要となる智を継ぐもの

株式投資についてつらつらと書くブログ(走り書き)。誤字脱字錯誤に計算間違い多数。補正・修正は読み手側でしてください。

低PER銘柄のリターン算出法

2024-05-05 22:10:48 | 投資日記
保守的に見る場合
①5年後のリターンを算出する際に、EPS変化率は過去業績の中で一番大きく下落した5年間の下落率を恣意的に採用。
②PER水準は平均値とする。
③株主還元のリターンを加える。

手持ちの銘柄だと、年率3%-4%。
サンゲツも、トーホーも、尾家も。


中立で見る場合、
①5年後のリターンを算出する際に、EPS変化率は20年間の平均年間変化率(5年分)を採用。
②PER水準は平均値とする。
③株主還元のリターンを加える。

手持ちの銘柄だと、年率10%-18%。

中立は結構楽観的な数値。実際見るべきは保守ベースのリターン。
ギリギリプラスは維持している、ただそれもPERが平均値に回帰する前提での話。
そしてEPSの下落幅が過去1程度で済んだ場合。色々な要因が重なり合うと容易にマイナス圏に転落する。
更に言えば、株価が2割ほど上がったら、これらのリターンはマイナスに転落する。
株価2割というのは、5年で割ると4%。リターンが4%減るのに等しいから。

だからEPSが増えない銘柄は対して儲からない。
いや、言い過ぎか。例えば株高になる前のサンゲツだったら、
保守的ベースのリターンでも軽く15%以上取れてた。
やっぱ安い時にいいものを仕込むのって大事。

そして、手持ちの案件は、結局その程度。もっと良い事業に投資しないとなと思う。
そして同時に言えば、これらの手持ち案件は全然マシな方。
少なくともちゃんとリターンが計測できる。そして保守ベースでマイナスにならない。

他の案件なんて、そもそもリターンの計算すらできない。ブレ過ぎるから。
計測できるだけまだマシ。
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