ゆるゆる素浪人の「気まぐれ日誌」~ 自己満足とボケ防止に、人生の雑記帳~  

そういう意味で老人の書いた「狼の遠吠え」、いや「犬の遠吠え」と思い、軽い気持で読んで頂けば有り難いです。

麻生総理のぶれた郵政発言

2009-02-10 06:51:00 | 時事・雑感
このところ民営化された日本郵政公社に係わる話題で、
国会やマスコミ等で騒いでいる。

まず第一は「かんぽの宿」の不正の臭いのする109億の譲渡契約を、
鳩山総務相は認めず白紙撤回させたことに、
当然ながら国民からは拍手喝采を浴びている。

二つ目は国を二分してあれだけ争った郵政民営化を麻生総理は、
「私は郵政民営化に反対であったし、当時の郵政民営化担当相は竹中平蔵であった」と、
責任のがれの様なブレタ発言をしたことである。
総理ともあろう者が何を今更と言う感じで多くの国民は厭きれ返って騒ぎ出すと、
直ぐ「2005年の郵政民営化法案の閣議決定時には賛成だった」と、
先日の国会の答弁を修正した。

今の混沌とした国会審議の中で、
このような政治家・麻生総理の不可解な強気の発言が何故でてきたか、
私なりの穿った見方を書いてみ。

その第一は給付金問題でも「もらう、もらわぬ」でもブレタ様に、
しっかりした自分の意見を持たず軽く発言をしているように感じる。
それは吉田茂を祖父に持つ麻生家の育ちの良さと人柄が、そうさせているのかもしれないが、
首相という自覚のもとに発言して欲しいものだ。

第二はやがて来る解散総選挙で民主党との政権対比の為に、
郵政民営化の修正を鮮明にしたかったのかもしれない。
それは鳩山大臣が「かんぽの宿」の譲渡手続き発言で国民から支持されいる現在、
ボンボン総理の麻生総理もそれに負けじと、
不評の郵政民営化問題を国民サイドのスタンスで取り組むのは俺だと拳を挙げてみたものの、
麻生さん特有のブレ発言に繋がったのかもしれない。
一国の総理の軽率な勇み足発言だったが、また修正も早かった。
これらを麻生総理の人柄のよさで片付けるのは、
日本国民としては抵抗を感じるし悲しいことでもある。
  「麻生さん ぶれて撃たれて 修正し」では済まない問題で在る。

先週の「しりとり川柳」から⑫

2009-02-08 06:42:00 | 時事・雑感
先週に投句した愚作の「しりとり川柳」から選んで掲載します。(順不同)

尚「しりとり川柳」は、相手の下句(既定)を使って作るエンターテイメント化した川柳です。
ですから上句は既定されています。

●知ったから 理想を下げて 現実に
●同じだわ 男の本性 女への
●美形です しかし何処かに 棘がある
●満足よ させる裏技 教えられ
●日本人 熱し易く 冷めやすい
●在りますよ あなたの机 窓際に
●マーチです よちよちペンギン 雪の中
●うわの空 女房の愚痴も 三度まで
●ママ魔法 大人に成っても まだ解けぬ
●総理から 言った未曾有の 大不況
●麻生さん ぶれて撃たれて ニコニコと
●愛猫と 暮らすマダムの すきま風
●ダメ亭主 それで会社が 務まるの
●皺とシミ 歳には勝てぬ 厚化粧
●されるのは 心地良いもの するよりは
●わからない 人の心と この景気
●梅一輪 咲いてこの世の 春を知る


田舎の法事に出席し

2009-02-05 06:47:00 | 時事・雑感
はや旧暦の如月に入り立春も過ぎ春近しの感が強いが、
ここサヌキの先週前半は最高気温は7℃以下と寒い日が続いていた。
そんな今週の日曜日に私の周辺では各種のイベントが行なわれた。

その一つにオリンピック選手だった高橋尚子、土佐礼子(愛媛県出身)選手を招待した、
第63回丸亀国際ハーフマラソンが約7000人参加して行なわれた。
記録をとらないオープンコースに高橋選手も加わって、
Qちゃんスマイルを約14万人の沿道の観衆に振りまいた。

二つ目は所属している○○県薬剤会が、
財団法人結成以来60周年を記念して祝賀会が盛大に行なわれた。
特別講演には好評だった「篤姫」の姑で本寿院を演じた、
本県出身で女優・高畑淳子(54)さんが、
自分の演劇人生を講演したが残念ながら所用で欠席した。

その所用とは叔母の1周忌と叔父の7周忌を兼ねた法要が営まれた。
当日は雨こそ降っていなかったが最高気温5℃前後の肌寒い一日で、
住み慣れた洋風のエアコンの効いた我家とは異なり兎に角寒かった。

かつて幼少の頃に田舎に住んでいたのと同じ襖と欄間で仕切られた畳の部屋は、
襖を取外すと20畳の大広間に変わり田舎の家の特徴だ。
中央に電気ストーブが2~3台在るとはいえ欄間などからの隙間風は冷たく、
風邪でも引くかと心配したが現在のところその兆候はない。

法要は昔なので兄弟が多く参拝者も30名近くの大出席者だったが、
殆どが還暦を過ぎた高齢者で敬老会を思わせる法事であった。

ちなみに浄土真宗では没後50年位までは法要をする人も居るが、
現代では3年ぐらいで終わる人も多いという。
我が父は没後20年、母は没後10年に成るが、
そのつど寺から通知がきて亡父の17回忌、亡母の7回忌まで済ました。
しかし私自身はあまり信心深くなく、
そろそろ取り止めたいと思いつつも慣行で法要を営んでいる。


先週の「しりとり川柳」から⑪

2009-02-01 06:28:00 | 時事・雑感
先週に投句した愚作の「しりとり川柳」から選んで掲載します。(順不同)

尚「しりとり川柳」は、相手の下句を使って作るエンターテイメント化した川柳です。
ですから上句は既定されています。


●保護されて 朱鷺も羽ばたく 佐渡の空


●ラーメンは うどんに敵わぬ サヌキでは

●心せよ セクハラ上司 人のくず

●手を握り 啄木思う わが息子

●騙されて 知って寄り添う 夫婦かな

●お犬様 多いセレブの 犬公方

●そっと聞く 彼氏できたか どんな人

●土筆坊 歌で歌った スギナの子

●活き作り 鯛が尾を振り エビ跳ねる

●雪の中 蕗も芽吹いて 春を待つ

●もう忘れ かつての恩義 仇に成り

●大げさに 見せて客呼ぶ 蝦蟇の油

●してるのか それじゃあ夫婦は 円満だ

●今の世に 国会審議 猿芝居

●お互いに 譲る気持ちで 事故はなし

●手を出すな 掟を破る 強奪婚

●関知せず 男と女の もめ事は

●あんたに似て 酒は強いが 頭はね

●食べられる やがて日本も 大国に

●熟女もし 芸妓もするが 母もする

●低気圧 うちの父ちゃん 高血圧

●常套句 知らぬ存じぬ 白を切り

●浮遊して 人にうつるよ ウイルスが

●ミカン食べ 免疫上げて 風邪予防