二条河原の楽書

京都サンガF.C.を中心にJリーグを楽な感じで綴るサッカー忘備録(予定)

2018順位予想〈明治安田生命J2リーグ編〉

2018-02-21 | 蹴球
空想上でも3流ゴシップ紙・きょうえもんスポーツ編集部。
引き続き脳内座談会が行われるようです。

■狭くなった?昇格枠への本命は?
デスク「さてJ2だが、今年から昇格プレーオフのレギュレーションが変わった」
記者A「プレーオフを勝ち抜いても、J1との入替戦でしかもAway…この3枠目はさすがに厳しい」
記者B「だから昇格したいクラブは2位以内を目指す。そんな本気の補強をしたクラブが目立つ」
デスク「去年以上に絶対的な本命不在だな。それでも◎を打つとすればどこだ?」
記者C「ボクは大宮ですね。監督も戦力も整ってます」
記者A「新潟…と言いたいところですが、松本かな。攻撃陣をガラッと変えた」
記者B「千葉だ。試行段階を終えたエスナイデルサッカーはまだまだ伸びる」
記者D「徳島かな。年末のアウォーズが阿波ーズになるよ」
デスク「また4者4様か。新潟じゃなくて松本にした理由はなぜだ?」
記者A「新潟は怪物FWターレス、開幕直前にブルーノメネゲウと、戦力的はむしろJ1クラス。ただ、ホニの所属交渉含めて計画通りの編成になっているのか疑問です。端的に言えば代理人の影響が大きいチームかな、と」
デスク「だが鈴木政一監督はかつて磐田の黄金期を築いた名将だ」
記者A「久し振りのプロでどうなのかは不安要素。キチンとサッカーを知っている監督なのは間違いないのですが」
デスク「松本の攻撃陣は変わったな。新戦力に永井龍、前田直輝、前田大然、中美慶哉…」
記者A「昨年は反町監督がフロントに苦言を呈して戦ってましたが、今年は違うぞ、と」
記者D「去年は反町と反りがあわなかったんだね」
デスク「大宮は去年最後の方に石井監督にやらせて、降格後を見据え準備してたフシもあるな」
記者C「江坂きゅんが抜けたのは大きな損失ですが、福岡から三門、そして熊本から意外とカワイイ顔してる嶋田きゅん♡」
デスク「…。とりあえずシモヴィッチに放り込むだけでも点は取れそうだ。千葉は?前評判高いな」
記者B「昨季終盤一番好調だったチームだ。主力をほぼ残した上で増嶋、小島秀仁、茶島、高木利弥ら補強も粒揃い。リスクを背負う戦術だが、監督自身がJ2の戦い方、日本のサッカーを理解したのも大きい」
記者C「GKのロドリゲスさん、DFのエベルトさんも屈強そう…」
デスク「徳島はどうだ?」
記者D「あのリカルドロドリゲス監督の元にシシーニョが加わるなんて…胸が熱くなりますぺいん」
デスク「渡・馬渡は抜けたが、ガンバから呉屋、岐阜から大本、沼津から薗田と補強は面白い。コスタリカ人GKも獲った。ここも本気だな」
記者A「スペイン系ならロティーナ率いる東京Vも存在感がある」
記者B「安在&安西のWアンザイを引き抜かれたのは痛いが、水戸から林陵平が復帰。群馬から高井、大分の正GK上福元など適材適所の補強をしている」
記者D「果たして比嘉さんの出番はあるのか!?」
デスク「降格組の甲府も昇格候補だろう」
記者A「大きな補強は山口の心臓だった小塚の獲得。吉田達磨監督の元で生きるのかどうか」
記者C「毎年恒例のブラジル人ガチャは引いてないんですね…。FWの軸はジネイですか」
記者D「ジネイの得点力なんて信じねぇ」
デスク「去年12点獲ってるんだから十分だろ。で、ジネイを獲ってドゥドゥを福岡にレンタルで出した…」
記者B「単独で突破できるドゥドゥはJ2だと反則レベル。トゥーリオデメロがアタリなら福岡はJ2屈指の攻撃力になる」
記者A「ただ三門や亀川が抜けた中盤から後ろは気になりますね。田村の復帰は頼もしいですが」
記者D「福岡…田村…王国……きゃーーーーー」
デスク「“悲鳴”と“姫”がかかってるとか、わかりにくすぎるだろ!」

■上位をうかがうクセ者たち
デスク「ざっと実力あるチームが挙がったが、どこが昇格してもおかしくないほとの戦国J2だな」
記者A「補強度合いでいえば岡山に注目だ。上田康太、仲間、イヨンジェと主力級を揃えた」
記者B「GK金山の補強は大きい。ただ血の入れ替わりが多いので、チーム作りに時間がかかりそうだ」
デスク「ウインターキャンプの成果はすぐには出ないからな…」
記者D「フハハハハハハ!ダークホースといえばあのチームを忘れていないか?愚か者め!」
デスク「おっ、ヘンテコな黒いヤツⓒ村井チェアマン。金沢のゲンゾイヤーvsヤサガラスの戦いの行方は今年も楽しみだな」
記者D「金沢は去年終盤勝ち始めた主力が結構残った上、レジェンド清原も帰ってきたり、間違いなくいいチームになりそうなんしー」
デスク「方言の“なんしぃ”の使い方はそれでいいのか?マラニョンってのがアタリならいい線行けるかもな。金沢自体がJ2をかきまわすヤサガラス…いやクセ者になるかもな」
記者C「ボクは町田が面白いと思うんですよねー。繊細そうな顔して芯が通ってる相馬が作る最終ラインはまるで羽生クンのスケートのように美しい」
デスク「町田なのに羽生なのか」
記者A「町田は選手の入れ替わり関係なく同じチームを作れるから大きくは崩れないだろう。ただ上位進出となるとパンチ力不足」
記者D「そだねー」
記者B「監督の手腕ならば大分の片野坂監督もなかなかのもの。GK上福元が抜けたのは痛いが、馬場賢治やFKの名手・宮阪、J3得点王・藤本がハマれば昨年の9位より上も視野に入る」
記者D「そだねー」
デスク「横浜FCはどうだ?サプライズで松井大輔も加入した」
記者C「ああっ、DAZNのCMのカズ様が渋すぎますぅ~♡」
記者A「松井が加入したとはいえ、やっぱり今年もイバ頼みになりそう。タヴァレス監督の手腕も正直よくわからない」
記者D「そだねー」
デスク「個人的に気になるのは岐阜だな。1年目から大木サッカーで強烈なインパクトを残した」
記者B「庄司、シシーニョ、大本と主力を引き抜かれてかなりの戦力減は否めない。ただ、主力が引き抜かれるのはそれだけいいサッカーをしていた証拠だ」
記者A「ポジションを崩しながらでもプレスをかけてパスを繋ぎまくるスタイルは変わらないでしょう。エセキエルハム、ライアンデフリーズという新外国人がハマれば…」
記者D「ハムでデブるー。明宝ハムうま」
デスク「そだねー。明宝ハム、スタグルに復活してほしいなー」

■戦力が整わなかったチーム
デスク「昇格に本気のクラブが力を入れて補強した一方で、今年のJ2は思うように戦力が揃わなかったクラブもある」
記者B「讃岐のように練習環境が整っていないと、どうしても選手が集まらない。だが北野監督は逆境になるほど知恵を出す智将。戦力が足りなくても監督さえしっかりしていればJ2は戦えるリーグだ」
記者D「うっ、どんどん選手がいなくなる…」
デスク「讃岐は戦力的に厳しいな…。同じ四国勢の愛媛も満足のいく戦力は整わない」
記者A「絶対的存在だった小島秀仁や白井らが抜けた。ただ、湘南からレンタルの神谷は将来日本を背負うかもしれない若きタレント。間瀬監督のチーム作りに期待したい」
記者C「水戸も大幅に戦力持ってかれましたよねー。林陵平、前田大然をはじめ去年のスコアラー根こそぎ。あとGK笠原クンまでいなくなった…」
記者A「監督も西ヶ谷監督から長谷部監督へ。監督としての手腕も未知数でどっちに転ぶかわからない」
記者D「水戸降門にならなきゃいいけど」
デスク「そのダジャレはアウトな、はいペナルティボックス行き。あと話が出てないのは、山形、栃木、京都、山口、熊本か」
記者A「山形は期待された木山体制1年目でパッとせず、菅沼や鈴木雄斗、高木利弥などがOUT。新加入のブラジル人3人は未知数で、うち1人は大怪我で離脱…」
記者B「買い材料が少ないな。木山チルドレンでコツコツ勝ち星を拾っていくしかない。ただ山形以上にポジティブな要素がないのが京都だ」
デスク「うむ。まさか布部監督を続投させるとは」
記者A「こちらも新外国人4人は未知数の上、怪我持ちもいるようですし、戦力的には12位だった去年よりもかなりのマイナス。しかも監督の手腕もアテにならないときてる」
記者D「でもアレでしょ?実際はボスココーチがピピッと指揮するんじゃないの?ボスコピピック~」
デスク「お前ペナルティボックスだって言っただろ!まぁしかし、京都は幹部も監督も昇格という言葉を避けて口にしないという異常な空気だ。怪我人が出ればチームが回らないくらいに選手層も薄い」
記者A「新人監督は当たることの方が少ないですからね。ハズレを続投させるかどうかは別にして。山口の霜田監督も新人です」
記者B「協会で若い世代を見ていただけあって有望な若手を借りてきたな。丸岡、オナイウ、高木大輔…」
記者C「あら、徳島から大崎きゅんも加入したのね。はにかみ笑顔がカワイイ♡」
デスク「新人監督が理想主義に走ると波に乗った時はいいが、転んだ時に怖いな。熊本はどうだ?」
記者A「こっちは実績十分の渋谷監督です。GMには広島から織田氏を招聘し、限られた予算内で筋の通ったチーム作りに着手している印象」
記者B「皆川や青木剛などピンポイントで戦力を整えた。目標設定を間違わなければ残留はいけそうだ」
デスク「熊本は今年残留できれば来年再来年楽しみなチームになりそうだな。J3からの昇格チーム・栃木はどうだ?」
記者A「ネイツペチュニクを擁してJ3では反則戦力でしたが、J2に入れば厳しい戦力。ヘニキや大黒、寺田など実績ある選手を加えましたし、ギリギリで新外国人も獲りましたが…」
記者B「J3優勝チームは金沢、山口、大分と昇格1年目から好成績を収めている。ただし栃木は優勝を逃したチームでもある」
記者C「個頼みになっちゃうと厳しいかもですねー。あら、廣瀬浩二さんまだ栃木にいるのね。結構タイプ♡」
デスク「今年のJ2も実力拮抗の面白いリーグになりそうだが、予想は上も下も難しい」
記者D「ワールドカップがあっても、J2は毎週やるよ!休まないよ!代表とか関係ないよ!J2にこないで!」
デスク「お前、キャラ定まらないな…」
記者D「そだねー」
デスク「カーリングみたいにスベりまくる予想にならなければいいが」




〈明治安田生命J2リーグ予想順位〉

1位予想 ジェフユナイテッド千葉

→洗練されたハイライン&ハイプレスで悲願達成。戌年だもん。


2位予想 徳島ヴォルティス

→名将が導く珠玉のスペイン風サッカーはJ2最先端。


3位予想 大宮アルディージヤ

→実績十分の石井監督+充実戦力で総合力はピカイチ。


4位予想 松本山雅FC

→前田大然が生きる機動力サッカーへキャラ変すれば面白い。


5位予想 東京ヴェルディ

→スペインの名将が築く知的なサッカーも熟成・進化するはず。


6位予想 アビスパ福岡

→井原イズムあふれる堅守+新外国人の破壊力で勝負。


7位予想 アルビレックス新潟

→かなりクセが強そうな戦力を名伯楽がまとめきれるか。


8位予想 ツエーゲン金沢

→継続的なチーム作り+清原復帰と好材料多。フハハハ愚か者め。


9位予想 ヴァンフォーレ甲府

→監督含め、意外とJ2経験が少ない。小塚は新天地で生きるか?


10位予想 大分トリニータ

→宮阪や馬場ら着実に戦力積み上げ。J3得点王藤本にも注目。


11位予想 FC岐阜

→主力を奪われても大木サッカーは継続。若き才能・永島に注目。


12位予想 FC町田ゼルビア

→昇格ライセンスは持たないが、見事な陣形で番狂わせを起こす。


13位予想 ファジアーノ岡山

→主力が大幅に入れ替わり。補強を活かすまで時間がかかりそう。


14位予想 ロアッソ熊本

→昇格経験のある渋谷監督が就任。GMもチーム作りの手腕は確か。


15位予想 横浜FC

→得点王イバを擁するも、タヴァレス監督の手腕に疑問符。


16位予想 モンテディオ山形

→再び木山チルドレン+未知数なブラジル人。菅沼OUTは痛手。


17位予想 愛媛FC

→間瀬イズム浸透も主力を奪われて苦しい2年目。神谷に期待。


18位予想 カマタマーレ讃岐

→乏しい戦力でこそ輝く北野監督。さぬぴーの言動にも要注目。


19位予想 栃木SC

→昇格即躍進するにはちと戦力手薄。点を取れる選手はいるが。


20位予想 レノファ山口FC

→実力未知数の新人監督が理想に固執しすぎる的な危険な予感漂う。


21位予想 京都サンガF.C.

→戦力減、未知数戦力、迷将続投…こっちの麿も失脚危機。


22位予想 水戸ホーリーホック

→ごっそり戦力が抜けての、新人監督。当ブログの最下位予想は当たらないと評判なので最下位予想は縁起物でございますよ。








2018順位予想〈明治安田生命J1リーグ編〉

2018-02-20 | 蹴球
空想上のクオリティペーパーを発行する・きょうえもんスポーツ。
やめときゃいいのに今年も編集部内で座談会が行われるようです。

■どうなる優勝争い
デスク「さすがにこの座談会形式の予想、もう飽きてきたな…」
記者A「飽きたも何も開店休業状態じゃないですか、このブログ…」
記者D「飽きた…ヘディングの鬼」
デスク「我々も頭を使ってゼイワンの予想からだ。キミたちの予想を聞こう」
記者A「やはり昨年チャンピオンの川崎。大きな戦力流失もなく、大久保など戦力層が厚くなった」
記者B「その川崎をゼロックスで破ったセレッソを推す。昨年の継続からの戦力上積み、仕上がりの早さ、好材料が揃う」
記者C「ボクは鹿島かな。内田篤人きゅんも帰ってきたしぃ♡」
記者D「ちっちっちっ。皆さんACL組は疲弊するのお忘れでは?きっとこうなりますよ、磐田が優勝を祝った!と」
デスク「ACL組はチームが仕上がる前にシーズンが始まり、その後も過密日程を強いられるのは毎年のことだな。今年初戦を勝てたのはセレッソだけか…」
記者A「優勝候補には柏も挙げたいんですが、ここもやはりACLの存在が気になりますね。とにかく点の取れる外国人がいて、若手の伸びしろもあるチームだと思いますが」
記者B「その点セレッソは大会ごとにターンオーバーを使い、昨シーズンはルヴァン杯と天皇杯を獲った」
記者C「尹晶煥監督すごいわ~、温厚そうに見えて勝負師の目つきがダンディよね」
記者A「逆に鹿島は大岩監督の手腕が気になりますね。もちろんチーム力はあるんですが、戦術家というよりは調整役のような…」
デスク「うっちーが話題になったものの、INもOUTもそんなになかった。川崎は大久保嘉人、齋藤学と前線の補強が派手だった」
記者A「山形から獲った鈴木雄斗もいい。齋藤の復帰はシーズン後半でしょうが、今年も終盤にピークが来る追い上げ型になりそう」
デスク「ACL組以外では磐田が挙がったが?」
記者D「監督のマネジメント力は、名波界広しといえども浩だけですぞ」
記者A「…名波界はさほど広くないと思うが、選手を気持ちよくプレーさせるという意味では感心する。ただし川辺が抜けたのは本当に痛い。田口や山田大記が本領を発揮できるかどうか」
記者C「大怪我から復帰する小川航基くんに期待よ~♡」


■上位をうかがうACL王者
デスク「ACLチャンピオンの浦和はどうだ?」
記者A「リーグ戦に集中できるという意味では、本命の印が付いていいチームですよね。ただラファエルシルバを中国2部に奪われた影響は多少なりともありそうです」
記者B「それ以上に気になるのは堀監督の手腕だ。短期的には上手くいったが、シーズン通じてチームを掌握できるかどうかは疑問が残る」
記者D「ミシャ式から脱却して自分の色を出していかなきゃですもんね。前監督のカラーは皆色捨てろヴィッチ」
デスク「そのミシャを札幌の野々村社長が引っ張り込んだ」
記者A「ミシャは戦術構築に時間がかかる。それに都倉やジェイを活かせるのかな…」
記者C「はぁ…やっぱり宮吉きゅんかっこいい…尊い」
デスク「まさか札幌で宮吉&駒井が揃うとは思わなかった…(遠い目)」
記者A「新監督といえば横浜には元オーストラリア代表監督のポステコグルー氏が就任。モンバエルツ監督が築いた基礎にどんな上屋が建つのか興味深い」
記者D「なんか熊みたいな人だね。でもエヒメッシやマルティノスが抜けちゃった。加入した久富っち…じゃなくて大津はすぐに怪我。戦力的には横浜Fマイナス?」
記者B「柏もそうだが、横浜は若手の伸びしろが大きい。監督の手腕次第で大化けもある」
記者C「ボンバー中澤が安室ちゃん引退とともに燃え尽きてしまわないかだけが心配だわぁ~」
記者A「新監督では、シーズン前のTMで調子の良さが伝えられているのが長谷川健太率いるFC東京」
デスク「大久保、ウタカらがOUTになったが戦力バランスはスッキリしたかもな」
記者A「健太監督は堅実なチームを整えるのは上手い。去年までの荒れ気味だった“内情”は直っていくと思いますが、すぐにタイトルまで届くかどうか」
記者C「仙台ばどうですか?結構いい線行くと思いますよ。渡邉監督の“集中!”ポーズは男でも怪鳥でも惚れちゃいますぅ♡」
デスク「三田が神戸に移籍したが、J2で最もパスを配球した男・庄司が加入した。J2ファンとしては楽しみだ」
記者B「FWがちょっと弱い気もするが、攻守連動するサッカーが機能して点さえ取れれば面白い存在。韓国帰りの阿部拓馬次第かな」
記者D「笹蒲鉾!阿部蒲!阿部蒲!」


■昇格組もあなどれない
デスク「昇格組はどうだ?湘南、長崎、名古屋。名古屋はびっくりするような大物を補強したな」
記者A「昨年J2で猛威をふったガブリエルシャビエルに加え、ジョー、ランゲラックと代表クラスを獲得。トヨタマネーおそるべし」
記者C「えっ?ちょっと…まって、ランゲラックさん男前すぎない?楢崎さんも武田くんも男前なのに…」
記者B「GKは補強したが、J2でも下から6番目に失点していた守備面は放ったらかしの印象だ。攻め一辺倒の名古屋式風間サッカーがJ1で通用するかどうか」
記者D「ダメだった時は素直に謝ればいいよ。“おっ、わりぃ”…って」
デスク「尾張だけにな!」
記者A「昇格3チームの中では、一見戦力不足に見える長崎の方がチームのバランスはいい」
デスク「チームそのものより高田社長の方に注目が集まりがちだな」
記者B「去年も降格候補に目されていた札幌が残留に成功している。チームのまとまりのようなものはあなどれない」
記者C「あら鈴木武蔵クンもいるのね。ブレイクしそうでしないけど長崎でどうかしら」
デスク「J2チャンピオンの湘南は、山田直輝が浦和に帰ってしまったのが痛いな」
記者A「育った主力が戻っていく、奪われる、ってのにはもう慣れてますよね、チョウ監督。最終的には誰が主力になろうと同じ方向性のサッカーが描けると思いますよ」
記者D「今度こそJ1で勝難ベルマーレとか遭難ベルマーレにはならない、と」
記者B「ミキッチはともかく、新外国人は未知数。J1はやはり外国人の出来で成績が左右される。去年の札幌だってジェイがいなければどうなったやら」
デスク「関西勢のガンバや神戸の話はまだ出てないな」
記者A「レヴィークルピ監督は始動も遅めで、しかも開幕後もしばらくは実戦を調整的に使う方針のようで正直大丈夫かな?と」
記者C「補強も少なめで、主にJ2で実績がある菅沼と矢島きゅんくらい」
記者B「クルピは編成に口を出してないようだ。チルドレンも倉田くらいしかおらず、イチから構築すると時間はかかるだろう」
記者D「今年のガンバは苦しぴぃね。ガマン大阪だね」
記者A「神戸は結局暫定監督だった吉田孝行監督が続投。バルサ化をぶちあげる三木谷氏が大物外国人監督でも呼ぶのかと思っていましたが…」
記者C「ウェリントン、チョンウヨン、三田と主力級を獲ってますが、岩波、大森、高橋秀人サマとOUTも多いですねぇ…」
記者B「レアンドロが復活すれば前線の戦力は充実する。ただやはり新人の吉田監督にかつての恩師エンゲルスコーチを付けるというコーチングスタッフのいびつさは気にかかる」
デスク「監督選びは大事だぞ(遠い目)。監督といえば去年広島を指揮したヨンソン監督が今年は清水だ」
記者B「久米氏がGMになってクラブの体制そのものから強化しようとしている」
記者A「犬飼を鹿島に獲られたが、そこにファンソッコを補強。戦力はそれなりに整えられた」
記者D「残念そこはソッコだっ!清水はよそ者には厳しいサッカー王国だと聞きますが、よんそん者は大丈夫ですかね?」
デスク「…。そのヨンソンを切った広島は城福監督を招聘した」
記者A「城福監督は、理想を追い求めるムービングフットボールモードか、甲府時代のリアリストモードか、どっちのスタンスで指揮を取りますかね」
記者C「紙一重で残留したチームに、川辺が復帰。渡、馬渡の徳島コンビやタイの英雄・ティーラシンと戦力はアップしてるんですかね?宮吉きゅんを失った穴はきっと馬渡きゅんが埋めてくれます」
デスク「さっきから顔の話ばかりだなお前」
記者B「駒は揃っている気がするがやはりポイントは城福監督の手綱捌き。いわゆる“格好つける”監督だが、J1では思うほど結果を残せてないのも事実」
記者D「城福界広しといえどもカッコイイガッツポーズ決められるのは浩だけ」
デスク「城福界は広くなねぇーよ。あとは鳥栖か。エース豊田が出ていった割に補強は地味目に映る」
記者B「マッシモフィッカデンティ監督が蒔いてきた種がそろそろ花開けば上位進出できるかもしれない。田川あたりがブレイクすれば」
記者C「あら…高橋秀人サマに高橋祐治きゅん、補強は顔で選んでるのかしら♡」
記者A「安在和樹がJ1でどこまでやれるか楽しみだ。豊富な資金力を持つスポンサーもいることだし、夏に大物補強を期待したいところだが」
記者D「夢はサイゲンないね」
デスク「J2の予想も際限なく頼むぞ」




〈明治安田生命J1リーグ年間順位予想〉

1位予想 セレッソ大阪

→大会ごとに選手を使い分け、名将がリーグ戦を桜満開に導く。


2位予想 横浜Fマリノス

→エリク将からポス将への禅譲は計算ずく?飛躍の予感。


3位予想 川崎フロンターレ

→序盤は苦労しそうだが、去年同様最終コーナー追い込みの予感。


4位予想 浦和レッズ

→代表クラスの戦力揃うも、堀監督の手腕に一抹の不安。


5位予想 ジュビロ磐田

→破壊力には欠けるが、名波式人心掌握術で崩れないチームに。


6位予想 柏レイソル

→ACL日程を乗り越えれば、若い力+反則外国人で上位進出も。


7位予想 ベガルタ仙台

→マエストロ庄司が操る渡邉サッカーは今季J1のダークホース。


8位予想 FC東京

→健全・堅実・健太監督でチームの規律を整え、復活をうかがう。


9位予想 サガン鳥栖

→マッシモ体制もそろそろ勝負の年。爆発力はイバルボ次第。


10位予想 鹿島アントラーズ

→昨季覇権を奪われた大岩監督が求心力を保てるか疑問符。


11位予想 湘南ベルマーレ

→J1の舞台でもブレない。選手を成長させながら勝ち点も取る。


12位予想 清水エスパルス

→久米GM+ヨンソン監督のタッグはそこそこ安定感ありそう。


13位予想 北海道コンサドーレ札幌

→ミシャ式の浸透にはそれなりに時間がかかりそう。


14位予想 Vファーレン長崎

→戦力的には最下位だが、団結力は抜群。J2界の希望の星。


15位予想 ヴィッセル神戸

→個の能力は高い。監督がそれを活かせるかは別問題。


16位予想 サンフレッチェ広島

→城福監督次第。クラブとして目指すサッカーの方向性がやや迷子。


17位予想 ガンバ大阪

→時間のかかるタイプのクルピ監督。戦力の上積みも乏しく苦ぴい。


18位予想 名古屋グランパス

→世界を切り裂く名刀に、紙の鎧。流血覚悟の戦いの行方はいかに?