ゆるゆる素浪人の「気まぐれ日誌」~ 自己満足とボケ防止に、人生の雑記帳~  

そういう意味で老人の書いた「狼の遠吠え」、いや「犬の遠吠え」と思い、軽い気持で読んで頂けば有り難いです。

新型インフルエンザの感染拡大とワクチン接種)

2009-09-09 06:26:00 | 時事・雑感
WHOは新型インフルエンザウイルスが拡大し、
世界180ヶ国で感染し3,000人弱の人が死亡したと発表していた。
またWHOの高官は世界人口の3分の1の人が感染する可能性があると警告していた。

日本でも随所で新型ウイルスの感染で社会的影響が発生しているが、
この「新型インフルエンザウイルス」の経緯を列記する。

●平成21年4月21日  メキシコ、アメリカで感染確認、多くの死者も・・・
      4月27日  WHO警戒レベルをフェーズ4に引き上げ。 感染国 5、疑いの在る国10ヶ国
     4月30日  WHO警戒レベルをフェーズ5に引き上げ。 感染国 12、疑いの在る国16ヶ国
          世界の確認感染者241人、死亡者9人
      5月08日  国内初の感染者確認成田空港。 カナダから3人
      5月16日  国内初感染者 神戸高校 8人確認
      5月19日  国内感染者 179人 、世界42ヶ国、感染者 9,828人
      6月12日  WHO警戒レベルをフェーズ6に引き上げ。 感染国 73ヶ国、3.6万人以上
           国内感染者566人、死亡者0人
      6月21日  香川県初の感染者確認1人
     6月25日  国内感染者1,004人、 38都道府県
     7月24日  国内感染者 5,000人 、48都道府県
     8月06日  世界の感染者18万人以上死亡者1,466人
     8月20日  日本の感染者12万人以上、死亡者3人 集団感染者の増加・・・
     9月05日  世界の感染国180ヶ国、死亡者2,8376人

このように4月にメキシコで発見された「新型インフルエンザウイルス」は忽ち世界中に広がり、
WHOの警戒レベルは最高の「フェーズ6」、世界の感染国180ヶ国、死亡者2,8376人(9月5日現在)に成った。
日本でも瞬く間に全国に広がり図表「発生段階と方針」(厚生労働省HPより引用)の通り、
新型ウイルスの感染は「第二段階」の集団感染が増加している。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/images/phase_jp.gif

これから12月~3月のピークを向かえる冬場の感染被害を最小限に食い止めるに為にも、
計画的な予防接種などの早期対策が急がれる。

これらに基づき国は「新型インフルエンザウイルス」のワクチン6,000万人分を確保したとして、
国産1,800万人、輸入の4,200万人のワクチンの接種計画を示した。
まず最優先的に国産ワクチで医療従事者、妊婦(100万人)、糖尿病、喘息等の持病のある人(900万人)、
1歳~就学前の小児(600万人)、1歳未満の乳児の両親(200万人)の計1,900万人を接種対象にしている。

次いで来年は輸入ワクチン中心で小中高学生(1,400万人)と続き、
最後は65歳以上の高齢者(2,100万人)を優先的に接種する計画が立てられている。

新型インフルエンザの症状は従来の季節型インフルエンザと同様に、
38度以上の高熱と咳や鼻水、全身のだるささ、頭痛筋肉痛等を伴う。
国の発表によるとワクチンの接種は実費負担とし、
医療機関の予約制で優先接種対象者から順に接種するという。

ちなみに私のワクチン接種の優先順位は65歳以上の高齢者(2,100万人)に該当するが、
ここ20年は風邪を引いた経験もなく、今までワクチン接種は殆どしていない。
今回の輸入ワクチンには未知なる部分も多くあり、
「新型インフルエンザワクチン」の接種を受けようか否か迷っている。