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茶語花香

人生は旅なり。
中国茶をはじめ、花のある暮らし、読書、旅などを中心に、日常の出来事を綴ります。

苔寺へ

2019-05-03 06:31:10 | 街散策・旅行


新緑の季節に、京都出身の彼女を誘い、
二人で西芳寺(通称苔寺)の写経と参拝を申し込みました。

苔の種類は、百以上にも及ぶなんて
知りませんでした。
まったりした時間が過ぎ、
梅雨時の苔寺がもっと綺麗だとか。
いつか梅雨の時期に、
また友人を誘ってもう一度行きたいですね。


歩いた後、少し汗ばむ京都の春。
お昼は近くの苔茶屋で。
冷たい苔とろろ蕎麦を注文。
少し熱くなった体をいたわってくれました。



帰りに通りかかった一休禅師ゆかりの竹の寺。
滲み出る京都の新緑の深み、
心が和みます。



閒茶

2019-01-17 22:23:35 | 街散策・旅行

上野の山に佇む 一軒家。ここにある小さな中国茶喫茶 閒茶(kanncha)に伺いました。
閒茶って、すごく良い名前だと思いませんか。

中に入って行くと、オーナーの集めた中国茶器が迎えてくれます。

十種類ほどの茶譜から好きなお茶を選んで自分で淹れるスタイル。

茶譜もお茶器も工夫されています。
しかもリズナブル。

ここ、間違いなく中国茶好きの好みの空間。

台北の紫藤盧または小慢茶館のようなスタイルの茶館、確かに東京にあってもいい。

美術館の後、ここで足を休めるといい。
友人を誘ってここでお茶を淹れながらおしゃべりするのもいい。

東京都台東区上野桜木1-9-5
blog kanncha.jp
TEL 03-5842-1713

忘れえぬ女

2019-01-14 21:23:00 | 街散策・旅行

日本にしばらく滞在することになりました。

Bunkamura「ロマンティックロシア」展

ロシア画家イワン・クラムスコイの「忘れえぬ女(ひと)英語名 unknown lady」は、中野京子先生の『美貌のひと』で表紙を飾った作品でもあります。

中野京子先生の西洋美術解説本シリーズ、着目が面白くて読みやすいです。

実物の「忘れえぬ女」は、他を圧倒した作品でした。

この女性のモデルが誰であろうと、観る人に思い思いに想像をかき立てます。

もっとも有力な説では、ロシア文豪トルストイが描いたアンナ・カレーニナだという。

画家のクラムスコイは、最初カレーニナを描こうとしました。しかし、出来上がった作品は、カレーニナに似ても似つかないと思っていたのか、作品の名をunknown ladyと題した、とも言われています。

馬車からこちらを見下ろす高貴な婦人の目線に触れると、ハッとします。

小説の『アンナ・カレーニナ』をチラ見しました。小説に描かれたアンナは、上質な黒服をまとい、柔らかな手首に金のブレスレット。映画のアンナカレーニナをAppビリビリで探していたらありました。この絵のモデルは、間違いなくアンナ・カレーニナ、との確信が持てました。

モスクワ市内にある国立トレチャコフ美術館所蔵の風景画も多数来日しています。厳しき長い冬の後に訪れるロシアの春は、叙情的で特有の透明感に満ちていました。

五か月後ロシアの旅が控えています。今日は第一弾の予習として、ロシアの文化的空気感を味わえました。旅までに、ロシアの歴史の本、一冊読まなくちゃ。


春うらら

2018-03-21 22:48:08 | 街散策・旅行

前日の雨が嘘のように、気持ちの良い晴天を迎えた。
広州の気温、ここのところずっと二十数度を保っている。

昨日は、友人ら六人で隣の街順徳へ。
目的地は、とある庭園。

なかなか見つからなかった庭園の入口が、
緑いっぱいに囲まれほぼ隠れていた。
ここは、庭園のご主人が七年もかけて細心に育ててきた癒しの空間「喜悦汇」。

苔、花、藤、池の水の音
小鳥の鳴声やふらっと餌を探しにくる子猫ちゃん。
あたりに趣のある設えが無造作に置かれていた。
その溢れるセンスに、
ため息がつくばかり、
思わずカメラを向けたくなる。


茶を淹れられ杯に注がれた。
しばらくしたら「ご飯ですよ」と庭園の主人から声がかかった。
庭のテーブルに順徳家庭料理の品々が用意されていた。
みんな無口になり、頬ばみ舌鼓した。
それからまた時間を忘れるぐらい茶飲みに没頭した。

庭の苔、石畳、池のほとり、テーブルの上。。
至る所に光りの影が疎らに落ちていた。
(トップの写真の花: 三角梅)