夫はB型肝炎による肝臓ガンを発症し、昨年余命1年以内と宣告されました。
最初の病院から「うちでは、もうこれ以上の治療は出来ません」と言われ、肝臓ガンの専門医の居る次の病院を紹介され入院しました。
次の病院でも40日ほど入院し治療を受けましたが、退院の日に「治療は成功していますが、腫瘍の悪性度が強く全く効果が出ていません。 2週間ほど身体を休めて、リフレッシュしてから、久留米大学病院に入院して放射線治療をしてみませんか」と言われました。
いくつかの治療をして、もう放射線治療が最後の治療なのですが、主人も私も、先生の言葉から希望を見出すことが出来ませんでした。
もちろん、私はお医者さんではなく神さまに期待していましたが、主人は病院の先生に期待していました。
ですから、主人の落ち込みは大きいものでした。
私は何としても久留米大学病院に入院する前に、テニスボールほどの2つの腫瘍と複数の小さな腫瘍が、小さくなって今の病院で通院しながら治療を受けれるように、そして神さまの完全な癒しがなされるように祈りました。
そして「この2週間、毎日手を置いて癒しの祈りをしよう」と決心しました。
そして、主人に「手を置いて祈っていいね❓」と聞きました。 主人は「いいよ」と言ってくれました。
いつも主人の態度が冷やかし半分だったので、癒しの祈りは気が進まず、あまりする事がなかったのです。
しかし、その時はテレビを消して真剣に祈る事が出来ました。 主人も黙って祈られていました。 こんな事は初めてでした。
抗がん剤の副作用で毎日熱が出で、熱を下げる薬を飲んでいますが、中々熱が下がらないようでした。
主人は「熱が下がらんけん、祈って。」と言うようになりました。 ある日の癒しの祈りの後「お前、同じ事を何度も祈るなぁ。 何回も同じ事を言うから、俺はてっきり神さまが耳が遠いのかと思ったぞ。」と言ったのです。
主人が初めて「神さま」と言ったのでビックリしました❗️ いつも「アーメンソーメン冷ソーメン」と言っていたので、主人の口から「神さま」という言葉を聞くとは思いませんでした。 本当に嬉しかったです。
主人の救いと、肝臓ガンの癒しを神さまに期待しています❗️
murakami