講座〈人権・平和〉 武力に頼らない平和を求めて
日 時 2007年8月26日(日)~9月16日(日)(全4回)14:00~16:00
場 所 くにたち公民館(国立駅南口5分/富士見通り南側)3階集会室
内 容 8/26(日)東北アジアの安全保障の現状と課題
梅林宏道(NPO法人ピースデポ代表)
9/2(日)「米軍再編」と変わる日本の自衛隊
田巻一彦(ピースデポ理事、脱軍備ネットワークキャッチピース運営委員)
9/9(日) 東北アジアの非核化に向けて―「非核兵器地帯」の可能性を探る
中村桂子(ピースデポ研究員)
9/16(日) 地域から「米軍再編」に抗う―岩国の住民投票に学ぶこと
湯浅一郎(ピースデポ副代表、ピースリンク広島・呉・岩国世話人)
「核の恐怖」「テロの恐怖」が言われ警戒心を呼び覚ます論議が聞かれます。それと並行して自衛隊や在日米軍の強化・再編が進められています。しかし、世界
的には武力によらない平和への試みが政府レベル、市民レベルで進められています。戦争をしないために、現実的に、私たちはどういうビジョンを持つのか。日
本の自衛隊や米軍の実状なども踏まえ、これからの平和の維持について考えます。
※NPO法人ピースデポは市民の手による平和のためのシンクタンクです。
★9月の9条カフェのお知らせ★
日 時 2007年9月12日(水)16:00~18:00場 所 カフェ「ひょうたん島」
(大学通り・国立高校のならび、東京都障害者スポーツセンター向かい)
内 容 平和にかんするおしゃべりなど(今回はアウシュビッツ収容所訪問報告を予定しています)
参加費 事務費100円、ご自分が注文したコーヒー、ケーキ代など
主 催 東9条の会(連絡先042-574-8012)
イラクから全ての軍隊の撤退を! 月例駅頭情宣
自衛隊は海外で活動する際、武器の使用は、正当防衛や緊急避難などの場合に限られています。したがって、自分たちではなく、他国の軍隊が戦闘状態に入った場合、それに武器を使用して加勢することはできません。
しかし佐藤氏は、当時イラクで活動していたオランダ軍が攻撃を受けた場合は、「情報収集の名目で現場に駆けつけ、あえて巻き込まれる」という状況を作り出すことで、憲法に違反しない形で警護するつもりだったとして、次のように述べたのです。
「巻き込まれない限りは正当防衛・緊急避難の状況は作れませんから。目の前で苦しんでいる仲間がいる。普通に考えて手をさしのべるべきだという時は(警護に)行ったと思うんですけどね。その代わり、日本の法律で裁かれるのであれば喜んで裁かれてやろうと」
これは「駆けつけ警護」といわれ、憲法違反の集団的自衛権(※)を事実上行使しようとするものです。自衛隊のイラク派兵が、憲法や国連安保理決議から見 て正当化できないことはもちろんですが、今回の発言は文民統制(シビリアン・コントロ-ル)に対する重大な違反です。そして、実は自衛隊はカンボジア PKOの際も、いざという時には「駆けつけ警護」を決行する予定だったことが明らかになっています(2007年9月3日『東京新聞』朝刊・解説欄)。さら に、つい先日、集団的自衛権に関する政府の有識者懇談会は、PKOを行う自衛隊に対して、憲法上はできないとしてきた「駆けつけ警護」を認めるべきだ、と いう意見で一致したそうです。
このように、軍隊が法律を破って独走し、政治家がそれを止めることができないばかりか、なし崩しに追認してしまうという構図は、(例えば城山三郎の『落 日燃ゆ』で描かれたような)戦前の日本と同じです。佐藤氏のような確信犯的に憲法を破ろうとした人物が、よりによって国会議員に選ばれたのは、実に不幸な ことではないでしょうか。
(※)集団的自衛権:自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、実力をもって阻止する権限。具体例としては、アメリカ軍のベトナム侵攻や、旧ソ連によるアフガニスタン侵攻など。 (「News for the People in Japan」に、佐藤氏の発言問題についての詳しい資料が掲載されています) 【2007年9月10日】
〈イラクからすべての軍隊の撤退を! くにたちの会〉
原則として毎月10日に国立駅前で情宣を行っています。 TEL/FAX: 042-573-4010(スペースF)
9月9日9時9分「憲法を守れ!全国一斉行動」
日 時 2007年9月9日(日)21:00~
場 所 ラ・カビナ・デ・アミーチ
主 催 九条の会・国立
9条を考える道南の会が全国に呼びかけた「9月9日9時9分『憲法を守れ!』全国一斉行動」に、 九条の会・国立も参加。映画『沖縄』(1968年)を観た後、9時9分には皆で乾杯! 日曜の夜なので参加者は6人と少なめでしたが、和気あいあいとした集まりでした。

戦争体験を聞くつどい8
沖縄戦の悲劇を体験した少年飛行兵の手記
日 時 2007年9月1日(土)14:00~16:00
講 師 柳橋三郎さん
場 所 国立市役所
主 催 国立市(企画運営:ピースくにたち)

第97回 辻つじ反戦ながし
賛成0 反対14
- 個人を大切にしない社会
- 戦前レジーム
- いまのわたし
- 国立市議会
- 格差の拡大と固定化、そして無力感
- きちんと報道のできないマスコミ
- 戦争、貧困、病気
戦争遺跡考える全国シンポ開催 一橋大で
戦時の状況を今に伝える「戦争遺跡」の保存や活用法を考える「戦争遺跡保存全国シンポジウム」が18日、国立市の一橋大学で始まった。20日までの3日間、分科会やフィールドワークなどを通して、平和の尊さについて考える。
全体集会には全国から310人が集まった。戦争遺跡保存全国ネットワークの十菱駿武代表は「戦後62年が過ぎ、戦争体験者が減少する中、平和の語り部は戦争遺跡へと移行しつつある」と保存の意義を訴えた。
一橋大学大学院の吉田裕教授(日本近現代史)は基調講演で「若者はアニメやゲームで疑似戦争体験をしており、現実の戦争についての想像力が衰退している」と指摘。「日本が戦後、戦争とどう向き合ってきたのかを検証することも必要だ」と述べた。

(↑)一橋大学西本館
第11回 戦争遺跡保存全国シンポジウム東京大会
戦争の記憶と今日の歴史認識
-東京の戦争遺跡を通して歴史と平和を考える-
日 時 2007年8月17日(金)~19日(日)場 所 一橋大学国立東キャンパス・西キャンパス
プログラム(→プログラム詳細)
8月17日(金)
13:00~16:30 フィールドワーク・プレAコース
しょうけい館(戦傷病者史料館)、靖国神社・遊就館
15:00~18:00 全国ネットワーク運営委員会(東1号館1201教室)
8月18日(土)
11:00~12:00 会員総会(東1号館1201教室)
13:00~17:00 戦争遺跡展示「中国東北の戦争遺跡」(東1号館1207・1208・1209)
13:00~17:30 開会行事・全体集会シンポジウム(東2号館2307教室)
・吉田裕(一橋大教員)「現代日本における戦争の記憶と戦争責任問題」
・安島太佳由(写真家)「小笠原・硫黄島の戦争遺跡の実態」
・鈴木織恵(ひらかれた歴史教育の会)「扶桑版教科書を使っている東京杉並区での取り組み」
・報告「戦争遺跡保存運動の到達点と課題」
・平和運動・戦争遺跡保存に関する報告(会場からの発言を含む)
18:00~20:00 交流会(東プラザ生協食堂)
8月19日(日)
9:00~15:30 分科会
・第1分科会「保存運動の現状と課題」(西本館31教室)
・第2分科会「調査の方法と保存整備の技術」(西本館36教室)
・第3分科会「平和博物館と次世代への継承」(西本館26教室)
・特別分科会 「軍都東京の戦争遺跡」(西本館21教室)
9:00~16:00 戦争遺跡展示「中国東北の戦争遺跡」(東1号館1207・1208・1209)
16:00~17:00 全体集会・閉会行事(西本館21教室)
8月20日(月)フィールドワーク
9:00~16:00(コースによって~15:00)
・Aコース しょうけい館(戦傷病者史料館)、靖国神社・遊就館
・Bコース 女たちの戦争と平和資料館、わだつみのこえ記念館、東京大空襲・戦災資料センター
・Cコース 旧陸軍省・東京裁判法廷、青山練兵場、軍用停車場跡、「出陣学徒壮行の地」碑他
・Dコース 東大和立川飛行機変電所、中島飛行機三鷹研究所、調布飛行場掩体壕、浅川地下壕
参加費 シンポジウム・分科会1800円/1日参加者1000円(高校生までは無料)/交流会費5000円
フィールドワーク プレ・A・B・Cコース500円・Dコース3000円
主 催 戦争遺跡保存全国ネットワーク 事務局長 島村晋次
〒380-0928長野市若里3-5-5きぼうの家 Fax:026-228-8415 kibonoie@nifty.com
東京大会実行委員会事務局 次男
〒153-0044目黒区大橋1-7-4-702 Fax:03-3496-3249 fieldwork-toukai@mui.biglobe.ne.jp
共 催 ピースウィークinくにたち実行委員会 / 東京大空襲・戦災資料センター
「東京都平和祈念館(仮称)」建設をすすめる会 / 歴史教育者協議会 / 東京都歴史教育者協議会
東京都平和委員会 / 新宿平和委員会 / 浅川地下壕の保存をすすめる会
調布飛行場の掩体壕を保存する会 / 武蔵野の空襲と戦争遺跡を記録する会
東大和の戦災建造物の保存を求める市民の会 / 731部隊遺跡世界遺産登録を目指す会
東京の戦争遺跡を歩く会 / 第五福竜丸から平和を発信する連絡会
後 援 国立市、国立市教育委員会、歴史科学協議会、各新聞社・放送局、多摩中央信用金庫等を予定
国立市平和事業「ピースくにたち」会議
場 所 国立市役所3階第3会議室
問合せ 国立市役所企画部政策推進室政策推進担当
tel:042-576-2111(内)227 fax:042-576-0264 sec_seisakusuishin@city.kunitachi.tokyo.jp

↑富士見台KFまちかどホール
女性のためのライフプランニング
場 所 KFまちかどホール(富士見台第一団一号棟一階)
講 師 大矢さよ子(NPOしんぐるまざあずふぉーらむ理事、社会保険労務士、フィナンシャルプランナー)
参加費 無料(申込み不要)
保 育 あり(7月20日まで申込み)
共 催 国立シングルマザーの会&国立市
問合せ 国立市企画部政策推進室 042-576-2111 内線228
働く女性の半数が非正規雇用という時代の中で、女性たちが人生のリスクに対応し自立して生きていくために、税金、年金、保険、労働の備えなど社会制度の基礎を学びませんか? もちろん男性もどうぞ。
(セミナー終了後 シングルマザー交流会あり)