kyon's日誌

つれづれに・・・

映画37・・・

2002年04月30日 | 日記
太極拳をやる前から、実はファンだった・・・
ジャッキー・チェン(成龍)。。。
1954年4月7日香港は九龍生まれ。本名、陳 港生(チェン・コンサン)。。

1978年「スネーキーモンキー蛇拳」、
「ドランクモンキー酔拳」など、得意なカンフーで、ブルース・リー以来のカンフーブームを香港映画界に巻き起こしたと・・・個人的には確信してます(笑)。。。

1979年「クレージーモンキー笑拳」、
1980年「ヤングマスター師弟出馬」などでも、ブルース・リーとは違ったコミカルなカンフーの達人として、その記憶は新鮮だった。。。

1982年「ドラゴンロード」からアメリカ進出。
1983年「プロジェクトA」で決定的なアメリカでの人気も得・・・・以来、活躍は周知の通り。。。

彼の魅力はよくブルース・リーと比較されたりもしますが、全く別ものの魅力なんですよねぇ。。
ブルース・リーは本物の格闘家であり、その実績も確かなものですが、何しろ、ベールに包まれた部分も多い。。。。映画に出た事によって、カンフーを広く知らしめた功績は大きいけれど、硬派のイメージだなぁ。。。ま、謎めいた死に方をしたりして・・・益々、そのその不確かな部分を伝説化してしまった感がありますよね・・・。(しかし、日本では根強い人気がいまだにあるように思います・・・)

ジャッキーは7歳から京劇を習った経緯があり、サモハンキンポーや後輩にはユン・ピョウなど、彼の一連の映画には殆ど出演してますよねぇ。。。
まぁ、”見せるカンフー”の、型の徹底した美しさと楽しさ、自身の鍛錬により、よりその魅力を引き出している・・・・そんな感じかなぁ。。。
けれど、私はブルース・リーの怖くて近寄りがたいイメージより、やはり、ジャッキーのコミカルで分かり易いイメージの方が好きですねぇ・・・(-。-) ボソッ

けれど、願わくば、彼の華麗なカンフーをベースにした映画を・・・もっと見たいなぁ。。。(*^^*ゞ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画36・・

2002年04月26日 | 日記
感動した映画は沢山あるのですが、ちょっと、渋くていい映画だったなぁ・・・というのが幾つかあります・・。

ケビン・コスナーの「ダンス・オブ・ウルブス」(1990年公開)・・

これは劇場ではなく、TVの深夜放送で見たものでした。まぁ、深夜という時間帯なので、少し眠気もありながら、しかし、見応えのある映画でしたねぇ。。。

1955年1月18日、カリフォルニア生まれ。アイルランド・ドイツ系で、チェロキー・インディアンの血統があるらしく、そう言えば、どことなく風貌が、白人オンリィの匂いではなく、エギゾチックな面を合わせ持っていらっしゃる気がします。。

「ロビン・フッド」「JFK」「アンタッチャブル」「ボディガード」「ポストマン」などが私の見たものですが、どれも彼の演技は共通してるイメージがあります。。。
ハンサムで寡黙で男らしく実直、それでいて男の弱さみたいなものも感じさせる・・・そんなイメージでしょうか・・・(*^^*ゞ

役柄としては、そんなに飛び出た演技を必要としない映画に恵まれた(?)というべきか・・・(笑)(個人的な意見ですから、あしからず(*^^*ゞ)

その中で、「ダンス・・」は、ちょいとイイ線いってた気がするんですよね。。。
彼らしい演技がちゃんと引き出され、原作のイメージも壊れてなく、ケビン・コスナーという、俳優さんを認識し直した感じであった。。。

俳優さんが、本当に、自分の才能を100%引き出せる映画というのは、そう多くは巡り会わない感じがするのですが、、、、
この映画は、不器用で実直な男が、インディアンの特別な世界観に引き込まれ、葛藤し、認められ、友情を得て自分も変わっていく過程がとてもよく表現されていたような気がします。。

最初は、あまり役柄に合わないのではないかと見ていましたが、段々にその存在感が生きてくるように思われました・・。

前評判の高い作品は、見る側が勝手に想像を膨らませて、構えて見てしまうものですが、期待に添う映画の一つだったなぁ・・・(-。-) ボソッ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画35・・・

2002年04月25日 | 日記
どこから、何からせめようか・・・・いや、語ることなんて必要なのかなぁ・・・なんて、思いながら・・・・

監督・クロード・ルルーシュ、音楽・フランシス・レイ、・・・・・・・・主演、アヌーク・エーメ・・・・

♪♪シャラ~ラ ダバダバダ ダバダバダ~ シャラ~ラ ダバダバダ~♪♪

と言えば、名画の香り高い、「男と女」!

カンヌ映画祭、ゴールデン・グローブ賞、アカデミー賞・・・等々・・

監督のクロード・ルルーシュはこの映画が、実は2作目という快挙。
しかも、若干28歳の無名に近い監督であったから、世間は<<<あっ!>>>、と、驚いたのだった。。。

監督が若いから、ステキな映画は作れない・・・などと、うがった考えはよした方がいいという・・・証明をしてみせたようなものだったなぁ。。。

この映画を単なる、中年男女の恋愛物語と位置付けしてもいいだろうが、それだけでは済まない、真摯で、凛とした永遠のテーマ、”愛”が内在してたと思うのは・・・私だけかなぁ。。。

今や、恋愛の「れ」の字も感情も消失したような自分(笑)を省みると・・・乙女チックな感傷がちょいとうずいたりもする・・・(笑)。。
余談ですが・・・
イギリスの某大女優が、死ぬ間際に言い残した言葉を何故か思い出したりもするんであります(*^^*ゞ・・・
”ねぇ。死ぬまで恋をなさいね”
暫くは意味不明な言葉として、頭の中にあったんでありますよ(笑)

ま、何はともあれ、映画の話・・・
主演のアヌーク・エーメは本当にあの時が最高に美しかった!多分、彼女の何気ないしぐさでも、ずっと見ていたい・・・
鑑賞に堪えるというのか、普段の美しさなのだろうに。。。
”普通・当たり前・日常的”・・・な、中に、こんなにも心ひかれる美しさが隠れている事もあるのだという新鮮さは忘れがたい。。。
演技だろうけど、演技以外の人格の美しさがあったような気がする。。

監督はそういう女優を見つけ、シンプルな題材の中で、その美や、言葉では伝えられない情感を、”映像で再発見”させてくれたのだと思う。。。
映画に何らかの形で拘っている方々が、こぞって絶賛した理由は、案外そんな事にも起因してたのかな・・・などと・・・今更の様にぼんやり思ったりする。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画34・・

2002年04月24日 | 日記
美しい女優さんが多い中で、特別な美形(失礼っ!笑)ではないけれど・・・忘れられない女優さんの一人に、ミア・ファローさんがいます。。

「ローズマリーの赤ちゃん」とか「ジョンとメリー」「ナイル殺人事件」、そして、私が彼女の作品で一番好きだったのは・・・
「フォローミー」なのだ・・・・。

細過ぎる体はどこかしら、一世を風靡したモデルのツィギーさんに似てますね・・・。

1972年の作品ですから、今から、、んん十年前の、映画的にはあまりヒットしたという感じはありませんでしたが、そのテーマには、今でもひかれるものがあります。。。

結婚したての若い夫婦。
仕事熱心な旦那様。
まだ子供も居ない退屈な妻。
疲れてるご主人との会話の無い毎日。
特別にやる事も無く仕事も無い妻。
淋しい妻。。。

既婚者には、いっとき、こうした状況があるような・・自分でも若干覚えがありますが・・(*^^*ゞ
独身の時に見た映画ですから、”結婚”というイメージがこういう女性の寂しさを内包してる部分もあるのだという事を知らず、妙に心に残ったのです(笑)

若い人妻は町をさすらうように歩き始めます・・・歩いてる自分、ご主人への愛情、街の中の生活の匂い、実在感、・・・どこかしら、自分の中の空虚感を埋め合わせようと、パズルの様に自分の心の中を彷徨い続けます・・。

何時の間にか、ご主人がその足跡を追い始めます・・・

ま、単純にラブストーリーなのだと言ってもいいのですが、
自分と向き合う・・・という、テーマが、私が惹かれたところだったような気がする。。。

思い出せば、その頃、私はちょいとばかり小さな恋をしていた時期だった(笑)

ミア・ファローさんのエキセントリックな傷つきやすい女・・・というイメージは、まさにピッタリとそこに納まって、「ローズマリーの赤ちゃん」と共に、<<女性>>という”殻”について考えさせられる映画でした。。。
そう、言ってみれば、自分も女性だったという、再認識をした感じかなぁ~~~(笑)おー、あの頃は若かったぁ~~~~(爆)(*^^*ゞ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画33・・・

2002年04月23日 | 日記
三島文学を語れるほど、三島由紀夫の小説を読み込んだ訳でもないが、市谷で割腹自殺をしたリアルな瞬間は共有した・・・。
若い私には大変にショッキングな事件であったし、今でも、浅間山荘事件と共に、忘れられない出来事である。。。。

その、三島文学は意外にも、外国ではとても受け入れ易い日本文学として人気があったようで、難解と言われる三島文学が外国人の手によって映画化されたのを一つ・・・

     「午後の曳航」・・・

未亡人に、「ライアンの娘」のサラ・マイルズ 

船乗りに、「ビリー・ザ・キッド/21歳の生涯」「アリスの恋」「スター誕生」のクリス・クリストファーソン

未亡人の息子に、「クリスマス・キャロル」のアール・ローデス(当時14歳)

原作では横浜が舞台であったが、イギリスのダートマス港(歴史に名高いメイフラワー号が、アメリカへ渡る為、プリマス港を出て直ぐに修理の為に立ち寄った港として有名)が選ばれています。。

割りと原作のイメージとしては、似合っていた港の風景だったような気がします・・。

船乗りのクリスは原作のイメージとは少し違っていたようだし、未亡人役ももう少し若くてもいいのかな・・なんぞと思ったものでしたが(笑)・・・しかし、演技力がその固定観念を超えてました。。。(゜o゜)

何度か映画化の話は持ち上がったらしいのですが、(外国や日本でも)・・・
全部ボツになったのは、結局、この少年役に恵まれない事が一番の要因だったらしいですね・・・。

それほど、この物語の少年役は難しいキャラクターが要求されたのでしょう・・・。

大体、子供というのは、案外に残酷な一面を単純に持っているものですが・・・

この物語の15歳位の少年、”首領”は、一人の子供であると同時に、一人の大人である一面もあり、ある意味では純粋であり、ある意味では恐ろしい冷酷なボスでもあり・・・
頭の中も随分と観念的で、主張と沈黙、特異な思想を持ち、理想と現実がないまぜになった、複雑なキャラクターです・・・。
(難しくて、いいようがない感じ~(*^^*ゞ)

見終わった時には、少し呆然としたものでした。。ショックだったのです(笑)
原作をもう一度、読み直してみる必要があるなぁ・・・と、漠然と思ったのでしたが、結局読み直す事はしなかった・・・(*^^*ゞ
それから、、、ん十年・・・経ったのかなぁ・・・(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする