くろねこの散歩道

日々のつれづれを…違った視点で、のんびり書いていきます。

アメリカ医療福祉の現実(アメリカ輸入の福祉テキストは理想だけであった)

2008-03-07 20:44:10 | 医療
こんばんは、くろねこです。
 よく福祉の人は「アメリカでは・・・」を連発しがちですが・・・

 いくら、ソーシャルワーカーやカウンセラーの地位が保全されても・・・まともに医療にもかかれない、こんな国が理想では???

 自分は福祉・心理の人やその職能団体が恐いです。何を目指しているのか?さっぱり読めないからです。

 混合診療を解禁させ国民皆保険を潰せば、高額所得者の「心理カウンセラー」利権と医療難民対策の「ソーシャルワーカー」利権は、確実に生まれます。

 万が一、自分達の福祉利権・カウンセリング利権のために、国民皆保険を崩壊させ、国民生活を崩壊させ、アメリカ型「医療」「福祉」「心理」の仕組みを目指す方向に舵を切ったら、全力で潰さなくてはいけないと思います。


引用開始

全国に広がる映画「シッコ」

 米国のマイケル・ムーア監督による話題のドキュメンタリー映画「シッコ(Sicko)」が、全国各地に広がっている。日本でのロードショーは昨年8月だったが、劇場公開終了後も、各地の医師会をはじめとする医療関連団体などの自主上映会が相次ぎ、その数は100を超える勢いだ。米国医療の実態を鋭く描いた作品は、日本の医療の在り方を考える貴重な記録としても関係者から高い評価を得ている。シッコは、ギャガ・コミュニケーションズから4月4日にDVD発売される。

 題名のシッコは俗語で「倒錯した人」や「いかれた奴」といった意味。米国は先進国では唯一、全国民を対象にした公的な医療保険制度がない国で、約4,700万人が医療保険未加入となっている。このため、毎年約1万8千人が医療を受けられずに死亡している。

 シッコでは、あらゆる手段を講じて医療費(保険金)の支払いを拒否し、空前の利益を上げる保険会社、保険会社と癒着して多額の献金を受け取る政治家を告発。患者では、支払い能力がないという理由で入院先の病院からタクシーに乗せられて路上で強制的に降ろされる高齢者、骨髄移植を待っている患者にドナーが見付かったという連絡が入りながらも保険会社からの支払いの見通しが立たずに亡くなった黒人男性らを描写するなど、米国の医療制度の実態を鋭く暴露する内容になっている。 
 同時に、カナダ・イギリス・フランス・キューバの医療事情を紹介。事実上、崩壊に瀕している米国医療と対比させている。

 シッコは、2007年のカンヌ国際映画祭で特別招待上映されるなど反響が大きく、米国での公開ではドキュメンタリー史上第2位の動員を得ている。

 日本では「テロより怖い、医療問題」というキャッチコピーを掲げ、昨年8月にロードショー。全国200スクリーンで公開され、話題を集めた。
 日本医師会は「日本の『医療改革』に警鐘を鳴らす」として、「健康保険証が1枚あれば、『誰もが、いつでも、どこでも』安心して医療を受けることができる日本の国民皆保険制度を堅持していくには、米国医療の現状を対岸の火事と見るのではなく、他山の石としなければならない」と評価。そのわけを「ここ10数年の日本の医療の方向性は、アメリカ型の市場原理に基づく医療の民営化路線に限りなく近い」と指摘し、シッコの鑑賞を各地の医師会と連携して進めた。
 また、全国保険医団体連合会は、ギャガ・コミュニケーションズとの共催で医療従事者や政治家らを集めて試写会を開催。民主党などの政党も上映会を行い、これまでに100近くの自主上映会が開かれている。
 今後も、神奈川県保険医協会が3月26日午前10時20分から横浜そごうで、茨城県保険医協会が5月25日に県南生涯学習センターでそれぞれ開催するなど、各地に広がる動きを見せている。

http://www.cabrain.net/news/article/newsId/14914.html;jsessionid=708DA4E52EA5B81E3DD031CA29DDE8F7
更新:2008/03/07 10:03 キャリアブレイン

引用終了
黒→赤
 色のみ編集


最新の画像もっと見る

コメントを投稿