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くにたち PEACE WEB

東京・国立市の平和運動のネットワーク
日々の暮らしの中に、足下から平和を
地域で平和や人権、環境を育む動きを伝えます

ガザの人々を殺さないで

2009年02月11日 | 反戦・平和

 

辻つじ反戦ながし 瓦版 [号外]

ガザ地区の人々を

殺さないで!!傷つけないで!!

slide.comで無制限の写真をホスト!

ニュースなどでもご存知でしょうが、昨年末よりイスラエル軍がパレスチナのガザ地区に攻撃を行っています。この原稿を書いているのは1月10日ですが、この間にも空爆から地上戦へと事態は刻々と悪化してきています。このチラシをお渡しする時点で、状況がどのように変わっているか想像もつきません。願わくば、イスラエルが各国の介入を受け入れ、攻撃を止めていてくれれば良いのですが....

この事態に至るまでには膨大な歴史的/外交的な背景があり、残念ながら私たちには政治的な解決方法について語るに足りる知識がありません。ですので、ここでは紛争の経緯や解決の手段については割愛し、現在行われている大量殺傷にのみ話題を留めます。

ガザでは停電が続き、自家発電機を使わないとパソコンを使うことすらおぼつかない状況ですので、なかなか現地とのコンタクトが取れません。そんな中で、工夫をこらしてインターネット経由で情報を流している人々がいます。ここでは、マスコミでの報道より、それら当事者からの情報を重視します。皆様にも、機会があればそのような一次情報にアクセスして頂きますようお願いいたします。

一般市民を殺さないで!★

今回のガザ攻撃での死者数は800に近づこうとしており、負傷者は300人以上、そのうち重体の人が約500人との情報が流れています(1月10日現在)。把握されていない被害者を含めると、実数はさらに膨れ上がるかもしれません。

その殆どは非戦闘員(一般市民)であり、子供が占める割合少なくありません。将来ある子供たちの心身を恐怖と暴力で蹂躙るに留まらず、その命すら奪ってしまうことを、私たちは心の底から悼み、激しく抗議します。

安全地帯」を攻撃しないで!★

イスラエル軍は病院や学校やモスクなどの施設攻撃対象として爆撃を行っています。これらの施設は普段から一般市民が集うのみならず、今回の攻撃開始後は「避難所」として使われていました。

さらに信じがたいことですが、イスラエル軍は複数の建物を「避難所」と称して一般市民を集め誘導し、その後に当該「避難所」を砲撃、子供を含む多くの人々が死亡したことが報ぜられました。これらは、イスラエル軍自身や、複数の目撃者によって事実であると認められています。

また、ガザ南部では、イスラエル側から提示された「人道支援のための3時間」の間に、何軒もの家がイスラエル軍によって破壊されているそうです。

上記の出来事でのイスラエル軍の意図はどうであれ、大規模侵攻が継続している限り、一般市民への大規模な被害は今後もまた確実に繰り返されてしまうでしょう。私たちは日本政府とアメリカ政府に対し、全力を尽くしてこのような状況を即刻停止させるよう要望します。

今、私たちにできること★

1.署名や募金などに参加してください。
2.ガザの情報を知り、知人や家族に伝えてください。

具体的な方法については、こちらのリンク先ページをご参照ください。

以上、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

【中村】

2009110(500部発行) かわら版編集部
TEL : 042-576-1726 MAIL:hansennagashi@freeml.com


市民アート展

2009年01月30日 | 反戦・平和

第4回 ピースくにたち市民アート展

  日 時 2009年2月20日(金)~25日(水)11:00~19:00
  場 所 くにたち市民芸術小ホール2階ギャラリー
  主 催 国立市
  運 営 ピースくにたち市民アート展実行委員会
  連絡先 ピースくにたち事務局
      国立市生活環境部市民協働推進課
      TEL:042-576-2111(内246) FAX:042-576-0264
      sec_shiminkyodo@city.kunitachi.tokyo.jp
  出展募集
      2009年1月30日(金)までに上記事務局へ

反戦ながし

2009年01月25日 | 反戦・平和


第114回♪ 辻つじ反戦ながし

  日 時 2009年1月25日(日)14:00~15:30
  場 所 大学通り・一橋大学東キャンパス正門前
  連絡先 042-576-1726 hansennagashi@freeml.com

 天気は上々。参加7名でさみしく、バザー品もすくなくなりました。ソマリアへの海上自衛隊派兵反対の共同声明に賛同しました。
 次回は2月22日、まちかど世論調査は「ソマリア沖に海上自衛隊を派兵することに賛成?反対?」。『瓦版』は表が「長期財政計画」(Cさん)、裏が「卒業式・入学式」(Bさん)。

まちかど世論調査(ピンポン玉投票)
定額給付金は選挙対策?
YES 8 NO 0

【チラシの表面】
ソマリアに海上自衛隊を派遣したらアカン

 アフリカ北東部、角のように突き出たソマリアの沖で、なんと海賊の被害が増えているとのこと。昨年(08年)は111件と07年の2.5倍になったとのことです。
 各国は海賊対策に乗り出しました。アメリカ、イギリス、ロシア、インドなどは軍艦をソマリア沖に出動させ、海賊船を撃沈したというニュースもありました。
 日本のタンカーなどもソマリア沖を通るので、今、海上自衛隊の護衛艦を出す準備をしています。でも、自衛隊をソマリア沖に軽々しく派遣するのは、ちょっと待ってほしいのです。

◆ 激減した被害
 たくさんの軍艦が出動したことで、さすがに海賊の被害はかなり減りました。今さらおっとり刀で自衛隊が行く必要はありません。さらに、インドの軍艦が撃沈したのは、普通の漁船でした。つまり誤爆だったわけですが、軍艦が出て行くからこんなことになるのです。

◆ 必要なのは逮捕する海上警察
 海賊船だから沈めてしまっていいのでしょうか? いえ、逮捕して裁判にかけるのが本来の解決策です。日本の海上保安庁は、マラッカ海峡の海賊パトロールの実績があり、アジア地区の海賊対策に貢献して被害を激減させました。もし派遣するならば、海上保安庁が適任ですし、現行の任務内で可能です。

◆ 強引に自衛隊を派遣するのは   
 政府の対策案も二転三転する中、新法を作ってまで海上自衛隊を派遣するのは、「とにかく自衛隊を海外に出した実績を残したい」という理由によるものです。でも、これでは本末転倒です。
 武器使用基準もハッキリしないにの、ソマリア沖に派遣される自衛隊こそいい迷惑、防衛省はむしろ慎重なのに、自民・公明両党のプロジェクトチームは話をどんどん進めています。これではシビリアン・コントロールが、逆に暴走している状況です。
 アメリカの米国防総省ですらも「武力では海賊問題は解決しない」と発言しています。大国に翻弄され、内戦に苦しむソマリアの人々が、海賊などしなくても普通に暮らせるための人道援助をするのが、憲法に照らしても日本がやるべき本当の国際貢献です。
【館野公一】

憲法連続講座「文民統制」

2009年01月23日 | 反戦・平和

憲法とわたしたち連続講座 その26

「文民統制」

日本国憲法 第66条
「内閣は、法律の定めるところにより、その首長たる内閣総理大臣及びその他の国務大臣でこれを組織する。内閣総理大臣その他の国務大臣は、文民でなければならない。内閣は、行政権の行使について、国会に対し連帯して責任を負ふ。」

  日 時 2009年1月23日(金)18:30~21:00
  会 場 くにたち公民館(国立駅南口5分/富士見通り南側)3階集会室
  講 師 西川重則さん(『わたしたちの憲法-前文から第103条まで-』著者)
  資料代 500円
  主 催 「憲法とわたしたち・連続講座」実行委員会(042-574-9210)
  後 援 国立市教育委員会

 第26回の憲法連続講座に第66条を選んだのは、結果的にもっとも時宣を得た学びとなりました。田母神前航空幕僚長更迭の事例によって、第66条第2項を学べば、いま私たちが内閣や国会に対してどう向き合い、どうすべきかが理解できると思います。
 「文民統制」がどれほど重要かについて、ある国会議員は次のように発言しました。「昭和の時代に文民統制が機能しなかった結果、三百数十万の尊い人命が失われ、また、国家が存亡のふちに立たされたことは、忘れてはならない過去の過ちであります。」
 2009年の歴史の転機にあって、有事体制下の内閣・国会を直視し、私たちの課題を共に考え、学びを深めましょう。

パレスチナは今

2009年01月19日 | 反戦・平和
http://item.slide.com/r/1/0/i/SYRvnJx-4T-Wm-Ob7o6JmXHbTa3pRJwX/

パレスチナは今/私たちにできることは
『レインボー』上映会+トーク

 日 時 2009年1月19日(月)19:00~
 場 所 キノ・キュッヘ(木乃久兵衛)
     (東京都国立市西2-11-32 B1/tel:042-577-5971 ※午後2時以降)
 映 画 『レインボー/Rainbow』
     (パレスチナ/41分/2004年/監督:アブドゥッサラーム・シャハダ)
     占領下で破壊され、奪われ続けるパレスチナの人々の生活と生命。その痛み、
     悲しみをレンズに焼きつけるかのように、カメラはまわる。
     ●アース・ビジョン 第14回地球環境映像祭 アース・ビジョン大賞
 トーク 藤田進さん(アラブ・中東近代史研究)
     小田切拓さん(ジャーナリスト)
 参加費 500円
 主 催 キノ・キュッヘ para_kino9@m2.pbc.ne.jp

イ平連12月情宣

2008年12月10日 | 反戦・平和


イラクから全ての軍隊の撤退を!
月例・駅前アピール

  日 時 2008年12月10日(水)18:00~19:00(予定)
   場 所 JR国立駅南口
  主 催 イラクから全ての軍隊の撤退を!くにたちの会
  連絡先 TEL/FAX:042-573-4010(スペースF)
                 http://spacef.exblog.jp/

  →前回(11月)の情宣の様子


哀しみの南京

2008年12月01日 | 反戦・平和
ノンフィクション・ステージ
地獄のDECEMBER(12月)
ー哀しみの南京ー

  ●国立公演
      2008年12月1日(月)開場18:00、開演18:30
      くにたち市民芸術小ホール
      (JR南武線谷保・矢川駅北10分 042-574-1515)
  ●府中公演
      2008年11月18日(火)開場18:00、開演18:30
      府中グリーンプラザ・けやきホール
      (京王線府中駅北口1分 042-360-3311)
  ●三鷹公演
      2008年12月2日(火)開演14:00、18:30
      三鷹市芸術文化センター
      (JR中央線三鷹駅南口バス 042-247-9100)
  ●日野公演
      2008年12月5日(金)開場18:00、開演18:30
      日野市民会館
      (JR中央線日野駅15分 042-585-2011)

  料 金 大 人 3800円(当日4300円)
      大学生 1000円(当日1500円)
      中高生   500円(当日1000円)
      (小学生以下無料)
  チケット取扱い 
      cafeひょうたん島 042-576--9960
      くにたち市民芸術小ホール(窓口販売のみ) 042-574-1515  
  問合せ 080-5506-2295(IMAGINE21・渡辺)

南京大虐殺をテーマに、戦争の加害の罪に迫る二人芝居。 南京大虐殺(1937年)70周年記念追悼公演として2006年12月から2007年12月にかけて中国・上海市、南京市、アメリカ・ニューヨーク市、 そして日本国内30ヵ所で絶賛された舞台を今、三多摩に。

渡辺さんと横井さんは御夫妻である。
戦争から帰った渡辺さんの父は粗暴となり家族にも辛くあたった。戦地からいち早く帰国。中国人を殺害し部下を見捨てると言う二重の罪。世間は戦犯と冷たかった。母はよく父から暴力を受けていた。夜中によくうなされていた父。戦地から隠し持ちかえった日本刀を箪笥に隠していた。

母はうつ病になり、妻である量子さんに自らの血で息子は「自分のもの」と書いてよこした。量子さんがその手紙をくずかごに捨てると、今度は渡辺さんが暴力をふるった。まさしく暴力の連鎖。母は夫の1周忌に首吊り自殺をする。

一方、量子さんの父は軍隊の雑貨を納める商いをしていた。うちだけが悪いのかとつぶやく夫の言葉に彼女は自分の父の加害を認識する。父の「楽して儲けた」と言う言葉を忘れなかった。その儲けは戦後、兄たちの病で消えた。

渡辺さんは嫌がる妻と中国東北部へ。
長江の虐殺現場で手を合わせた瞬間、ハチ割れるような頭痛に襲われ「南京大虐殺」と向き合わねばと思った。

「自分たち家族は何か大きな罪を背負っているという意識のまま大人になった。幸せになれない」「(この劇は)戦後、私の家族の中にあった闇-戦争加害罪-への私達自身の告白であり懺悔なのです」

こうして完成した劇は2005年12月13日(南京陥落の日)に島根県浜田で初演された。舞台ではお二人で、日本兵、中国人、ミニー・ヴォートリン、ジョ ン・マギー牧師、李秀英、夏淑琴さんを演じた。派手な装置も使わないシンプルな構成の朗読劇であるにもかかわらず、舞台を見ているうちに劇中に引き込まれて嘔吐する人までいた。
やがて評判が評判を呼んで大きな反響を巻き起こした。以来、全国各地で公演が続けられ、アメリカや中国などの海外公演をも成功させ、高い評価を受けることになる。

この舞台は、芝居と朗読と踊りとで創られた実話です。
日本や中国という狭い枠ではなく、誰かを「糾弾」すればそれで足りるということでもなく、世界の人々が自分の事として忘れてはいけない教訓なのです。

推薦 本田勝一・笠原十九司・吉田裕
「舞台化するのに最も難しい題材『南京大虐殺』をかくの如き、みごとに創りあげたことに驚いた。全国、海外での公演成功を心より祈ります」(本田勝一)

日常から気づく平和の視点

2008年11月28日 | 反戦・平和
2008年度「市民文化祭」参加企画
「非戦のまち・くにたちの会」トークサロン
詩人・アーサー・ビナードさんと語ろう!
日常から気づく平和の視点

  日 時 2008年11月28日(金)19:00~21:00
  場 所 公民館・集会室
  参加費 500円(コスタリカ・コーヒー付き)
  主 催 非戦のまち・くにたちの会
  問合せ 090-3237-4365(家坂) galiber@gold.ocn.ne.jp

 アーサー・ビナードさんはその豊かな言語感覚で詩人・俳人・翻訳家としてはもちろん、エッセイスト、ラジオのパーソナリティなど、幅広くご活躍になっています。
 特に、日常の何気ない暮らしの中から普段私たちが見過ごしがちな「ことば」の力の持つ「力」や「大切さ」を読み解いてみせてくれます。また、「平和」や「日本国憲法」の大切さや意義についてもさまざまな機会に発言されています。
 なによりも、優しさと親しみやすさがあふれた語り口のなかに鋭い視点がキラリと光ります。
 そこで、トークサロンでは「日常から気づく平和の視点」についてお話していただくと同時にアーサー・ビナードさんを囲んで楽しく語り合いましょう!

11月の9条カフェ

2008年11月20日 | 反戦・平和

11月の9条カフェ

憲法9条や平和のことについて、自由におしゃべりする場です。出入り自由、どなたでもご参加いただけます。

   ■と き  2008年11月20日(木)午後4時~6時

   ■ところ カフェ「ひょうたん島」

(国立市東、大学通り東側を国立高校ぞいに谷保方面に少しいくと、「国立高校前」のバス停があります。その前です)

   ■なかみ 今月のミニ学習「子どもたちの困難と教育基本法改悪」

          あとはおしゃべり

   ■参加費 事務費100円、コーヒー代

   ■連絡 042-574-8012(八木)


イ平連11月情宣

2008年11月10日 | 反戦・平和

イラクから全ての軍隊の撤退を!
月例駅頭情宣

 先に駅まで共産党が宣伝をしていたため、大学通り・たましん前に場所を移動して3人で始める。その後、メンバーの知人が飛び入りで参加した他、話しかけてきたおじさんにもチラシ撒きを手伝ってもらった。寒くなってきたがチラシの掃け具合はまあまあで、1時間でチラシ150枚近くが撒かれた。
 次回のチラシ担当は、今日、欠席したM氏。
 
 「自衛衛隊イラク派兵は憲法違反」高裁判決の確定、イラク撤退方針のアメリカ・オバマ民主党政権の発足、イラク派兵に反対している野党が参議院多数を占める日本の国会情勢、イラク派兵の根拠としてきた国連決議の12月中の失効(派兵継続には地位協定を結ぶ必要がある)、イラク国内でのアメリカとの地位協定締結の難航化、などの要因が重なり、今年いっぱいで自衛隊がイラクから完全撤退する見込みになってきた。4年間使ってきた「やめろ! 自衛隊イラク派兵」横断幕も、次回で終わりとなる。年明けに新しい横断幕をつくることを確認。
 会の名称は「イラクから全ての軍隊の撤退を!~」なので、今後もそのまま続けていくことも可能。が、活動もマンネリ化し、あまり本気で全軍隊のイラク撤退に取り組んでいるわけでもないので、名称や活動形態を含めて、そのうち見直していく方向で検討する。
 
【チラシの表面】

福島菊次郎・講演&写真

2008年09月15日 | 反戦・平和
画像ファイル "http://homepage2.nifty.com/munesuke/hukushima-3.jpg" は壊れているため、表示できませんでした。

伝説の報道写真家・福島菊次郎
『遺言part2』講演会&写真展

  
  *講演会 2008年9月15日(月・休)午後1時半~
       府中グリーンプラザ・けやきホール(京王線府中駅前・北口徒歩1分)
       当日1000円・前売り800円
  *写真展 同日午前10時~午後7時
       府中グリーンプラザ分館ギャラリー(京王線府中駅前徒歩2分・けやき通り高架下)
       入場無料
       写真展示150点予定
  *主催  福島菊次郎講演会実行委員会
       【問い合わせ 090-5764-8713一ノ瀬・080-5050-7866柴山】
   後援  国立市
   協力  府中平和まつり実行委員会
  
  「勝てなくても抵抗して、未来のために一粒の種でもいいから蒔こうとするのか、逃げて再び同じ過ちを繰り返すのか……」
  
  1921年、山口県生まれ。敗戦を経て、歴史の体現者として自衛隊の違憲性と昭和天皇の戦争責任、靖国問題、兵器産業をはじめとするタブーを文字通り命を賭けて報道し、権力と闘いつつ弱者に寄り添って生きた87歳の伝説の報道写真家・福島菊次郎さん。その彼が、“敬老の日”に山口県から駆けつける。
  
  昨年6月、3時間にわたるエネルギッシュな熱弁で幅広い年齢層の聴衆を圧倒した都内での遺言講演会『戦争がはじまる』に引き続き、憲法の危機の時代にあるジャーナリズムの在り方、そして私たちの覚悟を問う。聞き手はフォトジャーナリスト・山本宗補(むねすけ)さん。
  同日、150点の写真パネルを展示する。

ニッポンの記録映画

2008年08月24日 | 反戦・平和
作品写真
(↑)劫火-ヒロシマからの旅-

 〈国立市公民館映画会〉
シリーズ「ニッポンの記録映画」Vol.19
語り伝えなければならない「真実」
1945年8月6日午前8時15分─広島で 何が起こり そこから何が始まったのか

  日 時 8月24日(日)14:00
  場 所 国立市公民館 地下ホール   
  問合せ 国立市公民館 電話042-572-5141

『ヒロシマ・原爆の記録』(パートカラー、1970年、30分)
製作=日本映画新社/プロデューサー=加納竜一/構成=小笠原基生、松川八州雄/現況演出=佐々木二良/撮影=杉崎理/音楽=間宮芳生/朗読=宇野重吉
 終戦直後に撮影された、原爆投下による広島の被災状況の記録フィルムをもとに、原爆の《真実》を生々しくあぶり出した傑作。

『HELLFIRE:劫火─ヒロシマからの旅』(カラー、1988年、58分)
配給=シグロ/監督・製作=ジャン・ユンカーマン
製作=ジョン・W・ダワー
[日本語版スタッフ]製作=山上徹二郎/翻訳=袖井林二郎、石川保夫/ナレーター=伊藤惣一/録音=本間喜美雄
 原爆の悲劇を、絵画という表現で後世に伝えようとした「原爆の図」で知られる画家、丸木位里・丸木俊夫妻の生き様を描いた秀作。米アカデミー賞記録映画賞ノミネート。

イ平連8月情宣

2008年08月10日 | 反戦・平和
「イラクからすべての軍他の撤退を!くにたちの会」8月定例情宣

8月10日(日)19:00~20:00@JR国立駅前

情宣でまいたビラ↓

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「自衛隊撤退!? でも・・・」

 現在、日本はイラクに航空自衛隊の輸送機を派兵しています。その目的は国連・多国籍軍の物資輸送という名目ですが、実際には米軍兵士の輸送が中心となっています。
 また、インド洋には海上自衛隊に輸送艦と護衛艦の計2隻を派兵しています。「テロ抑止」のためにインド洋に展開する他国艦船に給油活動を行うことが目的です。

 そして最近、この二つの自衛隊海外派兵が終了するのではないか、というニュースが流れています。
 イラクの方は、派兵の根拠の一つとなっている多国籍軍のイラク駐留を定めた国連決議が今年末に期限切れを迎えます。駐留を認めた決議の失効に伴い、活動継続にはイラクと地位協定を締結し、それを日本の国会が承認しなければなりません。しかし、現在は野党が参議院で過半数を占めているため、難航が予想されます。
 インド洋の方は、派兵の根拠となっている新テロ対策特別措置法の期限は来年1月です。これまた、野党の反対で延長は難しそうです。

 わたしたちは陸上自衛隊がイラクに派兵された2004年から、自衛隊の海外派兵に反対してきました。ですから、イラクとインド洋から自衛隊が撤退するというニュースは、本来はとても喜ばしいことです。
 しかし、これらのニュースは、手放しでは喜べないような気がします。なぜなら、派兵を終了する理由は「派兵を継続すれば来るべき総選挙や来年の都議選に悪影響が出る」というものだからですす。ここでは、憲法9条に違反して強行された自衛隊の派兵が誤りであったという反省はどこにも見られません。
 もちろん、イラクとインド洋への派兵終了が確定したわけではありません。これを今後も訴え続けていくと同時に、現在もなお戦争が続き、多くの人が殺され続けているイラクとアフガニスタンに注目し続けていく必要があるでしょう。

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イラクからすべての軍隊の撤退を! くにたちの会
TEL/FAX: 042-573-4010(スペースF) http://blog.goo.ne.jp/kunitachipw
2004年から自衛隊イラク派兵に反対して、原則として毎月10日に情宣を行っています。

教師として、被爆者として

2008年07月12日 | 反戦・平和
第2版 未来をひらく歴史

未来をひらく歴史~東アジア3国の近現代史

第9回 学習会

『教師として、被爆者として』『母の軍歌物語』

 日 時 2008年7月12日(土)13:30~16:30
 場 所 さんせいホール(JR国立駅南口・富士見通り5分・公民館そば公日陽ビル地下1F)
 内 容 講演『教師として、被爆者として』
        寺沢 茂さん(町田市原爆被爆者の会会長)
     講演と歌『母の軍歌物語』
        浦 晴子さん(大阪Peace Call合唱団・伴奏者)
 主 催 『未来をひらく歴史』学習会・三多摩実行委員会
 資料代 500円(会場代・資料費)

 ※講演の後に、9月27日(土)に行われる三多摩合唱発表交流会に『未来をひらく歴史』三多摩
  実行委員会として出演するために、若干の練習時間を取ります。
  どなたでもご自由にご参加ください。
 ※出前授業も行いますので、ご希望ありましたらいつでもご連絡ください。