くにたち PEACE WEB

東京・国立市の平和運動のネットワーク
日々の暮らしの中に、足下から平和を
地域で平和や人権、環境を育む動きを伝えます

憲法のちから

2009年03月28日 | 憲法

(↑)公民館

〈講座〉憲法のちから
ー世界の中の日本国憲法ー

  と き 各日とも 昼2時~4時
  ところ 公民館 3階集会室
  定 員 30名 (先着順)  
  受 付 8月7日(木) 朝9時から(電話可)  
  申込先 公民館 電話042-572-5141
 グローバル化の時代に、立憲主義のあり方と、日本国憲法の価値について学びます。冷戦終結後の地域紛争の解決などに、日本国憲法の理念をどう生かすことができるのか、日本の“貢献”とは何かを考え、憲法の持つちからを市民の視点でとらえなおします。
 
  内 容 8/30(土)立憲主義の現在~国を超える立憲主義の可能性~
            
阪口正二郎さん(一橋大学)
      9/27(土)日本国憲法の成立と国際社会
            ~日本国憲法と国連検証の共通点と相違点~
            
阪口正二郎さん(一橋大学)
      10/25(土) 冷戦下の世界秩序と日本国憲法~冷戦と改憲論の台頭~
            
田中孝彦さん(早稲田大学)
      11/29(土) 冷戦後の世界秩序と日本国憲法
            ~変わる戦争の形態と武装論の有効性~
            
田中孝彦さん(早稲田大学)
      12/20(土)正戦論の復権、人道的介入と日本国憲法
            ~平和、人権のために武力行使をすることのパラドクス~
            
阪口正二郎さん(一橋大学)
       1/31(土)価値や文化の多様性と立憲主義
            ~文明、文化の対立と日本国憲法~
            
阪口正二郎さん(一橋大学)
       2/28(土) 人権の国際化と日本国憲法
            ~国際的な人権保障と国内的な人権保障の関係~
            
只野雅人さん(一橋大学)
      3/28(土)私たちは憲法とどう向き合うのか
            ~討論・今求められる憲法の議論~
            
阪口正二郎さん(一橋大学)

3月の9条カフェ

2009年03月19日 | 反戦・平和
3月の9条カフェのご案内
 
日 時:3月19日(木)午後4時~6時
ところ:喫茶「ひょうたん島」
     (大学通東側、国立高校から谷 保よりに少し行ったところ。
     バス停「国高前」の前です)
内 容:憲法9条や平和に関する学習、おしゃべり、話題提供など。
     今月のミニ学習の内容は未定(募集中)
参加費:事務費100円、コーヒー代
連絡先:042-574-8012(八木)

住基ネットいらないニュース

2009年03月18日 | その他

【転載・配布大歓迎】

住基ネットいらないニュース Vol.2


住基ネットのここが知りたい

3/18◆わくわく塾開催

 日時◆3月18日(水)19時~
 場所
くにたち公民館講座室

 2月16日、総務省の意を受けた東京都は、国立市に対して「住基ネットに接続するように」という是正要求を出してきました。私たちは、これまで市民の生命財産を守るため、不安のある住基ネットには接続をしてきませんでした。この是正要求はなぜ出され、どのような意味があるのでしょうか。
 他にも住基ネットについて、知りたいことがいっぱいあります。わくわく塾(国立市の出前講座)を開いて、国立市市民課の担当者の方に聞いてみましょう。
 最近の動きについて、特に、昨年の最高裁判決、また今回の『是正要求』とはどんなものなのかなどがよくわかる講座です。
 みなさんのご参加をお待ちしています。


住基ネットQ&A 第1回

Q.
住基ネットに参加していないので、国立市と矢祭町の高齢者は毎年年金の現況届けを出さなければならない。他の自治体と同様でないのは不公平ではないでしょうか。

A.
以前は日本中の高齢者がハガキで現況届けを出していました。矢祭町では、情報漏洩の危険を考えたらハガキを出すくらいなんともないとのことです。国立で現況届けを出している方々は、市民みんなを情報漏洩の危険と年数百万の財政負担から救って下さっていることにもなるのです。
国立市ではハガキの回収場所を市内4ヶ所(市役所・公民館・北プラザ・南プラザ)に設け、50円切手を貼らなくてもいいようになっていますし、住基ネット番号は書かなくていいことになっています。


★住基ネット三つの疑問

 東京新聞2/24特報面に「読めない利便性/本音は『ムダ』」と住基ネットに疑問を呈する大きな記事が載りました。

①互換性がない・人名の漢字が他の自治体では文字化けするので「打ち込んだ方が早い」という窓口担当者の声も。二種類の住基カード形式も問題。
②費用対効果に疑問・年間140~190億円と膨大な運用コストがかかる。
③天下り・住基ネットの関連財団は常任理事全員が総務省OBである。
 さらに、記事末尾のデスクメモでは「個人情報の集中は危険で、分散が安全というのは常識」と警告しています。


★国立市長、切断維持を表明

 住基ネットを切断していることについて、都から是正要求を受けた国立市の関口博市長は2月24日の記者会見で「住基ネットに利便性はなく、危険性もクリアされていない」と話し、是正要求に従わない考えを示唆した。
 関口市長は「市民の安心・安全を守ることを第一に考えたい」と強調。是正要求には法的義務を伴うが、住基ネットに接続するか拒むかの結論は「市民に説明責任を果たした後にしたい」と述べた。
(毎日新聞web記事より)


★「是正」要求に2件の抗議

 総務省・東京都からの「是正」要求に住基ネットに関わる団体から2件の抗議が出されました。
 2/20、住基ネットの差し止め訴訟を支援する会・事務局からは「憲法違反のシステムである住基ネットは、国民総背番号制をめざしたもので絶対に許してはならない」とした抗議文が発表されました。
 また26日には、反住基ネット連絡会から『「是正要求」は正当な行為とはとうてい言えない』とする声明が出されました。ここでは、「そもそも住基ネットは担当者の責任が問われるような失敗したシステムであり、私たちに息苦しさと不利益しかもたらさなかった。それなのに自治体にコンプライアンスを問う正当性はない」と政府・総務省の反省と責任を求めています。


★声明賛同者、51名に

 住基ネットいらない市民の会(国立)は、2/16に、住基ネット反対し、現在の切断状態を保持することを求めた声明を市長宛に提出しました。( 声明はニュース一号に掲載しました)3/10現在で賛同者は51名、続けて募集中です。


★3/16杉並で学習会

 「杉並住基ネット判決を考える」学習会があります。森田明弁護士のお話を中心に、各地からの報告や是正要求への対応など。国立市からも経過の報告をしま
す。杉並区産業商工会館(阿佐ヶ谷駅徒歩5分)にて18時30分からです。


★4/15横浜で反住基ネット集会

 こちらの集会では、開示請求や横浜方式の違法性についての報告、また社保番・カード、外国人台帳、国民IDなど最近の動向も報告されます。こちらも国立からの報告があります。会場はかながわ県民センター(横浜駅徒歩5分)にて、18時30分からです。

2009年3月11日発行:住基ネットいらない市民の会
連絡先・042-576-1726 あべ


「日の丸・君が代」を考える交流会

2009年03月15日 | 政治(市政・都政・国政・国際)

「日の丸・君が代」を考える交流会

■ 日時 3月15日13:00~16:00
■ 場所 公民館和室
■ お話 牧野一恵 他(元小学校教員。2004年の卒業式「君が代」時に着席して処分を受ける。通級、訪問学級などに取り組んできた)

かつて国立の公立小・中学校には、「日の丸」も「君が代」もありませんでした
「みんなで話し合い、そして納得する卒業式を」という思いで、保護者・教員・子どもたちが話し合って卒業式の内容を決めていました。度重なる「日の丸」掲揚の圧力に対して、市民・保護者そして教員が力を合わせてこれを跳ね返してきました。

そして2000年春、国立市の小・中学校にはじめて「日の丸」が掲揚されました。それは多くの市民・保護者や教職員そして子どもたちの声を無視した掲揚でした。「日の丸」強制に反対する教職員を学校から締め出したうえでの、問答無用の強行でした。

この時、国立2小では「日の丸」掲揚に疑問をもった卒業生が校長に質問しました。しかしその模様が「児童30人校長に土下座を要求」という見出しで産経新聞に「報道」されました。その後全国の右翼団体が国立市に結集し、市内を街宣車が走り回りました。2小には「国旗に反対する学校の子どもをさらうぞ」という脅迫までありました。

国立市民にとって、この2000年春のできごとは忘れられません。「日の丸」「君が代」の本当の姿を垣間見た瞬間でもありました。あまりにも強権的であり、時には暴力的であり、人の「心の中」にまで介入するものでした。それは確実に日本社会の一つの側面でもありました。

そして今、国立の小・中学校には「日の丸」も「君が代」もあります

今年も3、4月の卒入学式を目前に控えています。私たちは、あらためて「日の丸」問題に焦点を当てたパネル展示を開催し、一人ひとりにとっての「『日の丸』の意味」を考えるきっかけにしていきたいと思います。

卒業式・入学式で掲げられる「日の丸」、オリンピックで掲げられる「日の丸」、国会議事堂をはじめとした公共施設で掲げられる「日の丸」、船や飛行機の国籍として掲げられる「日の丸」、そしてかつての戦争で戦場に掲げられた「日の丸」。

「日の丸」とは何でしょうか。「民族の象徴」でしょうか。「国家統合の象徴」でしょうか。単なる「国籍のしるし」でしょうか。それとも「戦争の象徴」でしょうか。

私たちは強制のない自由な場で、「日の丸」の意味を考えたいと思います。かつて、そして今も国立には「日の丸」強制に抵抗する市民がいます。みなさんといっしょに「日の丸」の意味を考えてみたいと思います。

賛成であろうと、反対であろうと、これをご覧のあなたにとって「日の丸」とは何ですか。
それを考えるきっかけになれば幸いです。


くにたち公民館人権・平和講座『刻まれた記憶―フォトジャーナリストの見たアジア・太平洋戦争の残映』

2009年03月08日 | 反戦・平和

くにたち公民館人権・平和講座
『刻まれた記憶―
フォトジャーナリストの見た
アジア・太平洋戦争の残映』

 日時:3月8日(日)13時半~16時
 会場:公民館3階集会室
 入場:無料。先着30名、要予約(042-572-5141)まだ余裕あり!

 

山本宗補写真展「老いの風景・Part2」

 日時:3月5日(木)~17日(火)。10am~7pm。11日(水)休。最終日は午後5時まで。
 会場:ギャラリー楽風(らふ)
     住所:さいたま市浦和区岸町4-25-12
     tel/fax:048-825-3910
     JR浦和駅から歩7分。築100年の納屋を改造した和風喫茶「楽風」2F  
 内容:モノクロ写真全紙・全倍約45点展示

★スライドトーク★
「老いの風景から見えてきた戦争の記憶」

 日時:3月6日(金)、午後7時~
 入場:1000円。定員30名。要予約。

4年前に「老いの風景・Part1」をスタートした会場で、Part2として「戦争の記憶」シリーズの新作を加えた写真展。元日本兵だけに限らない、さまざまな戦争体験者の記憶を聞き取り、伝えようと試みます。写真集プロジェクトとして取り組んでいます。フィリピン戦での住民虐殺によるB級戦犯、インパール作戦、日中戦争の捕虜刺殺、シベリア抑留、満蒙開拓団、中国残留婦人、沖縄戦、戦争マラリア、東京大空襲、名古屋大空襲、軍需工場での毒ガス兵器製造、日赤従軍看護婦、シンガポール華僑虐殺の生き残り、ミッドウェー海戦、輸送船の3度の沈没、人間魚雷「回天」生き残り、など。