経済は壮大な椅子取りゲーム。規模が違えど、業種が違えど、全員敵、自分以外は全員敵。
社会にある全てのモノは、最終的な目的として、消費の為にある。その媒体として金がある。金は信用に根差した購買権であり請求権である。世の中の消費の対象物は限られている。生産物は限られているからだ。金も限られている。いや、本当の事を言えば全部可変的なんだけど…まぁとにかく、進める。
今年出来た新興企業があるとする。物凄い技術を持っている。ただしそれ自体は何の生産物も生み出さない。ただ非常に付加価値が高く、飛ぶように売れた。そして期末に計算をした所、何と営業余剰で100億もあった。さて、この会社は社会の役に立たないモノを販売し、100億を手に入れた。新興企業の唸るような金は、もともと誰かのモノだった。その誰かは、満足の対価として100億を払い、満足を手に入れた。ウィンウィンではある。でも、何かおかしい。。
あ、でも、椅子は年々増殖するか。経済活動を通してモノは逐一生産されてくからな。
俺は重商主義的すぎるか…?
Economy is magnificent mucial chairs.