くにたち PEACE WEB

東京・国立市の平和運動のネットワーク
日々の暮らしの中に、足下から平和を
地域で平和や人権、環境を育む動きを伝えます

憲法連続講座

2011年09月30日 | 憲法



憲法とわたしたち連続講座 その35
「思想及び良心の自由」

日本国憲法 第19条

思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。


  日 時 2011年9月30日(金)18:30~21:00
  場 所 国立市公民館3F集会室
  資料代 500円(入場自由/賛同金も募っています)
  講 師 西川重則さん(『わたしたちの憲法』著者・国立市在住)
  主 催 「憲法とわたしたち連続講座」実行委員会
  連絡先 TEL/FAX:042-574-9210(西川)
  後 援 国立市教育委員会

  この21字しかない条文の価値が今日ほど問われていることはあいません。日本国憲法の中になぜこんな短い条文が導入されたのでしょうか。優れた憲法学者だった故佐藤功氏が次のように表明されています。「(戦前戦中は)天皇が政治世界においてのみならず精神的・道徳的世界における権威と考えられており、すなわち人の内心に対しても強い影響力を認められていたことを排除することに特別の意義を認むべきだからである。」(佐藤功『憲法』/西川重則『わたしたちの憲法』28ページ参照)
 戦後66年の今、私たちの社会の「思想及び良心の自由」がどのように脅かされているかを国旗国歌法の成立(1999年8月9日)から12年の現状を報告し、私たちの課題を真剣に考え、学びを深めたいと願っています。


子どもたちの未来を守ろう

2011年09月22日 | 環境・公害・脱原発


みんなで知ろう・声をだそう・つながろう
鎌仲ひとみ×冨田貴史トークライブ

「子どもたちの未来を守ろう」

日 時 2011年9月22日(木)18:30開場 19:00開始
場 所 くにたち福祉会館4F大ホール
    (JR国立駅南口4番バス停→「国立高校前」下車3分/谷保駅北口10分)
参加費 1000円(学生無料)ドリンク付き
トーク 鎌仲ひとみさん(『ミツバチの羽音と地球の回転』等映画監督)
    冨田貴史さん(ワークショップ・ファシリテーター)
主 催 5年後10年後こどもたちが健やかに育つ会・くにたち
連絡先 sukoyaka_Kunitachi@yahoo.co.jp
    080-5017-8008(矢田)
後 援 国立市、国立市教育委員会

3.11以降、世界は変わりました。
大きな変化の中で、誰もがもやもやとした不安を抱えながら暮らしています。

内部被曝ってそんなに怖いの?
何を選んでどうやって食べたらいい?
放射能って身体から排出できるの?
このまちに暮らして大丈夫?
元気でいるためにはどうしたらいいの?

ひとりで悩んだり、ふさぎこんだりするより、みんなでシェアしたほうがきっと前に進めるはず。
そこで、『六ヶ所村ラプソディー』『
ミツバチの羽音と地球の回転』の監督・鎌仲ひとみさんと
年間300本以上のワークショップを全国で開いているファシリテーターの冨田貴史さんをお招きし
トークライブを行います。
福島原発事故以前から、原発、放射能、内部被曝の問題と向き合ってきたお二人にお話を伺い、
それぞれの不安や疑問を出し合うことで、
いま、そして未来に向けてできることを、一緒に考えませんか?


被曝地域の選択的移住の保障を市議会が決議

2011年09月21日 | 環境・公害・脱原発



被曝地域住民の選択的移住の保障を求める意見書
国立市議会で採択

【賛成】 11人
  日本共産党     高原幸雄長内敏之尾張みや子
  生活者ネット    小川ひろみ前田せつ子
  みんなの党     生方裕一
  社民党       藤田貴裕
  こぶしの木     上村和子
  みどりの未来    重松朋宏
  みらいのくにたち  望月けんいち
  新しい風      藤江竜三
【反対】10人
  自由民主党・明政会 青木 健・石塚陽一大和祥郎石井信之・東良一
  公明党       鈴木律誠中川喜美代小口俊明
  民主党       ひえだみなこ
  つむぎの会     池田智恵子

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年間被曝線量1ミリシーベルトを超える地域住民の
選択的移住を保障する制度の構築を求める意見書

 レベル7に指定された東京電力福島第一原子力発電所事故は、大気、海洋、土壌に甚大な放射能汚染をもたらした。依然として事故が終息しない中、汚染地域に暮らす住民は外部被曝、内部被曝の危険にさらされ続けている。
 チェルノブイリ被災者救済法によれば、セシウム137の土壌汚染が55万5千ベクレル/㎡及び年間被曝線量5ミリシーベルトを超える地域は「強制移住地域」に、土壌汚染が18万5千ベクレル/㎡及び年間被曝線量1ミリシーベルトを超える地域は「補償付き選択的移住地域」に指定されている。この救済法は、1986年のチェルノブイリ原発事故後、多くの子どもに健康被害がもたらされたことを受けて制定されたものである。一方、日本政府においては、原発から半径20km圏内を警戒区域、半径20km~30kmの区域及び年間被曝線量20ミリシーベルトに達する地域を計画的避難区域、緊急時避難準備区域(9月中に解除予定)としているのみであり、指定外区域の住民の自主避難には保障がない状況である。
 放射線感受性が大人の3~4倍とされる子どもや妊婦の不要な被曝を避けるために、政府は最大限の努力をすべきである。9月3日、4日に行なわれた世論調査(朝日新聞社・福島放送)によれば、福島県では9割の住民が放射能に不安を感じ、3人に1人、中学生以下の子どものいる家庭では2人に1人が県外への移住を希望しているが、職探しの不安や移転にお金がかかる等の理由から躊躇している実態が明らかになっている。
 よって、国会及び政府においては、原発からの距離及び年間被曝線量20ミリシーベルトで区分けした現行の避難区域指定を見直し、人工放射線による年間被曝線量1ミリシーベルトを超える地域住民の自らの判断に基づく遠隔地への移住を経済的保障及び支援、行政措置等で保障していく制度を構築すること、同時に汚染地域の除染を積極的に進めることを、強く求める。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものである。

2011年9月21日

東京都国立市議会

提出先:衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、文部科学大臣・厚生労働大臣
    環境大臣、財務大臣、経済産業大臣、原発事故の収束及び再発防止担当大臣


原発どうする!たまウォークin立川

2011年09月17日 | 環境・公害・脱原発

第2回「原発どうする!たまウォークin立川」

 9月17日(土) 立川曙一丁目公園 13時30分集合 14時スタート

福島、原発、放射能…。
私たちが今ここで出来ることは何だろう?
一人ひとり違う、原発への思い。
町へ出て、声に出そう。
たくさんの思いと出会ってみよう。
明るく、元気に、しなやかに。
街を歩き、人と出会い、語り合えば、
未来を変えるエネルギーが、
私たちの中から生まれるでしょう。

飛び入り歓迎!交流会・分科会

 15時過ぎからアミューたちかわ5階会議室

【もろもろグチり場】

原発や放射能の情報が錯綜、氾濫するなかで、何を信じたらよいのか。無力感や、親しい人との意見の相違に苛まれることがあるかもしれません。そんな中で心が麻痺してしまわないように。まとまらなくとも、どんなに些細に思えても。誰にも邪魔されず自分の思いを語れる場を提供します。

【福島とつながる】

もっとも被曝の危険にさらされている福島の人たちと、私たちはどうつながっていけるでしょうか?「福島の子ども対象のサマーキャンプ」など、市民レベルの自発的な動きも始まっています。痛みや悲しみに寄り添いながら、ゆっくり考えていきましょう。

【たまの子どもと放射能】

たま地域に住む私たちも、被曝の危険にさらされています。子どもの外部被曝(土に触れて被曝するなど)内部被曝(食べ物から被曝する)が心配な方は大勢おられるでしょう。どうしたらいいか、まずは話し合える場を作りたいと思います。

【被曝労働のこれまで/これから】

今から脱原発を達成しても、被曝ゼロ社会にはなりません。福島事故の収束作業は数十年、被曝労働者はトータルで百万人を超すかもしれません。皆がやりたがらない仕事を誰がやってきたのか/これからやるのか、考えたいと思います。

【電力の「地産地消」】

実は立川市(自治体)は、東電以外の発電所の電力を購入しています。電力の「地産地消」は夢物語ではありません。いっぽう、スマートメーターとかスマートグリッドは電磁波の危険が指摘されています。原発に依存しない電力を、いろいろな角度から考えてみましょう。

連絡先:090-4228-4464(稲橋)
分科会問い合わせ:FAX 042-535-9116(稲橋)
Eメール: tamawalk2011@gmail.com

公式ブログ: http://d.hatena.ne.jp/tamawalk2011/
ツイッター: https://twitter.com/tamawalk2011 (ハッシュタグ: #たまウォーク )


9月の9条カフェ

2011年09月15日 | 反戦・平和
9月の9条カフェ
 
9月11日で震災・原発事故から半年です。憲法9条と原発は関係あるのか?ないのか?も含め、自由に語り合う場にしたいと思います。お友だちを誘ってご参加ください。 
 
 
◆と き:2011年9月15日(木)午後4時~6時
◆ところ:カフェ「ひょうたん島」
(国立駅から大学通りを谷保方面に徒歩25分。国立高校前というバス停の前です。都立障害者スポーツセンターの向かい)
◆テーマ:フリートーク「原発を語ろう」
◆参加費:事務費100円、飲み物代
◆問合せ:042-574-8012(八木)

住基ネット・住民投票へ!

2011年09月11日 | 治安・監視社会・住基ネット

住民投票とは?

 普段、国立市の意思決定(条例=市の法律や、お金の使い道を決めること)は市議会がしています。しかし4年に一度、選挙される議員だけで(最終的に多数決で)決めた政策は、民意が必ずしも反映されているわけではありません。
 そこで、市民に大きな影響がある問題や重要な案件ごとに投票を行ない、その結果を尊重して議会の決定や市長の政策推進に反映させるのが住民投票です。
 国立市では60年前、自治体警察の存続か廃止(国家警察への移行)を問う住民投票が行なわれています。全国的には90年代後半以降、原発や産廃処理場、米軍基地の建設の是非を問う住民投票がいくつか行なわれた後、2000年代の「平成の市町村合併」に伴う住民投票が350以上の自治体で行なわれました。

条例の市民提案(直接請求)とは?

 住民投票を行なうには、住民投票の位置づけや方法を決めた条例(=市の法律)を市議会で可決しなくてはいけません。市議会に議案を提案できるのは市長か議員ですが、一定の条件のもとで市民も直接提案することができます。
 条例を市民提案するためには、条例案を用意して、有権者(市内に3ヶ月以上住んでいる20歳以上の日本国民)の中から選挙管理委員会に届け出た受任を通じて、1ヶ月以内に有権者の50分の1(国立市の場合、約1200人)以上の署名を集めなくてはなりません。署名は「本名・生年月日・捺印(拇印も可)」が必要で、どれか一つでも欠けると無効署名になります。署名簿は選挙管理委員会に提出し、ひとつひとつ審査され、縦覧されます。
 国立市で条例の市民提案は、1994年の景観条例案(8154人の署名)、2006年の平和都市条例案(4361人の署名)の提案以来、5年ぶりになります。

市民提案と住民投票の流れ

 佐藤市長は、来年春までに住基ネットを再接続する予定で準備に入っています。住基ネット再接続の可否を問う住民投票は、その前に実施しなくてはなりません。
 そこで「住基ネット・住民投票の会」では、今年11月の一ヶ月間に署名を集め、12月に提出、来年1月に臨時議会で議案審査・採決されることを予定して活動を始めます。
 そのために、署名を集める「受任者」を署名開始までに100人、最終的に200人を目標に募集します。  条例案を議会に市民提案しても、可決されなければ住民投票を実施することはできません。条例提案に必要な有効署名数は有権者の50分の1(約1200人)ですが、議員にアピールするために、法定数の4倍、5000筆を目標に署名を集めます。


原発どうする!たまウォーク・プレ企画

2011年09月10日 | 環境・公害・脱原発

第2回「原発どうする!たまウォーク in 立川」

プレ企画のお知らせ

9月17日(土)の第2回「原発どうする!たまウォークin 立川」にむけ、3回にわたってプレ企画を行います。
※すべてのワークショップの参加費は無料です(カンパ歓迎)


【第1弾】プラカードワークショップ Part1 は終了しました。
【第2弾】音楽ワークショップは終了しました。

【第3弾!】プラカードワークショップ Part2
 日時:2011年9月10日(土)13:00~17:00(この時間内での入退場は自由です)
 場所:国立市中1丁目集会所(ダイアパレス国立1階)


   ウォーク参加者それぞれのアイディアで、原発に対しての思いや不安を、イラスト、文字、言葉で表現しませんか?
 作成用の道具は会場でご用意します。
 (不要なうちわやプラカードに使用したい素材がある方はぜひ持参してください!)

たまウォークの趣旨、連絡先等の情報はこちらをどうぞ。


立体講談『チェルノブイリの祈り』

2011年09月03日 | 環境・公害・脱原発
  
国立市平和事業 入場無料
2007年度文化庁主催芸術祭参加作品
チェルノブイリの祈り
~未来の物語~

講談師 神田香織

■日時   9月3日(土)18:30開演 (開場17:30~)
■会場   くにたち市民芸術小ホール(336席)
         国立市富士見台2-48-1 042-574-1515
■主催    国立市
■企画運営 ピースくにたち
■問合せ  国立市市民協働推進課 
       042-576-2111(内線193)
 
 チェルノブイリ原発事故から25年、発電所の周囲30kmは現在でも居住禁止区域となっています。そして、今年3月11日、東日本大震災に伴い福島原発で事故が発生しました。この講談は、当時チェルノブイリで原発事故とは知らされずに消火作業にあたった消防士の夫とその妻の話です。 語り・映像・音響の立体講談です。ぜひご覧ください。

■作品について
 『チェルノブイリの祈り』は、ウクライナ生まれのジャーナリスト、スベトラーナ・アレクシェービッチさんが被ばく者をはじめ、科学者、政治家や原発関係者に取材したノンフィクション。事故から10年後の1996年に発表された。同書の冒頭で紹介されている消防士の妻の告白を、神田さんが2年がかりで講談に翻案した。 
 原発事故と知らされずに消火作業に当たった夫は、秘密裏にウクライナからモスクワに搬送されていた。夫を探しだした妻は、妊娠を隠して看病を決意するが、夫の身体からは大量の放射線が出ていたー。
 
■神田香織(かんだかおり)プロフィール 
 福島県いわき市出身、舞台女優を経て、講談師・神田山陽の門下となる。二つ目以降、ジャズ講談や一人芝居の要素を取り入れた独自の講談を次々発表、講談の新境地を切り開いている。1989年真打に昇進、2002年、「チェルノブイリの祈り」発表、2010年、女性人権活動奨励賞「やよりジャーナリスト特別賞」受賞。2011年、お弟子さんが真打に昇進、女性真打によって女性真打を誕生させたのは講談界始まって以来の快挙。
【主な作品】
「新版・はだしのゲン」「安寿と厨子王物語」、「稲むらの火・浜口梧陵伝」「モクベエ伝説・杢坂の由来」、「磐城平藩主、・安藤対馬守見参」、「ビリー・ホリディ物語」、「国鉄労働者(ぽっぽや)義士伝」「常磐炭鉱余聞-フラガール物語」「米軍ジェット機墜落事件-悲しみの母子像」など
【著書】
『女医・レニヤの物語』主婦の友社、1990年
『花も嵐も、講談師が語ります』七つ森書簡、2005年
『乱世を生き抜く語り口を持て』インパクト出版会、2010年

反原発、反兵器、職場の人権

2011年09月03日 | 反戦・平和

東芝製原発
▲ 東芝製原子力発電所

 東芝製ミサイル
▲ 東芝製ミサイル

東芝府中闘争から学ぶ
反原発、反兵器、職場の人権

 日 時 2011年9月3日(土)18:00~20:00
 場 所 くにたち公民館地下ホール
      (JR国立駅南口7分、富士見通り南沿い)
 資料代 300円
 主 催 くにたち駅前反戦
      ekimae-hansen@yahoogroups.jp 042-574-0930

 福島原発が東芝製品ということは、報道で知っている人も多いかもしれません。東芝の「原子力事業部」のホームページには、「プラント納入実績」が誇らしげに掲げられ、数多くの原発の名前が並んでいます。
 一方、これはほとんど知られていませんが、東芝はミサイルを作っている軍需産業でもあります。
  その東芝のなかにあって、原発と兵器生産に異を唱え、職場の人権を求めて闘った人々がいました。今回の原発事故を受けて、「東芝における闘いをもっと懸命にしておけばよかったと反省している」という松野哲二さんも東芝労働者のひとりでした。松野さんに、当時のチラシなどを交えながらお話しいただき、現在のわたしたちの課題を考えます。


さよなら 原発と住基ネット

2011年09月02日 | 治安・監視社会・住基ネット


【シンポジウム】
くにたち発 幸せな未来

さよなら 原発と住基ネット

日 時 2011年9月2日(金)19:00~21:30
場 所 くにたち公民館地下ホール
    (JR国立駅南口7分、富士見通り南沿い)
資料代 500円
講 演 『住基ネットから共通番号制へ』
     清水 勉さん
     (弁護士/日本弁護士連合会情報問題対策委員会
リレートーク 
     学生・市民・保護者・議員など
コメンテーター 
     関口 博さん(前国立市長/元システムエンジニア)
主 催 みんなで決めよう!「住基ネット」住民投票くにたちの会
問合せ Juki_Kunitachi@yahoo.co.jp
    042-5730-4010(スペースF気付)

 国立市は全国の市で唯一、9年間、
いのちや生活、財産をおびやかす
住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)を切断してきました。
しかし今年5月に佐藤市長にかわり、
その危険性の検証や市民への説明もなしに
何千万円もの予算をかけて再接続を急いでいます。
住基ネットはさらに危険な共通背番号制につながります。
このまちの未来を決める重要課題は
私たち市民が住民投票で決めませんか?