
年が明け、休日のブランチは、故郷のスープ年[米羔]nian2 gao1にしました。
中国の年[米羔]はうるち米またはもち米で作られ、韓国のトックと一緒です。名前の頭に年(nian2)の一文字がつくのは、
年初めに使う祝いの言葉である
「年年高 nian2 nian2 gao1」
にちなんだからです。
中国語の「高gao1」=[米羔]gao1(発音も声調も同じ)。
いつからか、年初めに年[米羔]を頂ければ、毎年の運勢がUPするという願いの意味が込められ、すっかり風習になったとか。
今日は冷蔵庫に残った野菜を刻み、肉団子を丸め、スープ年[米羔]を作りました。
湯気が立ち昇る湯年[米羔]tang1 nian2 gao1は体をポカポカしてくれます。
スープ年[米羔]のほか、炒め年[米羔]cao3 nian2 gao1もポピュラー。
野菜と豚肉の細切りで炒めた年[米羔]は、冬の定番のご家庭も多いはず。

排骨年[米羔]pai2 gu3 nian2 gao1(醤油味のスペアリブと年[米羔]炒め)は、知る人ぞ知るの上海B級グルメ。それだけが売りの人気店もあるとか。

けれど、スープの年[米羔]は、私にとってはお袋の味でもあります。
娘も炒めた年[米羔]よりは、スープ年[米羔]の味がしっかり覚えたようです。


