2016年4月30日(土) 開演14:00 東京文化会館
今回の主役二人は2013年にも踊ってますね。
その時は観てないので、今回が初です。
「ラ・シルフィード」ってロマンティック・バレエの傑作なんだけど、
ストーリーは割とバカっぽい恋愛ドラマなんですよねw
婚約者がいるのに妖精さんにほだされ、追っかけて行く若者。
そいつが魔法使いを邪険にした仕返しを受けちゃって
大好きな妖精さんは死んじゃうは、
捨てた婚約者は自分の友達と結婚するはで、結局自分も死んじゃう話。
眠~くなるストーリーww
見どころは妖精ラ・シルフィードの体重を感じさせないふわふわな踊り。
幕開け、沖さん硬いなぁと思ったけど、2幕になりどんどんいい感じになってました。
時々、足の細かいステップに気を取られて、腕のふわふわが抜ける事があったけど、
風が吹いたら飛んでいきそうな軽量感は十分に出てたと思います。
最初は緊張してたのかな?
松野君は頑張ってましたね~。
彼はスレンダーな感じなのでソロの時に
男性ダンサー特有の男らしいダイナミズムは出にくいけど、
しっかり足は上がってたし、良かったです。
妖精さん追っかけちゃうダメ男だから、このナヨイ感は似合ってますよ。
婚約者のエフィーはまりあちゃん。
こんなにカワイイのに何が不服なんだよと思ってしまうww
笑っちゃったのが、結婚式だぞってシーンで登場した子役の子たち。
舞台奥の階段の上でフランスパン持って振り回してる男の子がいて、
可笑しいは落ちたら大変とハラハラするはで、
中央でパ・ド・ドゥ踊ってる金子仁美&入戸野伊織より、そっちに目が行っちゃう。
周りにいるダンサーの方が上にあがってちゃんと落ちないようにはしてたけど、
面白すぎたわ。
相変わらず東バのコールドはキッチリ揃ってて、美しい仕上がり。
なかなか楽しめた舞台でした。
〈主なキャスト〉
ラ・シルフィード:沖香菜子
ジェイムズ:松野乃知
エフィー(花嫁):河谷まりあ
ガーン(ジェイムズの友人):和田康佑
マッジ(魔法使い):森川茉央
アンナ(ジェイムズの母):坂井直子
【第1幕】
パ・ド・ドゥ:金子仁美-入戸野伊織
【第2幕】
シルフィード(ソリスト):政本絵美-崔美実-川淵瞳
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キャストさんのこともよく知っていらっしゃるんですね。
でも、同じバレエ団の作品を観てると、若手の成長は感じらて、楽しいです。