大黒さんの金魚鉢

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「静岡自主福祉運動の語り部」育成ゼミ(簡易版)

2016年02月01日 | 労働者福祉
1月30日(土)、静岡地域労福協事務所にて「第1回静岡自主福祉運動の語り部」育成ゼミ(簡易版)」を開催しました。
これまで「語り部1000人PJ」事業では、まず県内から10名のゼミ生を募集しての「講師育成ゼミ」(2014年7月から15年4月まで)を開催しました。
中央労福協の高橋均講師にお願いしての学習ゼミ(年6回)と特別講座(年3回)により10名の卒塾生が誕生しました。
大変素晴らしいゼミと講座になりましたが、難点は年間9回というハードルです。
忙しいみなさんですから日程調整に大苦労しました。

そこで私の出身単組にお願いして、年間6回の「語り部ゼミ」をトライさせてもらいました。
8名のゼミ生がここから誕生しました。
難点は単組というクローズされた組織のため人間関係の広がりに欠ける点と、やはり日程調整でした。
しかしここでは単組の歴史を取り込むという新しい挑戦ができました。

この経験から「静岡県の労働者自主福祉運動の歴史」を探ることといたしました。
その結果を9月5日「静岡地域労福協研修会」、9月24日「県労福協理事・幹事会」、10月21日「協同WG」、10月24日「法政大学ゼミ」、10月26日「労金連合会研修会」で発表させてもらう機会を得ました。
その都度都度でトライ&エラーを繰り返し、ここでも実務的勉強をさせていただきました。

当初「語り部1000人PJ」で目論んだネズミ算式にゼミ生を増やすという卒塾生主催の「語り部育成ゼミ」は現実問題としてうまく機能しませんでした。
現在のところ18人の登録に止まっておりますから、なんらかの改善が急務でした。
そこでここまでの経験を活かした「県内の自主福祉運動の歴史」を中軸とした簡易ゼミを考えました。
ポイントは3つあります。
ひとつめは平日参加が困難な方でも受講可能な休日開催ということ。
ふたつめは学習ゼミ1日(5時間コース)とプレゼン実務半日(3時間コース)の1.5日濃縮版ということ。
みっつめは座学を少なくしたワーキング講座ということ。

30日の「簡易ゼミ1日目」を終えて、いくつもの修正点がみつかりました。
これらを改善したら次のステップに進みたいと思います。
目標は県内単組のステージでこうした「語り部PJ」が展開されることです。
そのためにはまだまだ乗り越えなければならない壁がいくつもあります。
うまずたゆまず1000人目指してがんばります!

「語り部」NO19からNO29のゼミ生です。