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くにたち PEACE WEB

東京・国立市の平和運動のネットワーク
日々の暮らしの中に、足下から平和を
地域で平和や人権、環境を育む動きを伝えます

貧困の現実を分かち合う―メラニーさんの話に学ぶ―

2007年11月27日 | 労働・格差社会
貧困の現実を分かち合う

――メラニーさんの話に学ぶ――


  日 時 2007年11月27日(火) 19:00~ 
  場 所 国立のぞみ教会(国立市東3-15-9)
  入場料 無料
  主 催 メラニーさんの話に学ぶ会
  問合せ 国立のぞみ教会
 
  世界には貧しい国々がたくさんありますが、フィリピンもその一つです。ストリートチルドレンやスリーピングベイビーなどの現実を、みなさんはどのくらいご存知ですか?
  今回お話をしてくださるメラニー・カタランさんは、ご自身も非常に貧しい家庭に生まれ、八歳の時から生活費を稼ぎ、苦学してソーシャルワーカーの資格を取 得。その後、ソーシャルワーカーとして極貧の子どもたち・親たちと関わる中で直面してきた現実について聞き、またメラニーさんご自身の半生についても聞き ながら、「私たちに何ができるのか」、「困難を分かち合うとはどういうことなのか」を、熟慮する場にしていきたいと思います。
同時代に生きている様々なハンデを抱えている人たちと、少しでも思いを共有し、助け合いたいと考えている全ての人のご参加をお待ちしています。
 
■メラニー=カタランさんの紹介■ 
 1970年、11人兄弟の上から二番目の長女としてパンガシナン県マーシン村に生まれる。マニラ市立大学を卒業 後、ソーシャルワーカーとして、障がいを持った貧しい子ども達の支援活動を行う。現在は4人の子どもの子育てをしながら、フィリピンの悲惨な医療現場に介 入していくために看護学校で学びながら、ストリートチルドレン・ファミリーの支援も展開中。

朝日新聞 記事

2007年11月27日 | メディア・論壇

100回目の「辻つじ反戦ながし」をする阿部ひろみさん(右端)
=国立市東2丁目の大学通りで

路上で反戦訴え100回 国立で元教員ら

 国立市在住の元教員阿部ひろみさん(51)が、仲間たちと一緒に続けている路上パフォーマンス「辻つじ反戦ながし」が25日、100回を重ねた。周辺事態法や国旗・国歌法などが成立した99年に始めて以来、毎月1回、欠かさず国立の大学通りに立ち、語りや歌、ピンポン球投票などを通じて平和への思いを伝えている。(石川幸夫)
 「『戦争しません、させません』が私たちのメッセージです」。25日午後、大学生や親子連れが行き交う大学通り。阿部さんが、いつものようにマイクで語り始めた。傍らには、パネル展示やピンポン球を使った「まちかど投票」の箱が置かれている。この日の投票内容は「インド洋上での自衛隊の補給活動はアフガニスタンのために、なった○ ならない×」。
 阿部さんが「反戦ながし」を始めたのは99年9月。その年、周辺事態法や国旗・国歌法が次々に成立し、住民基本台帳法が改正された。
 かつて戦争を体験した世代から、「いつの間にか戦争に突き進んでしまった」と当時を振り返る言葉を聞いていた。「空気がだんだんと変わっていくというのは、今のような雰囲気なのではないだろうか」と感じた。「当時の人たちは戦争を止められなかった。私たちは、今動かなければ同じ過ちをしてしまう」と思い立った。
 やるならば、みんなが楽しく感じるようにと路上パフォーマンスにした。語りだけではなく歌や踊りで訴える。○か×かで意思を示すことのできるピンポン球投票は、通りを行き交う高校生たちの関心も高いという。
 100回を重ねたこの日、阿部さんが言葉に力を込めたのが、沖縄戦での「集団自決」をめぐる教科書検定問題だった。
 今年夏、市民ら約40人とともに、検定意見の撤回を求める意見書提出を市議会に陳情。9月末にあった沖縄県での県民集会にも参加した。12月には、文科省前で検定意見の撤回を求める要請活動に参加する予定だ。  阿部さんは「きょうはだれが来るか、だれに会えるかを楽しみに思いながら続けてきた。いつの間にか100回。これからも思いを伝えていきたい」と語った。


9条の会・全国交流集会に参加

2007年11月25日 | 反戦・平和
 全国に6600ある9条の会の第2回交流集会に、九条の会・国立から30代~60代の男女7人(スタッフ含め)が参加してきました。下記の報告を文書で出しました。

はじめに
「九条の会・国立」と申します。2005年2月にスタートし、九条の会のアピールに賛同することの一点で市民の過半数を結集しようと決め、幅広い地元よび かけ人を100名あまり募り、市民に呼びかける運動を続けています。有権者過半数はほぼ2万5千人くらいだと思いますが、現状の到達点は1,100人あま りで思うように進んでいません。
日常活動は、
(1)定例宣伝
 毎月9日と25日に憲法9条と25条にちなんで大学通りのポケットパークで1時間の宣伝とチラシ配布、署名と賛同の呼びかけをしています。最初は毎回10~15名の人が参加していましたが、最近では年金者組合を中心に高齢者九条の会の人たちの行動に頼っています。
(2)学習集会
 最初の2年間くらいは、2~3ヶ月に1回のわりで学習集会を開催していました。当初は100人規模の集会でしたが、徐々に参加者が減り始め、ついに2~ 30人の集会が続き途絶えがちになりました。講演会に文化行事を交えたり、参加者のトークを入れたりと努力はしたものの、参加者が減っていくと、講師料、 会場費も賄えなくなるようになり途絶えがちとなりました。
 2006年9月23日 「マスメディアと憲法』丸山重威さん(関東学院大)
 2006年11月26日 「生きることと憲法」児嶋徹さん(医師)
 2007年3月4日 映画『戦争をしない国日本』鑑賞とトーク
          よびかけ人のトーク「戦前戦中の思い出を語る」
 2007年9月9日 映画『一坪たりとも渡すまい』鑑賞とトーク・乾杯
          函館九条の会の呼びかけに連帯して午後9時9分に参加者で乾杯
 ほかに、科学者九条の招きで、地元・一橋大教職員九条の会と共催でオハイオ大・チャールズ・オーバービーさんの講演会に参加を呼びかけました。11月3日「文化の日」に“9条を愛する日本のみなさんへ”とのメッセージが届きました。
 映画『日本の青空』の制作協力金を10万円拠出し、協力券を100枚普及しました。

会の輪を広げるための取り組み
 毎月の定例宣伝と学習集会での訴え以外に特別な取り組みにはなっていない。共同センターの組織化も検討しましたが、動ける組織体制がとれず、最近は東地 域と北地域に9条の会が組織され、学習会や懇談会、カフェなどが動き出し、その集まりの中から賛同者が広まりつつあります。
 来年の2~3月には3周年になるので、それをきっかけに活性化をはかろうと、相談会を持っています。

財政活動は
 特に会費制をとってもいませんので、学習集会や行事の際にカンパを訴えて賄っています。手作りのオリジナルバッジをつくり普及しながら、シコシコと資金集めをしています。



1945年6月沖縄

2007年11月25日 | 反戦・平和

九条の会・国立 北 第7回交流会

1945年6月沖縄…わたしたちは戦場にいた

太平洋戦争の末期、沖縄の住民を巻き込んだ激しい地上戦。
この美しい島々で多くに住民の命を奪い、傷つけた。
当時4歳の少女の体験を通して
「戦争とは何か」について考えてみたい…。

11月25日(日)午後2時より

立東福祉館1階会議室
(国立市北3-23-1
国立北郵便局近く)

お話 佐々木藤子さん
(沖縄県南川原町出身・日野市在住)

※国立市議会「沖縄戦・集団自決、日本軍の関与は明白」
 文部科学省へ「検定意見の撤回」意見書を採択

…北在住の市議会議員さんに9月議会で陳情をうけ、採択された審議経過をお聞きし、これを契機にこの「まち」から一層平和を求める声を広げて生きたいと思います>

どなたでもご自由に参加ください! 交流会終了後、会場にてで「佐々木さんを囲んだお茶会」をします。また佐々木さん所有のビデオ「沖縄」(56分)も鑑賞予定です。
連絡先 092-577-1958


第100回♪ 辻つじ反戦ながし

2007年11月25日 | 反戦・平和
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第100回目♪ 辻つじ反戦ながし

 100回を無事に楽しく終えることが出来 ました。 参加者は25人以上。出演者多数で面白かったです。音楽は辻つじ語りバンド(館野公一さ んら)、国分寺エク スペリエンスさっちゃん、伊藤君。天気も良く、ビラの受け 取りも良かったです。餅つきが好評。 あっという間に売りれました。おにぎりも豚汁も完売。

まちかど世論調査(ピンポン玉投票)
インド洋での自衛隊の補給活動はアフガニスタンのために
なった…0  ならなかった…24

平和の木(あなたの平和の思いを、紙に書いて貼ってください)
  • 継続は力なりですね。破壊は一瞬、平和構築は長いとりくみ。100回の重み、とても貴重だと思います。いつもご苦労さまです。
  • 平和、反戦と言い続けて100回目! 101回目も続けるぞ!
  • 武力では平和にならない。辛抱強い話し合いを!
  • 反 戦ながしをやらなくてもよい世の中、戦争がない世の中になったら、でっかい音楽祭を基地跡地でやりたいです
  • 死の商人に天バツを! 平和を願う人々は多い のに、どうして戦争はなくならないのでしょう! 祈へいわ!
  • 愛する国立から平和を
  • 地球を訪ねたエイリアンに戦争のない地球を案内して歩きたい
  • こ の世に戦争が続くかぎり、平和・反戦・非戦の事もずーっと続いて行くのだ!!
  • 米国の顔色をうかがう国際貢献なんてやめちまえ。「国際」ってアメリカのこ と?
  • この世界から戦争がなくなり すべての人に平和を!
  • “北朝鮮”バッシングにNo! “北朝鮮”制裁にNo
  • 100回おめでとう。何より平和ボ ケでいい
  • 平和でなくて何が人生なの 100回目とはおどろいた ありがとう
  • No War

今日は百回目の反戦ながし
  辻つじ反戦ながしは反戦平和の路上パフォーマンス。毎月第4日曜日の午後2時から3 時半まで、一橋大学東正門前で、市民と学生がやっています。トーク、踊り、楽器演奏、リサイクル市、平和メッセージを書き込む「平和の木」、ピンポン玉投 票、パネル展示、私たちのビラ「かわら版」配り、署名集め、反戦平和関係の催しの紹介、夏にはスイカわりなどもやっています。平和を願う人なら誰でも歓迎 です。一緒にやりましょう。
 辻つじ反戦ながしは、9年前の1999年に始めました。この年、周辺事態法、国旗国歌法、住民基本台帳法改悪(住基ネット)等が次々と成立しました。私 たちは「日本が再び戦争のできる国になろうとしている。」と思いました。「世の中の空気が、だんだん変わってきて、気がついたら戦争に反対できなくなって いた」となる前に、みんなの前で大きな声で反戦平和を言わなくっちゃと思いました。やるなら、みんなも自分達も楽しいと思える事をやろうと思いました。そ れが、反戦ながしです。活動に必要なお金は持ち寄ったリサイクル品とカンパでまかなっています。雨の日はパラソルを立て、風の日はチラシやパネルに重しを 乗せてしのぎました。炎天下ではクラクラしながらやりました。台風の日も雪の日もありました。穏やかな日は、それだけで嬉しくなって、歌にも話にも弾みが つきました。大学通りの春の桜、秋の紅葉を見て「ああきれいだなぁ」と思い、そしていつつの間にか100回目になりました。
  辻つじ反戦ながしのテーマソングは「武器を捨てて♪」、メッセージは「私たちは戦争しません、させません」です。第4日曜日のパフォーマンスの他に、反戦 平和に関する活動もいろいろやってきました。デモ行進もやりました。平和都市宣言を行うよう市長に要望書を出しました。市議会に陳情したり(住基ネット反 対、C1輸送機の国立上空飛行禁止、イラク攻撃反対)、署名活動をしたりしました。4年前と今年の市長・市議選では、全候補者に反戦平和の公開アンケート を実施し、1万枚のビラを配りました。平和都市宣言が実現したり、住基ネットから離脱したり、仲間から市長が誕生したりと、国立市では成果もありました。 でも、世の中はどんどん悪くなって行くばかりです。世界を見れば、9.11の事件、アフガニスタンやイラクへの攻撃があり、日本では、インド洋派兵法、戦 争協力法、イラク派兵法、改憲手続き法等が成立し、教育基本法が改悪されました。
 そして、政府は憲法まで変えようとしています。憲法は権力 者を縛るもの。だから、権力者が憲法を変えようと言い出した時は危ないのです。また、私たちは憲法に書いてあるからと安心していてはいけないのです。「不 断の努力」(憲法12条)が大切なのです。「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすること」(憲法前文)が私達のやっていくことだと 確信して、これからも続けていきます。どうぞよろしく。      (あべ)

お産環境について考える

2007年11月24日 | 福祉・保健医療

 性とお産連続講座 第1弾  
お産環境について考える

-身近な地域で安心して産める場所が欲しい!-

「少子化」のこの時代にお産する場所がない!
「お産難民」と言われる人が産み場所を探している現状が身近で起きています。
皆さんはこの現実をどう感じていらっしゃいますか?
医療体制や制度だけが問題ではありません。そこからは国が「女性が子どもを産む」ことをどう捉えているのかが透けて見えます。

出産予定の夫婦の問題にせず、女性が子を産む機械として利用されないよう、
また地域との関わりの中で安心して産める環境を取り戻せるよう、
今できることを一緒に考えてみませんか?

日 時:11月24日(土)14時~
会 場:
スペースF(くにたち福祉会館北側)
お 話矢島床子
矢島助産院院長
    :小川みさと(
NPOお産サポートJAPAN
資料代:500円
主 催:スペースF
問合せ:042-573-4010(中西)

※申込み不要ですが、多数の参加が見込まれるため、資料準備の関係上、事前にご連絡くださると助かります。老若男女不問。


山本宗補 写真展とスライド&トーク

2007年11月23日 | 反戦・平和
 
山本宗補 写真展とスライド&トーク
―― in Kunitachi――

刻まれた いのちの記憶
~日本列島 老いの風景

【写真展】

  日 時 2007年11月20日(火)~25日(日)/9:00~22:00 
  場 所 国立市公民館(国立駅南口5分/富士見通り南側)1階ロビー  
  入場料 無料

【山本宗補氏によるスライド&トーク

  日 時 2007年11月23日(金・祝)/午後1時半~
  場 所 国立市公民館地下ホール
  講 師 山本宗補さん(フォトジャーナリスト)
  資料代 500円

  主 催 山本宗補写真展実行委員会
  後 援 国立市/国立市教育委員会
  問合せ 080-5050-7866(柴山) 090-5764-8713(一ノ瀬)


お年寄りには
葉では表せない人生の喜怒哀楽が
ぎっしりと詰まっている
――山本宗補「また、あした 日本列島老いの風景」より――

戦争と平和、地球環境、教育、医療、人権と犯罪…様々な問題の底に、ひとりひとりのいのちがある。世界の戦場、紛争地 帯、過酷な状況下における生と死を撮り続けてきたフォトジャーナリストとしての彼のまなざしが、今、老いても懸命に生きるという営みに向けられている。私 たちは、ひとりひとりの肖像に畏敬の念を覚えると同時に、その脳裏に深く刻み込まれた”戦争の記憶”を語り継がねばならないことに気付く。 ――山本宗補 写真展実行委員会――

【プロフィール】

山本宗補(やまもと・むねすけ)
1953年、長野県生まれ。フォトジャーナリスト。
  アメリカのサンディエゴ・シティカレッジで写真の基礎を学ぶ。1985年からフィリピンの取材に取り組み、1991年のピナトゥボ火山噴火の取材がきっか けで、先住民のピナトゥボ・アエタ民族の取材を続ける。1988年からビルマ(ミャンマー)の少数民族問題、民主化闘争の取材を始め、1998年にアウン サンスーチーさんの4度目のインタビュー直後に秘密警察に身柄を拘束され国外追放となる。ビルマ(ミャンマー)の民主化運動を支援する日本の市民組織「ビ ルマ市民フォーラム」の運営委員。共同通信社による国際通年企画、「生の時・死の時」(1997年度の新聞協会賞受賞)の写真(タイのエイズ・ホスピス、 インドの死者の家、ルワンダのジェノサイドなど)を担当する。国内では「老い」のテーマで撮影中。戦争の記憶を追う。全国で写真展が企画され、テレビ、ラ ジオ出演も多数。
 著書に、「また、あした 日本列島老いの風景」(アートン、2006年)、「フィリピン 最底辺を生きる」(岩波書店、 2003年)、写真集「ビルマの子供たち」(第三書館、2003年)、「ビルマの大いなる幻影」(社会評論社、1996年)、「ネグロス―嘆きの島(フィ リピンの縮図)」(第三書館)がある。
 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)会員。9月に発売された『デイズジャパン10月号』に特集記事掲載。 

追記▽今月8日のアサヒタウンズ1面に山本さんの紹介記事が、また現在発売中の雑誌『創』(つくる)にビルマに関する対談記事が掲載されています。


東北アジア共同の家に向けて

2007年11月19日 | その他

一橋大学消費生活協同組合 創立50周年記念企画

姜 尚中教授講演会「東北アジア共同の家に向けて」

  日 時 2007年11月19日(月)18:00~20:00(17:30開場)
  場 所 一橋大学・西キャンパス・兼松講堂
  講 師 姜 尚中さん(東京大学教員/政治思想)
  参加費 無料
  主 催 一橋大学消費生活協同組合・同企画実行委員会・院生委員会
  問合せ 一橋大学消費生活協同組合 本部 042-575-4184

 グローバル化の進展とともに世界の多極化が進み、地域統合や地域主義の動きが顕著になりつつある。講演テーマである東北アジア共同体形成の可能性とその 展望については、このようなリージョナリズムの可能性と展望を、東北アジア地域に即して明らかにすることが求められる。具体的には、地政学的に東北アジア 地域の中心に位置する朝鮮半島の共存と統一の問題を視野に入れ、この地域の冷戦構造の集結と冷戦以降の地域秩序の構築がどのようにしたら可能になるのか、 その条件と展望を地域主義の構想を通じて明らかにすることが必要である。

教師の社会史

2007年11月17日 | 子ども・学校教育
(↑)一橋大学兼松講堂

一橋大学社会学部連続市民講座「市民の社会史」

教師の社会史

教員世界の誕生・変遷・日本的独自性と今日的課題

  日 時 2007年11月17日(土)13:30~15:00
  場 所  一橋大学国立西キャンパス兼松講堂
  講 師 久冨善之さん(社会学研究科教員/教育社会学)
  主 催  一橋大学社会学部
  後 援 国立市
 
 教師という存在は、誰もが子ども時代に学校で毎日のように接して来ましたが、「教師が本当は何を考え、何をしているのか」という教師の世界は 見えにくい。この独自世界は19世紀に皆学制(子ども皆が通う)近代学校の必要から生まれました。そして「学校で教える」仕事がはらむ難しさ・独特さを何 とか乗り切る文化(教員文化)を伴いながら、子ども・父母・社会とたえず相互に交流しつつ時代とともに変遷して来ました。今日、ニュースに事欠かない教師 の姿と課題を、社会史的根拠から考えます。

イラクから全ての軍隊の撤退を!くにたちの会 11月情宣

2007年11月13日 | 反戦・平和
イラクから全ての軍隊の撤退を! 月例・駅前アピール

<結果報告>
参加者は途中から参加の方も含めて7名。大量(?)であった。
また、わざわざ遠くから来てくれた方もいてうれしい。
ビラの受け取り具合はまあまあかな。


今月は定例の10日ではなく、13日となりますのでお気をつけ下さい。

  日 時 2007年11月13日(火)19:00~20:00
  場 所 JR国立駅南口
  主 催 イラクから全ての軍隊の撤退を!くにたちの会
  電話・FAX 042-573-4010(スペースF)

戦中・戦後の国立の市民と日本国憲法

2007年11月10日 | その他
(↑)東福祉館

国立「文教地区」をつくった市民のまちづくり

戦中・戦後の国立の市民と日本国憲法(その2)

  日 時 2007年11月10日(土)13:30~13:00
  場 所 東福祉館・集会室
  講 師 赤松宏一さん(東在住・原水爆禁止全国協議会)
       1955年 くにたち原水協事務局長・国立町町議会議員(1963年まで)
       1964年 東京原水協事務局長
       1975年 日本原水協事務局長
       1985年 国際平和ビューロー(IPB)執行委員、副会長
       2000年 日本原水協代表理事
  映 像 『町の政治~勉強するお母さん~』
      (1957年/岩波映画/教育映画祭受賞作
       国立町の主婦たちの「まちづくり」の取組みを描いたもの)
  資料代 ¥200
  主 催 東地域の九条の会
  連絡先 042-576-9570(藤内) 042-576-4641(新井) 042-576-0696(杉山)

 終戦から2年後に日本国憲法が制定され、さらにその2年後、町制施行にむけて「谷保村」を「国保町」にするという村議会の決定に反対して国立の住民の「まちづくり」運動が生まれました。
 1951年、町制を迎えたときは朝鮮戦争のさなかでB29が出撃する米軍立川基地の周辺地域への環境・風紀の破壊は国立をむしばみ始めていました。こうして国立市民は文教地区指定運動に進みました。
 米軍占領下から始まった国立市民の動きは、数年前まで国民を戦争に縛り付けていた「大日本帝国憲法」にはなかった「基本的人権」「平和のうちに生存する 権利」『地方自治」など、日本国憲法の国民の権利の行使でした。当時、国立の住民は憲法への強い意識があったとはいえませんが、行動で「憲法を草の根のく らしに生かす」地域民主主義の伝統はいまも引き継がれて発展しています。

岩国米兵レイプ事件抗議声明

2007年11月04日 | 反戦・平和
くにたち「慰安婦」問題を考える会の根本です。

昨年のピースウィークで講師にお呼びした、藤目ゆきさん(『性の歴史学』著者)から、10月岩国基地米兵が広島で起こした「集団レイプ」事件に対しての
「抗議声明」賛同の要請が来ています。

◆中国新聞 10/19米兵を集団女性暴行容疑で捜査 広島県警
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200710190259.html

私も気になっていましたが、やはり心配していたとおりでした。
広島県藤田知事が「盛り場でうろうろしている未成年もどうかと思う」発言があり、警察は任意での取り調べに切り替えました。米兵の身柄引き渡しも未だにされていない、ということですから、おそらく被害女性に相当な圧力がかかっていると思われます。
少しでも早く、少しでも多くの抗議の声を届けることが大事で、ぜひ、みなさんも注目してください。

■賛同は本日まで!ですが、下記の声明文を広めてください。

■賛同者される団体・個人は、「軍事基地と女性ネット」運営委員会
にご連絡下さい。送り先 鶴田さんまで turuta06@ybb.ne.jp
よろしくお願いします。

(転送歓迎)
*************************

米海兵隊岩国基地の米兵4人による
女性への集団レイプ事件に対する抗議声明

 10月14日未明、広島市において、米海兵隊岩国基地所属の米兵4人による集団レイプ事件が発生した。米兵らはダンスイベントで知り合った19歳の女性を無理やり車に乗せ、約2キロ離れた人気のない駐車場に連れて行き車内で集団レイプした後、女性から現金を奪った。また、この事件の数時間後、同市内繁華街で同米兵らが女性を殴る別の暴行事件も起こしている。
 
 この事件は19日に最初の報道が行われた。警察は基地内にいる米兵4人を容疑者として特定しており、当初は身柄引き渡しを要求する方向で動き、証拠品の車などを米軍から提供も受けていた。しかし26日になって広島県警は米兵の逮捕状請求を見合わせ、任意で事情聴取すると急遽方向転換した。基地内にいる米兵がレイプを否認していること、女性の記憶があいまいな点があることが理由とされているが、非常に不自然な点であるとの疑念を禁じ得ない。
 私たちは岩国基地所属米兵による女性に対する集団レイプに強く抗議し、このような凶悪犯罪が発生したことに対する米軍司令部、米国政府、日本政府の責任をきびしく問うものである。この犯罪に対する厳正な裁判と処罰が行われなくてはならない。そのために早急に日本の警察へ容疑者が引き渡されるべきである。
 
 米軍の駐留はアジア各地で女性の安全を脅かし、無数の女性が米兵による凶悪犯罪の犠牲になってきた。最近の事件だけをふりかえっても、2003年の岩国におけるマッキントッシュ事件、2004年の佐世保におけるレイプ事件、05年のフィリピン・スービックにおける集団レイプ事件、2006年の神奈川殺害事件、本年2007年7月には刺傷事件、広島の事件が起きる直前には沖縄においてもレイプ事件が発生している。レイプは女性の人権を蹂躙する凶悪犯罪である。ましてや集団レイプは親告罪とならず司法上も「和解」がありえない重大犯罪と位置づけられている。テロリズム対策・国家安全保障に名を借りた米軍再編・米軍の増強の名で、このような凶悪犯罪が連続して発生し、女性の安全・市民の安全が脅威にさらされている。
 
 日米安保体制の始まりから今日にいたるまで罪を犯した米兵が基地内に逃げ込んで事件がうやむやになる事態がくりかえされている。04年以降米軍人の犯罪に関して日本側が起訴前の身柄引き渡しを強く求めた場合、米軍が「好意的配慮」を行うことが日米間で合意されている。しかし、これは日本の主権を否定した米軍による「好意的配慮」にすぎない。日本政府は日本在住市民の安全をまもるために米軍に犯罪容疑者の身柄引き渡しをもとめることこそ責務のはずである。日本政府は即刻米軍に対して4人の容疑者の身柄引き渡しを要求するべきである。
 
 岩国基地の周辺では半世紀以上の間、無数の女性が米兵の性暴力被害を受けてきた。近年では岩国基地の米兵が広島の繁華街にくりだすことが常態化しており、そのために米兵犯罪は広域化し、新たな多くの問題が引き起こされてきた。このような中で今回の事件に対して広島県知事は、「盛り場でうろうろしている未成年もどうかと思う」、「犯罪に遭わないためのリスク管理について一般論として言及した」と発言した。女性に落ち度があるかのような言説のために、これまでも多くの性暴力被害女性が傷つけられ、苦しめられてきた。元凶である米軍基地の存在を前提とし、被害女性に責任を転嫁するような発言は断じて許すことができない。ましてや知事という要職にありながら藤田知事がこのような無責任な発言を行ったことは言語道断であり、引責辞任にも値する、言葉の暴力である。私たちは藤田知事が即刻この発言を撤回し、被害女性に謝罪することを要求する。
                                         2007年11月4日
                                「軍事基地と女性」ネット運営委員会
鶴田律子、中澤紀美子、永谷ゆき子、西村千津、方清子、藤目ゆき、森一女、柳本由加子

以下、賛同者
###


 

田中康夫が語る「これが私の生きた道」

2007年11月03日 | その他

田中康夫が語る

これが私の生きた道~後輩に贈ることば~

  日 時 2007年11月3日(月)15:00~16:30(17:30開場)
  場 所 一橋大学・西キャンパス・兼松講堂
  講 師 田中康夫さん(作家/新党日本代表/前長野県知事)
  主 催 一橋祭運営委員会/キャリアデザイン委員会

格差社会の若者たち

2007年11月02日 | その他
 
〈図書室のつどい〉“フツー”を生きぬくためにできることは?

 ―格差社会の若者たち―

  日 時 2007年11月2日(金)18:30~20:30
  場 所 くにたち公民館(国立駅南口5分/富士見通り南側)3階集会室
  講 師 中西新太郎さん(横浜市立大学、現代日本社会論・青年論)

 『フツーをつくる仕事・生活術 28歳編』(青木書店)は、大学院生を中心とした「新しい生き方基準をつくる会」により、多くの若者へのインタビューと議 論を経てつくられ、不安定な雇用状況のなかで働く若者たちに向けて、「フツーに」仕事をし生活していくための具体的な提案を示しています。
 監修者として議論のまとめやコーディネートに関わった中西新太郎さんから、非正規・正規を含めた若い人たちの働き方の現実についてお話を聞き、社会の状況をよりよく変えていくため私たちに何ができるか、考えてみましょう。

〈中西さんの著書〉
 『若者たちに何が起こっているのか』花伝社
 『格差社会とたたかう―〈努力・チャンス・自立〉批判論』青木書店
  ほか多数