くにたち PEACE WEB

東京・国立市の平和運動のネットワーク
日々の暮らしの中に、足下から平和を
地域で平和や人権、環境を育む動きを伝えます

最高裁国民審査 6人に×を

2009年08月30日 | その他


最高裁判事・国民審査
カ行・マ行の3人以外の
6人(竹内・竹崎・涌井
・櫻井田原・那須)に
「×」(不信任)を

 衆議院選挙と同時に行われる最高裁判事(裁判官)の国民審査(信任投票)。就任後1回きり、しかも適当な裁判官に「○」をつける信任投票ではなく、不適当な裁判官にのみ「×」をつける不信任投票、無記入は無効票ではなく信任票になってしまうという、大変不十分な制度ですが、せっかくの制度ですからきちんとチェックしたいものです。
 制度に対する抗議の意味を込めて、あるいは9人全員それぞれ過去に問題のある判決を出していることから、全員に「×」をしてもよいのですが、不信任に達する可能性はほぼゼロならば、9人の中で×の数に差をつけて、「より悪い」裁判官が浮き彫りになるようにしたいものです。
 そこで、個人的に検討した結果、以下の6人の裁判官に「×」をすることをおすすめします。(文責&分析:ちば)

 竹内行夫 外務事務次官当時、イラク派兵を推進した張本人
      イラク派兵「憲法違反」高裁判決の確定後に、麻生首相がわざわざ最高裁判事に任命した

 竹崎博允 問題ある裁判員制度導入を強行した張本人
      最高裁判事就任と同時に異例の最高裁長官就任は裁判員制度導入のご祝儀か

 涌井紀夫 住基ネット裁判で住民側逆転敗訴判決
      旧日本軍の中国人連行・監禁・強姦の戦後賠償裁判で上告棄却(原告被害者敗訴)
      NHK従軍慰安婦報道改編に対する損害賠償裁判で原告逆転敗訴判決
      中国残留婦人の国家賠償裁判で上告棄却

 櫻井龍子 中国残留婦人の国家賠償裁判で上告棄却

 田原睦夫 「君が代」伴奏強制裁判で、強制の職務命令を合憲と判断

 那須弘平 「君が代」伴奏強制裁判で、強制の職務命令を合憲と判断

【参考】忘れられた一票 2009
    →憲法を守らない裁判官に「×」をつけよう(国民救援会)


共同親権運動ネットワーク発足

2009年08月29日 | 人権・多文化共生
共同親権運動ネットワーク発足集会

「親どうしが別れても親子が親子であるために」

親が離婚すると子どもとも会えなくなってしまう単独親権制度の日本の現実。
親が再婚すれば子どもも再婚してしまう養子縁組。
親が法律婚をしなければ親権は母親にしか行かない、
なのに別れれば母親でも子どもと会えなくなってしまう裁判所の法運用。

  日 時 8月29日(土)12:30開場・13:00開始~16:00終了
  場 所 一橋大学東キャンパス1号館1304教室(国立駅南口下車徒歩10分)
  資料代 500円
  内 容 【基調】宗像 充(kネット共同代表)「共同親権運動の現在形」
      【討論】「法を私たちの手に 親が別れた後の家族の形」
      【発言】小島 勇(弁護士)「憲法24条と家庭生活の解消」
          矢野裕子(大学講師、女性学、人権)「民法の中の性差別と共同子育て」
          堤 則昭(親子ネットNAGANO代表)「離婚と『再婚』、複合家族の実践」

  主 催 kネット・共同親権運動ネットワーク
  共 催 一橋マーキュリー
  連絡先 042-573-4010(スペースF) kyodosinken-owner@yahoogroups.jp

☆集会後デモやります!

共同親権運動交流会

  時 間 19:00~
  場 所 スペースF(国立市中3-11-6)
  主 催 共同親権運動交流会実行委員会
  呼びかけ
      親子ネット関西  親子ネットNAGANO
      親子ネット広島  親子ネット横浜
      子どもに会いたい親たちのネットワークさっぽろ
      親子の絆ガーディアン四国
      くにたち子どもとの交流を求める親の会
      Kさん親子の面会謝絶審判を問う会  kネット
  連絡先 042-574-0930(宗像) munakatami@yahoo.co.jp
(交流会は事前に電話かメールで参加申請をしてください)


辻つじ反戦ながし

2009年08月23日 | 反戦・平和

第121回♪ 辻つじ反戦ながし

  日 時 2009年8月23日(日)14:00~15:30
  場 所 大学通り・一橋大学東キャンパス正門前
  連絡先 042-576-1726 hansennagashi@freeml.com

 曇っていて暑い日でした。ブルーシートを広げると雨が降ってくる不思議を2回繰り返して、リサイクルは断念。10人参加。チラシの受けとり悪し。選挙ビラにうんざりしているのか?
 次回は9月27日(日)。瓦版は表がKさん「国立市議会インターネット中継始まる」、裏がOさん「六ヶ所村の活断層」。パネル作製はTさん「活断層と原発」。ピンポン玉投票は「年金の現況届けは市内4ヶ所で無料回収しているのを知っていますか?」


【チラシの表面】
住基ネットと住民自治

 「住基ネットにつないでないなんて、国立ってバカだよね。」といっている人がいたそうです。「A. 他はみんなつないでいるのに」「B. 住民が不便なのに」「C. つながないと国にいじめられるのに」というところでしょうか。本当に国立はバカなのか考えてみたいと思います。
 A 確かに、福島県矢祭町と国立市以外はみんなつないでいます。でも、みんなと同じだから安心とはいえないのです。① まず、情報漏えいの危険にさらされています。情報を1箇所に集めることは危険です。住基ネットの準備をする段階で55万件もの情報が流出しています。一度出た個人情報は取り戻すことはできません。② 次に、お金がかかります。国は立ち上げに390億円、維持に年140億から190億円かかるといっています。各自治体も立ち上げに数百万から数千万、維持にも当然お金をかけています。みんな私達の税金です。巨大なIT事業です。③ その上、住基ネットは役立たず。引越し時やパスポート申請時の手続きが簡単になるといいますが、一生の間に何回あるでしょうか。住基カードを持てば住民票が他の自治体からも取れるといいますが、カードは有料、カードを取る手続きも必要です。だから未だにカード普及率2パーセント以下。
 B 住民が一番不便なのは年金の現況届けでしょう。でも、国立では市内4箇所で回収しています。切手もいりません。年1回葉書きを出すことで、市の財政を何百万も節約してあげていることになるのです。年金受給者の皆さん、ありがとうございます。
 C 住基ネットにつながないことで国立が国にいじめられたことはありません。住民基本台帳事務は自治事務なので国立が決められることです。国立が切断を続けるので、国は自治法を変えようとしています。法律まで変えても従わせたいのは何故でしょうか。① 国が直接国民一人一人を管理する国民国家を作るのに住基ネットのシステムが必要だからでしょう。もっと進んで、健康保険と介護保険と年金を入れた社会保障カードを作ろうともしています。② それに、住基ネットの管理をしている二つの財団法人が総務省OBの天下り先だからでしょう。③ 国のメンツが最大の理由でしょうか。お国に従わない自治体なんてとんでもないということでしょうか。自分達の街の財政や情報管理を考えて、国ににらまれながらも住民の安全を優先して切断を続け
るのはまさに地方自治の実践ではないでしょうか。
 「やっぱり国立はバカじゃない。」と言いたい。そして、他の自治体に「これからでも遅くない。住基ネットを切断しましょう。」と呼びかけたい。この秋、住基ネットの連続学習会をします。よく知らない人ほど、参加してください。(阿部ひろみ)

スペースF8周年記念イベント

2009年08月08日 | 子ども・学校教育
スペースFは今年8周年を迎えます!いつもご支援ありがとうございます。

 2000年の2小の事件から始まったスペースFは、今年で8周年を迎えます。中央図書館の南側に、かつてのスペースFはありました。今はステキな白い家々が建っていますが、ここで保護者や教員・市民が集って夜な夜な会議が開かれました。本当に大変な日々でしたが、「くにたちの教育」を守るために一生懸命でした。2009年の今、かつての先生方は「血の入れ替え」でみんな市外に出され、国立のシンボルであった男女平等教育も潰されてしまいました。でも、まだやれることが一杯あります。2000年問題は終わっていないし、国立の子ども達は相変わらず毎日学校に通っているのですから。そんなわけで…!

スペースF 8周年記念イベント
開催日時:2009年8月8日(土)

■第一部(14:00~16:00) 富士見台2丁目集会所にて

ガンバレ!『くにたちの教育・市民版』~教育正常化の真実~
 2000年「土下座」報道から子どもを守ろうと、市民の手によって発行し続けて8年、関係者の方々からお話を伺いながら、国立市で進められてきた教育正常化を検証します。お話:佐々木茂樹さん、佐藤多佳子さん、伴はるみさん、ほか
資料代 500円

■第二部(19:00~21:00) 中防災センターにて
 
言いたい放題 & 居酒屋F 
遠藤良子さん(F管理人)、「3K新聞」謎の編集長も登場
参加費 1000円(1ドリンク付) ※一品持ち寄り大歓迎

連絡先  T/F 042-573-4010
下記ブログをご参照ください。
http://spacef.exblog.jp/

三鷹市で「慰安婦」展

2009年08月03日 | 子ども・学校教育
―夏休み・親子で平和を考えるー
〈アジアで何があったの? みて・きいて!お話し と 「慰安婦」展〉 

◎中学生から大人まで誰にもわかりやすい「慰安婦」パネル展
(wam-女たちの戦争と平和資料館提供)
8月1日(土) PM1:00~9:30
8月2日(日) AM10:00~PM9:30
8月3日(月) AM10:00~PM5:00

◎お 話 :8/1(土)PM1:30~ 
「慰安婦」問題―世界と日本の今
   ・渡辺美奈氏(wam-女たちの戦争と平和資料館事務局長)
三鷹市議会「意見書」採択をめぐって
   ・三鷹市市議会議員、ロラネットより
◆資料代 500円
◆会場 三鷹市市民協働センター 第一会議室
 (三鷹市下連雀4-17-23)TEL:0422(46)0048
アクセス→ http://www.collabo-mitaka.jp/access.html

 毎年8月、「戦争を考える」さまざまな特集がTVや新聞で報道されますが、年々、その企画も減り、戦争体験を伝える当事者も大半が80代を超えました。アジアで「慰安婦」とされたおばあさんたちも例外ではありません。平和の大切さを身を以て伝える人びとが亡くなったり、高齢になるのを待っているかのような、この間の日本政府の対応に、アメリカ、ヨーロッパ、国連などが再三にわたり、公式の「謝罪、賠償、歴史教育を」と勧告しています。
 そんな中、地元の三鷹市議会で、政府に誠実な対応を求める意見書が6月23日に採択されました。(7月末現在、全国で合計8市議会が採択)
 過去の戦争責任、戦後補償に向き合わず、軍事や経済で大国の仲間入りをもくろむ品格に欠ける恥ずかしい日本、そんな日本を許しているのは私たち市民でもあります。ぜひみなさまでお出かけ下さい。

◆主催 フィリピン元「慰安婦」支援ネット・三多摩(略称「ロラネット」)
連絡先
〒181-0014 三鷹市野崎3-22-16 ピナット気付
TEL:0422-34-5498 FAX:0422-32-9372 
E-mail:hachinoko@ba2.so-net.ne.jp

関 連 企 画
◎8月2日(日) 親子で平和を考えるシリーズ②
おはなしサロン「戦争体験と私」
-私が女学生だったとき、私が中学生だったとき-
お話し: 関 千枝子さん、谷島 光治さん
時間: 開会 2:00 ~
会場:三鷹市市民協働センター  資料代 500円
主催:ピナット 
TEL:0422-34-5498 FAX:0422-32-9372

◎8月3日(月) 親子で平和を考えるシリーズ③
各地の「慰安婦」の声-ビデオ上映  
午前10:00~午後3:00
主催:アンポをつぶせちょうちんデモの会 TEL:0422-44-0364

◎ご協力頂きたいこと
□ パネル展示の助っ人
□ 部分的なところで、ボランティアをする
 (チラシ宣伝、パネル設置、展示の店番)
□ 協力会費・賛同費カンパに協力する
 (パネル、映画などの貸出料や講師謝礼、他諸費用で20万円ほどかかります)
      団体 一口3000円 / 個人 一口1000円
□ その他
□ カンパ振込先 郵便振込口座 00110-1-370322
         名義 ロラネット
         ※用紙に「パネル展カンパ」とご記入ください。
氏 名:                   
住 所:                                    
TEL:                FAX:                
メール:                            
FAX:0422-32-9372 ロラネット
E-mail:hachinoko@ba2.so-net.ne.jp

定額給付金・三多摩市民基金集会

2009年08月01日 | その他


定額給付金を社会連帯に!三多摩市民基金
感謝の報告集会

 昨年秋以降の不況の影響を最も受ける非正規労働者や、福祉の後退に切り捨てられる人々に必要な政策をつくることをせずに、ただ単に選挙対策ともいえる現金をばらまくだけの定額給付金に私たちは反対してきました。そして、ホームレスやDV被害者のように最も必要としている人に届くようにと定額給付金を市民基金として集める活動を4月から始めました。
 6月30日現在で217件、2,841,080円の金額が基金に振り込まれました。本当にありがとうございました。これを既定の4団体に分配しますが、同時にそれを受け取る団体から活動報告を受けて、寄付をしてくれた人々への御礼としたいと思います。
 それぞれの困難を抱えた人々を支援する団体の方々と意見交換しながら、私たちの社会が何をしていかなければならないのかを見つめなおしたいと思います。ぜひお集まりください。

  日 時 2009年8月1日(土)14:00~
  場 所 立川市柴崎学習館(電話:042-524-2773/JR立川駅南口下車7分)
  報 告 鎌田慧(呼びかけ人代表)
      三多摩市民基金事務局
      寄付を受け取る4団体
       1.NPO保見ヶ丘ラテンアメリカセンター  2.三多摩野宿者人権ネット
       3.女性と貧困ネットワーク        4.反貧困たすけあいネットワーク
  連絡先 「定額給付金を社会連帯に!三多摩市民基金」
     立川市高松町2-19-1 大沢 ゆたか事務所内
     TEL:042-525-8637 FAX:0425-25-8733 E-mail:osawa.yutaka@nifty.ne.jp

    地 域    件 数   金 額
   三多摩地域   158件   約219万円
   東京23区     24件   約25万円
   東京都以外全国  25件   約33万円
   不明       10件    約7万円
   合計      217件  2,841,080円

注)6月30日現在のデータです。その後振り込まれたものも最終的には追加し全額4等分してお渡しします。