くにたち PEACE WEB

東京・国立市の平和運動のネットワーク
日々の暮らしの中に、足下から平和を
地域で平和や人権、環境を育む動きを伝えます

立体講談『チェルノブイリの祈り』

2011年09月03日 | 環境・公害・脱原発
  
国立市平和事業 入場無料
2007年度文化庁主催芸術祭参加作品
チェルノブイリの祈り
~未来の物語~

講談師 神田香織

■日時   9月3日(土)18:30開演 (開場17:30~)
■会場   くにたち市民芸術小ホール(336席)
         国立市富士見台2-48-1 042-574-1515
■主催    国立市
■企画運営 ピースくにたち
■問合せ  国立市市民協働推進課 
       042-576-2111(内線193)
 
 チェルノブイリ原発事故から25年、発電所の周囲30kmは現在でも居住禁止区域となっています。そして、今年3月11日、東日本大震災に伴い福島原発で事故が発生しました。この講談は、当時チェルノブイリで原発事故とは知らされずに消火作業にあたった消防士の夫とその妻の話です。 語り・映像・音響の立体講談です。ぜひご覧ください。

■作品について
 『チェルノブイリの祈り』は、ウクライナ生まれのジャーナリスト、スベトラーナ・アレクシェービッチさんが被ばく者をはじめ、科学者、政治家や原発関係者に取材したノンフィクション。事故から10年後の1996年に発表された。同書の冒頭で紹介されている消防士の妻の告白を、神田さんが2年がかりで講談に翻案した。 
 原発事故と知らされずに消火作業に当たった夫は、秘密裏にウクライナからモスクワに搬送されていた。夫を探しだした妻は、妊娠を隠して看病を決意するが、夫の身体からは大量の放射線が出ていたー。
 
■神田香織(かんだかおり)プロフィール 
 福島県いわき市出身、舞台女優を経て、講談師・神田山陽の門下となる。二つ目以降、ジャズ講談や一人芝居の要素を取り入れた独自の講談を次々発表、講談の新境地を切り開いている。1989年真打に昇進、2002年、「チェルノブイリの祈り」発表、2010年、女性人権活動奨励賞「やよりジャーナリスト特別賞」受賞。2011年、お弟子さんが真打に昇進、女性真打によって女性真打を誕生させたのは講談界始まって以来の快挙。
【主な作品】
「新版・はだしのゲン」「安寿と厨子王物語」、「稲むらの火・浜口梧陵伝」「モクベエ伝説・杢坂の由来」、「磐城平藩主、・安藤対馬守見参」、「ビリー・ホリディ物語」、「国鉄労働者(ぽっぽや)義士伝」「常磐炭鉱余聞-フラガール物語」「米軍ジェット機墜落事件-悲しみの母子像」など
【著書】
『女医・レニヤの物語』主婦の友社、1990年
『花も嵐も、講談師が語ります』七つ森書簡、2005年
『乱世を生き抜く語り口を持て』インパクト出版会、2010年

最新の画像もっと見る

コメントを投稿