二条河原の楽書

京都サンガF.C.を中心にJリーグを楽な感じで綴るサッカー忘備録(予定)

2014 J展望(饅頭こわい)

2014-02-23 | 蹴球

気がつけばJリーグ開幕まであと1週間。早い!
とりあえず、去年の拙者の予想の答え合わせから…。

《J1去年の予想と結果》
◎浦和―→ 6位
○鳥栖―→12位
▲C大阪→ 4位
△柏――→10位
×F東京→ 8位
☆仙台―→13位

(去年の降格予想)
◎甲府―→15位
○新潟―→ 7位
▲湘南―→16位
△清水―→ 9位
×大分―→18位
☆横浜M→ 2位

…ひどい(絶句)。関係各位様本当にすみませんでした。ただ、言い訳としては浦和は終盤まで割といい位置に付けていたし、鳥栖は後半だけ見れば上位だし、セレッソはこれ見事でしょ?(エジノへの言及が余計だった)。柏、FC東京、仙台………嗚呼、ひどい。降格予想はもっとひどい。ごめんなさい、ごめんなさい。


《J2去年の予想と結果》
◎神戸―→ 2位昇
○京都―→ 3位
▲岡山―→12位
△G大阪→ 1位昇
×徳島―→ 4位昇
☆松本―→ 7位

開幕前はそれほど評価の高くなかった神戸を本命に置いたこととか、前年15位の徳島にちゃんと印を打ったこととか、ガ、ガンバ4番手は期待値込みの予想だから………(虚ろ)。本当にごめんなさいごめんなさい。


以下駄文になりますが、予想の当たらない愚者の2014シーズンの予想をどうぞ。


《J1》
基本的にACLはリーグ戦にとってはマイナス要因ですよね。ただ、去年広島がまさかあんな勢いでACL捨ててくるとは(…今年も広島はクサいですね)。ACLさえなければ◎は川崎に打ちたいのですが、風間監督はアジアへの飛躍を挑戦するでしょう。ということで拙者の本命は、ACLがなくて、継続してチームを作っていて、なおかつ地力があるという理由で柏レイソル。最終ラインに不安もありますが、破壊力はあると思いますよ、はい。柏の皆さん、すいません。
◎…柏レイソル


対抗は広島。ACLを足枷にしないドライさは「引き際を心得ている」としか言えませんね。戦力的にはGK西川OUTの分は林INできっちり補完できていて、大きなマイナスもなし。堅守をベースにしているので大崩れしにくいのではと予想。若手も育っているし。
○…サンフレッチェ広島


ダークホースには、ACLさえなければ本命に推したかった川崎。戦力的マイナスがないので、レナト+大久保が怪我さえしなければ強いはずですよ、たぶん。神懸かり的な強さと引き替えに脆さも同居している印象があるので、そこをいかに堪えられるか。
▲…川崎フロンターレ


ACLもないし、補強もしたし、浦和レッズは普通に考えれば◎か○でもよかったのです。ただ、大事なところで落としてしまうのはおそらく監督が原因ではないかと。浦和よりも勝ち点積めそうのがガンバ。J2で守備を建て直しているので、崩れにくいチームになったのは間違いないし、ゲーム運びもやっぱり上手い。ただし宇佐美離脱は大幅マイナス。躍進する可能性を秘めていると予想するのが、清水、新潟、鳥栖の3チーム。それぞれノヴァコヴィッチ、川又、豊田という点取り屋がいるので、あとは守備次第。この中では、シーズン開始からGK林がいる鳥栖かなぁ(性懲りもなく)。
△…ガンバ大阪
×…浦和レッズ
☆…サガン鳥栖


降格予想は今年もサラっと(ビックリ枠込)

降◎…徳島ヴォルティス
降○…鹿島アントラーズ
降▲…ヴィッセル神戸
降△…ヴァンフォーレ甲府
降×…名古屋グランパス



《J2》
J2の本命というか、1つのポイントフラッグになるチームが湘南。去年降格はしたもののサッカー自体の内容は良くて、このキジェスタイルを貫けば自ずと勝ち点は計算できる。2~3主力の戦力流失はあったものの、2位で昇格した2年前に比べれば戦力は上。ということで◎はずっと湘南で考えてました。ところがどうやら磐田の前線の破壊力が半端ないことが判明。J2突破兵器・ポポを擁しているだけでも反則級なのに、今のところ上手く戦力がまとまっているようで…。ボランチのフェルジナンドもかなりいい選手だとかで、ここにきて死角が見当たらなくなった。もし磐田が足踏みするとすれば、シャムスカ。短期間でチームをまとめる手腕はピカイチだけど、マジックが解けた時に違う手があるのかどうか。まぁでも、自動昇格2枠を争うのはこの2チームだと思うんですよ…。
◎…ジュビロ磐田
○…湘南ベルマーレ


J2は平気で下位が上位を喰ってしまうという難しいリーグ。そういう意味ではやっぱり経験がモノを言う。そこで浮上するのは、影山監督5年目の指揮で既に構築している固い守備を持つ岡山(性懲りもなく)。林、久保、染矢の補強で勝ちきれなかった所をモノにできるようになれば…。策士反町監督率いる松本も、去年のベースがしっかりある上に戦力ダウンもしてない。この2チーム以上に地力があるのは千葉。両SBが抜けた点はマイナスだけど、鈴木監督はきっちりPO圏内に持ってくるでしょう。それから今年はやたらと伏兵が目に付いて、そのうち1チームPOに進出してきそうな予感。拙者が伏兵と考えるのは、白崎・中島が掻き回しそうな富山、小野伸二を含めてどうみてもいいチームを作っている札幌、昇格経験豊富な石崎監督+充実の戦力補強をした山形、資金難だったはずがどうみてもパワーアップしてる明太プシュニク福岡、戦力を目一杯動かす統率力と頭が光る田坂監督率いる大分、高木監督2年目失速のジンクスがあるけれども長崎。各方面、皆さまにはご迷惑をおかけします。あれ?どこか肝心のチームを忘れているような…。
▲…ファジアーノ岡山
△…ジェフユナイテッド千葉
×…松本山雅FC
☆…カターレ富山


そうですよねー、京都は無印です。バドゥ監督はユニークで面白い手法でチームを作っているようですが、面白い=勝てるが両立するほどJ2の現実は甘くないんじやないかと。土台や基礎がないところに家を建てようとしてもそれはやっぱり難しい訳で…。J2のライバルたちは間違いなく構築中の“穴”を衝いてくる。なのでまだ土台造りの段階にある京都を上位へという予想は立てにくいのです。駄文の〆としては、予想の当たらない拙者は、饅頭がこわいのです。饅頭こわい、饅頭こわい、京都上位にこない、京都こない。