と麻原彰晃ばりに気合い入れてコスト削減を実施。
結果、利益を生まない売上げも、コスト低減されて結構いい利益率になったという話。

でもさ、そんな利益いつまでも持つかねぇ…?
物を捨てられない人が汚部屋にしちゃって、これじゃやばいと一念発起して片付けしたみたいな感じ?
いつまで続くかね?いずれまた汚部屋になってるんじゃないかな?

過去10年の所作を見れば次の10年のそれも自ずと見えてくる。みたいな?
大まかに見えるでしょ。そういうの。学生時代に二股三股かけてた奴は大体不倫する的な。
安定のクオリティって奴。三つ子の魂百まで。

持ち株を下げちゃだめか。ま、落書きだと思ってください。