テンミリオンハウス「くるみの木」 

「くるみの木」は、武蔵野市中町にある施設で、さまざまなプログラムとゆったりできるカフェで、みなさんをお待ちしています。

日本舞踊の午後

2015-03-19 | イベント

3月19日(木)午後は、奈美百合会の皆さんが、

日本舞踊を披露してくださいました。

しのつく雨に外は薄曇りでしたが、

着物姿の幼子や艶女が登場すると、

場がぱあっと華やかな雰囲気に包まれました。

 

「長唄 梅の薫」で会は始まりました。

舞踊歴20年の女性の動きに、皆、一瞬で引きこまれます。

 

年長さんと年中さんによる愛らしい

「長唄童謡 あられ」「童謡 絵日傘」「童謡 さくらさくら」。

踊りに合わせて、お客様全員の首が動いていました。

ちょっと緊張気味の年長さんでしたが、

しっかり最後まで踊りきりました。

年中の女の子は、幼稚園で先生の踊りを観て

「私も踊りたい!」と門を叩いたそうです。

鶴の古典柄のお着物はおばあ様のおゆずりだとか。

 

 

中学生から本格的に続けている方の「長唄 藤娘」。

きっかけはやはり幼稚園の時、先生の踊りを観たことだそう。

 

こちらの方は「長唄 五月雨」。

長いブランクがあったけれど、やっぱり好きで戻ってきたそうです。

「幼い頃にやったものは覚えているものなのね」

 

最後は、花柳 奈美百合先生の「大和楽 江戸祭」。

1979年より、武蔵野市のご自宅で指導を続けていらっしゃいます。

本当に素敵な踊りでした。

 

余韻を楽しみながら、

踊り手の皆さんもご一緒に

お茶とお菓子をいただきました。

今日のお菓子は、

「抹茶のマドレーヌ、生クリームとあんこ添」。

 

和の時間を堪能したひとときでした。

参加してくださった皆さま、ありがとうございました。