kyon's日誌

つれづれに・・・

匂いと帰巣本能

2015年01月31日 | 日記
少し雪が降ったようだ。
この一週間で路面の雪は無い状態だった。雪国としてはオカシナ現象で、気温も高めだった。
これを暖冬というのだろうけど、2月が一番寒くて雪も多くなると思えば、
まぁ、これも油断はならない状況ではあるよねぇ・・・と、北国のワタシは思ったりする。

風呂に入り、あ~甘露・・・
我が寝床にもぐって、ムハハ我が古巣・・・などと居場所を確かめてる(笑)
朝方目が覚める頃、寝ぼけてあれ?ここは自宅だよね?などと再確認・・・
我もまた生物の一種・・・帰巣本能があるようだ(笑)
何だかモグラかタヌキにでもなった気分でありますよ(笑)

娘というのは父親の匂いに反応するらしいと何かのテレビで聞いたことがあった。
ほぉ~?・・・摩訶不思議なことだなぁとその時は感じた(笑)

くさ~い靴下なんか、ワタシャ出来ればピンセットでつまんで洗濯機に入れたいくらいだったのに、
幼い頃の娘は時々その靴下の匂いをかいで、「くっしゃ~い!」と言って鼻をつまむ。
どうしてその臭いのをわざわざ確かめるのか?
不思議だったのと呆れて見ていたことを、ふと思い出す(笑)
いや、さすがに、大人になってからはしない(笑)
臭いものは不潔とイコールになる気がするらしい(笑)

ま、ワタシにはその父親の匂いなるものは分からないのだけどさ(笑)
思えば、母の匂いなるものも・・・何だかあまり記憶していない気がする。
よく老臭が・・・などと聞くが、85歳の母の老臭らしきものはあまり感じない。
本人もそんな臭い匂いは無いはずだと譲らない。
そ~んなに頑固に言うほどのことでもない気もするが(笑)・・・まぁ、少ない方なのかなとは思う。
で、
自分の匂いが如何なるものか自分では分からないなぁ~(笑)
ただ、自分に限って言えば、
寝床に入った時には毎日変える寝具では無いのできっと何がしかの匂いがあるなぁ、とは思う。こういう匂いであるという、明確な表現は出来ないのだけどね(笑)
微妙に安堵感がわくというのは面白いことだねぇ・・・(^_^;)
自分の寝具が訳の分からん匂いを含んで残ってる場所・・・が、案外自分の居場所なのかもしれない・・・とも思ったりする・・・う~む・・・これがある意味、帰巣本能なのかもしれない・・・
などと・・・
朝からどうでもいいような話(笑)

因みに、どうでもいいような話のついでに・・・
香水が西洋で発達したのは、一説では、体臭を誤魔化すためとか、
日本でもお香を衣服にたきこめる風習が、茶道のような文化に高められたり・・・
「匂い」っていうのも、中々面白いのねぇ・・

そう言えば、マリリン・モンローはシャネルの5番を寝巻にしたとは有名な話・・・
いえ、おモンちゃんは好きなんで、揶揄した訳ではないよ(笑)
コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

途中経過その二

2015年01月30日 | 日記
またまた一時帰宅。
数日能代の天気は強風に少しの雪、冷え込み・・で、朝は路面が凍っている。
二度ほど転びそうになった・・・が、転ばない・・・よしよし・・・(^^ゞ
雪国仕様の靴裏でも、油断大敵だったなぁ、
その病院までの往復を今日は帰るまでに3回した(笑)
さすがにお昼にはお腹がすいて、パンを一枚多めに食べましたさ。

母は今週、胃カメラ検査を終えた日から入院先での点滴も無く、た~だお泊りだけのホテル仕様(笑)
とまぁ、日に2回から3回の点滴生活で、注射の下手な看護婦さんがどうのと苦情も言えるようになってさ・・・「注射の仕方を私が教えてやろうかと思う」・・・なんて、
お達者倶楽部のお口も健在となった。
直ぐにクテ~っとなるくせに、復帰力も大したもんで、立派?な愚痴を言えるようになったら体調も良くなってきたということだと確認。

やれやれ~・・・一時はどうなるかと思いきや、どうしてどうして、
「昭和の一ケタおなご」はしぶとく頑張る(笑)見事な復活を果たす?かな・・・後は、足腰だけだ(苦笑)足腰・・・これがやはり入院の副作用で弱る・・・これがこれからの課題・・

ま、ま、とにもかくにも結局、気持ちも体も概ねお丈夫に出来てるんだろうなぁ・・・と、
オバサンАとBはメールと電話で苦笑い。
負けるね・・・あの精神力には(笑)
戦争を生き延びた強さというのは大したもんだとあらためて思う。

27日の胃カメラ検査後のお昼ご飯は、久々に家に戻って食べた。
ずっと入りたいと言ってた風呂も沸かして、妹が体を洗ってやり、着替えはワタシが・・という具合で、パンツを上げてる時に母はカッカッカッと笑いこけ、
「世話になるなぁ~、んだども、な~んとなっ、おぃもこんたら様になってしまった」・・・などと、これがやたらと嬉しそう。
色々親子の確執はあるものの、妹もいざとなれば動いてくれる・・・
二人しかいない姉妹に面倒を看られる気分は格別らしく、いつになくご機嫌の母に、ワタシら姉妹は呆れたりしてね・・・苦笑い。

あぁ・・・親というのは、ホントに身勝手に出来てる・・・
我が身を省みても、やはりどこかしら身勝手ではあるので、母だけが特別とは言い難いところ・・
あ~シャクダネぇ~(笑)
あんなに死にそうなほど身も心も弱っていたくせにさぁ・・・

来週また検査結果を聞きに行かねばならないが、この数日の母をみてる限りは、差し迫るような結果も無いのではないかと思われてくる。好い方に受け取りたいだけかもしれぬが。
胃カメラは多分大丈夫だろうが、CTと腹部エコーの結果が気になるところだ。
胆管にずっと石を抱えてる・・・悪い状態で無いことを願っている。

今日は母が、留守の家族にもお土産を買って行ってくれとおこずかいを恵んでくれた(笑)
能代名物セキトの「おやき」を買って帰宅。
久々の「おやき」・・・ん、食後に食べても、美味い!(笑)
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイム ファイン♪

2015年01月26日 | 日記
先だって読んだ葉室さんの本、良かったなぁ・・・
「散る椿は残る椿があると思えばこそ見事に散っていけるのだ」(文中から引用)
色々な意味に取れる言葉ではある。
葉室さんの文中には「これっ」という極上の言葉が必ずある。
時に「これっ」はワタシを導き、発奮させ、心を写し取るようで、未熟なワタシには深い言葉として浄化作用のように響く。
今、NHKの「銀漢の賦」をベースにしたドラマ「峠の風」?だったか、あの中にも優れた言葉があったなぁ・・・
「花の美しさは形にありますが、人の美しさは心映えと覚悟にあります」だったか・・・なるほど、なるほど、とまた一々うなづく。

大河ドラマの「花燃ゆ」でも、吉田松陰の台詞の数々に妹が触発され導かれる台詞が多いけれど、
「本は人と同じ・・・」という台詞が残っている。
彼はやはり天才だったんだろうなぁ・・・
昨日は、凡庸であると自覚する父親が切腹を覚悟したりする・・・
生かしたいと願う兄嫁が夫に掛ける言葉のくだり・・・
何だかジッと画面に見入った・・・うまい!のだ、
役者さん達もやるなぁ・・・魅せてくれるなぁ・・・脚本がいいのか?いや、原作が?(笑)

ドラマや本や映画や演劇や音楽や・・・人を単純にただ楽しませてくれるだけのもの・・・と、思えばそれまでだけどね(笑)
そういうものに触れると、気持ちにゆとりをくれ、いつになく心が高揚するものだね・・
逆に言えば、如何に刺激の少ない・・既に感受性が枯渇か?と思わなくもないが(笑)
近頃のワタシはちょっと弱気なので(笑)こういう刺激も大いに必要な訳で・・・(笑)

昨日は朝から・・・少し横になると視線がグルグル回る・・・え~?
何だぁ?変だな・・・という訳で、風邪薬を飲んで早寝ゆるり起き・・・
今朝は、ん~、まぁ、何とか大丈夫(笑)
気持ちの張りと弱気が体調をアヤシくしているのはウスウス感じてはいるのだが、
高熱も発しないから、まぁ、インフルエンザとはちゃうな・・と自己判断。
自己判断は時には危ういものではあるが、この際、断固として自分の体力を信じようと思う。

さて、今日はこれから家の始末をしながら午後には能代に行く。
亭主が送ってくれると言うが、拒否して高速バスで行こうと判断。
風邪菌を狭い車内でうつすのを避けたいとは詭弁(笑)
まぁ、その実、自分の気が楽なだけ~(鬼妻なれば・・・)(笑)

先週からずっと早寝ゆるり起きをしているので、すご~く良い子?の生活が続いてる(笑)
もう少しこの良い子生活は続きそうだが・・・
きっと体にはとても良いことだろうと・・・これもまた勝手な自己判断(笑)

で、少し元気な本を持参する・・・
「アィム ファイン!」浅田次郎さんの爆笑痛快旅エッセイ・・・とやら(笑)
まだ途中だが、ニヤニヤ笑える・・・こりゃいい。
笑う門には福来る・・・で行きますかね~(^^ゞ
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一人暮らしの空間

2015年01月25日 | 日記
ん~と、ホントに一人でアパート暮らしを始めたのは19・・・だったか?
何でそんなことを思い出したかというと、
母が入院して実家に一人になったからだった。

ん~・・・広いなぁ・・14帖の居間・・それだけでもう、一人には広過ぎ。
台所も和室も、高々、居間から数メートルのトイレまでも。
二階に至っては、8畳洋室に和室2間に4.5帖仏間も・・・
あ~丸々だだっ広いだけの無駄な空間だわぁ(笑)
急に、こりゃ、母じゃないが、一人じゃサビシイなぁと思えた。
心ならずも、母の一人暮らしの不安感が、少しだけ実感された。

自分はスタスタと家の中を歩けるが、母はヨロヨロ、ソロリソロリ、あちらにぶつかり、こちらにヨロケ・・・その歩調の違いだけでも家の中は遥かで広い空間に違いない。
皿一枚、スプーン一つ取るのも、一々立たねばならず、取りに行かねばならない。
テーブルの上に、置き去りにされている箸やスプーンやコップ・・・ベッドテーブルにも何気にある・・・一度腰を据えたら手の届く場所に、幾つかそうして置いてある。
要するに、動くことが面倒になっているということでの工夫が出来てしまう訳だ(笑)
ま、不衛生・・・と言ってしまえばその通りだが、それを指摘しても意味は無い気がする。
だからまぁ、
見つけた先から洗い、元に仕舞う・・・のがワタシの仕事だ~さ(笑)

広過ぎる家の中には母が仕掛けた工夫があちこちに見受けられる。
ワタシの年代での一人暮らしならば感じない不便が、老体の母には重いだろうなぁとあらためて実感。
数年ぶりで母の生活ぶりを見た妹は、あらためて片付けたい意欲に燃えてるが、まだそれは要らぬとワタシが止めた(笑)
広げた空間の自分の工夫が片付いた所に、それは多分、ものすごく整理整頓が行届いたキレイな部屋になってるだろうが、そこに戻ったら、急激にボケそうな気がするさ~(笑)
ということで、妹はムッとしつつも了解したが、
家の中を散らかすような生き物や人が居ない暮らししかしていないキレイ好きの妹には耐えられないこの空間なんだろう(笑)しゃぁ~ないねぇ~(笑)

さすがに広過ぎる空間の中での一夜はちょいとサビシカッタ。
が、
翌日には快適になってしまう自分・・・
おぃおぃ・・・慣れるのが早過ぎだろう~、自分。
ここで生まれた訳でも育った訳でもない家なんだけどねぇ・・・(笑)
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夜のメール

2015年01月24日 | 日記
あるオバサン同士が妄想?いや、暴走メールをし合ったと思ってくだされ・・・

そろそろ眠気が・・・と布団の中で時間を確かめたオバサンA。
4時過ぎに着メールがあったことに気がつく。
ナニナニ?

「人様から貰った牡蠣(腸炎やったばかりで食えん)と、冷凍保存してた蟹、惣菜牛タンを送った。明日夕に着くと。着かない時だけ連絡をください。病気のせいで食事制限有りで痩せなきゃならん云々」と、オバサンB。

А「ええ?もう送ったの?そのまま冷凍しておけば食べれるじゃん。でも、ありがとう!
ところで、近頃のテレビ、やたら女がキレる男の言葉・・・的な話題が多いけど、こちらもその三面記事のキレ方してしまったぁ・・・いつか話せるかもしれんが、今日は止めとく(笑)」

B「牡蠣は貰い物の横流しだから気にしないで食ってけろ。シーズン終わりだし、素人仕事の塩素処理してないものだから、生は厳禁だ。一人でも不安だったり考えること多いが、意見の合わない同居も大変だな」

А「ん~・・・ま、な(苦笑)。。。生は厳禁か、分かった。既に布団の中だけど、電気消しても携帯は明るいもんだねぇ~」

B「絶対加熱してねっ!!秋田に腸炎患者出したらヤバいんで(苦笑)」

А「あぃ、大丈夫。でも、旦那にはどうしよう?(笑)ひゃぁ~笑える。鬼妻のウソのような本音・・・ぷ」

B「ちょっと、ちょっと~(汗汗)」

А「わから~ん。あ~楽し。大丈夫だ、心配すな!殺さないから(笑)」

B「わがらね(分からない)ようにやれ・・(-。-)・・・」

А「座布団三枚!」

オバサンAとBはガハハと笑い合って眠りについた・・・と、思われる・・のだった。

さて、今日の夕飯は牡蠣だ・・・う~む・・・
一寸過るは悪魔の囁き・・・ほっほっほっほ・・・(^_-)-☆
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする