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茶語花香

人生は旅なり。
中国茶をはじめ、花のある暮らし、読書、旅などを中心に、日常の出来事を綴ります。

高千穂峡

2020-09-13 20:26:00 | 街散策・旅行



そそり立つ断崖から陽を受ける高千穂峡、
輝きながら水面に落ちていく真名井の滝が
眩い。

天照大神の孫であるニニギノミコトが初めて地上に降り立ったとされる、いわゆる「天孫降臨の地」。

半年前、オーパーツに関する本、一冊読了してから、自分の中で超古代文明に目を向けるように変わりました。

先人達が記述を残してくれた五千年の歴史より遥か昔に、伝説の大陸アトランティスや太平洋に沈んだ人類最古の帝国ムーンなど、ほんとに地球上にあったのかもしれません。今はそう思ってやまないです。

言い伝えとして後世に伝わってきた神話など、ほんとにみんな実在したのかもしれません。

どこまでも神秘的な超古代文明の謎、高千穂峡を眺めながらなおさらそう思えたのです。





草千里園地

2020-09-12 20:00:00 | 街散策・旅行



阿蘇五岳の一つ、烏帽子岳の麓に広がる直径約1kmの美しい草原

馬や牛が草原で餌を食べのんびり過ごしている

約3万年前の火山口でできた草原

地球に悠久な歳月をかけて
どんなふうに変わってきたのか
想いが太古へと馳せる



標高1157メートルの草原に、アザミが咲いていました

八雲茶寮にて

2020-09-06 19:20:00 | 街散策・旅行



八雲茶寮にて

エミコさんが、今月また広州へ立つことに。

コロナの後、それぞれの事情で
それぞれの道を選びました。

次会えるのがいつになりますでしょう。

出逢う日もあれば
別れを告げなくてはならない日も
あります。

広州暮らしの中
みんなの距離感
ほんとに近かったです。

交わした会話
一緒に味わったお茶
出かけた旅
切なく思い出すこの頃。

玄関までのアプローチ
庭に年季ものの立派な松
大正硝子の大きな窓
天井から吊るしたゆかりの洋燈
陰影礼賛の世界と洗練された食事

大事な日に
八雲茶寮にして良かったです。







静嘉堂文庫へ

2020-08-07 07:53:00 | 街散策・旅行



世田谷瀬田に佇む三菱財閥ゆかりの静嘉堂文庫美術館へ。

牙をむいて咆哮する、よくあるような獅子のものに対して、岩座の上で憩う唐三彩の仔獅子が可愛かった。

昭和9年、三菱家に伝来した、通称「稲葉天目」は、現存三大窯変天目茶碗の一つ。昨年、拝見した大徳寺のものより眩しい。黒釉に玉虫色の光彩が輝かしい。

口を朝顔に広げた油滴天目の存在は知らなかった。碗の内側のみ斑文が施された稲葉天目と違って、こちらは、大粒の油滴斑が碗の外側までびっしりと浮き顕れた。破格な美をほこる。

江戸光琳派酒井抱一氏の絵も、中々良かった。

三菱家四代目小彌太氏の言葉を記憶に残し、静嘉堂文庫を後にした。

「名器を私に用いうべからず」
と生前一度も窯変天目茶碗を用いることがなかったらしい。

今回、直前に調べでた蕎麦カフェ・西庵でお食事頂きたかった。コロナの中の臨時休業かどうか分からないが空いていなかった。閉店してほしくないなぁ。

静嘉堂文庫が2022年に東京丸の内の明治生命館一階に美術館の展示ギャラリー移転する予定。

次行くのがいつになるかな。



帰り道、近くの緑地で発見した空蝉の薄衣。



ヤマアジサイのよもやま話

2020-06-27 08:20:00 | 街散策・旅行



ゆううつの梅雨空の元で
楽しませてくれる紫陽花。

こんもり咲く紫陽花よりも、
縁だけ花が咲くヤマアジサイ(ガクアジサイとも言う)が可憐でもっと好き。

ヤマアジサイの花しべの色が白→ブルー→ピンク→赤に変化していく。その微妙な色合いも、なんとも心が和む。




ヤマアジサイの変種にアマチャがある。昨年六月、アマチャの花が咲き誇る建仁寺霊源院を訪れ、アマチャの庭を眺めながら、甘茶を頂き、アマチャにまつわる話し等が鮮明に覚えている。

自粛期間中の四月、アマチャの鮮葉を使い自己流で製茶もしてみた。えぐみも甜分もすごくて、飲めるようなものではなかった(笑)

霊源院の庭に、お釈迦ゆかりの言われの三本の樹も植えられている。お釈迦さまは無憂樹の下で生まれ、菩提樹の下で開智され、二本の沙羅樹の間で入滅(にゅうめつ)された。いわば仏教の三大聖樹。

印象深い旅。

京都、また行きたい。