勘違いの呼吸でもいいわぃ

おはようの朝に雪がある。庭の草の上にまばらに模様を描いている。
へぇ～・・・降ったねぇ～。
冬に入るぜ～というお知らせだ。

最初の雪って、何だかウレシイような、冷たい朝の空気がついに来たかと気持ちのいいような、けれど先々どんだけ降るのかという不安とありがたくない予報が気になり、大丈夫かしらん？・・・とため息も出るような。
ま、本格的な雪はまだだろうけど、これからこういう景色が多くなるのだなぁ。
ちょっと複雑だなぁ・・・

降り始めは嫌いじゃないが、雪掻きしなきゃならないほど降り始める頃を想像すると、ちょっと辛い年代に入った感がある。こういう時、横着虫がハラハラし始めるんだ。
先の事を考え始めると心が落ち着かなくなる。
あれやこれやを考えて逃げ出したくなる時もある。
ああもう～っ！と、切り捨てたくなることもある。
ちょっとでも嫌だなぁ～と頭の隅っこでチラつくと、全部ほっぽり投げて消えてしまいたくなる。
どこかにフラ～っと出て行きたくなる。
迷いごとが急に増えて息苦しくなる。
こういう時は腹で呼吸していない。
胸のあたりでの浅い呼吸になっている。
ハッとして、胸の呼吸を腹に下ろし、一寸止め、腹の中に空気だまりをつくると背中の皮がググッと下がり、腹が膨れ、静かに吐き出すと膨らんだ腹が凹むように呼吸が深くなる気がする。
何度か繰り返すと、心が落ち着いてくる。

ホントの腹式呼吸になってるかどうかは分からないけど、胸のあたりの浅くて早い呼吸の時は急いで何かをしなきゃとテンパっている時が多い。
腹で呼吸を整えると心が鎮まる。頭の中も少しは冷静になれる。
そんな気がするだけだけどね（笑）

イワユル腹式呼吸と呼んでるのはたいていは横隔膜あたりが稼働してる時のようだけど、
これを丹田まで落とすことを覚えると、ちょっと気持ちがいいんだ。
体が整うと心も整うような勘違いに近い自己暗示かなぁ～（笑）
ええのや、勘違いでも（笑）
生きてること自体、勘違いじゃないかしらという気がするもん（笑）
ま、先々の事を不安がってもしょうもあるめぇ～

さて、散歩は長靴にしようか？冬靴がいいだろか？(^^ゞ