くろねこの散歩道

日々のつれづれを…違った視点で、のんびり書いていきます。

メンタルヘルス

2006-02-25 23:05:16 | メンタルヘルス全般
こんばんは、くろねこです。
今日はまじめな話です…

職場のメンタルヘルスというと、難しいとか思うかもしれません。

 社長さんが、どこかでか聞きつけてきて、メンタルヘルス対策をすると業務の効率性が上がると…そこで、社長は、偉い先生を頼んで高い料金払って従業員に話を聞かせた。社長は高い金払ったので、効果はあると思い込んでいます。
 しかし、すぐに結果が出ない事に、社長は怒りだし…「こんな事にまで会社がカネ出してやっているのに、なぜ効率が良くならない!!」と怒鳴る始末。

 こんな事しても、ほとんど改善されません。こんな発想の会社で、メンタルヘルスの勉強しても、時間とお金の無駄です。社長さんが変わらない限り、どれだけメンタルヘルスにお金かけても無駄ですね。

さて、職場でのメンタルヘルスで、大切な事はなんだと思いますか?
簡単です。

 自分の気持ちに、ゆとりを持つ事。
 だれもが、自由に仕事の意見を話せる事。
 上下関係なく挨拶をする事。
 年間での労働時間のコントロール。
 経営者の意識。 

この程度で十分なんです。難しい心理技術なんて関係なしです。心理カウンセラーの先生には申し訳ありませんが…

 意味もなく怒鳴り声の多い職場や、宴会時に中身のない馬鹿騒ぎしている会社も、メンタルヘルスは危ないですね。スタッフ間で、話し合う土俵が出来ていないのが分かります。上の人間や自分の客だけには挨拶して、部下や自分以外の客には挨拶しなかったりするような職場も危ないですね。このような所にいると、誰も人間性は段々と悪い方向に変化していきますね。決して私の前職のことを言っているわけではありませんから(苦笑)。

 自分がされて嬉しい事を、打算ではなく、素直に心から他の人にすれば良い話です。もちろん、意見や考え方はみんな違いますが、適度にまとまります。口うるさい人でも、みんなに公平に口うるさくて、自分自身にも厳しい場合は、その人に多少色々言われても、納得できるものです。組織で、人によって対応を分けると、不安感が先走ります。

 組織にいる人が、身内で不安だらけの状態では、良い仕事はできませんよね。
 お客さんにとってもマイナスです。