白鷺

田んぼの中に白く動くものがある・・・鳥だな～
あ～あれは青鷺、白鷺・・・
サギは地元に残る種類と渡りの種類とがあるらしい。

サギの動かぬ目が、私、好きかもしれない・・・
動じない冷ややかさと何もかも見通しているようで、静かな孤独を内に抱えている目のように感じる。感情の無い目だ。淡々としている。
立ち居姿が美しく、すぅ～っと首が伸びて気持ち良い。
飛ぶ姿も長い足を収め、首を折り込み、羽を気持ち良く広げて・・・ツルにも似ている。
けれど、な～んだか鷺に魅かれる。(^^ゞ

シラサギと呼んでいる類にはダイサギ、チュウサギ、コサギがあるらしく、アマサギも冬場だけ白くなるので白鷺の類として見られているようだ。
秋田には市内から小一時間ほど南下した亀田に「アマサギ城」なる観光地があるなぁ～。
真田雪村の娘が嫁いできた城で、可愛いお城が再現されている。

「鷺」の漢字を分解すると、「路」は「露（透き通る白いつゆ）」に通じ、「透き通るように白い鳥」を表すのだとか。謂れも何だか美しいねぇ・・・
和歌にも詠まれたりして、はるか古代からいるようだけど・・(^^ゞ

ホントは声もやや煩いタイプで美声とは言い難いけどね（笑）
遠く近く飛ぶ姿はとても私には美しく感じられる。
総てが集団生活をする訳でもないらしいのも親近感（笑）
集団行動が出来ない自分とリンクするのかな？（笑）
白鳥のように見た目にも可愛らしく美しい鳥とはちょっと異質な、
世捨て人みたいな孤高の鳥というイメージがするんだなぁ・・・なんでやろうな～(^^ゞ
自分が憧れているんだろうかね？仙人みたいな感じで・・・(^^ゞ

今は子育ての時期なんだろう・・・
朝な夕なに田んぼで餌をついばんでいる姿を見かける。
このシラサギを見ると妙に気持ちがいいんだ。
だから、いつも自分の目が探している。見つけると嬉しい（笑）

う～～ん・・・前世は、いや来世は鳥となるか？自分？！（笑）
妄想しても、あまり上手く飛べそうもない感じがするけどね・・・
何故か今の自分で鳥を想像してしまうから、重そうだしなぁ～、田んぼの虫は食べれな～い（汗）
やっぱ・・・見てるだけで満足すべ・・・(^^ゞ

外から見てるだけがいい時もある。。。

老いた親に学ぶ

今朝方は雨が降っていたのかな。
地面がしっかり濡れて黒々として地面らしさが見える。植木も元気だ。
空梅雨っぽい秋田には恵みのひと雨だが、南では被害が出ている。
自然の恵みは時として非情だなぁ・・・
どうか大きな被害になりませんように。。。

風邪薬を飲んで寝たせいか、今朝はどうにか元気だ。
早めの対処が出来て良かった。
出張家政婦の自分としては、来週に向けた体調を整えるのも大事・・・
その体調を整える為の太極拳の練習日・・・大事なんだけど、今日は休館日。
あぁ～・・・残念だぁ～（笑）

ホントは今日も能代に居ても良かったけど、私が行く数日を母のリズムとして整えたいから、淋しいと言いだす母を置いて帰る。
冷たいようだが、総てを私がやってしまってはいけない。
母が一人の生活時間も頑張ろうという時間は大切だ。
８０代の一人暮らしの老人は世間には多い。
そういう年代になってからの一人暮らしはかなりのストレスと負担となるのは分かっている。
けれど、取り敢えず、体力的に出来ないことは請け負うとして、出来る事はやって貰おう・・通う前に心に決めていた事の一つだ。
母はその通りに何とか頑張っている。
いつまでこの良好な関係が続くかは保証はない。
けれど、イケるところまでこの状況を維持したいと考えている。
それが母の為でもあるし、私にも続けられる理由の一つになっている。

母に自分の老後の生き方を学んでいる・・・そんな気がする。
いづれは私も通る道となろうしね(^^ゞ
親が最後に出来る事って、こういう事なんだろうなぁと感じる。
あれも出来ない、これも出来ない、ナイナイ尽くしになっていく人の最後の花道？（笑）
親は親と認めた子供らに寄って認められたから、親なのだ・・とすれば、
親として出来る事が少なくなっていく中、如何に己の命を使い切れるか・・・なのかな？

生きている間が幸せであり、食べたいものが食べられるうちが幸せであり、
やりたい事がそこそこ出来る時間があるのが幸せであり・・・
ささやかだけど、人として全うするところまで頑張って生きている姿を見せて貰っているのだなぁ・・・と。
頑張るという言葉はあまり好きではないのだが（笑）
あまり頑張りたくも無い横着な自分なのだが・・・(^_^;)

六種類の薬を手の平に乗せ、大きな虫眼鏡で数を確かめながら飲む。
目薬は何度も外しながら何度もチャレンジ（笑）
５分程度休めてまた違う点眼をし・・・ゴミの日には前日から用意して・・・などなど、自分もやる事が一杯あるから忙しいんだ・・・などと母が言う。

今の私なら、さしあたって、直ぐに出来ることを、頑張らないとこなせないと。
ふむ・・・それが老いていくことなんだ・・・なぁ(^_^;)

息子殿へ

朝陽のあたる家は午前中が肌寒い・・・なんちゃって（笑）
実家の話です（笑）
午後からはエラク日が当たる・・・西日が沢山入るので急に暑くなる。
今朝なんぞはちょこっとストーブをつけたりして・・・
今回は私の居る三日間、外出を一度もせずに寝込んだりしていた。

膝が痛いとも言うし、体がだるいとも。
TVを見ようとベットに座ったまま船を漕いでる・・・そのまますぅ～っと寝入ったりする。
トイレタイムにせかされて起きる（笑）
夜中もその調子でトイレに起こされるのでじっくりと眠れないとか。
だから日中も眠くなる・・・とは母の弁（笑）
そっかい。
だべなぁ～・・・なんてアイズチ打ちながら逆らわない。
んだすべ。んだすべ。（笑）
で、今日は病院ツアー三軒掛けて、やれやれ～これで少しはましな体になったと母が安堵したので・・・私は秋田へ。

７時頃着いたら息子の特性ミズ鍋が出来ていた（笑）
あれ？・・・面白い具材が・・・ねぇ、これ、ジャガイモ入れてる？
ん、そ。
へぇ～・・・面白いね（ふつうは入れないじぇ・・）と言いつつ、空腹には勝てない（笑）
二杯も戴いた（笑）
私が好きな物を知っている。
居ない間にはゴミもちゃんと捨ててくれてる。
ま・・・台所はちょいと美しい状態とは言えないが、何しろありがたい。
主婦は人様の作ってくれた美味しいものが食べられたら最高に幸せっつうもんなのさ（笑）

味はともかく・・・私を気遣ってくれてるのは黙っていても分かる。
家の中の掃除もしないし、トイレもお風呂も洗濯もしないけど・・・
健康で居てくれる。
お願いね・・・と言った事は大抵やってくれる。
男の子は母に優しい・・・んだなぁ～（笑）
異性・・のなせる業か？！
嫁を貰ってもいい歳になったが、一人だし～・・・
ま、いいさ、人生は一つの道だけじゃない。
君には君なりの生き方が見つかるべ・・・

ちょっと風邪気味で鼻水の垂れるような状態で戻った自分で・・(~_~;)
けど、気持は救われる（笑）
だから、ん・・・元気さ(^^ゞ
ありがとね。
面と向かっては言わないけれど。(^_^;)

ユウガオとジンベェ

あら、ユウガオの花が咲いてるわ・・・
パソコンが窓際にあるものだから横目でチラッ・・え～咲いてはる～おお！（笑）

紙製の大きな米袋に土を入れて一本竿差して、ツルがスルスルからまって・・そこに一輪の花。
随分アバウトに扱われてほっぽり出されているのにねぇ～（笑）
尊敬に値する位に素晴らしい生命力だっ♪
このまま庭の隙間を這って行くだろうツルが、手？を伸ばしてる～（笑）
ん～～・・・何だかこの先が楽しい想像になるな～・・
ほほほほ・・・

ええ、勿論、食べる為に植えた。
亭主が食べたいと思うから苗木を買って来たのよねぇ～・・・
きっと想像してたんだろうね。
大きな大きなユウガオが実ることを勝手に思い決めて（笑）

旬の時には道の駅でも３００円前後で買える。一本買っても直ぐに全部は食べ切れない。
半分は冷凍したりして冬に食べたりもするのに、
何故か、デッカイのを選んで買って来るんだよねぇ・・・（笑）
半分煮込んでも鍋一杯になって、けれどかなりの量を煮ても、案外こじんまりなるから幾らでも食べられるし胸やけもしないし・・・胃にも優しい食材。
確かに家族は皆好きだ。
一人分に丼一杯山盛り盛りつけても食べ上げる。
思えば、不思議な食材だよねぇ。
亭主の食い意地を悪げに書いてるそういう私も、実は食いしん坊なんだわねぇ～（笑）

今日も暑くなりそうだ。
作りたてのジンベェを着て行こう。
夏はジンベェに限る（笑）
あんな着やすいもの、男や子供だけの為だけに・・・なんてしな～い（笑）
ワタシャ自分で着るジンベェを何着も作ってある（笑）
お出かけジンベェだってあるぞ～（笑）
一番着やすかったサイズで動き易い普段着のジンベェを作ったから、これ、今日は試着して母の元に行こう（笑）
真夏でも厚着から抜けられない母を羨ましがらせてやるべ（笑）(^^ゞ

今日の私はちょっと戦闘モード（笑）

公園での出会い

いい天気だ。朝からお日様も元気元気・・ちょっと元気過ぎか（笑）
ま、チャリで動く時には助かる天気さね・・・日焼けもするが（笑）
今日は散歩友と公園を歩いて来る予定だ。
公園下の図書館の駐輪場にチャリを置いて、グルッとスローウォークで公園内を歩く。
お喋りをしながら、草花を眺めて季節の移り変わりを確かめつ。
先々週だったか、中学生ぐらいのグループがプラプラ歩いていた。
ふぅ～ん・・・郊外学習とか？かね～なんて思っていたが、
私達が公園を出る方向に向かった時も同じ子らに出会った。
すれ違いざま、声を掛けた。

ね、中学生？どこの学校？

北海道です！修学旅行で。

え～！　ほ、北海道～～？！　へ～～～～っ！！

よ、ようこそ！（笑）で、どの辺を回るの？

男鹿半島とか、水族館のGAOとか・・

ふむふむ・・・そっか～。シロクマの赤ちゃんが生まれたものね～～(#^.^#)可愛いよね～。確か雌のシロクマは北海道の動物園からお借りしたのよね～

え～？そうなんですか？何処だろ？旭川かな？ねね・・他に・・・（学生さんが何処だろ何処だろ、え～そうなんか・・などとヒソヒソ話し合っている・・・何だか微笑ましい）

気をつけて楽しんでね～

ありがとうございま～す！

とても楽しい気分だった。散歩友が言う・・・実は私も声を掛けようと思ってた！
あはは・・お互い、オバちゃんよねぇ～。
だってこの公園内で二度も会うからさ～（笑）そそ（笑）

しかも、私達は驚いた。
私らの時は、こちらが北海道に修学旅行に行ったのだ。
今は逆も有りってことが驚きだった。想像もしなかった。
青函トンネルも無い時期、連絡船に乗ってさ、津軽海峡を越えて、函館や支笏湖洞爺湖辺りを周って。北海道は広いな～～なんて。
ゾロゾロと、どどっと・・・ひたすら集団行動で（笑）
ま、あれはあれで楽しかったけどね（笑）
今の子達のように数人のグループで自由行動なんてなかったし（笑）

地図を見ながら皆であれこれ相談したりしながら、GAOに行くまでに公園内をグルッと歩いて時間つぶしをしていたのだろうね・・・・
まだどことなく幼な顔を残す彼らが多分中学生だね～と分かったが、制服がちょっと市内では見かけないし、県内の何処かの中学だろうなどと思っていたから、北海道からの修学旅行と聞いて益々驚いたのだ。
ほほ・・・きっと観察日誌に書かれてるだろうね・・・
・・・公園を散策していたら、突然、変なオバサン二人に声を掛けられた・・・っが？（笑）
あはは・・・変なオバサン二人は大いに笑い合った。

ね、あの頃に戻りたい？
ぜん～ぜん！
はは・・・そだね～～(~_~;)