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『原発の町を追われて~避難民・双葉町の記録』上映&堀切さんトーク、2/17(日)、@キノ・キュッヘ。

2013年02月17日 | 環境・公害・脱原発

来る2月17日(日)に原発の町を追われて~避難民・双葉町の記録』 上映&堀切さとみさんのトークをキノ・キュッヘにて行います。

 井戸川市長の不信任や辞任、双葉町議会選挙、そして3月に行われる町長選挙などのお話から、双葉町から避難されている方々の実情などのお話も伺えると思います。また、私たちに出来る事はどんな事なのかなどディスカッションできればと思います。
皆様のお越しをお待ちしています。
 
『原発の町を追われて~避難民・双葉町の記録』
上映&堀切さとみさんのトーク
2月17日(日)pm2:00とpm4:00の2回上映
        トークはpm4:00の回、終了後pm5:00頃より
料金:¥1000(収益は、騎西高校に避難している双葉町の方々へのカンパとさせていただきます)
会場:キノ・キュッヘ:木乃久兵衛
(JR国立駅南口下車富士見通り徒歩15分、国立音大付属高校向い、文房具店地下1F
立川バス、多摩信用金庫前より立川駅南口行き、又は国立循環で約2分「音高前」下車20メートル戻る)
主催:キノ・キュッヘ
問合せ:キノ・キュッヘ(木乃久兵衛)TEL.042-577-5971(pm2:00以降)
186ー0005 東京都国立市西2-11-32 B1
★映画解説
 福島第一原発のお膝元にあり、2012・3・11直後、全世帯が避難勧告を受けた双葉町
。事故から二週間後、町は役場機能を埼玉県加須市に移し、廃校になった高校(旧騎西
高校)を拠点に避難生活を始めた。日本初の原発避難民。放射能から逃げるしかなかっ
た人々。「俺たちはどうせ忘れられていくのさ」という避難民のつぶやき・・・。
 四月。騎西高校には双葉町民のおよそ二割にあたる1400人が避難生活を始めていた。
東京では脱原発のデモが起こっていたが、原発と共に暮らした町民の心境は複雑だ。原
発を信じてきたこと。何もかも失ったこと・・・。いつ帰れるかアテもない中で、避難
民たちはそれぞれの思いを語りはじめた。
 毎日のように、ボランティアや有名人によるイベントが行われたが、避難してきた人
たちは何もすることがない。そんな中、双葉町民は遠い埼玉の地でふるさとの盆踊りを
再現させるが、不自由で先の見えない避難生活は変わらない。
 親子代々、東京電力で働いてきた田中さん一家は、爆発当時原発の中にいた息子のこ
とを誇りに思っている。「今までずっと放射能を浴びてきたんだ」と言って、福島に戻
っていった。その一方、望郷の念を捨て、騎西高校で書道教室を開く書道家もいた。去
る人、残る人・・・町民はそれぞれの一歩を踏み出したかにみえる。
 11月。ついに騎西高校で、町民自身が思いのたけをぶつけ合う集会を開いた。賠償も
進まず帰還のメドもたたず、ほったらかしにされた人々は「このままでは、国と東電に
殺される」とさけぶ。

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