くにたち PEACE WEB

東京・国立市の平和運動のネットワーク
日々の暮らしの中に、足下から平和を
地域で平和や人権、環境を育む動きを伝えます

■川上譲治写真展「釜ヶ崎劇場」at キノ・キュッヘ

2014年02月06日 | 社会教育・文化・芸術

 

    ■川上譲治写真展「釜ヶ崎劇場」at キノ・キュッヘ
 釜ヶ崎劇場2011-2013

釜ヶ崎は、あいりん地区とも呼ばれる。日雇い 労働者が職を求めて集まる地だ。 3年余り、ドヤと呼ばれる簡易宿舎に泊まり、 日々、路上を行き交う人々とすれ違う一瞬に、 悟られないようにシャッターを切ってきた。 06平方キロの小さな地区は、社会の変化を色 濃く映す。高度成長期には港湾整備などに多大 な労働力を供給した。建設工事が細る今、住人 の高齢化が進み、生活保護の受給者も増えてい る。かつて立ち並んだ木造低層の宿舎は、多く が高層の福祉アパートに変貌した。 宿舎の窓を開けると、この街独特の饐えた臭い を感じる。私はそんな時、長く興行師として過 ごした、懐かしいストリップ劇場を思い出す。 反権力の象徴として語りつがれてきた、伝説の 踊り子、一条さゆりが晩年を過ごしたのもこの 地だった。私は、この街が劇場に思えて仕方な いのである。人生の光と影、表と裏の擬縮。た とえ福祉という衣装をまとっていても、むき出 しの生の緊張感がある。もし、路上で不用意に 人々へカメラを向けると、仲間を撮るなとすご まれる。釜ヶ崎は、撮り逃げを許さない街だ。 川上 讓治

会期:2月18日(火)~3月16日(日)イベントの無い,日曜&月曜は定休
時間pm6:00~11:00(居酒屋の営業中の開催となります)
会場:キノ・キュッヘ:木乃久兵衛
(JR国立駅南口下車富士見通り徒歩15分、国立音大付属高校向い、文房具店地下1F
立川バス、多摩信用金庫前より立川駅南口行き、又は国立循環で約2分「音高前」下車20メートル戻る)
主催:キノ・キュッヘ:木乃久兵衛
協力:川上譲治、一色凉太、J.高橋、伊藤裕作、小野沢稔彦、
       「山谷ーやられたらやり返せ」上映委員会
問合せ:キノ・キュッヘ(木乃久兵衛)
186ー0005 東京都国立市西2-11-32 B1
TEL:042-577-5971

 

■関連イベント
●一色凉太トークライブ「伝説のストリッパー、一条さゆりを語る」
日時:2月23日(日)pm5:00~
料金:予約¥1000、当日¥1200
(終了後、一色凉太さんを囲んでの交流会有りー別料金)
 
●16mm映画「ザ・ストリッパー堕ちて藍」上映会&トーク
製作:ジョージ川上、伊藤裕作、監督:後藤和夫、山崎哲、撮影:篠田昇1981年作品、46分
 併映:「恐山の女」DVD201992(脚本・伊藤裕作、演出・流山児祥)
トーク:伊藤裕作さんの製作にまつわる、お話。
日時:3月9日(日)pm5:00~
料金:予約¥1000、当日¥1200
 
●エスパシオ映画研究会
「釜ヶ崎が舞台の映画ー太陽の墓場ーを考察する」
トーク:小野沢稔彦(「大島渚の時代」著者)
参考上映:「太陽の墓場」大島渚監督、1960年作品、87分
日時:3月16日(日)pm4:00~
資料代:¥500
★予約連絡先:キノ・キュッヘ(木乃久兵衛)TEL042-577-5971
                     E-mail  para_kino9@m2.pbc.ne.jp

 

 


イタリア映画「むかし Matto の 町があった」上映会

2014年02月03日 | 人権・多文化共生
自主上映会
イタリア映画「むかし Matto の 町があった」
http://180matto.jp/file/20131024112548.pdf
イタリア精神保健改革の約20年を描いています。

2014年2月15日(土)
①13:25-17:00 (13:10 受付開始)
②18:00-21:35(17:30 受付開始)
場所:くにたち福祉会館 大ホール
解説資料代(フルカラー32頁):1000円

2014年2月11日(火) ①18:10-21:45(18:00 受付開始) 場所:立川女性総合センター アイムホール
解説資料代(フルカラー32頁):1000円