くにたち PEACE WEB

東京・国立市の平和運動のネットワーク
日々の暮らしの中に、足下から平和を
地域で平和や人権、環境を育む動きを伝えます

辻つじ反戦ながし

2006年08月27日 | 反戦・平和
第85回 辻つじ反戦ながし

  日 時 2006年8月27日(日)14:00~16:00(準備13:00集合)
  場 所 大学通り・一橋大東キャンパス正門前
  内 容 歌/マイクアピール/フリーマーケット/シール投票

薬害エイズ事件は終っていない

2006年08月27日 | 人権・多文化共生

対話 共生社会 第1回

裁判和解から10年~薬害エイズ事件は終っていない

 薬害エイズ裁判で和解が成立して10年。しかし真相究明と責任の所在は明らかにされないままです。川田さんは被害者として、この解決がないと事件は繰り返されると述べ、政・官・学・企業が一体となった犯罪は薬害エイズに止まらず、他にも見られる構造的なものだと指摘しています。

  日 時 2006年8月27日(日)14:00~16:00
  場 所 くにたち公民館3階講座室
  座 長 川田 龍平(人権アクティビストの会・薬害エイズ裁判原告)
  申込先 公民館042-572-5141


しゃべりばin北

2006年08月27日 | 反戦・平和
大切なこと、大事なことは何ですか? 一緒に探しませんか?
「自らのことは自らの手で」の心を今こそ!
「フリーダム」ではなく「リバティ」の精神で!
憲法九条は変えさせない「しゃべりばin北」

  日 時 2006年8月27日(日)14:00~16:00
  場 所 北市民プラザ第一会議室
  参加費 無料
  主 催 国立九条の会北地域準備会
  お 話 戦争体験世代 戦後生まれ憲法世代 戦争を知らない世代
      3世代の方から平和の尊さと憲法九条への思いなどを語っていただく予定です。
      その後、今後の運動や取り組みの進め方などについてフリートーキングで話し
      合い、意見交換を行う予定です。

  私たちの住む北地域は「自らのことは自らの手で」と先輩の方々の努力により少しずつ住みやすい地域になってきました。その心は今でも様々なところで引き継がれています。
  憲法九条をはじめとした憲法改悪の足音が強まる今こそ「自らの頭で考え、心で感じたことを出し合い」「みんなの知恵とアイデアを自由闊達に出し合い」「お互いの違いを認め合い」私たちが歩む道をともに探して北地域にふさわしいアクションを起こす第一歩をご一緒に踏み出しましょう!

定住外国人と私たち

2006年08月26日 | 政治(市政・都政・国政・国際)

<国際理解講座>
「多文化共生」の開く社会――定住外国人と私たち

  講 師 山田 泉(法政大学キャリアデザイン学部)
  日 時 第1回『多文化化している地域社会―対等な関係をつくるために』
        8月26日(土)14:00~
       第2回『地域で学びあう多文化・多言語教育―「日本語学習支援」の実践例から』
        9月2日(土)昼2時~4時
  場 所 くにたち公民館3F講座室
  申込み 公民館042-572-5141

 定住する外国人が増えるなか、各地でさまざまな国や 民族の人々の文化が共存する状況が生まれています。
 では、どのような地域社会をつくっていくことが必要 なのか、考える時期にあるのではないでしょうか。
 地域日本語学習の活動に長年かかわってこられ、この 問題に積極的に提言をされている山田泉さんにお話をしていただきます。
<講師の著書> 『外国人の定住と日本語教育』(ひつじ書房)他


『戦後史』をまとめて

2006年08月25日 | 反戦・平和
公民館図書室のつどい
『戦後史』(岩波新書)をまとめて


  戦後の節目の年ごとに、「戦後とはなんだったのか」と、さまざまな角度からの問いかけがなされてきました。しかし中村政則さんは、9.11 と以降と以前とではまったく国際的環境が違うといっています。そうした上で、この『戦後史』は、記憶に基づく証言を重視し、戦争とグローバルな視点で貫く「貫戦史」という通史的な方法で執筆されています。今年は戦後61年です。改めて戦後とはなにか、考える時間にしたいと思います。
  <著書>『現代史を学ぶ』(吉川弘文館)、『労働者と農民』『昭和の恐慌』(小学館)
      『近現代史をどう見るか-司馬史観を問う』(岩波書店)他多数

  日 時 2006年8月25日(金)18:30-20:30
  場 所 くにたち公民館3F講座室
  お 話 中村政則さん(神奈川大学特任教授、一橋大学名誉教授/近現代史)
  連絡先 公民館042-572-5141

映画『TOMORROW 明日』

2006年08月18日 | 反戦・平和

第58回 子どもたちに豊かな未来を!映画会

  日 時 2006年8月18日(金)19:00~
  場 所 くにたち公民館3F講座室
  参加費 無料
  主 催 子どもたちに豊かな未来を!映画会
  連絡先 〒186-0003国立市富士見台2-47-1国立市職員組合内(042-576-2231)

『TOMORROW 明日』
1988年作品。1945年8月8日の長崎。翌日の原爆投下を知らずに織りなされる市民のドラマがあった…。
 (原作)井上光晴  (監督)黒木和雄
 (出演)桃井かおり・田中邦衛・原田芳雄・南果歩・長門裕之・黒田アーサー他


九条の会・事務局会議

2006年08月11日 | 反戦・平和

九条の会・国立 事務局会議

 10人弱の参加。手作りの九条のぼりが完成。7月2日の集会は約30人の参加。賛同者は現在、約千人。いかに広げていくか、という話で討議。北と東で地域九条の会がスタートし、署名の目標を決めてガンガン集めていこう、ということになった。杉井静子弁護士のお話がブックレットになって出版された。リーフレットは、まもなく完成の見込み。ニュースについても、担当者が9月の9の日行動までにつくる。大きめの集会だけでなく、ミニ学習会も行っていく。第一回は、杉井ブックレットを読み合わたあと、「国民投票法」をネタにして、9月に開催する。次回の事務局会議は、「9の日」行動(9月9日(土)16~17時、白十字前)のあと、18時~20時。


イラクから全ての軍隊の撤退を!月例情宣

2006年08月10日 | 反戦・平和

イラクから全ての軍隊の撤退を! 月例駅頭情宣

  自衛隊イラク派兵以来2年半、毎月1回、定例宣伝を続けてきました。三角屋根の駅舎の前での宣伝活動も、9月が最後になります。
 今日の参加者は4人。けっして好青年とはいえないムサい男どもがひっそりと続けてますが、それでも1時間で100枚はビラがはけます。わざわざ受け取り に来る人もチラホラ。話しかけてくる人は、たいていは反対側の立場(「アメリカと協調していかないと、反日の中国や北朝鮮にやられてしまう」)の人が多い のですが。そんな人たちとディベートではなく、いかに対話していくのか、課題です。
 メンバーの1人が就職して引っ越していったので、ますます小さなグループになりました。活動のリクルートも課題。毎月10日夕方、駅前でやってますので、飛び入り参加を歓迎します。チラシ撒き&マイク以外のアピール手法も工夫していきたいと思います。

【今日のビラ内容(担当:○○さん)】


全国進路指導研究大会

2006年08月03日 | 子ども・学校教育

  日 時 2006年8月3日(木)~5日(土)
  場 所 一橋大学兼松講堂/佐野書院/本館21番教室
  内 容 
   3日 ●オープニングコンサート
      ●基調提起
      ●記念講演「『過労死社会』と学校」
      ●特別報告 「兵庫県の総合選抜制度を守り発展させる市民運動の報告」
   4日 ●分科会1 「小・中学生の進路をひらくために」
      ●分科会2 「生きる力を培う青年期教育」
      ●分科会3  「働く・学ぶ - 現代を生きる青年」
      ●分科会4 「進路をひらく学力・学校づくり」
      ●交流・懇親会(佐野書院)
   5日 ●記念対談「『子どもと学校』のいま、そして未来」
      ●学習研究会報告
      ●まとめ講演「文化としての学びと進路教育」
  主 催 全国進路指導研究会 090-9145-9892(谷川) zenshinken@hotmail.com


温泉につかって五日市憲法を学ぼう

2006年08月01日 | 反戦・平和
九条の会・国立 夏のお楽しみイベント
“温泉につかって五日市憲法を学ぼう”

  日 時 2006年8月1日(火)~2日(水)
  場 所 あきる野市・秋川渓谷“光明山荘”
  参加費 1泊2食 9000円(飲み代別)
  申込み 「氏名」「住所」「電話番号」をfax:042-572-1693(松岡)

 五日市憲法とは?
  1880(明治13)年、国会期成同盟大会において憲法の起草が議され、各地の民権家各自が草案を持ち寄ることになった。自由民権グループがいくつかの私擬憲法をつくったが、次回大会では審議されず、伊藤博文らがフランスの法律学者の指導によって、「大日本帝国憲法」を成立させたため、この草案は深沢家の土蔵の闇に眠った。
 千葉卓三らと五日市在村の人間集団とが交流し、切磋関係の中から生まれたものであり、五日市の地域社会とは切り離して考えられず、発見者がつけた名前である。204条に及ぶ超大作。三権分立が明確化され、現在の日本国憲法と比較しても引けを取らない民主的な憲法草案である。
 五日市憲法草案と深沢家屋敷跡は、文化財指定されている。

 参加者9人。五日市憲法関係資料が展示されている五日市郷土館は定休日(火・水)で観覧できず、宿泊旅館の光明山荘に直行しました。
 2時間、古谷博さん(歴史教育者協議会・共立女子大講師)から、自由民権運動と憲法についての講義。
 明治維新で切り捨てられた250万士族の不満に対して、海外(朝鮮)に目をそらそうして、近代国家建設優先の内治派と対立して政府を脱退、武力反乱した西郷ら「外征派」士族とは別に、勃興する豪農・豪商階級の支援を受けて国会開設など民主化を求める自由民権派の流れが生まれます。土佐や福島、そして多摩地域はその中心です。彼らは17~18世紀の西欧市民革命の自由・人権思想を学び、国会期成同盟をつくり、自ら憲法をつくろうと私案を持ち寄ることを決議しますが、その後、政府の大弾圧を受け、運動は四分五裂していきます。
 このとき、各地でつくられ、持ち寄られることのなかった民間憲法草案は、研究者によって調査が進められ、日本の敗戦後、それらを参考に憲法研究会が新憲法草案をつくり、内閣およびGHQに提出されました。日本国憲法は、アメリカが一週間でつくった「押し付け憲法」と揶揄されますが、そのモデルは明治期の自由民権運動にありました。民間憲法草案に影響された日本国憲法誕生を巡るドラマについては、この秋、映画『日本の青空』がクランクインの予定です。
 五日市憲法は、そのほとんどが20代のグループで討議が重ねられ、草案がつくられましたが、そのまま文字通り「お蔵入り」し、1968年に自由民権運動の研究者・色川大吉氏らが深沢家の土蔵から90年ぶりに発見されるまで、その存在は知られていませんでした。そのため、日本国憲法には直接反映はされていませんが、当時、何十もあった民間憲法案の中でも、画期的な内容が含まれており、発見当時、日本中を驚かせたといいます。
 学習会終了後、五日市憲法が発見された深沢家屋敷跡に向かいました。五日市駅から徒歩1時間・車だと10分のところですが、公共交通機関はなく、観光地化はされていません。
 土蔵は30年前の発見当時はボロボロでしたが、現在はきれいに修復されています。門はその後、復元されたものです。裏手には深沢家の墓があり、自由民権運動の同志がたてたとみられる深沢権八の墓は、西洋かぶれの彼らしく「権八深沢之墓」と表記してありました。
 母屋は戦前に人の手に渡り、小金井に移築されています。凄まじい自由民権運動弾圧の中で、運動を担った豪商が没落させられていったことを思い起こさせます。今回の合宿参加者の中に、八王子出身の方がいました。高校時代の同級生が武相困民党の末裔だったそうで、そのことをずっと後になって、自分にだけそっと教えてくれた、ということを話していました。自由民権運動に関わった人々の多くは、政府に「暴徒(テロリスト)」と規定され、凄まじい弾圧と「村八分」にさらされたといいます。秩父困民党を描いた映画『草の乱』(2004年)は、秩父事件の首謀者の一人が、死を目前に、自分の本性を明かし、家族に隠してきた半生を話し始めるところから始まります。