くにたち PEACE WEB

東京・国立市の平和運動のネットワーク
日々の暮らしの中に、足下から平和を
地域で平和や人権、環境を育む動きを伝えます

『あの鷹巣町のその後』上映

2006年03月27日 | 福祉・保健医療

日 時 3月27日(月)  午後12時半開場 午後1時から上映
場 所 国立市福祉会館 4F大ホール
     (富士見台2-38 電話:042-575-3221)
主 催 くにたち豊かな老後をつくる会
連絡先 沢登042-572-3396 温品042-572-3945

 私たちの会は、「住みなれたところで安心して豊かな老後を過ごすことができる地域社会」をめざして、1991年から活動してきました。
 その流れの中で、秋田県鷹巣の町と町民の福祉のとりくみに注目し、それを描いた羽田澄子さんの映画『住民が選択した町の福祉』(1998.1.17上映)、その続編の『問題はこれからです』(2000.1.19上映)を上映してきました。 後者を上映した頃は、上原市政の誕生、そして福祉のワーキンググループ方式の導入と、まさに鷹巣と国立をオーバラップさせて、今までと何かが変わっているのではないか、という熱気があふれていました。
 それから6年。鷹巣は町長の交代、町村合併などを経てどうなっていったのか。そして、私たちの国立はどうか、これからどうしていったらよいのか。
 今回の『あの鷹巣町のその後』をみながら、改めて考えるチャンスにしていきましょう。
 どうぞ、お誘い合わせてごらん下さい。


警察官職務執行法改悪に関する学習会

2006年03月19日 | 反戦・平和
 三多摩労働者法律センターでは、3月19日の日曜日に以下の学習会を行います。「デートもできない警職法」復活の策動を許さない闘いを共に開始しましょう!

学習会◆警職法改悪に関する学習会
日時:3月19日(日) 午後1時半開場 2時開始
会場:国分寺労政会館地下(JR国分寺駅南口徒歩5分)
講師:山下幸夫弁護士

【概要】
 「デートもできない警職法」そんなスローガンで50年前に廃案に追い込まれた警職法(警察官職務執行法)改悪。対テロ戦争に参加する小泉政権下で警職法改悪が狙われている事が報じられています。
 改悪案では、①政府施設の周囲や大規模イベント会場に限定して、②警察官の職務質問や任意同行を強制したり、持ち物検査を強制することができ、③拒んだ場合は「公務執行妨害罪」で摘発できるというもの。
 こんな改悪がまかり通ってしまえば、国会周辺での抗議行動、イベント会場での情宣などに対する警察の規制がやりたい放題になってしまいます。
 労法センターでは、弁護士の山下幸夫さんを講師に招いてこの警職法改悪に関する学習会を行います。奮ってご参加ください。

三多摩労働者法律センター◆042-325-1371

「君が代免職」を許すな!

2006年03月05日 | 子ども・学校教育

 今年も、卒業式・入学式の季節がやってきました。東京都教育委員会は、これまで「君が代」で起立や伴奏をしなかった教職員に対し、懲戒処分を続けています。処分は、累算式で加算されており、重い人ではすでに「停職1ヶ月」まで来ています。次に不起立で処分されれば、今回は都教委が「懲戒免職」処分を発令してくる可能性も充分にあります。
 既に、都教委は定年退職予定者が卒業式で不起立をしたら再雇用嘱託員の合格を取り消す、という形で事実上の「君が代解雇」を行っていますが、それがよりストレートな形で拡大されようとしています。
 「君が代」斉唱時に立たなかったら職を奪われる、こんなことを許してはいけません。
 「河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会」では、緊急署名を呼びかけています。ぜひ署名にご協力ください。

署名用紙のダウンロード
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hotline-osaka/mennsyokusuruna-syomei.doc(ワード)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hotline-osaka/syomei.pdf.pdf(PDF)

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都教委は、「君が代」不服従の教員を停職処分にするな! 免職(解雇)にするな!         
――その声を都教委に届けましょう。緊急署名にご協力ください。

◆ まさか?「君が代」免職が始まろうとしている?
 2003年10月23日に出した通達で東京都教育委員会(以下、都教委という)は、「君が代」斉唱の際、不起立・伴奏拒否をした教員に対し、懲戒処分をすると発表。2年間で311名の教員を処分しました。しかも、都教委は1回目は「戒告」ですが、2回目「減給1月」、3回目「減給6月」と、累算式に処分量を加算しており、全国的にもこうした処分の例はありません。
 すでに05年度の入学式で、根津公子さん(立川二中)には「停職1月」を発令しました。また、その時「減給6月」だった河原井純子さん(調布養護)は、この1月25日に行われた周年行事の不起立で、「停職1月」が心配されています。「君が代」強制はおかしい!と声に出し、行動する教員たちに、停職そして免職すら危惧される事態です。都民の60~70%は、こうした「君が代」の処分付き強制に反対しています(昨年5月に東京新聞、朝日新聞が行った調査)。
 こんな流れをくい止めましょう。子ども達の未来がかかっているのですから。

◆学校における「日の丸・君が代」の取り扱いの実情
 今、ほぼ100%の学校の卒業・入学式で、壇上中央に張られた「日の丸」に向かって礼をさせ、「君が代」を起立し斉唱させられます。主人公は子ども達ではなく「日の丸・君が代」です。戦前の学校教育を受けた年代の方には、当時を連想させる光景です。
 数年前までは都立高校の90%が「君が代」のない形でした。それは学校に論議を尽くして結論を出す土壌があり、自由・平等・平和を願う子ども達主体の卒業・入学式が行われていたからです。日常も自由な空気が流れ、民主主義が活きていました。しかし、石原都政に替わってから、教育委員会は、学校を「監視と処罰」の場に変えました。校長や教員たちを弾圧することによって、式の内容も変え、「君が代」実施率100%にしたのです。
 教員たちの大半は、今のような式のあり方、「日の丸・君が代」の実施の仕方を良くないと思っています。校長たちの中にさえも都教委のやり方に、不満がくすぶっています。都民も教員も、多くの人がおかしいと考えていることが、都教委の意思だけで行われるなんて・・・、異常な事態だと思いませんか?

◆職責をかけて不服従を貫く教員を支援しよう。
 教員は、「自分で考え判断することを大切にしよう」「自分らしく生きることを大切にしよう」「イヤなことはイヤだといっていいんだよ」と言って、日々子どもと接しています。だから「日の丸・君が代」の強制に服従できないのであり、不服従を職責と考えているのです。ところが、そういうことを実践している教員が、「次は免職だぞ」と、脅され、職を追われようとしています。
 絶対に、こんな違法な停職処分・免職処分をさせないよう、署名活動にご協力下さい。

河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会
【賛同団体】アジア・ヒストリー(多摩市) 石川中裁判を支える会 君が代不当処分撤回を求める会 
小弥「君が代」処分を考える会 自治市民'93杉並 東京・ココロ裁判をすすめる会 都政を革新する会 とめよう戦争への道!八王子連絡会 「日の丸・君が代」強制反対予防訴訟をすすめる会 「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会 武蔵野・学習指導要領を考える会 アイム‘89東京教育労働組合 葛飾区教職員組合 多摩島嶼地区教職員組合 東京都公立学校教職員組合 東京都障害児学校労働組合 優理総合法律事務所 吉峯総合法律事務所 海老名解放教育研究協議会 おしつけないで!「日の丸・君が代」おびひろ・とかち親の集い 学校現場に内心の自由を求め、「君が代」強制を憲法に問う裁判=北九州ココロ裁判原告団 かながわ平和憲法を守る会 北九州がっこうユニオン・うい 「恣意的な長期特別研修をなくす会」 「すわって示そう戦争反対!」実行委員会 千葉学校労働者合同組合 「日の丸・君が代による人権侵害」市民オンブズパーソン(大阪) 「日の丸・君が代」処分と闘う大阪教育労働者の会 「日の丸・君が代」の強制に反対する阪神連絡会 ひらかた「君が代」訴訟=スミぬり裁判をすすめる会 婦人民主クラブ全国協議会 学校に自由の風を!ネットワーク 「日の丸・君が代」強制に反対する市民運動ネットワーク


国立市平和都市条例制定をめざす会 たちあげ集会

2006年03月04日 | 反戦・平和
国立市で平和都市条例制定をめざす会の立ち上げ集会が下記の要領で開催されます。みなさん、ぜひご参加ください!

【国立市平和都市条例制定をめざす会 たちあげ集会】
日時:3月4日(土)午後2時~午後5時
場所:国立市公民館地下ホール
演題:戦前・戦時中の体験、わたしたちを取り巻く情勢、平和憲法の意味
おはなし:田村きみさん
主催:無防備地域・平和都市条例 くにたち準備会(080-3444-8272)
後援:非戦のまち・くにたちの会

【田村きみさんプロフィール】
1955~75年、国立町議会議員・市議会議員。71~88年、東京家庭裁判所調停委員・参与。79~87年、国立市教育委員。障害児通園セン ター「あすなろ」運営委員長。国立市障害者センター開設(1979年)から95年まで運営委員長。現在、婦人北の会会長。

今年もやります!ピースウィーク

2006年03月01日 | ピースウィーク

平和をわたしたちの手で! 
ピースウィーク in くにたち
2006/4/15(土)~23(日)
【賛同のお願い】

 昨年4月、「平和をわたしたちの手で! ピースウィーク in くにたち」は、31団体の賛同を得て、延べ900人が参加しました。9日間にわたって国立市内各所で平和の内実について考えるさまざまな企画が展開されました。国立周辺で平和意識を広げ、地域域で平和や人権の問題に取り組むさまざまな人々がお互いに知り合いました。
 1年がたち、私たちをとりまく環境は、自衛隊の関東からのイラク派遣、米軍再編、国民保護法制の施行と、戦争準備の社会へと移行しています。また、改憲が政治日程化し、あらゆる面で憲法上の権利がないがしろにされています。規制緩和、市場原理万能の政策で貧富の格差は拡大、福祉・労働施策は悪化し、人命軽視のさまざまな問題が噴出しています。戦争を準備する社会は、平和に生きる権利を保障しません。
 その流れを少しでも変えるために、そして、今年も地域で地道な活動を積み重ねるさまざまな人とピースウィークの取り組みを作るために、賛同をお願いします。    
      

ピースウィーク実行委員会
TEL 090-3597-3214  FAX 042-573-4010
E-mail Peace-W-Kunitachi-owner@yahoogroups.jp

賛同団体・個人は以下に記入の上、上記連絡先に送ってください

■団体名(1口1000円)              (    )口
■個人名(無料)           公表の可否 ( 可 ・ 不可 )
■連絡先住所・電話番号・E-Mail

*昨年のピースウィークでは、以下のような企画が行われました。

4月9日(土)
■PWスタート集会 石埼学講演会「戦争する国の不安な人々」
13:30~16:00 @一橋大学東一号館1101教室 
主催:ピースウィーク実行委員会
■NHK番組改ざん問題を考える 
17:00~19:00 @国立市公民館集会室 無料
2000年12月、女性国際戦犯法廷の映像記録から何がカットされたのかを検証しました。
主催:くにたち「慰安婦」問題を考える会

4月10日(日)
■イラク反戦リレートーク
12:00~13:30 @大学通り紀伊国屋前
主催:イラクからすべての軍隊の撤退を!くにたちの会 
■戦争をなくそう!多摩フォーラム 月例駅頭アピール(多摩信前)
13:00~14:00 @多摩信前
主催:戦争をなくそう!多摩フォーラム
■辻つじ反戦ながし・ピースウイークスペシャルバージョン
14:00~16:00 @一橋大学前
-1999年9月から、毎月第4日曜に一橋大学前で行っている、学生と市民の反戦平和のパフォーマンスです。歌、踊り、トーク等何でもあり。お花見つき。
主催:辻つじ反戦ながしの会 
■『日本心中-針生一郎・日本を丸ごと抱え込んでしまった男』上映&版画展示
10:00~、13:00~、16:00~の3回 @Lギャラリー(谷保天満宮梅林横) 
-「戦争と表現」プレ企画。今日本では、「万世一系」の天皇をあがめ、個人個人の意思や意見を尊重しないという風潮が明らさまになっています。表現とは、日本とは、日本人とは何かを考えました。
主催:「戦争と表現」実行委員会・昭和天皇記念館建設阻止団
■森住卓講演会「戦争の本当の姿が知りたい - 戦禍の子供たち」 
14:00~17:00 @公民館地下ホール 無料
-フォトジャーナリストの森住卓さんと共に、戦禍の子供たちの写真に向き合うなかで、戦争の本質を考えました。
主催:非戦のまち・くにたちの会
■朝鮮学校を知ろう! 映像で見るいま・むかし
18:00~21:00 @公民館地下ホール
-江東区にある朝鮮学校を記録した映像『朝鮮の子』、その現在がわかる番組、立川の朝鮮学校を記録したスライド、3点を上映
主催:朝鮮学校に教育保障を!オッケトンムの会 
■「テロリストは誰?」ビデオ上映&「731部隊の細菌戦」パネル展示
18:30~20:30 @公民館集会室   無料
-アメリカが第三世界に対してしかけた「数々の戦争と政権転転覆の真相」、60年前の日本軍の行なったことを上映、展示。
主催:ピース・フロム・ワン

4月11日(月)
■なぜ女性ユニオンなのか
18:00~21:00 @スペースF(国立市図書館前)
-女性ユニオンは2004年12月1日に誕生しました。地域密着型の、しかも“女性”ユニオンです。そのきっかけは、2人の国立に住む女性が職場で不当な扱いを受け、それを解決する取り組みとして組合活動を始めたことでした。そのお話を2人にしていただきました。
主催:女性ユニオンくにたち 

4月12日(火)
■小倉利丸「戦争と表現」を語る
19:00~21:30 @公民館中集会室 資料代 300円
-1986年、富山県立近代美術館が所蔵の版画「遠近を抱えて」を、政治的圧力によって売却し、図録を焼却処分したことを問うた検閲訴訟。その事務局長をされた小倉利丸さん(富山大学教員)が今の日本を語りました。
主催:「戦争と表現」実行委員会・昭和天皇記念館建設阻止団 

4月13日(水)
■「もう一つのグローバル化」と反戦・平和の声
18:30~ @スペースF
-「もうひとつの世界は可能だ」をかけ声に、世界中の反戦・反グローバリズムの運動家が集う「世界社会フォーラム」も05年で五回目。この催しではインド・ムンバイで開催された「2004年フォーラム」のビデオを鑑賞し、05年ポルトアレグレのフォーラム参加者が、フォーラムが何を築き、何を目指すのかについてお話ししました。
主催:大屋(世界社会フォーラム連絡会)木下(一橋大学院生) 

4月14日(木)
■森達也監督作品「A」「A2」上映会
19:30~ @かこけみ亭(谷保駅北口徒歩2分) 
-森達也さんは、オウム真理教をきっかけに、日本社会が大きく変貌したと言います。その森監督の映画を16日の講演に先駆けて上映。
主催:映画をみる会&かけこみ亭 

4月15日(金)
■差別はがき事件についての報告・学習会
19:00~ @公民館和室
-昨年、被差別出身者に対する差別はがき事件の「犯人」が逮捕されました。この問題を考えました。
主催:戦争と差別を考える会 
■「軍隊をすてた国」上映会とトーク
18:30~21:00 @福祉会館3F中会議室
-「軍隊をすてた国」(2001年・早乙女勝元企画・85分)コスタリカ・ツアー参加者からのお話。
主催:国立・生活者ネットワーク

4月16日(土)
■「有機農業は平和運動」富山洋子講演会・ビデオ上映
12:30~15:30 @公民館地下ホール
-多摩の地域でこつこつ「地産地消」を実践して30年、このグローバル化の時代にあって、どういう意味を持っているのかということを、農家、会員はもちろんのこと、地域の市民とともに考えました。
主催:三多摩たべもの研究会 
■集会「いま、平和なのか?」
森達也講演会・パネルディスカッション
16:20~19:30 @福祉会館大ホール
主催:ピースウィーク実行委員会

4月17日(日)
■なんでも話そう女・こどもと戦争/お話と助言三井マリ子
13:30~16:30 @公民館
-女性に対する攻撃が強まっています。ものが言えない時代が近づいているのではないでしょうか。こどもたちを守るためにも戦争のことを自由に話しあいました。 
主催:平和を願う市民の会 
■島筒英夫ピースフルコンサート
13:50~16:00 @芸小ホール
-島筒さんは、全盲のピアニスト・作曲家です。渋谷の「じゃんじゃん」でコンサートをしたり、保育園・学校などで引き語りや音楽教育を行なって活躍しています。
主催:平和をねがう「はるかぜ」の会ピースフルコンサート実行委員会 
■国立市内デモ
17:00~ 国立市第四公園出発
主催:ピースウィーク実行委員会 

○数日間にわたって開催された企画
■ 写真展『戦争の本当の姿が知りたい - 戦禍の子供たち』
4/10(日)~4/13(水) 10:00~22:00(4/11休館) @公民館ロビー
  4/16(土)      午後のみ        @福祉会館
  4/17(日)      午後のみ        @芸小ホール
  主催:非戦のまち・くにたちの会 
■ 近藤あき子絵画展示“no more kill”
4/11(月)~4/17(日) 10:00~22:00
@カフェ「ひょうたん島」(バス停「国立高校」前)
主催:近藤あき子 
■ 『平和がいちばん、憲法9条いまが旬』
4/9~4/16(日・月定休)18:00~24:00@居酒屋「木乃久兵衛」(国立音高前)
居酒屋4太田DOKO+佐々木健「やめてよ戦争なんか~」(3分)上映(連日8時より)と太田DOKO原画展、「憲法ワイン」=「平和がいちばん、憲法9条いまが旬」というワインの販売
主催:居酒屋「木乃久兵衛」(国立市西2-11-32 B1)