beatitude

好きなことだらけさ…

読んだぞ!尼~ず♪

2010年09月20日 | コミック

『海月姫 1~5』 東村アキコ 著 講談社コミックスキス 講談社


クラゲ大好きの女の子・倉下月海が暮らすアパートは
男子禁制・ヲタ女子オンリーの天水館。
ある日、月海が溺愛するクラゲ・クララのピンチを救ってくれたおしゃれ女子を部屋に泊めたら……!?
(単行本より)



アニメが始まる前に単行本になってる分は読み終えた~!

今年の講談社漫画賞【少女部門】受賞だそうで、おめでとうございます。
分かりやす~い女子ノリギャグマンガだったんですね。

磨けば光る原石タイプの実に古典的なくらげヲタ女子・月海ちゃん。
性格も引っ込み思案なら、自分を卑下し自分を誤魔化すすべを心得てる。
しかも“メガネっ子メガネをとったら超美人”をしっかり踏まえてます。
他、ヲタの巣窟天水館に住まう個性的な面々も
今のヲタク女子はカワイイ子いっぱいいるよなと思いつつ
分かりやすいからいいよね~。
そして月海の人生にどんどん関わってくるおしゃれ系人間・鯉渕蔵之介(蔵子)

この、もっさりダサい(死語!?)女の子が超お金持ちのきれいな男の子に関心をもたれるという
バリバリの少女マンガ路線!
なのに、上手いんだかヘタなんだかわからない画風とオヤジギャグの連発!
(昔は普通の少女マンガ画風だったような…)
1、2巻あたりまではふ~んと読んでましたが、4、5と緩やかな加速がついた面白さかな。

その昔の少女マンガの差別要因は家が貧乏とか、片親とかでしたが今やヲタク。
イケメンくんの方もただの大富豪ではなく政治家の息子。
主人公のブスっ子がカワイク変身、人も羨む男子が恋心を寄せる、
そのイケメンがお金持ちな上、心根がきれい、
そのお兄様まで30歳にして童貞のカワイイヒト。
お抱え運転手も目が離せないし、お兄様をたらし込もうとするやり手女も実に分かりやすい!
女の子なら誰でも続きが読みたくなるネタで押しまくりですw

少女マンガのセオリーをガッツリ踏襲して
これでもかのベタなネタで読ませるのは、なかなかです。
(巻末に載ってた『ノンフィクション自伝マンガ』はかなり笑えたww)

10/14~のフジテレビ〈ノイタミナ〉アニメ化楽しみですね~
運転手の花森さん、子安ですね~
キモさをバクハツさせてほしいものですw







『主に泣いてます 1』 東村アキコ 著 モーニングCK 講談社


あり余る美貌が故、絶対的不幸に苛まれる美人画家モデル・紺野泉。
涙腺、ゆるゆる。幸せ、ぽろぽろ。あの手この手で非モテ道に邁進する川沿い美人協奏曲開演
(単行本より)



前作の『ひまわりっ』は残念ながら未読です。

巻末のおまけマンガ「不幸美人についての私の考え」を読まずとも
作者の不幸美人によせる並々ならぬ思いがヒシヒシと…ww
ご自身もけっこうな美人さんとお見受けしましたが、OL時代にセクハラ受けてたとか??
でも、セクハラあったとしても「どうせなるなら神田うの」って描いてるくらいだから、
不幸美人じゃなくて、元気美人ですかね。
これも続きを楽しみにしてます






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