大黒さんの金魚鉢

黒金町の住人の独り言は“One”

One voice , one mission , one family

伝えるツール「LWマガジン」

2016年03月04日 | 労働者福祉
県内で25万部発行する情報紙はめったにお目にかかりません。
しかも連合静岡のルートを通じて、連合組合員全員に配布されています。
2016年春号がみなさんの手元にも届いたと思いますが、今日はその歴史をひもといておきたいと思います。

2007年8月1日に連合静岡・県労福協・経営者協会・NPO地域活性化支援センターの4者が協力して「NPO法人LWサポート」を設立しました。
当時の資料をみるとその意義についてこのように書かれておりました。
『男女の意識の変化、少子高齢化の進行を背景とした働く人々の意識の変化により、政府・企業の施策は「ファミリー・フレンドリー」から、全勤労者のプライベートな生活全般にも配慮していくという「ワークライフ・バランス」へとその幅を広げています。
近い将来には、政府・企業だけでなく勤労者ひとりひとりが、自らの問題として考えていかなければならない大きな課題となってくるものと考えられます。
そこで私ども連合静岡・静岡県労福協・静岡県経営者協会・NPO法人地域活性化支援センターは、それぞれの立脚点の相違を越えて、ワークライフ・バランスへの取り組みを通した少子化対策に貢献すべく、労使協働による円滑な活動を目的として、「NPO法人L.W.サポート」を設立しました』

翌年(2008年)11月に季刊誌「LWマガジン」創刊号が発行されます。
発行部数は5万部で連合構成組合に連合スタッフの手により配布されました。
2010年には提携店で割引サービスを受けられる「LWカード」が誕生し、全組合員に配布され喜ばれます。
LWマガジンが定着してくるとその情報展開力に着目した静岡県から「特別号」25万部発行の助成事業を受託します。
この特別号では悪徳商法の手口を特集しました。
読者から大きな反響をいただいたことで弾みがつき、2013年秋号(9月発行)より自前で25万部発行に踏み切りました。
これによりLWマガジンは、職場内の回覧物から自分の情報へと読む人の意識が大きく変わりました。

創刊してからはや8年、当初の夢である“組合員20万人から静岡県内勤労者160万人へ!”まで、まだまだその道のりは遠いけれどこれからも皆さんの手によって大切に育てていただきたいと思います。