清酒 東の麓 蔵人日記

山形県の地酒「東の麓」を醸造する職人のブログ

全国新酒鑑評会2

2007年05月25日 | 日記

今年も23日より一泊で広島へ行ってきました。毎年、米鶴酒造の皆様とご一緒させていただき師匠須貝常務の車で仙台空港へ

23日は恒例の広島交流ナイトです。記憶が飛んだ人や、地面と頬擦りした人が出るくらい飲んだようです今年は東京でも一般公開があることで、若干参加人数は少な目でしたが、よく飲んでくれました幹事としては有りがたい限りです。

24日、東広島での製造技術研究会のきき酒会場へ。予定の開場時間より早目でスタートしましたが、山形、福島のテーブルは長蛇の列

当社の出品酒、きき酒1回目、思っていたよりキレがあるなとの印象。欠点?あまり見えず・・欲目?と思いながら2回目、ちょっと後雑かと感じた。線が細いのに後雑?まだまだ力強さが無いんだなと反省。

全体的に昨年同様、高カプ、高グルの感はあります。でもスッキリしていないものは金賞にはなっていない。帰りの飛行機の時間が早くなったので、残念ながら全部をきき酒できなかったが、傾向としてはあまり変わらずといった印象でした。これからの方向性として皆追随するのか不安。大吟が金太郎飴になってしまう。甘くてぷんぷん皆同じーってか 高カプ、高グルでなくても、ちゃんと金賞の酒があるんで私はそれを目指したい

蔵人S

 

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