kurogenkokuです。
『ディスカッション』と『ダイアログ』についてはこのブログで何度も取り上げましたが、あらためてのご紹介です。
『ディスカッション』と「討議」、『ダイアログ』は「対話」と訳されます。
『ディスカッション』は「自分と相手の考えの優劣を競うため意見を戦わせる」、『ダイアログ』は「双方の意見をキャッチボールし、良い方向性を見つけていく」、こんなイメージではないでしょうか。
日頃『ディスカッション』という言葉を使いながら、実際には『ダイアログ』になっているケースもよくあります。
上述した内容をもう少し掘り下げてみると『ディスカッション』はお互いの優劣を競っているのですから双方のうち一方の考え以上のものは生まれません。
『ダイアログ』については良い方向性を見つけているわけですから、「1+1=2」以上のものが出る可能性があります。
なんでこんなことを書いているかというと、実は昨日は工業部会の会合がありました。
新しい職場に移って初めて工業部会に参加させていただいたわけですが、そんなことを感じる一幕があったのです。
工業部会の構成メンバーは、地域でも比較的大規模な企業が形成しています。
中には大手企業の社長さんもいます。
昨日の内容は「工業部会また商工会議所の存在意義とは」でした。
いま我々の業界がいろいろ言われている中で本当に重いテーマです。
これからどうしたらよいのかある委員が発言すると、ある委員はそんなことやってもムダだといいます。
始めのうちは収集がつきませんでした。
でもある委員が双方の意見のいい部分を指摘すると、事態は急展開。
わずかながら目指していく方向性が見えてきました。
「相手の意見を一度受け入れてみる」
まさしく『ダイアログ』の姿勢なのですが、あらためてその必要性を感じた時間でした。
p.s
終了後は飲みました。。。
