くにたち PEACE WEB

東京・国立市の平和運動のネットワーク
日々の暮らしの中に、足下から平和を
地域で平和や人権、環境を育む動きを伝えます

第101回 辻つじ反戦ながし

2007年12月23日 | 反戦・平和

第101回 辻つじ反戦ながし

 晴れ。参加者15人。音楽は常連・辻つじかたりバンド(館野公一さ んら)と難波さん。チラシは300枚。 サンタさんの扮装が目を引いてました。次回『かわら版』は、表が「教科書検定」(あべ)、裏が「給油新法」(藤田)について。 ピンポン玉投票は、「『教科書検定』審議会の出した結果についてどう思うか」。 その他、映画『オレの心は負けてない』に、反戦ながしとして賛同することになりました。

まちかど世論調査(ピンポン玉投票)
インド洋での自衛隊の補給活動はアフガニスタンのためになったか
なった0 ならなかった13

平和の木(あなたの平和の思いを、紙に書いて貼ってください)
  • 人と人が信じあい、尊敬しあって生きられる世の中をつくろう!
  • クリスマスが本当に平和な日になる日が早く来ますように。
  • 全ての人が幸せになるために生まれてきた
  • へいわ There is no way to the Peace. Peace is the way!
  • 子ども達を大切にしなきゃ!と大人達は腹くくろうぜ!本当に!
  • 世界の人々が殺されず殺さず平和な夜をすごせますように。
  • 憲法9条の日本から世界に平和を発信しよう!
  • 来年こそ航空自衛隊はイラクから帰ってこい!
  • 子どもたちに教えてもらうことはたくさんあります… そんな子どもたちに戦争のない世界を…
  • 税金を戦争に使わない。電気料金を原発に使わない。制度・法による規制が必要です。
  • アメリカに守られているのは、本当の平和なのかな?

『かわら版』101号より

もんじゅを廃炉へ! 07全国集会報告

 福井県敦賀市にある特殊原子炉「もんじゅ」が13年前の12月に、恐れていたナトリウム火災事故を起こしました。08年10月には運転を再開しようとしています。
 「もんじゅ」が正常に運転されれば、1年間で62キログラムの兵器級プルトニウムを生産します。これによって毎年30発分の原爆を製造することができるのです。
 旧動燃も国も「もんじゅ」は絶対に事故は起こらないと主張していましたが、試運転中に事故は起きたのです。07年7月に柏崎・刈羽原発の直下に近い地点 で震度6.9の地震が起き、世界最大の規模を持つ7基が停止したままになっていますが、「もんじゅ」の立地点も活断層の上にあり、これは政府も認めている のです。柏崎・刈羽原発7号機では放射性ヨウ素を2日間で7億ベクレルも放出してしまいました。普通の原発が年間に管理放出する放射性ヨウ素の量は100 万ベクレル以下ですから、その700倍以上を放出してしまったのです。
 「もんじゅ」再開のために本格的に工事をすれば費用は1千億円かかるとされていましたが、180億円で済ませるおざなりの修理を行っただけで運転を再開しようとしているのです。
 これに恐れを抱いた全国の反原発・市民団体は、去る12月8日、福井市で集会を持ちました。小雨の中、1500人が「原子力発電に反対する福井県民会 議」や原水禁、「ストップ・ザ・もんじゅ」、原子力資料情報室、反原発運動全国連絡会等の呼びかけで集まり、路面電車の残っている市内をデモ行進しまし た。なお、前日には「'07もんじゅを廃炉へ!全国集会実行委員会」名で、福井県知事と敦賀市長に申入書を提出しました。そして「もんじゅ」運転再開を止 める請願署名や、原発の耐震安全性確認に関する緊急要望の署名など全国的に取り組まれています。
 「もんじゅ」によって兵器級プルトニウムを生産し蓄積すると、いずれこれを使用したいという人々が出てくるかもしれません。この動きが現実に始まった ら、もはや止めることは不可能になるでしょう。内閣総理大臣に、戦争と放射能の不幸を避けるため、多数の署名を集めて「もんじゅ」運転再開を中止するよう 要請しようではありませんか。(大貫淑子)


映画『日本の青空』を特別価格で

2007年12月20日 | その他

 

映画『日本の青空』を特別価格で観られます

  『日本の青空』(2006年・123分)
   監督:大澤豊   原作・脚本:池田太郎  監修:星野安三郎
   出演:高橋和也、藤谷美紀、田丸麻紀、加藤剛 ナレーション:山本圭
   企画・製作:「日本の青空」製作委員会・有限会社インディーズ

 アジア太平洋戦争中、憲法学者・鈴木安蔵を中心とした「憲法研究会」は、明治時代・自由民権運動の中で生み出された私擬憲法を研究、日本の敗戦後にまとめた「憲法草案要綱」は、GHQ案に大きな影響を与えた。その過程を描いたドラマ。
 九条の会・国立では、通常1500円(前売り1200円)のところ、1000円で鑑賞することができる制作協力券を100枚用意しています。今年中は、どこの上映会でも使えます。また、来年春、九条の会・国立が呼びかけて、国立市でも700人規模の上映会を開催するための実行委員会を立ちあげることになりました。

【近隣の上映会】
  10月27日(土) 東大和市・ハミングホール(10:00、14:00、18:30)
  11月22日(木) 狛江市・エコルマホール(15:00、19:00)
  11月22日(木) 多摩市・パルテノン多摩(10:30、13:15、16:00、18:45)
  11月23日(金) 清瀬市民センター(10:00、14:00、18:00)
  11月29日(木) 新宿区・日本青年館(10:00、14:00、18:30)
  12月5日(水) 千代田区・九段会館(10:00、14:00、18:30)
  12月20日(木) 杉並区・セシオン杉並(10:00、14:00、18:30)


ドキュメンタリー『フェアな未来を考える』

2007年12月16日 | 経済・新自由主義
(↑)マーキュリー・タワー

ドキュメンタリー上映会「フェアな未来を考える」

  日時:2007年12月16日(日)
  場所:一橋大学 マーキュリータワー1階3101号室(中央線国立駅南口下車徒歩6分)
      (東キャンパス33番の建物です)
  時間:14時~17時30分(13時30分開場)
      18時から同じ建物の中で懇親会も行います。
      お時間のある方はぜひ懇親会にもご参加下さい。
  予約不要・入場無料
  主催:一橋大学大学院社会学研究科フェアレイバー研究教育センター
  共催:一橋大学「まちづくり」授業・フェアトレード推進サークル「ラポンテ」
  お問い合わせ:080-6598-7508(菅沼)
         042-580-9139(FAX)
         info(at)fair-labor.soc.hit-u.ac.jp (SPAM防止の為に「@」を「(at)」に置き換えています)

  一橋大学にてフェアトレード&フェアレイバーについて考えるドキュメンタリー上映会を行います。途上国の児童労働問題や、私たちが普段なにげなく 飲んでいるコーヒーが、どのような人によってどのように作られているのかについて考えてみませんか?そして私たちの消費行動を少し変えることによって、私 たちと途上国の人たちとの関係も少し変えることができないか、いろいろな映像を見ながら一緒に考えてみませんか?
 ドキュメンタリー映像の上 映以外にも、国際協力NGOのボランティアとして途上国で活動し、帰国後はフェアトレードに携わっている方のお話や、フォルクローレ(中南米の民族音楽) の生演奏も行います。また、エチオピア産フェアトレードコーヒーを飲んだり、フェアトレードの商品を手にとってみませんか?
 一橋大学の学生と教員による、盛りだくさんな企画です!

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13:30 開場

14:00 『働く子どもたち』
 働く子どもたち(5~14才)は、いま世界全体で2億5,000万人と推計され、その数は年々増えてい る。「児童労働」は貧困の一側面であり、多くの子どもたちの健康と安全が危機にさらされ、教育への権利や精神的身体的能力の実現可能性が妨げられている。  ブラジルでは10~14才までの子ども約300万人が、畑で、小さな工場や店で、路上で、自分と家族が今日一日を生き抜くために働いている。この作品で は、サトウキビ刈り、タイヤ修理、トリ、古紙回収をする4人の子どもたちが、それぞれの仕事場や家族を紹介し、大人への批判や将来の夢を大いに語る!  大人と子どものためのドキュメンタリーである。
制作:国際労働機関(ILO)・児童労働撲滅国際計画(IPEC) 。日本語字幕制作:PARC。

14:40 フォルクローレの生演奏
 国立市民によるバンドPuka T'ikaによるフォルクローレ(中南米の民族音楽)の生演奏をお楽しみください。

15:00 『コーヒーの秘密』
 すっかり私たちの生活の一部になっているコーヒーは誰が作っているのでしょう?価格はどうやって決まるのでしょう?「作る人」と「飲む人」が対等につあ
っていくためには何ができる?コーヒーを糸口に、私たちと途上国の人たちとの関係について考え、議論する手がかりにしてください。
 制作●アジア太平洋資料センター(PARC)/2002年

16:00 日本国際ボランティアセンターパレスチナチームのトーク
 特定非営利活動法人日本国際ボランティアセンター(JVC)で、実際にパレスチナに行った2人のボランティアによる生の声。パレスチナで刺繍を行う女性と交流してきた彼らが、現地の映像もまじえながら、フェアトレードについて語ります。

17:00 日本国内の格差問題を扱った短編ビデオ数編
 フェアトレードは、「公正な対価を支払う」ことを目指すものですが、日本国内で も、「公正な対価が支払われない」という問題はさまざまなかたちで存在しています。非正規雇用の労働者として働いている人たちや差別的な待遇で働かされて きた若い女性たちが、「公正な対価」を要求するようになった事例を明るいタッチで描いた作品や、ホームレスの人たちの支援をしているNPOの活動を紹介す る作品などを上映します。


戦争中の多摩の姿と生産管理闘争、砂川闘争

2007年12月15日 | その他
(↑)下谷保村から自由民権運動に加わった本田家

三多摩民権運動史 第4回(最終回)

戦争中の多摩の姿と生産管理闘争、砂川闘争

  日 時 2007年12月15日(土)13:00~
  場 所 スペースF(明和マンション西側)
  講 師 佐藤文明さん(フリーライター、戸籍制度を研究、『未完の多摩共和国』ほか著書多数)
  参加費 500円
  主 催 スペースF(042-573-4027/火曜日~土曜日、13時~17時スタッフ在中)

平和運動、環境運動、労働運動、そして自由民権運動、多くの市民運動、住民運動のうねりを作り出してきた三多摩地域。都心とは違う独自の運動を形成してきた風土と歴史を、「民権運動」の視点から討論しながら深めていくのが講座の目的です。
歴史に興味がある人も、運動に興味がある人も、地元に興味がある人も、どなたでもお越しください。

大正デモクラシーが終わり、多摩民権運動が鳴りを潜める。
測ったように起こった関東大震災(東京壊滅)は、北多摩の宅地ブームに火をつけ、最新鋭工場(中心は航空機産業)の多摩進出(疎開=租界)を生み落とした。東京市の後ろ支え(後背地)であるとともに日本を支える軍需センターである。帝都構想は、この多摩の帝都からの切捨てだったため、三多摩壮士の抵抗が始まる。でも「民権の多摩が自治を否定するような論陣を張っていいのか」との悩みもあった。

敗戦はこの矛盾を一気に取っ払った。自ら自由・自主・自治を勝ち取ればいいのだ。
多摩の最新鋭工場のいくつかは生産管理闘争に立ち上がった。この闘いの敗北は、解放軍アメリカの幻想から多摩人を目覚めさせる。三多摩メーデーの赤旗は、そのまま、砂川基地拡張反対闘争へと流れ込む。多摩は伏魔殿・東京都制による三多摩格差に抗して、三多摩革新ベルト地帯を形成していく。民権の風は吹いていた。

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18時ごろ~ 居酒屋F(忘年会)
  特別企画:マジック凛のマジック・ショーつき
参加費(食事代+1杯) 1000円  
★居酒屋F、今回は忘年会を兼ねて行います。
そして今回は、喫茶店ナジャ等各所で主宰中のマジック教室が好評のマジシャン「マジック凛さん」が、 新たにスペースFスタッフに加わったことを記念して、なんとマジック・ショーつき(投げ銭制)です。 なべ料理、ごはん、ビール・酒等はスタッフで用意しますが、その他のメニューは皆さんの持ち寄りに期待しております。


これからの学力を考える

2007年12月15日 | 子ども・学校教育
(↑公民館) 

これからの学力を考える

  日 時 2007年11月18日(日)~12月15日(土)10:00~12:00
  場 所 公民館3階講座室
  講 師 児美川孝一郎さん(法政大学キャリアデザイン学部(教育学、青年期教育論)
  内 容 11/18(日)「学力低下」論の正体
              戦後教育の流れから〈学習指導要領、教科、学力政策〉
       11/24(土)学力をどう考えるか
             日本と世界の学力テストから〈日本の学力テスト、TIMSSとPISA〉
       12/9(日)授業は、学校生活は、いま 
              子ども、教師、学校〈子どもと教師の現状、困難と再生への模索〉
       12/15(土) 学校で学ぶことの意味
             子どもたちが共に育つ場に〈競争原理からの脱却、生きる力、シティズンシップ〉
 
 学力の低下がいわれ、その対策が講じられています。あらためて、学力とは何なのかを考えてみましょう。
 個人が知識を得ることや、正解を出すことを学力として、子どもたちを競争にかり立ててきた旧来の考え方が問われています。世界的には、知識の獲得だけではなく、知識を生活の中に生かすこと、そして人権・平和・環境など、現代の普遍的価値観を身につけ、みんなと社会をつくっていく一人となるための教育が取り組まれているそうです。
 日本の教育の歩みや現在の問題をお聞きし、世界の動きも合わせて、子どもの立場に立って考えます。

イ平連12月情宣

2007年12月10日 | 反戦・平和
 
イラクから全ての軍隊の撤退を!
 
月例・駅前アピール
 
  日 時 2007年12月10日(火)18:00~19:00(予定)
  場 所 JR国立駅南口
  主 催 イラクから全ての軍隊の撤退を!くにたちの会
  連絡先 TEL/FAX:042-573-4010(スペースF)

♪「三角駅舎の町」

2007年12月08日 | まちづくり

こんにちは、真思惟(まーしい)です。

オリジナル曲「三角駅舎の町」(作詞SACHI/作曲真思惟)を
「ヤマハ音楽配信サイトMySound 」に登録いたしました。

♪赤い屋根の三角の駅舎…
たくさんの思い出とともに、今も心の中にたたずんでいます。

友人SACHIさんの素敵な詞から、この曲がうまれました。

よろしかったら、お暇な折りにお聴きくださいませ。
http://players.music-eclub.com/?action=user_detail&user_id=61557
※初めての方は再生ソフト(無料)のインストールをもとめられます。


わくわく塾「南部地区のまちづくり」~区画整理事業~

2007年12月04日 | まちづくり
(↑公民館) 

わくわく塾「南部地区のまちづくり」
~区画整理事業~

  日 時 2007年12月4日(火)19:00~21:30
  場 所 公民館和室
  講 師 建設部まちづくり推進課
  連絡先 館野公一 (TEL&FAX)042-575-2208
 
国立の魅力はいろいろありますが、南部に広がる自然と田園風景は訪れる人が口をそろえて「こんなに自然が残っていて素晴らしい」と言います。
確かに、城山から古民家、広がる田んぼの間を散歩するのは、何度も来ているぼくたち市民にとっても心安らぐ場所です。
この周辺に区画整理事業が実施されると聞いて、心穏やかではいられずその事業区域や経緯を知ろうと、今回のわくわく塾に至りました。
区画整理事業そのものは、地権者の方たちが行うのですが、これから重要になる国立のまちづくりの中で、とりわけ、南部地区の将来には市民も大きな関心を持っています。
農地の区画整理ということですが、将来的にはこの地区の土地利用は宅地に移行、田園風景は失われる可能性があります。
この区画整理事業がどのように進んでいくのかをまず知って
この街に暮らす私たちはどう考えていったらよいのか話しあいたいと思います。
12月の忙しい時期ですが、ご参加をお待ちしています。
 

「後期高齢者医療制度」から高齢者を守る市民連絡会

2007年12月01日 | 福祉・保健医療

「後期高齢者医療制度」から高齢者を守る市民連絡会

結成のつどい

  日 時 2007年12月1日(日)14:00~16:00
  場 所 谷保駅前相互診療所2F
  議 事 1.開会あいさつ
      2.紙芝居(後期高齢者医療制度とはどういう制度?)
      3.会結成と今後の運動の提案
      4.会呼びかけ人の紹介とごあいさつ
      5.参加者の意見交換
      6.閉会あいさつ
  主 催 「後期高齢者医療制度」から高齢者を守る市民連絡会結成準備会
         全日本年金者組合国立支部
         三多摩健康友の会国立支部
  連絡先 042-576-3896(谷保駅前相互診療所・山根浩)

 政府が来年4月1日から実施しようとする後期高齢者医療制度は、75歳以上のすべての高齢者に新たな重い負担を年金天引きで強いる制度です。また「包括 払い定額制」ということで医療費には限度額をもうけ、それ以上は自己負担にする、さらに保険料を一定期間滞納した人は保険適用から外すなど、国民皆保険制 度をも危うくする、世界に例を見ない最悪の制度です。
 これは一時的・部分的な「凍結」などで済まされるものではなく、私たちは医師・土屋勝俊さん、市民代表・石原一子さん、安田博さん、高齢者グループ・宮 崎秀男さん、沢登敬子さんを呼びかけ人にお願いし、広範な市民とともにこの制度の中止・撤回をめざし運動をはじめました。

 11月17日にはさっそく、老人クラブ・自治会など市内約70の団体を訪問。呼びかけ文・宣伝文書・署名用紙をお届けし、また一部は郵送をさせてもらい ました。この訪問を通じてわかったことは、この問題hああまり知られておらず、多くの団体はこれから検討をしたいというご返事でした。
 ここにあらためて上記のように、多くの団体・個人のご参加・ご賛同のもとに『「後期高齢者医療制度」から高齢者を守る市民連絡会』結成のつどいを開き、運動を広く展開したく、多くの皆さんのご参加を呼びかけます。