くにたち PEACE WEB

東京・国立市の平和運動のネットワーク
日々の暮らしの中に、足下から平和を
地域で平和や人権、環境を育む動きを伝えます

抵抗のカタチ展。2/10(日)~22(金)夕6時~11時、@国立市・ギャラリーZIPPER HOUSE、無料。

2013年02月22日 | 反戦・平和
抵抗のカタチ展

日 時 2013年2月10日(日)~22日(金)(木曜定休)
    18:00~23:00(日曜のみ15:00~23:00)

場 所 ギャラリーZIPPER HOUSE(JR谷保駅北口5分)

連絡先 抵抗のカタチ展実行委員会(asobisenn@gmail.com

一昨年の3・11以来、各地でどんどんと抵抗の声があがりはじめました。これからは、反原発だけではなく、さまざまな問題に対して、もっともっと声をあげることが大事になってゆくことでしょう。

そのためには、さまざまな表現、多様性が必要です。

この展覧会では、これまでのデモやアクションでの、面白い表現(ユーモアや 諧謔)に焦点を当てて、カタチとして展示しようと思っています。 会期中にさまざまなイベントも行います。

◎ギャラリー入場、イベント参加費は無料ですが、お立ち寄りの際は、居酒屋みかちゃんにて、おいしい料理とお酒をお楽しみください!


世界の貧困と私たち 南北問題を再考する。2/21(木)夜7時、@国立市公民館。勝俣誠さん(明治学院大学)

2013年02月21日 | 人権・多文化共生

《多文化共生事業》
 世界の貧困と私たち 南北問題を再考する
―「南」は本当に貧しいのか―

日 時 2013年2月21日(木)19:00~21:00

場 所 国立市公民館3F講座室

講 師 勝俣誠さん(明治学院大学)
    【著書】『脱成長の道』(編著、コモンズ)
        『世界から飢餓を終わらせるための30の方法』
                       (合同出版)
        『アフリカは本当に貧しいのか』(朝日新聞社)

ヒト・モノ・カネ・情報が地球規模で活発に動く今、世界で起きている貧困のメカニズムと南北問題を改めて考えてみませんか。

これまで格差や貧困を縮小させる目的で行われてきた、「北」による「南」への開発援助。しかしその開発の現場ではさらなる社会的・経済的格差の拡大や、環境破壊、マイノリティ集団の弾圧が行われ、そもそも何のための開発なのか、わかりづらくなっているといいます。

世界で起こっている格差や貧困はなぜ生じるのか、「南」は本当に貧しいのか。長年アフリカの地域研究と国際経済を研究されてきた勝俣さんにお話を伺い、「北」の私たちが向き合うべき問題を考えます。


国立市の有事(国民保護)計画づくりの中止を求める陳情署名を集めています。第1次集約は2/20。

2013年02月20日 | 反戦・平和

 有事(戦争、「テロ」)を想定した「国民保護計画」づくりの中止を求めて、「国民保護計画づくりに反対する会」では、2月28日(木)に始まる3月市議会に提出する陳情署名を集めています。

 署名は誰でも(子ども、市外在住者、外国人etc)できます。署名用紙は、カフェひょうたん島(富士見台1丁目)、かけこみ亭(富士見台1丁目)、スペースF(中3丁目)などの署名スポットに置いてあります。また、市内外の集会や街頭、各団体を通じても集めています。

 第1次集約は2月20日(水)、第2次集約は3月15日(金)、最終集約は3月26日(火)です。署名用紙をお持ちの方は、上記署名スポットまでお持ちください。

 陳情は3月18日(月)の総務文教委員会および27日(水)の最終本会議で審査され、採決されます。いずれも朝10時から(陳情が審査されるのは午後以降になる見込みです)、市役所2階の委員会室・本会議場にて。どなたでも傍聴できます。

【国民保護計画づくりに反対する会】
  Tel/Fax:042-575-8797
  〒186-0004 国立市中3-11-6 スペースF気付

国立市議会議長 阿部美知子 様

住民の安全を脅かす国民保護計画づくりの中止を求める陳情

【陳情趣旨】
 国立市は、2013年度に国民保護計画を策定しようとしています。国民保護計画とは、小泉政権時代の2003年に始まる一連の有事法制づくりの一環として2004年に成立した国民保護法を根拠として、自治体と住民を「有事」に巻き込む、大変問題のある計画です。
 第1に、具体的な戦争や「テロ」を想定して、対処しようとする国民保護計画は、「有事」に自治体と住民を動員し、戦争へと向かう社会をつくりだします。
  国政においては、憲法改定と「国防軍」創設、集団的自衛権の行使やアメリカの国防戦略と連動した自衛隊の強化を公約に掲げた政権が発足しています。あらゆ る戦争は「自衛」を目的として始められました。その反省に立って、日本国は憲法の規定に軍事力の放棄と交戦権の否定を盛り込みました。「この世に、『正しい戦争』などというものはありません」とうたった国立市の平和都市宣言は、この理念を実現するために国立市が常に心がけるものとして自ら発したものです。
 第2に、防災計画の頭越しにつくられる国民保護計画は、安全や防災を自分たちで考えてきた国立市の理念に反します。
  これまで国立市は、災害や事故などの際に住民の安全を確保するために、市民の意見を取り入れた防災計画の充実によって自治体としての責務を果たそうとしてきました。国民保護計画は、国家間の戦争だけでなく、基準が曖昧な「テロ行為」(緊急対処自体)にまで適用範囲を広げ、平時からの訓練動員を規定していま す。
 第3に、つくることが目的化した国民保護計画作成は、自治体を思考停止に陥らせ、国のいいなりの自治体をつくります。
 東日本大震災と、福島県内の多くの地域を居住困難にした原発事故で明らかになったのは、国頼みでは住民の生命財産が守られないという事実です。派遣された自衛隊は災害復旧の一部分で役立つことはあっても、原発事故の防止や汚染の拡大にはなすすべがありませんでした。「法で策定することになっているから」との理由で進められる国民保護計画は、国立市民の安全と平和への願いを踏みにじるものです。

【陳情事項】
 以上の理由から、住民の安全を脅かす国民保護計画づくりを中止するよう、求めます。

第一次集約:2013年2月20日(3月半ばまで集めます)【取り扱い団体:   】


国立市ピースくにたち市民アート展。2/16(土)~20(水)、朝10時~夕5時、@芸術小ホール。

2013年02月20日 | 反戦・平和

第8回 ピースくにたち市民アート展


会 期 2013年2月16日(土)~20日(水)10:00~17:00
場 所 くにたち市民芸術小ホール(富士見台/市役所となり)
    2階ギャラリー
主 催 国立市
運 営 第8回ピースくにたち市民アート展実行委員会
問合せ 市民協働推進係
    TEL:042-576-2111(内191,193) FAX:042-576-0264
    sec_josei-npo@city.kunitachi.tokyo.jp


『原発の町を追われて~避難民・双葉町の記録』上映&堀切さんトーク、2/17(日)、@キノ・キュッヘ。

2013年02月17日 | 環境・公害・脱原発

来る2月17日(日)に原発の町を追われて~避難民・双葉町の記録』 上映&堀切さとみさんのトークをキノ・キュッヘにて行います。

 井戸川市長の不信任や辞任、双葉町議会選挙、そして3月に行われる町長選挙などのお話から、双葉町から避難されている方々の実情などのお話も伺えると思います。また、私たちに出来る事はどんな事なのかなどディスカッションできればと思います。
皆様のお越しをお待ちしています。
 
『原発の町を追われて~避難民・双葉町の記録』
上映&堀切さとみさんのトーク
2月17日(日)pm2:00とpm4:00の2回上映
        トークはpm4:00の回、終了後pm5:00頃より
料金:¥1000(収益は、騎西高校に避難している双葉町の方々へのカンパとさせていただきます)
会場:キノ・キュッヘ:木乃久兵衛
(JR国立駅南口下車富士見通り徒歩15分、国立音大付属高校向い、文房具店地下1F
立川バス、多摩信用金庫前より立川駅南口行き、又は国立循環で約2分「音高前」下車20メートル戻る)
主催:キノ・キュッヘ
問合せ:キノ・キュッヘ(木乃久兵衛)TEL.042-577-5971(pm2:00以降)
186ー0005 東京都国立市西2-11-32 B1
★映画解説
 福島第一原発のお膝元にあり、2012・3・11直後、全世帯が避難勧告を受けた双葉町
。事故から二週間後、町は役場機能を埼玉県加須市に移し、廃校になった高校(旧騎西
高校)を拠点に避難生活を始めた。日本初の原発避難民。放射能から逃げるしかなかっ
た人々。「俺たちはどうせ忘れられていくのさ」という避難民のつぶやき・・・。
 四月。騎西高校には双葉町民のおよそ二割にあたる1400人が避難生活を始めていた。
東京では脱原発のデモが起こっていたが、原発と共に暮らした町民の心境は複雑だ。原
発を信じてきたこと。何もかも失ったこと・・・。いつ帰れるかアテもない中で、避難
民たちはそれぞれの思いを語りはじめた。
 毎日のように、ボランティアや有名人によるイベントが行われたが、避難してきた人
たちは何もすることがない。そんな中、双葉町民は遠い埼玉の地でふるさとの盆踊りを
再現させるが、不自由で先の見えない避難生活は変わらない。
 親子代々、東京電力で働いてきた田中さん一家は、爆発当時原発の中にいた息子のこ
とを誇りに思っている。「今までずっと放射能を浴びてきたんだ」と言って、福島に戻
っていった。その一方、望郷の念を捨て、騎西高校で書道教室を開く書道家もいた。去
る人、残る人・・・町民はそれぞれの一歩を踏み出したかにみえる。
 11月。ついに騎西高校で、町民自身が思いのたけをぶつけ合う集会を開いた。賠償も
進まず帰還のメドもたたず、ほったらかしにされた人々は「このままでは、国と東電に
殺される」とさけぶ。

いわさきちひろの願った子どものしあわせと平和。2/17(日)昼2時、@国立市公民館。松本猛さん(作家)。

2013年02月17日 | 反戦・平和


〈平和講座〉
いわさきちひろの願った
子どものしあわせと平和

と き 2013年2月17日(日)14:00~16:00

場 所 くにたち公民館3F講座室
    (JR国立駅南口7分、富士見通り南沿い)

定 員 先着35名

お 話 松本 猛さん(美術・絵本評論家、作家、ちひろ美術館常任顧問、
           安曇野ちひろ美術館・長野県信濃美術館元館長)

かわいらしい子どもの水彩画で知られている、いわさきちひろ。しかし、そうした絵には、第二次世界大戦を体験したちひろの「世界中の子どもみんなに平和としあわせを」という願いが込められています。
いわさきちひろが亡くなって約40年。今日も受け継がれている絵に込めた平和への思いを、長男の松本猛さんにお話いただきます。子どもから大人まで、さまざまな世代の方と平和について考える機会にしたいと思います。


福島から憲法を見つめ直す。2/16(土)2時~、@国立市公民館。吉原泰助さん(福島大学元学長)。

2013年02月16日 | 憲法


(↑)公民館

〈憲法講座〉
福島から憲法を見つめ直す

と き 2013年2月16日(土)14:00~16:00

場 所 くにたち公民館地下ホール
    (JR国立駅南口7分、富士見通り南沿い)

定 員 先着50名

お 話 吉原泰助さん(福島大元学長・経済学)

 2011年に東日本で発生した大地震と、それに伴って起きた災害や原発事故によって、被災地の多くの人々が健康や仕事などの「日常」を奪われ、今もその日常が脅かされたままの生活を強いられています。
この講座では、こうした憲法に保障された人権が否定されてしまう事態を、福島の視点から人権問題として考えたいと思います。
 福島大学で学長まで歴任されながら、地域に根ざした活動をされてきた吉原さんに、震災後の福島の状況と原発事故の問題の深層に迫るお話を伺います。
 暮らしの視点から、憲法や人権を考えてみませんか。


国立市の戦時計画(国民保護計画)案にパブリックコメント(市民意見)を送ろう!2/12(火)夕5時まで。

2013年02月12日 | 反戦・平和

国立市が、戦時に市民の権利を制限し、自衛隊・米軍の活動を規定する有事計画(国民保護計画)素案のパブリックコメント(市民意見公募)を行なっています。

募集期間はたった2週間(1月28日(月)~2月12日(火)夕5時まで)、市報には2月5日号に小さく載っただけ締切った3日後には原案決定(国民保護協議会、@市役所)と、最初から市民の意見を聞く気が見えませんが、市民が声を出す唯一の場ですので、ひと言でも意見を出しましょう。

 →国立メールBOX
 →電子メール:sec_bosai@city.kunitachi.tokyo.jp
 →FAX:042-576-0264


市のウェブページでダウンロードできる国民保護計画(素案)は100ページ以上にのぼり、その概要すら広報されていませんが、ほぼ消防庁のモデル計画を引き写したものになっています。

計画の構成は、
 第1編 総論
 第2編 平素からの備え
 第3編 武力攻撃事態等への対処
 第4編 復旧等
 第5編 大規模テロ(緊急対処事態)への対処
となっており、これはモデル計画と全く同じです。

市議会では「ご指摘のように核攻撃から市民を守ることは非常に難しい。国立市には「平和都市宣言」があり、国民保護計画に平和都市の理念を盛り込むよう作成していくことも考えている」と答弁されているようですが、発表された「素案」には「平和都市の理念」どころか「平和」の文字すら、ひと言もありません


【意見(コメント)例】

 参考:立川市のパブリックコメント結果(2010年)
    松本市のパブリックコメント結果(2008年)
    小金井市のパブリックコメント結果(2006年)
    武蔵野市のパブリックコメント結果(2006年)
    藤沢市のパブリックコメント結果(2006年)
    多治見市のパブリックコメント結果(2006年)
    枚方市のパブリックコメント結果(2006年)
    長崎市のパブリックコメント結果(2006年)
    流山市のパブリックコメント結果(2006年)
    奈良市のパブリックコメント結果(2006年)
    札幌市に対する札幌弁護士会のパブリックコメント(2006年)
    東京都に対する東京弁護士会会長の声明(2006年)
    兵庫県に対する兵庫県弁護士会の声明(2006年)

  • 市民への影響が大きい計画であるにも関わらず、意見募集の募集期間がたった2週間しかない(市報2月5日号からたった1週間)のは、短すぎる。3年前につくった立川市でも、『広報たちかわ』一面で概要を広報した上で3週間の募集期間をとっている。
  • 広報が不十分。市報2月5日号にも広報チラシにも、素案の概要すら載っていない。100ページ以上の素案を読み込んで、たった1週間で意見を出させようというのは無理がある。
  • 意見募集をする前に、素案についての説明会を開催し、周知すべき。
  • 有事に備えるのは平和外交である。
  • 有事よりも災害対策に力と税金を投入すべき。
  • 武力攻撃4類型(着上陸侵攻、弾道ミサイル攻撃、ゲリラ・特殊部隊による攻撃、航空攻撃)は、政府も認めているように非現実的。定義が曖昧な「緊急対処事態」や「おそれのある場合」にまで国民保護計画で対処しようとするのは問題。
  • 非現実的な有事(武力攻撃4類型・緊急対処事態)を想定して計画や訓練をすること自体が、有事を招く。
  • テロ行為(緊急対処事態)は戦争でなく犯罪。有事法と国民保護計画ではなく、現行法(災害対策基本法など)と地域防災計画、警察力・消防で対応すべき。
  • 攻撃対象となりうる施設、市内の自衛隊東立川基地や周辺の軍事基地(米軍府中通信施設・自衛隊府中基地・自衛隊立川基地・米軍横田基地・米軍多摩サービス施設・自衛隊小平基地etc)の撤去を求めるべき。
  • 国際人道法(ジュネーブ条約および追加議定書)の周知をはかるべき。
  • 有事に自治体が加担しないよう、戦時にはジュネーブ条約に基づく無防備地域宣言を行なうことを明記すべき。
  • 関東大震災の時には朝鮮人市民に対する大量虐殺事件が起きた。戦時中は敵対国の外国人は「敵性外国人」として排除差別された。東日本大震災のときも、ネット上で中国人に対するデマが流れた。外国籍市民に対する「援護」以上に、外国人差別防止策が盛り込まれるべき。
  • 12月議会では「平和都市の理念を盛り込む」と答弁があったが、素案には「平和都市の理念」どころか「平和」の文言すらひと言もない。どこにどのような文言を盛り込むのか?
  • 住民の生命及び財産にかかわる重大な問題であるにもかかわらず、議会で議決されず、委員会報告に留まるのは、議会軽視である。議会の議決を明記すべき。

子どもたちのアート展part2 -朝鮮学校を知るために-

2013年02月10日 | 子ども・学校教育

朝鮮学校に教育保障を!オッケトンムの会では、今年度も国立市と共催で、朝鮮学校への理解を深めるための企画を開催します。今回は、「子どもたちのアート展part2-朝鮮学校を知るために-」と題して、子どもたちが日々の授業のなかで制作した絵画などの美術作品や俳句などを展示します。子どもたちの感受性が生み出す多様な表現に触ることによって、多くの方々に、朝鮮学校とそこに通う子どもたちに出会っていただきたいと思っています。ぜひご来場ください。

展示作品
秋の詠会(俳句・中3)
中2短歌
川柳19(中1)
ダンボールキャンバス(初5 立川市の公立小学校の生徒との共同作品)
ビニールアート(初4)
朝鮮の昔話(初2 昔話を題材にした紙粘土と絵の作品)
運動会(初1 大型絵)

場所:国立市公民館 市民交流ロビー
http://www.city.kunitachi.tokyo.jp/kominkan/index.html
東京都国立市中1-15-1/TEL042-572-5141
JR中央線国立駅下車 徒歩5分

期間:2013年2月1日(金)午後1時~10日(日)午後10時
(期間中は午前9時~午後10時)

主催:朝鮮学校に教育保障を!オッケトンムの会、国立市
問合せ:国立市市民協働推進課(042-576-2111代表)


姜成明監督に聞く 祖国の選択~2人の代表ストライカーの決断~

2013年02月09日 | 子ども・学校教育

私は大世と忠成が根底でつながっているような気がしていた。
在日コリアン社会への深い愛着、
その気持ちを2人から感じ取っていたからかもしれない。
大世はギャップの連続。
忠成は安心の連続。
そんな印象から2人の取材は始まった。
――『日本代表・李忠成、北朝鮮代表・鄭大世~それでも、この道を選んだ』
(光文社)より

韓国籍を持ちながら朝鮮民主主義人民共和国代表の道を選んだ鄭大世と、日本国籍を取得して日本代表となった李忠成。日本生まれでJリーグに在籍、年齢も近いということの他に、朝鮮学校に通ったという共通点もあります。この二人が異なる国の代表選手となる道を選択するまでの葛藤は、選んだ結論ほどには異ならないものだったにちがいありません。
自分は何者なのか、という自問自答を繰り返しながら、大好きなサッカーを極めるためにはどうしても避けられない選択肢を突きつけられて懊悩する二人の姿は、この国で生きる在日朝鮮人の若者たちの姿と重なります。そして、選択後に二人が背負った重圧は、この国のあり様を照射しているように思えてなりません。
ドキュメンタリー映画『TESE』の監督で、二人を扱ったテレビドキュメンタリーや著書があり、朝鮮学校の卒業生でもある姜成明さんを招いて、二人のストライカーの「選択」が示すものについて、映像をまじえながらお話を伺います。この国で、私たちと共に生きる若者たちへの理解を深める一助になることを願っています。是非ともご参加ください。

日時:2013年2月9日(土)18時~20時半
会場:国立市公民館 集会室(3階)
資料代:500円
主催:朝鮮学校に教育保障を!オッケトンムの会
連絡先 watasitati2004@yahoo.co.jp

姜成明(カン・ソンミョン) 映像ディレクター
1979年東京都出身。早稲田大学人間科学部卒業後、「ヒストリーチャンネル」番組制作でキャリアをスタート。2008年にドキュメンタリー『祖国の選択~2人の代表ストライカーの決断~』を演出。鄭大世と李忠成という2人の「在日」選手の生きざまを撮る。主に海外ドキュメンタリーを中心に活動。2011年、ドキュメンタリー映画『TESE』を監督。著書に『日本代表・李忠成、北朝鮮代表・鄭大世~それでも、この道を選んだ』(2011年、光文社)。


政治を変える。世界を変える。2/5(水)夜7時、@地球屋(国立市)、安部芳裕(Project99%)他。

2013年02月05日 | 政治(市政・都政・国政・国際)

政治を変える。世界を変える。
~今、私たちにできること~

日 時 2013年2月5日(水)19:00~

場 所 地球屋(JR国立駅・大学通り東沿い5分)

ライブ ラビラビ奈良大介

トーク 「選挙結果の分析と、これからやるべきことの提案」
     安部芳裕Project99%代表)×富田貴史
    「世界を変えるために今、私たちにできること」
     安部芳裕×富田貴史×あずみ(ラビラビ)×奈良大介、他

ブース 東京野菜計画

キャンドル ごり炎

参加費 1500円+1ドリンク

主 催 富田貴史(080-6947-2491)

安部芳裕プロフィール
 作家。ソーシャルアクティビスト。
 著作に「だれでもわかる地域通貨入門」「ボクらの街のボクらのお金」
 「金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った」「日本人が知らない恐
 るべき真実」「金 融崩壊後の世界」「国際銀行家の地球支配/管理のし
 くみ」「みんなが幸せになるお金の話」「原発大震災の超ヤバイ話」
 「原発震災後の日本の行方~知られざ るTPPの真実」「世界超恐慌の正
 体-コーポラティズム vs 国民国家の最終戦争」などがある。
 持続可能な自立型経済の構築をテーマに情報を発信している。
 サスティナブル経済研究所所長。プロジェクト99%代表。

冨田貴史プロフィール
 旅人。ワークショップファシリテーター。
 ソニーミュージックでマネージャー、営業などの仕事をするも4年で退
 社。音楽系専門学校で講師をしながら、環境・平和・お金や時間の仕組
 みのカラクリに気づき、イベント・上映会・ワークショップなどを積極
 的に展開。2006年からは全国各地で年間200本以上のペースで人の集ま
 る場を作り続けながら映像制作、執筆などを続けている。
 著書「わたしにつながるいのちのために」(2006年)、「美しい海と私
 たちの未来」(2010年)、「つながりのなかで はたらき まなび あそぶ」
 (2010年・共著 )


公民館図書室のつどい「北朝鮮へ渡った兄たちへ」。2/2(土)昼2時~、@公民館。

2013年02月02日 | 人権・多文化共生


〈図書室のつどい〉
北朝鮮へ渡った兄たちへ
―「帰国事業」と『かぞくのくに』をめぐって―

日 時 2013年2月2日(土)14:00~

場 所 国立市公民館・地下ホール(JR国立駅・富士見通り南沿い5分)

お 話 ヤン・ヨンヒさん(映画監督)

 1959年から1984年にかけて行われた「帰国事業」によって、多くの在日コリアンとその家族が「地上の楽園」とうたわれた北朝鮮へ渡りました。
「私たち家族の歴史は『帰国事業』とともにあると言っても言い過ぎではない」
 兄3人が「帰国」し、自らの家族の姿をカメラに撮り続けてきた映画監督ヤン・ヨンヒさんは、著書の中でこう述べています。ドキュメンタリー映画『ディア・ピョンヤン』や『愛しきソナ』、また昨夏公開され国内外で話題を呼んでいる劇映画『かぞくのくに』で、国家とは何か、家族とは何かを問い続けてきたヤンさんにお話をうかがいます。

〈ヤンさんの本〉
    『兄―かぞくのくに』(小学館)ほか