今回宿泊したのは、
リッツ・カールトン・ミレニア シンガポール
ホテルでのんびり+朝シャンするのが目的の為、クラブレベルのお部屋を予約。
ホテルについての感想ですが、今回はホテルのブランドイメージからかなり期待をしていた為、対応のイマイチさにガッカリした気分でのスタートであり、悪いところが目につきだすと、加速的に良い所が見えなくなる・・・という情況でしたので、かなり辛口です。
サービスについては受け手の情況で、良くも悪くも取れますので、口コミを参考にする場合でも、サービスについては、私はあまり参考にはしません。
ですので、これはあくまで私個人の感想ですので、その点を含んで読んでいただければと思います。
読まれた感想は、そこまで気になるの?と思われるかもしれない程度で、過剰にガッカリしていると思われるかもしれませんが。
また、すごーく長くなってしまいましたが、よろしければお付き合い下さいませ。
数日前にお待ちしてますメールが届き、スパやレストラン等の予約といった手配が必要でしたらのお伺いと到着予定時刻を再確認したい旨が書いてありました。
アーリーチェックインの希望時刻や、スパの予約は現地についてから決めたいとのお返事をしたところ、空室情況を確認したら希望時間は難しいが、12時にはお部屋が用意できるとのお返事とスパメニューのPDFファイルが送付されてきました。
さすがにサービスに定評があるリッツだけに、きめ細かいなぁと思ったのですが。。。
ラウンジでゆっくりチェックインしたいと、あえて1泊目は空港近くのホテルに泊まり、昼間移動したのですが・・・
リッツ・カールトンのチェックインと言えば、到着時にベルマンが荷物についているタグをすばやくチェックしフロントに名前を伝え、フロントでは名前でゲストを名前で呼びかけるという話が有名ですが・・・
そんな気配もなく、フロントに到着。
この時に案内してくれたスタッフが、全てのガッカリのスタートでした。
フロントで一旦予約を確認し、チェックインする為にクラブラウンジのある32Fに移動したのですが、エレベーターを降りてラウンジへ向うのかと思ったら、エレベーターホールに私達を残したまま何も言わず、スタッフが近くの部屋へ消えてしまいました。
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しばらくして出てくると、いきなり予約確認の書類を見せて欲しいと言い出しました。
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ラウンジへ行けばいいだけなのに、何を言ってるんだろうと思いつつ、書類を渡すと、読んでは首をひねっていて、なぜか荷物は?とか聞かれ、遂にわからないので確認してくるから、外でも眺めて待っていてと言い出しました。
なぜラウンジに連れて行かず、廊下に立ったままゲストを待たせているのか?
あまりの対応に、とりあえずラウンジに連れてってと怒ると、やっとラウンジへ。
しかし・・・そこでも入口でラウンジのスタッフと話しをすると、私達をその場に残し、そのまま2人でどこかに消えてしまいました。
しかもフロントで渡したパスポートを持ったまま、何も言わずに消えるなんて・・・あり得ない!!
何が問題なのかわからないのですが、話が伝わらないようなので日本人スタッフを呼んで欲しいと何度がお願いしたのに無視されてしまいました。。。
しばらく置き去りにされたまま待っていると、ようやくラウンジのスタッフが戻ってきて、掛けて待っていて下さいとやっと席に案内してくれました。
その後、案内してくれたスタッフがお詫びに来たのですが、私はトレーニーなので・・・との言い訳。
トレーニーであろうがゲストには関係ありません。
クラブレベルのゲストを案内した事がなかったようですが、基本的な事もわからない情況でゲストの前に出るなんて・・・
それから更に待たされ、ようやくチェックインの書類を手にしたラウンジのスタッフが戻ってきました。
今清掃を急がせているので20分程でお部屋の用意できるとの事で、そのまましばらく待つ事にしました。
しかし30分位待った頃、今度はこのまま待ちますか? それとも外出されます?と聞いてきます。
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20分でお部屋が準備できるんじゃなかったの?
いつお部屋に入れるかと聞くと今、清掃中なのでわからないとの回答。
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どういう事??
前日は深夜到着で寝不足気味の上、エアコンの効きすぎた部屋で寒い思いもしていた為、すでに疲れて嫌気がさしてきました。
しかし、悪い時は更に悪い事が重なります。
シンガポールのリッツは、外の景色を眺めながら入れるバスが有名なのですが、バスルームの配置の関係かドアのすぐ横にベッドがあり、頭側が廊下に面しているので、廊下の音が気になるというクチコミが若干ありました。
旅先では特に寝つきの悪い私としては、エレベーターに近い部屋だけは避けたいと思っていたのですが、お部屋の場所を確認してみると、運悪くエレベーターに一番近い部屋。
部屋を変えて欲しいとお願いし確認してもらうと、今日は無理なので、明日なら移動できるとの事。
とりあえず部屋を見て決めようと、お部屋を見に行くと・・・エレベーターを降りるとシンナーのような異臭が。
廊下の端の木目部分の清掃につかったクリーナーの匂いだったのですが、それが部屋まで充満していて、耐えられないほど臭い。。。
でも今日はどうしようもないと言われるので、翌日移動する事に決め、その部屋で我慢する事にしました。
まだまだ時間がかかりそうなので、軽く食事をしながら待とうとテーブルに移動。
せっかくシンガポールに来たのだから、タイガービールを頼もうとしたのですが、スタッフが全くこちらに目を向けません。
入口に現れるゲストを席に案内したり、飲物を持っていたりしてスタッフは通るのですが、席にいるゲストの方を全然見ておらず、声をかける事もできません。
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ホスピタリティがすばらしいと言われるリッツなのに、スタッフが全くゲストに目を向けてないなんて・・・
結局1時間以上も待って、やっとお部屋の準備ができました。
一度見に行っているからか、鍵だけ渡され部屋への案内もなく、当然室内設備とかの説明もなしです。。。
お部屋に入ると、入口際にスーツケースが置かれてました。
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スーツケースは普通、クローゼットにあるスーツケースを置く台に置いておくものだと思うのですが、入口際に置きっぱなし。
普段ならあまり気になる事ではないのですが、ガッカリな気分な時なだけに、そういった些細な事でも嫌な気分になります。
お部屋に届けられたウエルカムフルーツ
ドライフルーツ・・・
午後はプールでのんびりしようと思っていたのですが、今にも雨になりそうな空模様となってしまったので断念。
ここで泳いでリフレッシュできていたら、気分が違っていたのかもしれませんが。。。
夕方、翌日の移動がスムーズに行かず時間が潰されるのが心配だったのと、今日の対応についてのクレームも入れたかったので、日本人スタッフに話を聞いてもらいにロビーへ。
コンシェルジュデスクの辺りでキョロキョロしていると、すぐに声をかけてくれ、日本人のスタッフを呼んでくれたスタッフがいました。
その場で話を始めると、立ったまま話をさせているのが気になる様子。見るからに管理職といったクラスの方でしたので、さすがに気がつきます。
日本人スタッフにチェックイン時の対応についてのクレームと、翌日の移動についての不安について説明。
お部屋についての希望等を話あった後、いろいろ確認してくれ、ちょうど32Fの角のお部屋が今空いたので、清掃が終わり次第移れる事に。
何とか今日中に落ち着く事ができ、ひと安心。
今回のクレームについても報告し、滞在中快適に過ごせるようホテル内のスタッフと連携しますのでとの言葉を頂き、これで快適に過ごせると思っていたのですが。。。
移動したお部屋は、シングルユースのゲストの予定だったようで、アメニティ等のセッティングが1名分。全然連携できてないんだなぁとガッカリ。
翌日、朝食をとりにラウンジへ行き、すでに定位置になりつつある窓際の席へ。
コーヒーを頼んだ後まわりを見渡すと、シャンパンを飲んでる人がいません。
案内にはシャンパン ブレックファーストになっていたし、これが楽しみで来ているのからコーヒーを持ってきてくれた時に頼もうと話していたのですが。
忘れられたようで、ずっと待ってもコーヒーがきません。
飲物もなく座っているのに、今朝もスタッフはゲストに目を配っていません。
通りかかったスタッフをやっと呼びとめ、コーヒーとシャンパンを頼み、ずっと待っているのにとつい強い調子で文句を言ってしまいました。
私の座った席からは、眼下にマンダリン オリエンタルホテルが見えました。
オリエンタルに泊まった時は、ラウンジのスタッフは気配りが行き届いていたし、全てにおいて快適に過ごせていました。
そう思うと、なんで今回はリッツにしてしまったのだろうと後悔。。。
しばらくすると、昨日対応してくれた日本人スタッフがラウンジのマネージャーと現れました。
ラウンジのマネージャーが昨日のクレームについてのレポートを読んでおり、先ほどのコーヒーの件があり、あわてて日本人スタッフを呼んだようです。
昨日からの対応の謝罪と、これから快適に過ごしてもらえるよう空室情況を確認して、広い部屋への移動のオファーがありました。
でも、昨日荷物は全てスーツケースから出してしまったので、また部屋の移動で荷物をまとめたり、出したりも面倒だし、その為に時間を潰したくありません。
この日は朝食の後位からブルーな気分に拍車をかけるどしゃ降りの雨。
本気でオリエンタルに移る頃も考えましたが、荷物の事など考えると面倒だし。。。
改めて今後は快適にすごせるよう万全の体制にしますと言われ、そのままリッツに残る事に。
滞在中は要注意人物(?)になっちゃいました。
午後、外出から戻るとフルーツとチョコが届いてました。
この後は、ラウンジのスタッフは気を配ってくれるようになり、他の面については気になる事もありましたが、まぁ期待しても仕方ないしという気分になっていたので、諦めがついたというか。。。
ホスピタリティが代名詞のようなホテルで、期待しても・・・というのは寂しい限りなのですが。
もちろんサービスが悪いという事は決してありません。
レベルは高いと思いますので、ほとんどの宿泊される方は快適に過ごされていると思います。
ただ、今回私の場合はマニュアル以上でないという感じがしてしまい、特別な何かを感じるという場面はありませんでした。
チェックインがスムーズにできてれば、また違った感想になったのかもしれないので、最初の印象がいかに大切かと改めて思いました。
設備等のハード面はお部屋のベッドの位置は気になりましたが、広くてなかかなよかったです。
プールも回りに木々を配しているので街の真ん中にいながらリゾートっぽい雰囲気が感じられます。
お部屋やプールについては次回以降にご紹介します。