kyon's日誌

つれづれに・・・

太公望

2024年06月08日 | 日記
さても今日はエライ暑い。暑くなる日だと予報が知らせてくれるが・・・さすがに太極拳の教室でもエアコンを入れてましたね(笑)暑すぎると動けないからなぁ~(笑)
で、ワタシはとりあえず来月の市連の大会があるのでその練習をみっちりやらされましたな(笑)亭主は迎えの車で15分も待ったとブー垂れてましたが・・・しょうがないじゃないか・・・師匠の気合が入ってる時だから・・・まぁ、途中で抜け出すわけにもいかないさね。

話は変わるが、夜の読書で二回目の本を昨日、読み終えました。「太公望」の三冊。やはり、2回目の方がよく理解するような気がする・・・という事は、最初は勢いで読んでるから、あまりあれこれ考えたりしないで読んでしまうんだろうと自分では思う。
太公望という人は羊飼いのような一族であって、肉屋になったり、商売人になったり・・・後〃に「商」という大国を打倒し、「斉」という国をつくるのだが・・・波乱万丈な人生を生きる。それがまたエライ面白い。
呂不韋の話も実に面白かったけど・・ん~・・・今度は「孟嘗君」でも読み返してみるかな?・・・
中国は今でも大国だけど、政治的には色々難しい国だと今現在はワタシは勝手に思っているが・・・思えばその地理的にも大国を築いた歴史には本当に面白く素晴らしい人物がいたようだと改めて思ったりする。今は・・・分からん(笑)
その過去の遺産を彼らはこれからどうしていくのだろうかとふと思ったりもする。

「商」という大国が戦いに敗れていよいよ沢山の国が出来る・・・「衛・魯・魏・斉・秦・楚・宋・・」などなど・・・古代の中国は本当に面白い逸話が沢山ある。
太公望は釣りをしているところを「周」の国主に認められて云々・・・などという逸話もあるようだが、後々になってから話を盛られたみたいな逸話らしい。今でも釣りをしていたという場所には何らかの記念碑のようなものがあるらしいとも聞くが、実際は釣り糸を垂れてるが、針も糸もつけない釣り人のような恰好をしていたのではないか?とも言われてるらしい。ま、それで大国を釣り上げたのだから?・・(笑)実に愉快な話でもあるけどね・・・

しかし、文字は「商」の国にしかなかったものを太公望はある人から剣と文字を習ったらしいので、実に頭もよく、古代では「剣」を使うのは王侯貴族でしかなかったものを自分のものにして、それも並大抵の才能ではなく神がかり的な剣の使い手でもあったという・・・実際は本当かどうかわからぬが、巡り合わせで剣の師匠を得ている。その師匠に文字を習い、それ自体があの古代の時代では大変な事だったと思うし・・・剣の修行も雪が体に落ちないように払う・・・というようなこをした・・・みたいに本では語っているが・・創作かもしれないが、面白いね。摩訶不思議というか・・・そういう想像力が嬉しい物語になってる・・・宮城谷昌光氏の古代物は実に面白いのよねぇ・・・と、また何年か後に読むかもしれない・・・なんて、ニンマリしてる。
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