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好きなことだらけさ…

『ビリー・エリオット ミュージカルライブ リトル・ダンサー』

2014年12月10日 | 舞台(演劇・音楽)

2001年公開の映画『リトル・ダンサー』の舞台版『ビリー・エリオット』行って来ました。
ミュージカル苦手と言いながら、ミュージカルづいてますw

舞台のライブ映像なので、生舞台ではありませんが、打ちのめされました!!
前半終わったところで、「ス、スゴイ…」という言葉しか出ない。
映画と同じスティーヴン・ダルドリー監督が監督・演出、脚本も同じリー・ホール、
音楽監督はエルトン・ジョン。
2005年初演で2009年トニー賞ではミュージカル作品賞ほか10部門を受賞。
評判は聞いていましたが、なにせ苦手な分野なので、
きっとまた普通に映画の方がいいやって思うんだと思ってました。
しかし生じゃないのに、何回観ても同じ映像なのに、また観たいと思うほどでした!!
(もちろん生舞台はさらに観てみたい!!)

今回の収録は2014年9月28日にロンドンで上演されたもので、
歴代ビリー役を演じてきた27人が共演する特別な演出となっていて、
圧巻のフィナーレでした。

ストーリーは映画と同じです。
1984年、ストライキに揺れるイギリスの炭鉱の町。
11歳の少年ビリー(エリオット・ハンナ)は、炭鉱夫の父と兄、軽度の認知症の祖母と暮らしていた。
生活は決して豊かではない。まだ母の面影を追う息子に、
父は強い人間になって欲しいとボクシング教室に通うことを勧めるが、なかなか上達しない。
そんなある日、偶然に目にしたクラシック・バレエに興味を抱いたビリーは、
猛反対する父に内緒でバレエを習い始める。
その素質を見抜いたバレエ教師のウィルキンソン夫人の指導でぐんぐん上達してゆくビリー。
“ロイヤル・バレエで踊りたい”息子の才能と夢を知った父は、一大決心を固める……。
(Movie Walkerより)


この舞台、主役のビリー・エリオットに要求される力量がハンパない!!
演技や歌はもちろん、タップやバレエなどいろんなダンスもこなさなければ務まらない。
主役キャストは4人立つみたいですね。
そのうちの1人が収録されたエリオット・ハンナくん。

 2003年生まれだそうで、収録時ストーリーと同じ11歳。
周りの大人をすっかり食ってました。


途中にあるバレエシーンでは初代ビリー役のリアム・ムーアと
ワイヤーアクション?(ダンス?)これも堂に入ったものです。
リアム・ムーアは今はマシュー・ボーン率いるNew Adventuresにいますね。
この夏に「SAMPLING THE MYTH」というミックスプログラムで「SWAN LAKE」の2幕のデュエットを
英国ロイヤルバレエのエドワード・ワトソンと王子役でってましたね。
 
映像はビリー役のエリオット・ハンナが案内するバックステージから始まります。
1984~85年の全国炭坑労働組合ストライキを背景に
疲弊していく父、過激派の兄、ストライキ派と反ストライキ派で暴力抗争という中、
バレエを踊っている時だけはすべてを忘れ飛べるんだ!という事に気付いてしまった少年。
舞台上ではこの抗争とバレエレッスンを同時に見せていくという凝った演出。
笑いを誘うのはゲイのマイケルとボケたおばあちゃん。
男はボクシング!!というお父さんも葛藤の末、息子の夢をかなえてあげようとする。
映画では最後に成長してバレエダンサーになったビリーが登場しますが、
(これがアダム・クーパーなんだな。)
舞台版はロイヤルバレエスクールの試験に合格したビリーが旅立つところで終わりです。
そして豪華なフィナーレ。

実はこの日、昼間に帝劇でやってる「モーツァルト!」を
チケットを頂いたので観に行ってたんです。
山崎育三郎が主役の回です。
東宝ミュージカル… う~ん、やっぱり苦手かも~と思いながら観てました。
で、夕方6時半から「ビリー・エリオット」でノックアウトですw

自分が行ったTOHOシネマズ日劇は明日の11日までの上映ですが、
六本木ヒルズの方はまだやってますし、12日からは有楽座で上映だそうです。
もう1回行くような気がするww





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