kyon's日誌

つれづれに・・・

手根管症候群

2014年02月28日 | 日記
母の手の痛み・・・検査をしたら病名があった。
「手根管症候群」という。
へぇ~・・・・
先ずはどんな病か分かった。

男性よりは女性に多いらしく、手首の中に指の神経を集めた管があって・・と、以前にも説明された。
薬でどうにもならない時は手術も必要だとか。

最初は握力が無くなって、箸を握る手元から箸が落ちる・・・ペットボトルの蓋がねじれない・・・なんて事もあった。
う~~む・・・年寄りが動かなくなったから筋肉も硬くなった?とか、老化によるものかなんて単純に考えていた。付き合うしかない・・・みたいに、私もそれ以上言いようも無く。

何しろ、触られるだけで痛い、指がちゃんと伸ばせない。リュウマチとも違うようだが指先が曲がったまま・・・
お風呂に入ってる間はいいが、いつとも無く痛みだし、一端痛みだすと3時間も病んでたりする。
それが朝晩寝てる時もいきなり痛みだす。
トイレにも起こされるが、痛みだすと居てもたってもいられない、眠れない。
オイオイオイと声を出して痛いと泣かれた母を見るのは忍びなかった。

掛かり付けの医師から痛み止めなども貰ったが、あまり改善しない。
母は思い余って総合病院の整形外科を受診。
それが私の居ない月曜に、どうにかこうにかタクシーで出掛けたらしい。
その出掛けた行動力を褒めたが、よく一人で行ったなぁ~と、我が母ながらエライっと言ってしまった(笑)母は ふふ・・と力なく笑ってたが、
付き添えなかった私はちょっと申し訳ない気分だった。

だからさ、だから、あ~先ずは良かった。
貰った痛み止めの薬で夜には寝れた・・・泣くことは無くなった。
もうそれだけで、私としてはありがたい(^_^;)

今日、母は2週間分の内科の薬を貰いに主治医の元に。
総合病院の医師に、掛かり付けのお医者さんにもこういう病気だったと知らせて下さいねと言われたらしく、その事をエラク気に病んだ。
信頼してる主治医に別の病院に行きましたと言えない遠慮。
臆するのだ・・・これで心証を悪くすまいか、怒られやしないか・・・と母は悩むのだ。
専門が違うのだからそれは仕方あるまいに、そんなことで怒ったりはしないってば。
昨日から今日の病院に行く時まで説得してた(笑)
トドメは私のせいにしたまいっ!と(笑)
どうしても娘にせっつかれて行くことになったと言いなされ。
母はちょっと戸惑ったような表情をしたが、やっと納得(笑)
ホントに手間暇のかかることよねぇ・・・と、お互い苦笑。

そっか~、それは大変なことだったね・・・と、主治医も言ったそうな。
そじゃそじゃ・・・主治医にもどんだけの痛みかは分かって無かったんだろう・・
分野が違うものね・・・
勿論、どんだけかその痛み具合は私にも分かって無かった。

母は昔商売をしてた頃、ヤツメウナギをお客の前で料理して食べさせていた。
手先も器用だったから縫物も人形作りもしていた・・・その手で何でもしてたな・・・
ケアもしなかった・・

今更のように、頑張り屋の母だったと、ふと思う。
あの頃の自分は親不孝したなぁ~・・なんてしおらしく思ったりもする(^_^;)

この上は、手術にならぬよう、まだ親指が痺れるというのがもう少し楽になってくれたらいいね~!
母は神妙にんんと頷く。

頑張った母へのご褒美は・・ホットケーキをお昼に作ってやった(笑)
好きなんだよねぇ~あのひと・・・不思議な老人である(笑)
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食べられるって

2014年02月26日 | 日記
散歩友は少し体がだるそうだった。
 ねぇ、大丈夫?今日は早めに解散しよ。
   お腹の調子が今一つだなぁ・・・
   寝不足もあるかも・・・
 ん?
   オリンピックを何度かリアルタイムで見たもん(笑)
 あ・・・そか・・そりゃ祟るな~・・・
   そそ・・
で、いつもは食いっぷりがイイ彼女も珍しくランチを少し残した。
いや、私はペロリと食べたよ(笑)
風邪薬はちょいちょい飲むような今一つのアヤシゲな体調だが、取り敢えず食べれる(笑)
食べられるという事は、取り敢えずは元気だというバロメーター。
うん、ちゃんと三食食べるさ・・・食べれたらこっちの勝ちだ・・なんてね。
へへ、カラ元気だけが空回りかしらん?
で、寝込まぬという事は、随分と私も強くなったもんだと自我自賛してアホを重ねる。

20代の頃はもっと弱っチイお粗末な体だったな~
気持ちもお粗末だった気がする。
それを人は感受性に負けてしまうは、何を軟弱な・・・みたいに、
そんなんでどうするよ、エエ若いもんが!などと、丈夫な大人に一喝されそうな(笑)
加えて、この季節だ。
世間も春に向けてあれこれせわしくなる季節。
花粉症が騒ぎだす季節。
感情も体も衣替えしようかと迷う季節。
あらぬ事を四の五の考えたがる季節。
単純経路の頭の中の神経がいよいよ活動範囲を広げ始める季節。
太陽の光が強さを増す季節。
この変化がこれから数カ月続くのかぁ・・・
あらがって今は元気なことも言えるけど、さて我もいつまで保てるか、平常心・・・(^_^;)

散歩の帰りにマーケットまで歩いて15分、持てるだけの買い物をし、また銀行まで15分、健康保険の税金をクソ~!高いじゃないかと仕方なく支払い、近場のバス停まで速足5分。
お~バス時刻に間に合った~やれやれと座る間もなく5分も走りゃ降りま~すボタン。
降りたバス停から自宅まで10分。
気温が上がって4度位もあったか、朝の雪が雨になっていたから傘をさし、しっかり冬用の防寒着付け~の、サイズの大きめ冬用長靴ガポガポしぃ~の、
ヒィヒィ歩いたら汗かいちゃってさ~(笑)
こりゃまずいってんで、家に飛び込んで直ぐに全部着替えて、朝する予定の洗濯機に放り込んで午後の洗濯~(笑)
そそ、うがいも手洗いも・・・ハイ、やりましたがな(笑)
ランチで補給した栄養は汗で流れちゃってさ~、買ってきた南部煎餅バリバリ食った。
煎餅のミミがワタシャやっぱり好きだなぁと思いつ、オマケにバナナも食べた。

昔娘がオカシナことを言ったのを思い出した。
北朝鮮の人達の事を思ったら食べられるだけマシ・・・
へっ?!娘には似合わない言葉だったから家族一同噴き出した。
本当は意味慎重な話で笑ったりするのは不謹慎なのだが、
天真爛漫に何不自由なく食べてる娘には、あまりに似つかわしくない言葉だったから笑えてしまったというお粗末だ。
でも、マジで、食べられる幸せを甘受している自分。
ありがたしありがたし。
食べられる時には食べておこう!
エネルギーはそこから生まれるんだ。
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洒落っけの笑い

2014年02月25日 | 日記
ねぇちょいとオマイさんっ!今日もしっかりお稼ぎよ!
江戸の長屋の威勢のいいオカミさんがハリのある声で亭主に言う・・・
へっ、勝手なことを言いやがる・・・なんて亭主はブツブツ言いながらエラそうに、飯~っ!
あ~、この子はもう~~、またオネショをしたねっ!ばか~!・・・寝ぼけマナコで童がウロウロしながら悪気無くうえぇ~んと泣き叫び、背中の子はその泣き声で目を覚まし・・・あ~よしよし・・・なんて・・ってな活気が、
江戸のどこかの長屋生活には溢れていたのかもしれないな・・・と想像すると、
なんでまぁ現代人は辛気臭い青ビョウタンの様な顔で眉間に皺を寄せて生きてるんだろ?・・・と思う。

便利なものは何もない時代だ・・・火をおこし、一つしかない使い込んだ鉄鍋に汁を作り、欠けた椀に盛り付ける。沢庵の一つもありゃ~炊きたて飯は旨くて・・・なんて時代。
井戸端でカミサン連中が、両隣の薄い壁から透けて見える難儀を知らぬ振りにし、よそ様の噂として心配し合い、あ~難儀なことよ、可哀そうだねぇと、自分も貧乏人でありながら、恨みもせずに肩叩き合って笑い飛ばす。
笑い飛ばしてしまおうってぇ気概だけはある。
そうでもしなきゃ生きてる甲斐が無いじゃないかと思っている気持ちは仕舞いこんで。
それでも隣に何かがありゃ~、それはそれは親身に心配し合う。一緒に涙を流す・・・
ぜ~んぶ私の想像・・・(笑)
江戸庶民の生活は貧しいが、何だか心持が豊かだ・・・
そんな気分で落語を聞くと、うほっ・・・ふっ、と笑いがこみ上げる。

名人と言われる噺家はその巧みな話術で聞く人を引き込んでいく。少し離れた自分はまるでその生活全ての絵巻を透明なガラス越しに見せられているような気分になる。透明人間になり、その噺の中の誰かに寄り添って見聞きしている気分になる。

噺家、落語というのは、日本だけの独特な文化かなぁ?
西洋には似たような役割をする道化師がいたけど、道化師には卑屈な笑いがあるように思う。
底抜けに、あけっぴろげにあっはっは!・・と単純に笑える落語という文化は、もしかしたら日本人の気の良さを象徴してるんじゃないかね?
まぁ、私だけが勝手にそう思ってるだけよ、だから身びいきな気持ちが半分以上だ(笑)

元々落語が好きで好きで・・・という訳ではないけれど、
日本語はふくよかで多種多様な感情を引き出す為の優れもんなんだなぁとあらためて思う。
ストレートな言葉は時として人を傷つけ凹ませる・・・

洒落っ気で笑い飛ばし、しぶとくしたたかな生きざまが腹にガッテンと落ちた時の笑いは至福の一寸であるね・・・ほっほっほっ・・・
な~るほど、だわなぁ・・・
我もそう斯くありたいものよ、と笑いがまた腹の中で揺れるんでありんすよ(^^ゞ
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繋げる元気

2014年02月24日 | 日記
この分だと、あっという間に2月が過ぎてしまいそうだ。
オリンピックであれよという間にここまで来ちゃったんだね~(笑)
楽しみの閉会式はビデオで・・・(^^ゞ

けれど、オリンピックは選手自身の戦いであり頑張りである訳で、
私が頑張った訳じゃない。
彼らの頑張りや喜びを自分の元気に還元して、自分と重ねる事で代弁して貰った気になってる。
半分は自分も頑張ったつもりになってる。
心には栄養も滋養も貰うけど、自分が作り出した頑張りでは無い。
目には見えない元気を形にしてくれた選手から貰ったものだ。

んじゃ、自分は何をして自らを奮い立たせるのか、元気を繋げていくのか。
考えても直ぐには思いつかないけど・・・
先だってお仲間から夏物の反物を戴いた事を思い出した。

若い頃に着物を作る気であったが、遂に日の目を見なかったから、縫物をするアナタなら何かに役立ててくれるかと思って・・・と。
娘さんが居るはずだからそちらに・・・と、一寸頭を過ったが、あぁ・・・結婚してお子さんも居て・・この柄では、も~無理があると分かって私にお鉢が回ってきたらしいと気が付いた。
以前にもそうした事があった。
どんな着物生地でも何かに使ってやろうともくろむ私にはありがたい。
そっかぁ・・・で、この生地・・・さぁてどうしようかとあれこれ考えている。

着物の柄というのは、時期を逸してしまうと、もう気恥ずかしくて着れない・・・っていう位に落差があるなぁ・・・その点、洋服とは多少違う感覚がある気がする。
オバサンの私でもレギンスは履くし、若者風のTシャツも着るし・・友人なんかは娘さんと兼用とか、娘のお上がりを着回して若づくり(笑)。
私は娘と兼用は出来ない・・・だって、娘の方がデカイ(笑)娘のズボンなんか貰ったら、ズルズルと引きずってしまいそうだ(笑)で、感覚も娘とは合わない。
けど、
今の時代は結構、年代に関係無く使い回しが出来るよねぇ。
着物は面倒な手続きやら格式やらがあるから、ホントに好きでないとどうにもならんっつう感じになったりする。
けど、着物は好きだ。今より若い頃の方がちょいちょい着てた。
ちょっとオシャレして着物で街へ・・って洒落てた時もあったな~(笑)
今は・・・着る機会がなくてな・・・などと言い訳めく。

貰った生地をしげしげと眺め、う~~んとうなりながら、頭の中で作れそうなもの、意外性のあるものなどを妄想してる。
この若々しい柄を活かせるもの・・・
だがちょっと縫いづらそうな生地だ・・・さて。。。。

繋げる元気・・・ちょっと起きて来たかな・・・(^^ゞ
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明日は我が身だねぇ・・・

2014年02月23日 | 日記
朝食からエキシビジョンのビデオを見てた・・・
う~~ん・・・なんて素敵ぃ~・・・
スペインのフェルナンデスさんのコミカルな演技・・・もう~最高っ!♪!バカ受けでした(^^ゞ
町田君も楽しい演技だったし、大輔君のアルゼンチンタンゴ・・・もう~圧巻だねぇ~。
リアルタイムで見れないけれど、楽しい楽しいエキシビジョンだった。
最後に皆でダンスをする姿もハグする姿も、パトリック・チャンさんのスピーチも・・・
あの場で見れた方は値千金の雰囲気を存分に楽しんだろうし・・・
5時間の時間差をビデオという文明の利器で楽しませてもらった。
あ~~・・・甘露甘露~(#^.^#)

このところ、ちょっと家に帰ると体調がだらけてるから、時々風邪薬のお世話になってる(笑)
風邪の引きそこない・・・何度もこんなで又盛り返す・・・(笑)
我ながら・・・ゆっくり風邪ひきに浸ってる訳にはいかないぞと思うので、元気剤も飲んだりしてさ(笑)何でもする~
不思議なことに、アブナイ状態はこれで突破するから笑える。
秋田市もついにインフルエンザの警報が出たらしいので、ちょっと用心しながら。

昨日の朝一で友人からのメールで驚いた。
ご亭主が抗癌剤治療をするから暫く太極拳はお休みするというもの。
なんと、あの手術から11年経っているというのにか?!
あぃやぁ・・・
師匠に伝えたら、師匠も驚いていたが、実は師匠にも・・・婿殿がクモマッカで入院してたんだと・・・、あれま!あれま!・・・なんと・・・と驚く情報ばかり。
ホントに人生は分からない事だらけだ。
明日は我が身なのだよねぇ・・・と、心が揺れる。

健康だと威張っていても、突然何が起こるか分かったもんじゃない。
加齢するとその突発性の確率はグイッと高くなるんだろうという認識はあるけど、
これが若いころじゃ実感が湧かないもので、なってハジメテ分かる。

今を一生懸命生きなきゃと言う事は簡単だけど、
これを実践しながら・・・というのは難しいね。
そうなんだよね・・・
いつ、何処で何があるか分からないものねぇ・・・
心して・・・とは頭の隅っこに置いておかねばね・・・

まぁね、生きていなきゃ、面白いことにも出遭えないし。
大声出してバカ笑いも、悔しい涙を流す出来事にも出会えないんだ。
エキシビジョンのような素敵な場面を見る事も出来ないんだ。
だから、今日もユルユル・・・自分なりのケアをしながら取り戻そう・・・
明日から元気で動けるように。
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