3月19日(木)午後は、奈美百合会の皆さんが、
日本舞踊を披露してくださいました。
しのつく雨に外は薄曇りでしたが、
着物姿の幼子や艶女が登場すると、
場がぱあっと華やかな雰囲気に包まれました。
「長唄 梅の薫」で会は始まりました。
舞踊歴20年の女性の動きに、皆、一瞬で引きこまれます。
年長さんと年中さんによる愛らしい
「長唄童謡 あられ」「童謡 絵日傘」「童謡 さくらさくら」。
踊りに合わせて、お客様全員の首が動いていました。
ちょっと緊張気味の年長さんでしたが、
しっかり最後まで踊りきりました。
年中の女の子は、幼稚園で先生の踊りを観て
「私も踊りたい!」と門を叩いたそうです。
鶴の古典柄のお着物はおばあ様のおゆずりだとか。
中学生から本格的に続けている方の「長唄 藤娘」。
きっかけはやはり幼稚園の時、先生の踊りを観たことだそう。
こちらの方は「長唄 五月雨」。
長いブランクがあったけれど、やっぱり好きで戻ってきたそうです。
「幼い頃にやったものは覚えているものなのね」
最後は、花柳 奈美百合先生の「大和楽 江戸祭」。
1979年より、武蔵野市のご自宅で指導を続けていらっしゃいます。
本当に素敵な踊りでした。
余韻を楽しみながら、
踊り手の皆さんもご一緒に
お茶とお菓子をいただきました。
今日のお菓子は、
「抹茶のマドレーヌ、生クリームとあんこ添」。
和の時間を堪能したひとときでした。
参加してくださった皆さま、ありがとうございました。