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くにたち PEACE WEB

東京・国立市の平和運動のネットワーク
日々の暮らしの中に、足下から平和を
地域で平和や人権、環境を育む動きを伝えます

どうする!? 21世紀の働きかた・生きかた

2010年10月30日 | 労働・格差社会


【お話と映像で考える「労働学」講座】
どうする!? 21世紀の働きかた・生きかた

  日 時 いずれも土曜日10時~12時
  場 所 国立市公民館3階講座室/地下ホール
  定 員 30名(4回以上出席)  
  申込先 公民館 電話042-572-5141

  1990年代以降、働く現場では、過労死・自殺につながる長時間労働等の「働きすぎ」や、低賃金で不安定なパート・派遣労働等の「非正規雇用」が大きな問題になっています。
 世代や性別をこえ、多くの人が働きかた・生きかたをめぐって困難に直面する可能性があるなかで、この講座では生活と労働のバランスや社会・雇用のありかたを考えます。
 第2・3回は映画を上映します。

  内 容 10/16(土)「働く」場で、今何が問題になっているか?
             中野麻美(まみ)さん(弁護士)
      10/30(土)「フツーに」働けない社会を問い直す
            (映画『フツーの仕事がしたい』上映)

            土屋トカチさん(映画監督)
      11/13(土)「パート・派遣」問題の壁に向かって
            (映画『外泊』上映)

            中野麻美さん(映像提供 FAV連連影展)
      11/27(土)男性ゆえの「生きづらさ」とは?
            ―「働きすぎ」から「イクメン」まで―

            田中俊之さん(学習院大学非常勤講師)
      12/11(土)働くことと生きること
            ―「人間らしい働きかた」を探る―

            冨永貴公(たかひろ)さん(日本学術振興会特別研究員)

新聞奨学生の驚くべき労働実態

2009年07月08日 | 労働・格差社会
新聞奨学生の驚くべき労働実態

  日 時 2009年7月8日(水)18:00~20:00(17:30開場)
  場 所 一橋大学西キャンパス第1講義棟4階403教室(JR国立駅南口10分)
  講 演 村澤潤平さん(新聞奨学生SOSネットワーク代表)
  参加費 無料(どなたでも参加できます)
  主 催 三多摩労働ネット
学生・院生でありながら、首都圏青年ユニオン組合員でもある人間を中心に作ったサークル。
青年ユニオンを始めとする労働運動に広く参加して、格差社会の解消をめざす。
  連絡先 student_labor@yahoo.co.jp


△▼ 新聞奨学生制度とは△▼

 新聞奨学生制度とは、各新聞社の販売店組合や販売会社などが運営する「奨学(育英)会」が家庭の事情などで学費の捻出が困難な学生に対し、学費を貸与してくれる制度です。学生は学校へ通いながら、 配属された新聞販売店で業務に従事し、借りた学費を返済してゆくことになります。

△▼新聞奨学生制度の問題点 △▼

 しかしこの制度には問題点も少なくありません。多くの奨学会がやめたときの学費の返済を「即日全額一括返済」としているため、学生は辞める事が難しく、その弱みに販売店主が乗じてパンフレットの規約を守らない、過剰な労働を押し付けるといったことが珍しくありません。労務契約は個別の販売店と結ぶため奨学会はこのことについて責任をとろうとしないことが多いのも事実です。また奨学会は一見、発行本社が主催している団体に見えますが、実はそうではない場合がほとんどで、巧みに責任を逃れています。結果、当初の目的であった通学が不可能になるといった事例も珍しくありません。1990年には19歳の読売新聞育英奨学生が過労死するという惨劇を生んでいます。1981、82年には国会で新聞奨学生に対する悪質な労働環境に関する質問が、過労死事件の後にも再び参議院で質問書が提出されていますが、有効な対策は政府も新聞社もとっておらず、根本的な改善にはいたっていません。

雇用不安と労働の未来

2009年05月25日 | 労働・格差社会


東京・多摩地域 連続シンポジウム
「雇用不安と労働の未来」
~新しい働き方の可能性~

  日 時 2009年5月25日(月)18:30~20:30
  場 所 くにたち北市民プラザ第1・2会議室
  主 催 日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会、労協センター事業団、
      NPO法人ワーカーズコープ
  共 催 協同総合研究所、社会連帯委員会
  連絡先 NPO法人ワーカーズコープ
      東京都豊島区池袋3-1-2光文社ビル6F TEL:03-6907-8037 FAX:03-6907-8038
      E-mai:ltukub@roukyou.gr.jp

  格差、貧困などの社会的困難が広がる中で、「人間が人間らしく働く」ということをテーマにした社会的起業、NPO、協同組合が注目を集めています。また、 市民自身が出資し、経営し、雇う・雇われるの関係を超えた新しい「協同労働の協同組合」という働き方が生まれています。新しい働き方・生き方が、分断され た地域や人と人とを結ぶ力となり、希望ある未来へつながるように、この多摩地域で連続シンポジウム(学習会)を開催いたします。

イギリス・格差社会

2008年11月28日 | 労働・格差社会

(↑)公民館

図書室のつどい お話とスライドと音楽
イギリス・格差社会をどう生きているのか
ー若者たちの教育・労働・文化ー

  と き 2008年11月28日(金)19:00~21:00
  ところ 公民館 3階講座室
  お 話 高山智樹さん (一橋大学大学院社会学研究科、専攻 イギリス文化研究)

 高山智樹さんはイギリスの民衆文化の歴史や思想を専門とし、様々な分野に渡って本や論文を書いている傍らで、 現代の若者文化についても研究をしています。
 日本は格差が広がり、若者は不安定な雇用のなかで働いています。階級文化の国イギリスでは、若者は独自の豊かな文化の伝統を育てている一方で、現代ではやはり低賃金、 失業、貧困などにより、社会的排除の状況に追い込まれているそうです。
 ここからの展望はあるのでしょうか? このことはひいては日本の問題を考える上で示唆を与えられそうです。イギリスの若者文化を実際に感じるためのスライドを見たり、音楽を聞いたりしながら、お話を聞いて考えてみましょう。

高山さんの本・論文>
 『希望への手がかり―レイモンド・ ウィリアムズの思想と経験』(近刊予定)
 「民衆の民衆史 ―イギリス・ヒストリーワークショップの経験」(『季刊・前夜』12号
他。また、雑誌等に映画評を連載。

川田過労自殺裁判・決起集会

2008年02月24日 | 労働・格差社会

川田過労自殺裁判 結審直前・決起集会

  日 時 2008年2月24日(日)14:00~
  場 所 谷保駅前相互診療所 
  主 催 川田直(かわだすなお)さんの労災認定を勝ちとる会
  内 容 NHKの過労死特集番組(「生活ほっとモーニング」川田さんら出演)
      裁判弁護団からの裁判の状況報告
      意見交換
      結審・判決へ向けての行動提起

 入社後わずか半年で自殺した青年、川田さんの過労自殺裁判(会社を相手取った損害賠償訴訟)は、いよいよ2月26日、東京高裁で結審を迎えます。
 また労災認定を求める裁判も、まもなく東京地裁で結審の日程が決まる予定です。
 いよいよ判決がまもなく出される情勢の中、この間の裁判の状況報告と、結審から判決までの取り組みについてなどを話し合いたいと思います。
 ぜひみなさんご参加ください。

貧困の現実を分かち合う―メラニーさんの話に学ぶ―

2007年11月27日 | 労働・格差社会
貧困の現実を分かち合う

――メラニーさんの話に学ぶ――


  日 時 2007年11月27日(火) 19:00~ 
  場 所 国立のぞみ教会(国立市東3-15-9)
  入場料 無料
  主 催 メラニーさんの話に学ぶ会
  問合せ 国立のぞみ教会
 
  世界には貧しい国々がたくさんありますが、フィリピンもその一つです。ストリートチルドレンやスリーピングベイビーなどの現実を、みなさんはどのくらいご存知ですか?
  今回お話をしてくださるメラニー・カタランさんは、ご自身も非常に貧しい家庭に生まれ、八歳の時から生活費を稼ぎ、苦学してソーシャルワーカーの資格を取 得。その後、ソーシャルワーカーとして極貧の子どもたち・親たちと関わる中で直面してきた現実について聞き、またメラニーさんご自身の半生についても聞き ながら、「私たちに何ができるのか」、「困難を分かち合うとはどういうことなのか」を、熟慮する場にしていきたいと思います。
同時代に生きている様々なハンデを抱えている人たちと、少しでも思いを共有し、助け合いたいと考えている全ての人のご参加をお待ちしています。
 
■メラニー=カタランさんの紹介■ 
 1970年、11人兄弟の上から二番目の長女としてパンガシナン県マーシン村に生まれる。マニラ市立大学を卒業 後、ソーシャルワーカーとして、障がいを持った貧しい子ども達の支援活動を行う。現在は4人の子どもの子育てをしながら、フィリピンの悲惨な医療現場に介 入していくために看護学校で学びながら、ストリートチルドレン・ファミリーの支援も展開中。

7・1反貧困集会

2007年07月01日 | 労働・格差社会
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反-貧困 ANTI-POVERTY CAMPAIGN
もうガマンできない! 広がる貧困
人間らしい暮らしを求めてつながろう
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 働く貧困層(ワーキング・プア)・生活保護受給者の急増、ネットカフェ難民・日雇い派遣などの劣悪な住・労働環境…。日本社会において、 〈貧困〉が広がり続けています。「自己責任論」の大合唱の下で、少なからぬ人々が食うや食わずの状態に追いやられています。日本の政治は、本当にこの〈貧 困〉問題をわかっているのでしょうか?気づいているのでしょうか? そして、本気で取組む気があるのでしょうか? 
 参議院選挙が近づいています。私たちは、〈貧困〉問題に取組む政治家の出現を待っています。

  日 時 2007年7月1日(日)13:30~16:30(集会終了後、赤坂方面にパレード)
  場 所 社会文化会館 (東京都千代田区永田町1-8-1)
  資料代 500円  
  内 容 【第一部】「作られた対立を超えて」
           年金生活者と生活保護受給者、正規労働者と非正規労働者、給食費
           を支払えない家庭と学校教師、など当事者の発言および解説(予定)
      【第二部】「〈貧困〉問題に取組まない政治家はいらない!」
           「反貧困キャンペーン」参加団体、当事者および主催者のアピール
  主 催 反貧困ネットワーク準備会(代表 宇都宮健児(弁護士))
      fax:03-3401-3453 antipovertycampaign2007@yahoo.co.jp
  カンパ歓迎
      郵便振替口座00170-5-594755「反貧困ネットワーク」


人間らしい生活と労働の保障を求める東京集会

2007年03月24日 | 労働・格差社会

日本社会にこれほどまでに「貧困」が広がっていながら、
貧困に苦しむ当事者同士が分断されている状況があります。
「ワーキング・プア」という言葉が社会的に認知されるなど、
若年層を中心とした非正規雇用労働者の労働環境が劣悪だということが
浸透しつつありますが、それが必ずしも体制変革の方向に向かわずに、
「ワーキング・プアが増えているのだから生活保護基準を下げるべきだ」
などというとんでもない暴論がまかり通っています。

こういう状況を打ち破るためには、
福祉や労働などの各分野がバラバラに闘っていてはだめで、
各領域の活動をつなぐネットワークを作っていく必要があります。
下記の集会はそうした取り組みの端緒として非常に重要なものだと思います。

ぜひ宣伝等にご協力ください。(→チラシのダウンロード

もうガマンできない! 広がる貧困

人間らしい生活と労働の保障を求める3.24東京集会

  日 時 2007年3月24日(土)13:00開場・13:30~16:30
  資料代 ¥500
  場 所 東京ウィメンズプラザホール(先着順250人)渋谷区神宮前5-53-67
      JR・東急・京王渋谷駅12分・地下鉄表参道駅7分
      都バス(渋88系統):渋谷駅からバス4分「青山学院前」バス停2分
  問合せ Tel:048-862-0246 Fax:03-3401-3453

  集会内容
  ■当事者の実態報告
   派遣・請負労働者/生活困窮フリーター/多重債務被害者/DV被害者/障害者/
   ホームレス/外国人労働者/年金・生活保護利用者等…それぞれの立場から
   (※変更の場合があります)
  ■シンポジウム
   赤石千衣子(NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事)/宇都宮健児(弁護士) /
   小島 茂(連合生活福祉局長)/三澤 了(NPO・DPI日本会議議長)
   コーディネーター:湯浅 誠(NPO自立生活サポートセンター・もやい事務局長)

 日本社会に<貧困>が広がっています。
 人間らしい生活を送れなくなるまでに追い詰められた人々が増えています。
 雇用も福祉もずたずたにされて不安定となり、暮らしや社会そのものから
 「支え」が失われつつあります。ちょっとした失敗で果てしなく
 転がり落ちていってしまうような「底抜けの不安」に
 ますます多くの人たちがさらされてきています。
 いつの間に日本はこのような社会になってしまったのでしょうか。
 このままいったら人々の暮らしはいったいどうなってしまうのでしょうか。
 もうガマンできない。このまま進んでいったら生活は破壊され、
 人間そのものが破壊されていってしまう──。
 その私たちの「声」と「叫び」を、広く社会に訴えます。

【実行委員長】

宇都宮健児(弁護士)  
【実行委員】(2007年1月22日現在)
赤石千衣子(しんぐるまざあず・ふぉーらむふぇみん)/井上雅之(派遣労働ネットワーク)/猪股正(弁護士)/内山智絵 (東京都地域精神医療業務研究会)/浦松祥子(「賃金と社会保障」)/大平正巳(フリーター全般労組)/小島茂(連合)/川井理沙子(弁護士)/河添誠(首都圏青年ユニオン)/後閑一博(司法書士、ホームレス総合相談ネットワーク)/木村朋子(東京都地域精神医療業務研究会)/杉村宏(全国公的扶助研究会、法政大学教授)/冨岡千尋(FAV)/中野麻美(派遣労働ネットワーク)/中村光男(便利屋あうん)/西田幸奈(自立生活サポートセンター・もやい)/野々村泰道(自治労東京)/舟木浩(弁護士、全国生活保護裁判連絡会)/三澤了(DPI日本会議)/水島宏明(日本テレビ)/本山央子(アジア女性資料センター)/森川清(弁護士、ホームレス総合相談ネットワーク)/山本創(DPI日本会議)/横山秀昭(全国公的扶助研究会)/湯浅誠(自立生活サポートセンター・もやい)/渡辺潤(全国公的扶助研究会)/吉廣慶子(弁護士)/山本志都(弁護士)/雨宮処凛(作家)/丸居明夫(東京ソー シャルワーク


中野区長・田中大輔に賠償命令

2006年06月18日 | 労働・格差社会
6月8日、中野区が保育園民営化に際し、
区の非常勤保育士全員を解雇したことに対し、
解雇無効と損害賠償を求めた裁判の一審判決が出た。
 
原職復帰は認められなかったものの、
慰謝料請求については、一部認容された。

争議団としては、地位確認が認められなかったことに不満を持つものの、
非常勤職員が正規職員と同等の職務をしていたことを裁判所が認めたこと
を評価し、原告の職場復帰を目指して控訴し、闘いを継続していく方針である。
 
 
近年、行政改革の名の下に、「非常勤職員等を活用し、人件費の削減に努めてまいります」
などという言葉をよく聞く。だが、こうした「改革」を進める人々は、
「活用」される人々の人生や生活を考えたことがあるのだろうか。
「改革」の名の下に若年者を中心に不安定雇用が増やされ、
こうした人たちは子育てなどできる給料は決してもらえない。
 
民営化の名の下に解雇を強行した区長の田中大輔は、
11日投票の区長選で自民・公明・民主の組織的支援を得て再選された。
しかし、共産・社民・ネット・新社会や無所属区議の支持を得て幅広い区民ともに
田中に立ち向かった貞弘優子さんも健闘した。
中野の人たちは全く意気消沈していないそうだ。
これからも市民自治を破壊する田中との闘いは続く。

2月28日(火)生活ほっとモーニング・暮らしを襲う「格差社会」

2006年02月28日 | 労働・格差社会

2月28日(火)午前8時35分からの「生活ほっとモーニング」(NHK総合)で、若年層の非正規雇用労働者の問題が取り上げられるそうです。

専業主婦等が主な視聴者と思われるNHKの朝の番組でこういうテーマが取り上げられるほど、日本の「格差社会」化は可視化・顕在化してきた。