■今季の対戦成績と寸評
第10節 C大阪●0-2○京都(主審・井上知大)
【スカパー!ハイライト】
寸評:滾る気迫!守護神・菅野はすげぇの!
第26節 京都△3-3△C大阪(主審・柿沼享)
【スカパー!ハイライト】
寸評:3-0は危険なスコア!うーん互いに脆い!
天皇杯2回戦 C大阪○2(1ex0)1●京都(主審・今村義朗)
寸評:組織力の高さ→1人欠き魂揺さぶる奮戦!
改めて読み返してみれば、弊ブログのセレッソ戦における「真田丸率」の高さよ…。時勢柄、いたし方ない。だって大坂夏の陣、冬の陣ってそのものズバリなんだもん。地理的に。
上記3戦の中で一番内容が良かったのは、延長負けとなった天皇杯。それはもう闘志剥き出しで、敗戦後に拍手が鳴り止まないほど彼らは勇敢だった。AWAYの10節もそれまでと目の色が違う気迫があったし、キンチョウスタジアムには京都を奮起させる何かあるんだよ、たぶん。まぁ、去年はキンチョウでフォルランにハットトリックくらって為す術もなく敗れましたけどね。和田体制とはなんだったのか?
今季の対戦をもう少し詳しくみれば、セレッソが5得点、京都が6得点。得点パターンだけを大雑把に抜き出すと…
セレッソは…CK、杉本ズドン、セットプレーの流れ、PK、ソウザ反転ドン。
京都は…CK、CK、CK、カウンター、カウンター、右サイドからの崩し。
あー…これは(続く)
■カギは京都の先制点
プレーオフは「ドローなら上位勝ち抜け」つまりセレッソが最初から0.5点持ってるというレギュレーションなので、下位側(京都)が先に得点を奪うかどうかが重要。ちなみに今季は3戦全てで京都が先制点を奪っているのであります。さらにはキンチョウでのゲームはいずれも前半のうちに先制点を奪取中。キンチョウだーいすき!
さっき挙げた今季の得点パターンをみれば、やはり注目すべきはCK×3のところ。監督・コーチ陣もここはしっかりと分析してるのでしょう(なお、セレッソ戦以外はさほどCKから奪えてない模様)。カウンター×2については、そもそもセレッソ自体がカウンターからの失点が多いチームで…。京都は今、カウンターの精度もぐんぐん上がってきているので、先制できるチャンスは必ずあると、…断言はしないけど…たぶんあるでしょう。あるんじゃないかな。ま、ちょっと覚悟はしておけ。
■セレッソ攻略法
そんなの千葉に聞けばいいと思うよ(←)。まぁ、今現在やっているサッカーをそのままセレッソにぶつければ、それがそのまま攻略法なのかなー、と。桜様はとにかく前線からガンガンプレスをかけてるチームに手を焼いているご様子なので、まずそこはしっかりと。あとはセレッソは例の3-3馬鹿試合となった京都HOMEの26節から3バックになって、こないだの最終節で4バックに戻した。3バックならば堀米勇輝とダニエルロビーニョの両翼が最終ラインの脇の幅を衝いていけば先手を取れるだろうし、4バックならセレッソの最終ラインもそんなに揃わないだろうしあとはソウザがよくお留守になるのでそこらあたりのスペースを使っていけば…。まぁ素人考えですけどね。やっぱり3-0で圧勝した千葉先輩に聞けばいいんじゃないかな!
■大熊采配脅威論
なんやかんやでこうしてシーズン最後まで指揮を執り続けた敵将・大熊監督。いざプレーオフへ出陣!という最終節後の挨拶で大ブーイングを受けたり相変わらずサポーターの心を掴めてないご様子。サポだけじゃなく、山○蛍あたりも采配への疑問を口にすることを憚らない大熊采配だけれども、京都的には実はこれが結構厄介だったり。弊ブログでは大熊監督について“「捨て身の攻撃」の達人”とか、弊Twitterでは“パルプンテ”などと書いたことがありますが、とにかく当たれば強烈。戦術的タスクを課すよりもその場任せの状態にして最大限に能力を発揮できてるのが杉本健勇で、ハマれば「流れとは関係なく叩き込」んでくる。こわーい。
持ち場を離れて前に出てくるソウザも京都戦では目立っていて、(大熊監督のチーム以外ではあまり考えられない)イレギュラー上等なフリーダムな動きは、やっぱり怖い。ここは誰かしっかり見張っとこう。あとはスイスリーグで活躍して凱旋帰国したヨウイチロウ・カキタニね。もうね、常人ではありえないプレーを瞬時に選択できるジーニアスだからね。大熊監督はそんな彼らを小っぽけな戦術などで縛らず、あえて放し飼いにして才能を輝かせているからね。京都としてはラインを高く保って、放し飼いの天才たちの活動域を狭めたいよね。まぁやられる時はやられるだろうけど、鄭大世&大前元紀に比べればマシだろう。
■京都のキーマンは?
セレッソ側のキーマンはソウザ。たぶんソウザだけは京都への苦手意識はない(と思う)。天皇杯の時は1人減ってからソウザを自由にさせてしまったけど、今度はそうはいかないからな!あの時はまだ加入直後だった吉野恭平もフィットしたぞ!あと、ソウザはどういう訳かエスクデロと仲がいい。出るかどうかわからんけど、リカルドサントスも京都的には嫌な選手。ところでベサルト・アブドゥラヒミってどうしてますかね?
京都側のキーマンは堀米…と言いたいところだけど、あえての染谷悠太。前回対戦では退場してしまい、思うところもあるはず。現状はサブなので、試合には出ないかもしれない。出ないかもしれないけど、この緊張感の高まるゲームを前にチームをまとめるという大役を果たせるのは、気配り上手の染谷をおいて右に出る者はない(はず)。さらにはセレッソというクラブを熟知してるし、直近のプレーオフの経験者でもある。厳密にいえば昨年のプレーオフは怪我で直接は関われなかったけど。京都時代には2度プレーオフを経験。5回目のプレーオフで4回目の参戦って個人最多記録じゃね? ともかくも、こういう特殊な戦いにどう臨むべきかを、たぶん監督やコーチ陣よりもよく知ってる。染谷は聡明やから、それを言葉にして伝えられるはず。何かもうね、染谷はセレッソに勝つために帰ってきたんじゃんじゃないかと思うのですよ。
―・――・―・―・―・―・―・―・―
つらつらと為にならないことばかり書きましたが、チャレンジャーの気持ちを持って、今持てる力の全て発揮すれば、その先へと続く道は開けるはず。いざ!
第10節 C大阪●0-2○京都(主審・井上知大)
【スカパー!ハイライト】
寸評:滾る気迫!守護神・菅野はすげぇの!
第26節 京都△3-3△C大阪(主審・柿沼享)
【スカパー!ハイライト】
寸評:3-0は危険なスコア!うーん互いに脆い!
天皇杯2回戦 C大阪○2(1ex0)1●京都(主審・今村義朗)
寸評:組織力の高さ→1人欠き魂揺さぶる奮戦!
改めて読み返してみれば、弊ブログのセレッソ戦における「真田丸率」の高さよ…。時勢柄、いたし方ない。だって大坂夏の陣、冬の陣ってそのものズバリなんだもん。地理的に。
上記3戦の中で一番内容が良かったのは、延長負けとなった天皇杯。それはもう闘志剥き出しで、敗戦後に拍手が鳴り止まないほど彼らは勇敢だった。AWAYの10節もそれまでと目の色が違う気迫があったし、キンチョウスタジアムには京都を奮起させる何かあるんだよ、たぶん。まぁ、去年はキンチョウでフォルランにハットトリックくらって為す術もなく敗れましたけどね。和田体制とはなんだったのか?
今季の対戦をもう少し詳しくみれば、セレッソが5得点、京都が6得点。得点パターンだけを大雑把に抜き出すと…
セレッソは…CK、杉本ズドン、セットプレーの流れ、PK、ソウザ反転ドン。
京都は…CK、CK、CK、カウンター、カウンター、右サイドからの崩し。
あー…これは(続く)
■カギは京都の先制点
プレーオフは「ドローなら上位勝ち抜け」つまりセレッソが最初から0.5点持ってるというレギュレーションなので、下位側(京都)が先に得点を奪うかどうかが重要。ちなみに今季は3戦全てで京都が先制点を奪っているのであります。さらにはキンチョウでのゲームはいずれも前半のうちに先制点を奪取中。キンチョウだーいすき!
さっき挙げた今季の得点パターンをみれば、やはり注目すべきはCK×3のところ。監督・コーチ陣もここはしっかりと分析してるのでしょう(なお、セレッソ戦以外はさほどCKから奪えてない模様)。カウンター×2については、そもそもセレッソ自体がカウンターからの失点が多いチームで…。京都は今、カウンターの精度もぐんぐん上がってきているので、先制できるチャンスは必ずあると、…断言はしないけど…たぶんあるでしょう。あるんじゃないかな。ま、ちょっと覚悟はしておけ。
■セレッソ攻略法
そんなの千葉に聞けばいいと思うよ(←)。まぁ、今現在やっているサッカーをそのままセレッソにぶつければ、それがそのまま攻略法なのかなー、と。桜様はとにかく前線からガンガンプレスをかけてるチームに手を焼いているご様子なので、まずそこはしっかりと。あとはセレッソは例の3-3馬鹿試合となった京都HOMEの26節から3バックになって、こないだの最終節で4バックに戻した。3バックならば堀米勇輝とダニエルロビーニョの両翼が最終ラインの脇の幅を衝いていけば先手を取れるだろうし、4バックならセレッソの最終ラインもそんなに揃わないだろうしあとはソウザがよくお留守になるのでそこらあたりのスペースを使っていけば…。まぁ素人考えですけどね。やっぱり3-0で圧勝した千葉先輩に聞けばいいんじゃないかな!
■大熊采配脅威論
なんやかんやでこうしてシーズン最後まで指揮を執り続けた敵将・大熊監督。いざプレーオフへ出陣!という最終節後の挨拶で大ブーイングを受けたり相変わらずサポーターの心を掴めてないご様子。サポだけじゃなく、山○蛍あたりも采配への疑問を口にすることを憚らない大熊采配だけれども、京都的には実はこれが結構厄介だったり。弊ブログでは大熊監督について“「捨て身の攻撃」の達人”とか、弊Twitterでは“パルプンテ”などと書いたことがありますが、とにかく当たれば強烈。戦術的タスクを課すよりもその場任せの状態にして最大限に能力を発揮できてるのが杉本健勇で、ハマれば「流れとは関係なく叩き込」んでくる。こわーい。
持ち場を離れて前に出てくるソウザも京都戦では目立っていて、(大熊監督のチーム以外ではあまり考えられない)イレギュラー上等なフリーダムな動きは、やっぱり怖い。ここは誰かしっかり見張っとこう。あとはスイスリーグで活躍して凱旋帰国したヨウイチロウ・カキタニね。もうね、常人ではありえないプレーを瞬時に選択できるジーニアスだからね。大熊監督はそんな彼らを小っぽけな戦術などで縛らず、あえて放し飼いにして才能を輝かせているからね。京都としてはラインを高く保って、放し飼いの天才たちの活動域を狭めたいよね。まぁやられる時はやられるだろうけど、鄭大世&大前元紀に比べればマシだろう。
■京都のキーマンは?
セレッソ側のキーマンはソウザ。たぶんソウザだけは京都への苦手意識はない(と思う)。天皇杯の時は1人減ってからソウザを自由にさせてしまったけど、今度はそうはいかないからな!あの時はまだ加入直後だった吉野恭平もフィットしたぞ!あと、ソウザはどういう訳かエスクデロと仲がいい。出るかどうかわからんけど、リカルドサントスも京都的には嫌な選手。ところでベサルト・アブドゥラヒミってどうしてますかね?
京都側のキーマンは堀米…と言いたいところだけど、あえての染谷悠太。前回対戦では退場してしまい、思うところもあるはず。現状はサブなので、試合には出ないかもしれない。出ないかもしれないけど、この緊張感の高まるゲームを前にチームをまとめるという大役を果たせるのは、気配り上手の染谷をおいて右に出る者はない(はず)。さらにはセレッソというクラブを熟知してるし、直近のプレーオフの経験者でもある。厳密にいえば昨年のプレーオフは怪我で直接は関われなかったけど。京都時代には2度プレーオフを経験。5回目のプレーオフで4回目の参戦って個人最多記録じゃね? ともかくも、こういう特殊な戦いにどう臨むべきかを、たぶん監督やコーチ陣よりもよく知ってる。染谷は聡明やから、それを言葉にして伝えられるはず。何かもうね、染谷はセレッソに勝つために帰ってきたんじゃんじゃないかと思うのですよ。
―・――・―・―・―・―・―・―・―
つらつらと為にならないことばかり書きましたが、チャレンジャーの気持ちを持って、今持てる力の全て発揮すれば、その先へと続く道は開けるはず。いざ!