「日の丸・君が代」を考える交流会
■ 日時 3月15日13:00~16:00
■ 場所 公民館和室
■ お話 牧野一恵 他(元小学校教員。2004年の卒業式「君が代」時に着席して処分を受ける。通級、訪問学級などに取り組んできた)
かつて国立の公立小・中学校には、「日の丸」も「君が代」もありませんでした
「みんなで話し合い、そして納得する卒業式を」という思いで、保護者・教員・子どもたちが話し合って卒業式の内容を決めていました。度重なる「日の丸」掲揚の圧力に対して、市民・保護者そして教員が力を合わせてこれを跳ね返してきました。
そして2000年春、国立市の小・中学校にはじめて「日の丸」が掲揚されました。それは多くの市民・保護者や教職員そして子どもたちの声を無視した掲揚でした。「日の丸」強制に反対する教職員を学校から締め出したうえでの、問答無用の強行でした。
この時、国立2小では「日の丸」掲揚に疑問をもった卒業生が校長に質問しました。しかしその模様が「児童30人校長に土下座を要求」という見出しで産経新聞に「報道」されました。その後全国の右翼団体が国立市に結集し、市内を街宣車が走り回りました。2小には「国旗に反対する学校の子どもをさらうぞ」という脅迫までありました。
国立市民にとって、この2000年春のできごとは忘れられません。「日の丸」「君が代」の本当の姿を垣間見た瞬間でもありました。あまりにも強権的であり、時には暴力的であり、人の「心の中」にまで介入するものでした。それは確実に日本社会の一つの側面でもありました。
そして今、国立の小・中学校には「日の丸」も「君が代」もあります
今年も3、4月の卒入学式を目前に控えています。私たちは、あらためて「日の丸」問題に焦点を当てたパネル展示を開催し、一人ひとりにとっての「『日の丸』の意味」を考えるきっかけにしていきたいと思います。
卒業式・入学式で掲げられる「日の丸」、オリンピックで掲げられる「日の丸」、国会議事堂をはじめとした公共施設で掲げられる「日の丸」、船や飛行機の国籍として掲げられる「日の丸」、そしてかつての戦争で戦場に掲げられた「日の丸」。
「日の丸」とは何でしょうか。「民族の象徴」でしょうか。「国家統合の象徴」でしょうか。単なる「国籍のしるし」でしょうか。それとも「戦争の象徴」でしょうか。
私たちは強制のない自由な場で、「日の丸」の意味を考えたいと思います。かつて、そして今も国立には「日の丸」強制に抵抗する市民がいます。みなさんといっしょに「日の丸」の意味を考えてみたいと思います。
賛成であろうと、反対であろうと、これをご覧のあなたにとって「日の丸」とは何ですか。
それを考えるきっかけになれば幸いです。
内容を読みましたが、冷静に考えて、私たちは、日本人です。在日朝鮮人の方もいますが…
自分達の国の国旗に敬意を表さずして日本人といえますでしょうか?
日本人だけです。自分の国の旗を、国歌を愛さないのは。アメリカを見てもよくわかります。
国際的には、常識なのです。必ず国旗に対しては敬意を表す教育を他国ではしております。
常識を知ってください。
討論することではない。
もっと世界を見てほしいです。日本人がしっかりしなくては、世界はいつまでたっても平和にはならないです。
何が今後、未来に残して行かないといけない価値あるものなのかよく考えてください。
物や金、地位や名誉だけでは人はついてきません。よろしく。